科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第296号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2010/8/25発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 処暑を過ぎたというのに暑さの峠はまだ越していないようです。でも秋の 虫たちは待ちきれずに鳴きだしています。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 9,201人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館最新情報 新着情報・・・「8月28日(土)〜29日(日) の周辺混雑について」 「まっくら体験イベント 〜シカクい部屋には視覚がない」 「今週のユニバース」 【2】科学技術館ラボラトリー 科学・技術よもやま話・・・「NO.1の定義」 自然と友だち・・・「夏の虫(3)」 【3】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・・今月のテーマ「野菜の本」 【4】科学技術館ニュース お知らせ・・・「サイエンスフィルムカフェ2010 〜科学映像がおもしろい〜」 浮遊映像表示モニター 「フローティングビジョン」を体験しよう 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 8月28日(土)〜29日(日)の周辺混雑について ■ 8月28日(土)〜29日(日)に日本武道館を会場にした「24時間 テレビ」が開催されます。このため、8月28日(土)午後から29日 (日)夜にかけて、北の丸公園の内部や周辺で相当の混雑が予想されます。 例年の傾向ですと、日曜日は九段下駅周辺も混雑が予想されますので科学 技術館にお越しの際は、ご注意ください。 ■ まっくら体験イベント〜シカクい部屋には視覚がない ■ 5階FORESTに小さなまっくら部屋が出現するよ! 中に入るとどんな感じがするのか、手や耳、鼻を使って体験してみよう。 お化けやしきではありませんから、どんどん参加してくださいね。 開催期間:9月3日(金)〜6日(月) 開催時間:10時〜12時、12時45分〜15時30分 (最終日9月6日は、15時まで) ※体験時間は、1回5分程度です。 場 所:5階FOREST 対 象:どなたでも参加できます。ただし、小学生未満のお子様は、 保護者と一緒にご参加ください。 詳細はこちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2010/07/post_296.php ■ 今週のユニバース ■ 土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 今週も、アメリカ合衆国のヤーキス天文台とインターネットで繋ぎ、ラ イブショー中にアメリカで見えている星空の様子や天文台で撮影した天体 写真を送ってもらう「ライブ天体観測」コーナーを予定しています。日本 の昼過ぎにアメリカの夜空もお楽しみください。 案内役:半田 利弘さん(東京大学) 科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、 http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ NO.1の定義 ■ 「競泳 パンパシフィック選手権 男子200メートル平泳ぎで、北島 康介選手が圧勝。100メートルと合わせて2冠に輝き、2種目連続で今 季世界最高を叩きだした」というニュースが流れました。レース内容は、 100、200メートルともに、予選から1度もトップを譲らず、200 メートル決勝では2位に1秒61の大差をつけて圧勝しました。2004 年のアテネ五輪、2008年の北京五輪でも100、200メートルの2 種目を制していて、今でも圧倒的な強さを誇っています。まさに真のNO. 1といえるのではないでしょうか。 イギリスのフレデリック・ランチェテスターが定義するNO.1とは1 位の中の1位で、2位に1.7倍差(√3)以上をつけた圧倒的なNO. 1を意味するそうです。このような圧倒的なNO.1を他のスポーツ界で 探してみると・・・野球メジャーリーグではシアトルマリナーズのイチロ ー。9年連続200安打達成のメジャーリーグ史上初となる大記録で、現 在10年連続に向けて突き進んでいます。大相撲界では史上初となる3場 所連続15戦全勝で優勝を飾った横綱の白鵬でしょう。日本の力士でいう と大鵬や千代の富士ではないでしょうか。 次に圧倒的な世界シェアNO.1のMADE IN JAPAN製品で 探してみると意外にあることに気がつきます。皆さんがよく知っていると ころでは、任天堂の携帯型ゲーム機。日本国内でのシェアは5割、アメリ カ市場では6割を超えています。そしてゲーム機や携帯電話に欠かせない リチウム・イオン電池の電気メーカー・シェア(2009年6月経済産業 省資料)では、三洋電機27%、ソニー19%、パナソニック10%で日 本企業が圧倒的な強さを発揮しています。ニッチな部分で探してみると・ ・・ハリウッド御用達の白鳳堂の化粧筆。広島で生産され、化粧品大手に 化粧筆を供給し、世界シェア5割強を握っています。先日、世界一受けた い授業でも放送されましたが、上海万博、東京ドームなどで使われている テントを製造している太陽工業は、世界シェアで70%あり、他の企業の 追随を許さず2位以下を大きく突き離しています。他にはオートバイレー ス用のヘルメットを製造しているSHOEIなどがあげられます。 スポーツ界でも経済界でも圧倒的なNO.1になるのは、容易なことで はありません。目標を明確にして、日々努力しながら技術を磨き、経験と 実績を積み重ね、運も味方につけることでNO.1に近づくことはできる かもしれません。もしNO.1になれたとしても、それを維持しながら、 その先にある圧倒的なNO.1になることはかなり難しいでしょう。皆さ んも圧倒的なNO.1になった人や企業を探して、なぜNO.1になった のか、そしてなぜNO.1になり続けていられるのか、その過程を少し考 えてみてはいかがでしょうか? 執筆者:木下載之 科学技術館事業部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ◆ 自然と友だち ■ 夏の虫(3) ■ 今年の夏は、連日30℃を超す全国的に格別の猛暑の日々が続いていま す。セミたちは、我が世の夏とばかり朝早くから鳴き声を響かせています。 ことに、南国のセミ、クマゼミの声も東京付近でしばしば記録されました。 いつもは声はすれど、姿はなかなか見つからなかったクマゼミを今夏は写 真に撮り、ついに採集できました。 あまりにも強い直射日光を避けて、木かげを飛ぶチョウの姿や、草むら では、バッタやカマキリもいよいよ成虫に脱皮し、飛ぶ姿も見られました。 「夏の虫(3)」の写真 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss70/ 執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師 「自然と友だち」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html ★ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中! 「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」が東京国立近代美術館ミュージ アムショップでもお買い求めいただけるようになりました。科学技術館1 Fミュージアムショップ、北の丸休憩所(ザ・フォレスト北の丸)に加え、 北の丸公園内の販売箇所3店めとなります。 郵送をご希望の方は、こちらから http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 野菜で実験ができるの? すぐにやってみたくなる実験の本を紹介しま す。 ■ 『かんたんにできる野菜の実験と観察(1)(2)』 ■ 伊東正 監修 遊んで学ぶ野菜の本/偕成社/ 2001年3月/2,940円 毎日なにげなく食べていて、よく知っているはずの野菜たち。でも、畑 にいるときの姿は?花は?タネってどんな形?意外に知らないことがいっ ぱいです。この本は、こうした疑問をどんどん解決してくれます。私たち が食べているのは、葉、茎、根、つぼみ・・・どこの部分なのか?そんな ことについても、野菜をさっくり「解剖」した写真でわかりやすく説明し ています。さらに、野菜を使った簡単な実験、例えば根はどこが成長する のかを調べる方法、酸とアルカリを調べる試薬をナスの皮でつくる方法な ども載っているので、ぜひこれを見て実験してみてください。スーパーや 八百屋さんの店先に並んでいる野菜が、ぐっと身近に感じられることでし ょう。 執筆者:原田佐和子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/1nyuumon/yasainojikken/yasainojikken.html ★科学読物研究会では、科学の本のガイドブック『科学の本っておもし ろい2003〜2009』(連合出版・1500+税)を出版しまし た。会員が科学の本500冊以上を紹介しています。科学技術館2F サイエンス・ライブラリーにおいてあります。来館時には、どうぞ手 にとってみてください。 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ サイエンスフィルムカフェ2010 〜科学映像がおもしろい〜 ■ 科学技術映像祭入選作品及び科学映像クリエータなどの映像作品上映と トークショーなどを行います。自然・くらしの不思議・脅威、科学や理科 の楽しさにふれてみませんか。 実施期間:9月18日(土)〜9月20日(月・祝) 場 所:科学技術館4階 宇宙のひろば 参加費用:無料(入館料は必要です) 定 員:60名 申込方法:参加プログラム名ごとに、参加者氏名・年齢(2名まで)、 eメールアドレス、電話番号を明記のうえ、 filmfest@jsf.or.jp にお送りください。 申込期限:8月31日(火)17時 ※申込多数の場合は抽選のうえ、eメールにて参加通知を送 付します。 プログラム内容などの詳細はこちらをご覧ください。 http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/ ■ 浮遊映像表示モニター 「フローティングビジョン」を体験しよう ■ 専用のメガネなしで空中に浮かんだ映像を楽しむことができる、まった く新しい浮遊映像表示モニターです。開発者ご自身から開発の意図、浮遊 映像を表示する仕組みについて、簡単な資料や実験演示などを通じて解説 いたします。 開 催 日:9月11日(土) 開催時間:10時〜、14時〜(各回約2時間) 開催場所:4階D室工作室 定 員:各回10組(小学生1名と保護者1名のペア) 参 加 費:無料(入館料は必要です) 申込方法:往復はがきのみ(定員を超えた場合は抽選になります) 申込期限:8月31日(火)当日消印有効 詳細はこちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2010/07/post_297.php ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆「オリジナル・キーホルダーを作ろう」開催のお知らせ 透明プラスチック板にマジックで自由に絵を描き、トースターで温める と1/6程度に縮みます。金具をつけて、オリジナル・キーホルダーを作 ってみよう!! 開 催 日:8月29日(日) 開催時間:10時〜16時(昼休憩12時〜13時) 開催場所:展示館1階 参 加 費:無料(入館料は必要です。2回目以降は1回50円) 定 員:先着200名(1回につき15名、制作時間約30分) 詳細はこちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1 ■ 船の科学館 ■ ☆「海の男のギャラリートーク」開催中 船の科学館ボランティアによる「海の男のギャラリートーク」です。 9月までは海難をテーマにお話しいたします。経験豊かな海の男たちの 語りをお楽しみください。 開催期間:7月17日(土)〜10月30日(土)〔全16回〕 時 間:14時〜 (約30分) 場 所:船の科学館(展示場及び読書ルーム) *詳細は当日ご案内します。 次回は8月28日(土)「船の衝突の話〜最近の衝突事故〜」です。 詳細は、以下のホームページをご覧ください。 http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=322 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 奥多摩も暑かった ■ 先日、ドライブがてらに奥多摩湖(小河内貯水池)に行きました。途中 の梅郷あたりでちょっと渋滞していましたが、国道411号線と吉野街道 は混んでおらず順調でした。沿線には、梅郷以外にも青梅きもの博物館や 吉川英治記念館、櫛かんざし美術館などおもしろそうな館があり、今度覗 いてみようと思いました。 小河内ダムに到着したものの、駐車場は満杯に近い状態で、結構人が来 ていました。車を降りると、都内よりは涼しいかと思いきや、さにあらず、 もあぁぁっとしていてとても涼をとることはできませんでした。日原鍾乳 洞にいけばよかったと思いましたが、せっかくなので奥多摩湖を見学する ことにしました。奥多摩湖は、小河内ダム築造に伴ってできた人造湖で、 水道専用のダムとしては国内最大のダムだそうです。 まず、近くにあった奥多摩水と緑のふれあい館を見学。奥多摩の歴史を 紹介するコーナーと水やダムに関するコーナーがあり、らせんをのぼって いく感じで各コーナーを見学するつくりになっていました。メガネをかけ て見る3Dシアターや水の循環を模式的にみせるボールサーカスなどがあ り、見入ってしまい一時間程過ごしました。 その後外に出て湖に向かいました。猛暑が続く中、湖面の水位は低くな っているかと見てみたら、かなりの水位を保っていました(帰宅後ネット で調べたところ、八十数パーセントの貯水率でした)。奥多摩湖の南湖畔 には奥多摩湖いこいの路があるそうですが、時間もないので(気温が高く 体力的にもつらいので)、今回はパスしました。他にも水源地ふれあいの 道などがあり眺望も望めるので、次回来たときに歩いてみたくなりました。 早く、散策やハイキングができる気候になるとよいですね。 (企画広報室 高原章仁) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 科学技術館のイベント情報などをタイムリーにお届けする、科学技術館 ケータイメルマガの登録はこちらから。 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/m/mm.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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