科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第275号 ◆  ━
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                             >>>2010/3/24発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   この3連休は、国際宇宙ステーションが見やすいとのことで、空を見上げ
   た人も多くいらっしゃったのでは?日本人宇宙飛行士も活躍してますよ。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 8,852人。
  
  
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   【1】科学技術館News
       新着情報・・・FOREST春休みワークショップ
               「FORESTQUEST―偏光板の秘密―」
       お知らせ・・・第13回ロボットグランプリ
              特別教室「サイクルサイエンス教室」
              「第51回科学技術映像祭」のご案内
              「今週のユニバース」
  
   【2】科学技術館Laboratory
       科学・技術よもやま話・・・「エネルギーって?」
       自然と友だち・・・「光の春・サクラ花咲く」
  
   【3】科学技術館Recommends
       科学の本の紹介・・・3月のテーマ「いのちのふしぎ」
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
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  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ FOREST春休みワークショップ
     「FORESTQUEST―偏光板の秘密―」 ■
  
    偏光メガネを使って、科学技術館FOREST内に隠された暗号(文字)
   を解読しよう。暗号を解いてお宝を発見だ!5階スタッフカウンターで、
   偏光メガネ受け取ったら、さぁ出発!
  
    開催日時:2010年4月3日(土)・4日(日)9時30分〜
    開催場所:5階FOREST
    参加人数:各日先着250名
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2010/03/post_244.php
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 第13回ロボットグランプリ ■
  
    1997年から始まったロボットの競技大会「ロボットグランプリ」
   を、今年も開催します。工学技術の面白さを体験できる「知的スポーツ」
   を皆さんも体験してみませんか?
  
    開 催 日:2010年3月27日(土)・28日(日)
    開催場所:科学技術館1階催物場
    参 加 費:無料(協議会観戦・併設ロボット展示見学)
    問合せ先:日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門
         担当:小重忠司 TEL:03−5360−3502
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2010/03/post_240.php
  
   ■ 特別教室「サイクルサイエンス教室」 ■
  
    身近な乗りもの「自転車」をテーマにその不思議に迫る!自転車のバラ
   ンスの秘密実験(どうして自転車は倒れないの?)、ハンドルの秘密や車
   輪の秘密実験など、実際の自転車を使って自転車の秘密をさぐってみまし
   ょう。パソコン上でオリジナル自転車も組み立てることができますよ!
  
    開催日時:2010年3月28日(日)
         10時〜12時、13時30分〜15時30分
    開催場所:4階 パソコン道場・宇宙の広場
    対  象:小学生3年生以上、保護者も参加可
    定  員:各回先着30名(開館時から会場にて受付)
    参 加 費:無料(入館料は必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2010/03/post_239.php
  
   ※この「サイクルサイエンス教室」は、競輪の補助金を受けて開催します。
    ◆夢の補助金RINGRINGプロジェクト
     http://ringring-keirin.jp/
    ◆競輪オフィシャルサイト
     http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/
  
   ■ 「第51回科学技術映像祭」のご案内 ■
  
    科学技術映像祭は、優れた科学技術に関する映像を選奨し、科学技術の
   普及と向上を図ることを目的として活動を続けています。50周年を機に
   今回の審査では、普及・活用による科学技術教養の向上の視点を加味しま
   した。
    入選作品発表上映会を、下記の通り開催いたします。素晴らしい作品を、
   この機会にぜひご覧ください。
  
    開催日時:2010年4月17日(土)10時〜
    開催場所:科学技術館 地階サイエンスホール
  
    上映会プログラム、開催予定の詳細は、下記のページをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    今週も、アメリカ合衆国のヤーキス天文台とインターネットで繋ぎ、ラ
   イブショー中にアメリカで見えている星空の様子や天文台で撮影した天体
   写真を送ってもらう「ライブ天体観測」コーナーを予定しています。日本
   の昼過ぎにアメリカの夜空もお楽しみください。
  
    案内役:伊藤 哲也さん(自然科学研究機構 国立天文台)
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ エネルギーって? ■
  
    科学技術館では、3月25日(木)〜28日(日)の四日間、エネルギ
   ーをテーマとしたイベント「エコ・エネルギー科学教室 なるほど・エネ
   ルギーひろば」※を開催します。いろいろ体験して、エネルギーを得るの
   がどんなに大変なのかを実感してみてください。
    そこで、今回はエネルギーのお話です。そもそも私たちが「エネルギー」
   と呼んでいるものは何でしょうか。一般的には「何かに働きかけたり、状
   態を変えようとするもの」です。科学では「物体に対して仕事をする能力」
   という意味で使います。
    さて、ここからは科学のお話です。「エネルギー」の意味を注意しなが
   ら読んでください。「仕事をする」とは、「力を加えて動かすこと」です。
   化石燃料・核燃料・水・風・太陽光はエネルギーの源であり、物体を動か
   す力を持っています。それぞれの力や仕事の単位(決まりごと)について、
   調べてみましょう。
  
   ●力とは
    「力」は、物体を動かすものです。身近な力は「重力」です。例えば重
   さ1kgの石は、地球の重力で常に下に向かって引っ張られています。こ
   の力の大きさを「1kg重」(いちきろぐらむじゅう)といいます。
   ●仕事とは
    「仕事」は、「力の方向に物を動かすこと」です。1kgの石を1m上
   に持ち上げるときの力の方向は上向きで、大きさは1kg重となります。
   仕事の量は「力の大きさ×動かした距離」と考えればよいのです。よって
   「1kg重・mの仕事」と表わされます。科学の世界ではもっと一般的な
   単位「J(ジュール)」がよく使われています。1Jは、0.102kg
   の水を1m上に持ち上げる仕事量にあたります。
   ●位置エネルギー
    高さ1mにある石は、仕事をする能力を持っています。これを「位置エ
   ネルギー」と呼びます。高さ1mから足の上に石を落とすと痛いですね。
   位置エネルギーは、持ち上げるのに必要な仕事の量と同じです。1kgの
   石が高さ1mにあれば、1kg重×1m=1kg重・mとなります。
   ●運動エネルギー
    思いきり速く投げたボールが背中にあたったら、「痛いー」とさけびま
   すよね。背中にぶつかったボールは動きが止まり下に落ちます。このよう
   に、運動している物体もエネルギーを持っています。これを「運動エネル
   ギー」と呼びます。
   ●熱エネルギー
    火にかけたヤカンから出てくる水蒸気は、フタを持ち上げたり笛を鳴ら
   したりする仕事をします。火力や原子力発電所では、この水蒸気で発電機
   を回しています。したがって、熱もエネルギーです。
   ●いろいろな種類のエネルギー
    1kgの石を高さ1mまで持ち上げるのが人間だったら、位置エネルギ
   ーを与えるのは「人力」ですが、人力エネルギーの元は、毎日食べている
   食べ物に蓄えられている「化学エネルギー」です。人間は、1日の食事で
   約1000万Jのエネルギーを得ています。さらに、食べ物となった小麦
   や米などは太陽光を主なエネルギー源としています。家畜のエサの植物も
   やはり太陽光を利用しています。太陽光は「光エネルギー」です。このよ
   うにエネルギーはさまざまな姿に変化することができます。
  
    突然話は変わりますが、前月の電気代はいくらでしたか?電力はkWh
   (キロワットアワー)で表します。1kWhとは、1000Wを1時間使
   ったときの合計エネルギーです。今回のイベントでは「電気料金を学ぼう」
   というワークショップがあります。前月の電気料金のお知らせを持ってぜ
   ひ参加してみてください。先月分の電力量を、自分で作り出す(1kWh
   は、102kgの荷物を3600m持ち上げることに相当します)とした
   ら、どれだけ仕事をしなければならないか計算してみてください。意外に
   大変なことがわかりますよ!
  
    執筆者:中島康隆 科学技術館事業部
  
   ※「エコ・エネルギー科学教室 なるほど・エネルギーひろば」はこちら
    をご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2010/03/post_236.php
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 光の春・サクラ花咲く ■
  
    春分のころ、ソメイヨシノも各地で開花し、まさに光の春を感じる季節
   です。野に出てみると、高くヒバリがさえずり、またウグイスの美声に足
   をとめ、・・・でも、声はすれど姿はなかなか見えません。
    足元の小さな花にはチョウやアブが訪れ、池にはおたまじゃくしが泳ぎ、
   その上をアメンボがすべり、気がつけば、なんと池畔のサクラの木に、空
   飛ぶ宝石といわれるカワセミの姿を発見。もう、心うきうき。本当に春を
   実感しています。
    さあ、あなたも春を探しに出かけましょう。
  
    「光の春・サクラ花咲く」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss60/
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中!
    ハンドブックのお求め方法
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    3月のテーマは「いのちのふしぎ」。いのちを未来へつないでいくため
   に、生きものは進化し続けています。今週は、そんな進化にまつわる絵本
   を紹介します。
  
   ■ 『パンダの手には、かくされたひみつがあった!』 ■
     山本省三 文 喜多村武 絵 遠藤秀紀 監修
     シリーズ名:動物ふしぎ発見 くもん出版 2007年
  
    竹を握って食べるパンダの姿はとっても愛らしいですね。でも、パンダ
   の手は、本来、ものを握るようにはできていません。そんな手でどうして
   竹が握れるのか?1930年頃、6本目の「にせの親指」が発見され、以
   来ずっとそれが人間の親指の役割をしていると考えられてきました。とこ
   ろが、それは人間のように動く指ではなく、パンダがものを握るためには、
   さらに別のしくみが必要だったのです。そのヒミツを見つけたのが、この
   絵本の監修者である遠藤秀紀さん。国立科学博物館の研究員をしていた遠
   藤さんが、上野動物園で死んだパンダの死体を解剖して、発見したのです。
   この世界的新発見を、自分の手を見るところから入って、進化にも触れ、
   小さい子にもわかりやすく紹介してあります。温かみのある絵とともに、
   新しいことを見つけるわくわく感が伝わってくる絵本です。
    遠藤さんのその他の発見を描いた同シリーズ「ゾウの長い鼻には、おど
   ろきのわけがある!」「すごい目玉をもったアザラシがいる」「ペンギン
   の体に、飛ぶしくみを見つけた!」「アリクイの口のなぞが、ついにとけ
   た!」もおすすめです。
  
    執筆者 伊藤紀久子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/8sekitsui/pandanote/pandanote.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆ 春休み特別展「パイロットにチャレンジ!!」
  
    所沢航空発祥100周年記念プレイベントとして、特別展を開催いたし
   ます。フライトシミュレータや、飛行機はなぜ飛べるのか?その疑問に答
   えてくれる揚力実験を体験してみよう!
  
    開催期間:2010年3月26日(金)〜4月4日(日)
    実施場所:展示館内
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆ カヌー体験乗船教室
  
    「海をあるく」そんな気分に浸れるのがカヌーの魅力かもしれません。
   自らの手で船を進め、浮力や復元性、方向転換など、船の基本的な知識を
   体験の中から学ぶことができる教室です。ぜひご参加ください。
  
    開催日時:2010年4月11日(日) 13時〜16時
    受付時間:12時45分〜 先着100名
    実施場所:体験教室プール
    参 加 費:無料(入館料は必要です)
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/sc_03/?p=17
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 伸びる、伸びる、東京スカイツリー ■
  
    3月17日の夕刻に、話題の東京スカイツリーの工事現場を見てきまし
   た。2008年7月に着工し、昨年の春に地上に姿を現し、1日1mほど
   のスピードで天に向かって伸び続けてきました。そして2月16日には
   300mを超え、3月17日には318mになっていたのです(写真1)。
    竣工予定は2011年12月。高さは634m。この数字は「ムサシ」
   と読めることから、東京、江戸、その前の武蔵国にあやかって、最終的に
   高さを決めたのだそうです。ちなみに、634mは、中国広州のテレビ塔
   (610m)より高く、自立式電波塔(テレビ塔)としては世界一とのこ
   と。
    テレビ塔の先輩格は東京タワー。高さ333mで1958年の完成当時
   は、パリのエッフェル塔(312m、1889年完成)を抜いて世界一で
   した。東京タワーというと、長い間、修学旅行の定番で、昇ったひとびと
   は、これまでに1億6,000万人(2009年)。もうひとつ、ゴジラ、
   モスラ、ガメラなど怪獣アニメ映画にとって欠かせない存在でした。つけ
   加えるなら、長大な構造物の例として、東京駅(330m、1914年―
   ―現在復原工事中)、戦艦大和(263m、1941年)、マンモスタン
   カー日章丸(291m、1962年)などとともに、東京タワーもよく登
   場したものです。
    東京タワーは、エッフェル塔と同様に、鉄骨をリベットで固定して組み
   上げましたから、その姿を見ると、ゴツゴツとしていて全身に力強さがみ
   なぎっている印象を受けますが、今度の東京スカイツリーは、「高硬度鋼
   管」、つまり巨大な鉄のパイプを三角形に繋ぎ合わせた「トラス構造」を
   採用しています。その接合は熔接で、その表面は実にすっきりとしていま
   す。完成予想図を見たかぎりでは、スマートそのもので、やさしいという
   より、ちょっと華奢なイメージを受けていたのですが・・・。
    さて、建設現場に行ってみると、その印象は一気に払拭されました。タ
   ワーは3本足で立っており、その足(鼎(かなえ)といいます)は、直径
   2.3m、厚さ10cmの巨大な鋼管からできています。この様には、ま
   ったくもって圧倒されます(写真2)。
    土台から立ち上がった鋼管は、地上50mの部分で繋ぎ合わされます。
   そして土台のところで、三角形だった断面は、高くなるにつれて次第に円
   くなっていきます(写真3)。その優雅な曲線が、日本古来の建築物に見
   られる「てりむくり(照り起くり)」を想起させるといわれています
   (「てり」は「反り」、「むくり」はゆるやかな起き上がりのことをいい、
   たとえば、日光東照宮の陽明門の屋根を思い浮かべてください)。
    ところで三重塔や五重塔は、地震国ニッポンにあって、地震で倒壊する
   こともなく、千年以上にわたって立っています。この塔のなかには、心柱
   が貫いており、塔が揺れたときには、各階層と心柱との相互作用によって
   揺れを低減する役割があると考えられています。東京スカイツリーでは、
   その制振システムを現代に再現しているといいます。日本が世界に誇る最
   新の鉄鋼技術、熔接技術、建築技術と、日本古来の建築様式、建築技術が
   融合したものが、東京スカイツリーだというわけです。なんだか、ワクワ
   クしてきませんか(注1)。
    東京スカイツリーは、もちろん、テレビの放送塔としての役割が第一で
   すが、この地域にあって「街起こし」の役目も担っています。名づけて
   Rising East プロジェクト(注2)。
    江戸時代には、江戸城が街の中心でした。科学技術館のある「北の丸」
   は江戸城の楼閣のひとつでした。しかし、「丸の内」にあった都庁は、
   1991年に西新宿に移転するなど、東京の街の「重心」は、西へ、西へ、
   と移動しています。このプロジェクトは、その流れを変えようとする下町
   のひとびとの心意気が込められています。東京スカイツリーを間近で見学
   することができるように、ギャラリーが設けられています(注3)。
  
                        (企画広報室 吉田 浄)
  
    写真1〜3:http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/275/275.pdf
  
    東京スカイツリーについては、
    注1.東京スカイツリーのホームページ
       http://www.tokyo-skytree.jp/
       建築技術については、大林組のホームページ
       http://www.skytree-obayashi.com/index.html
       設計技術については、日建設計のホームページ
       http://www.nikken.co.jp/ja/skytree/
    注2.Rising East プロジェクトについては、
       http://www.rising-east.jp/
    注3.ギャラリーについては、
       http://www.tokyo-skytree.jp/about/plaza.html
       を見てください。
  
  
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  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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