科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第305号 ◆  ━
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                             >>>2010/11/2発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   もうすぐ立冬。暦の上では冬に入ってしまいます。夏が暑過ぎた分、から
   だは寒さに慣れていないかも。体調管理に気をつけましょう。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 9,305人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・「ワクエコ・カーモデラー教室」参加者募集!
              「日本IBM TryScience実験教室」
              「今週のユニバース」
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「自分の耳で違いがわかりますか」
       科学技術“感”をきたえよう!
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・今月のテーマ「暗闇とあかり」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・「ウインター・サイエンスキャンプ'10−'11」
              「武士の家計簿」の
                  バリアフリー作品上映試写会のお知らせ
              「サイエンスアゴラ2010」
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 「ワクエコ・カーモデラー教室」参加者募集! ■
  
    市販されている自動車のデザインを造るプロのカーモデラーと一緒に、
   モデル専用の粘土を削りながら自動車のデザインを造っていくクレイモデ
   ル造形に挑戦し、モデル造形を体験学習できる教室です。
    教室への参加希望の方は往復はがきにて、お申し込みください。
  
    開 催 日:11月23日(火・祝)
    開催時間:10時〜12時30分(午前の部)
         13時30分〜16時(午後の部)
    開催場所:2階D室 ワクエコ・モーターランド
    対  象:小・中学生(小学1〜3年生は、保護者の同伴が必要です)
    参 加 費:無料(参加者は入館料も無料、同伴者は有料です)
    募集人数:各回9名(応募多数の場合には抽選となります)
    申込締切:11月15日(月)必着
  
    ※本教室は前回9月23日(祝)に開催したものと同一の内容です。
     前回ご参加の方はご応募いただけません。
  
    申込方法などの詳細は、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2010/11/post_322.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 11月 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回、日曜日に
   開催しています。
  
    開催日時:11月14日(日)13時〜16時
    開催場所:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2010/10/post_320.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
    案内役:大朝 由美子さん(埼玉大学)
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 自分の耳で違いがわかりますか ■
  
    音楽には音階という音の高さの並びがあります。小学校の音楽の時間に
   習った、ドとレのあいだは全音で、ミとファのあいだは半音というあれで
   す。ピアノの鍵盤を見慣れていればどこが全音でどこが半音かは一目瞭然
   なのですが、当時ピアノのような鍵盤楽器に興味がなかった私は、五線譜
   を見ながらどうしてそんな区別があるのか、よくわかりませんでした。現
   在の小学生は鍵盤ハーモニカを演奏する機会があるので、そんなことはな
   いのでしょう。
    音は空気の振動で楽器から耳に伝わります。その振動の違いが音の違い
   になるのですが、それを決めるのは音の強さ、音の高さ、音色(ねいろ)
   の3要素です。この3要素で音が決まってしまいます。
    今回はこの中で音の高さについて取りあげてみたいと思います。音の高
   さとは、空気が振動する回数(周波数)で決まり、周波数が少ないと低く
   聞こえ、周波数が多いと高く聞こえます。この周波数をあらわす単位はヘ
   ルツ(Hz)で、1秒間に振動する回数を示しています。そして、標準音
   としてラの音が440Hzと1939年に決められました(※1)。この
   ラの音より1オクターブ高いラの音の周波数は、2倍の880Hz、1オ
   クターブ低いラの音の周波数は、1/2の220Hzになります。
    ところで、和音あるいはコードという言葉を聞いたことがありますか。
   3つ以上の高さの音が同時に響くことをいいます。その中でドミソとかフ
   ァラド、ソシレなど心地よく響くものがあります。これは3つの音の周波
   数の比が4:5:6などと簡単な整数比の組み合わせで表現できるものが
   該当します。ファラドの場合、ラの音を基準にするとファの音は4/5倍
   の352Hz、ドの音は1.2倍の528Hzになります。ところが一般
   的なピアノの音はそうはなっていないのです。ラの音が440Hzであれ
   ば、ファの音は349Hz、ドの音は523Hzと微妙に違うのです。
    なぜこんな違いがあるのでしょうか。これは純正律と平均律の違いとな
   ります。周波数の関係が簡単な整数比であれば、心地よい響きになります。
   そこで周波数の比が簡単な整数比になるように音階を決めたのが純正律で
   す。ところが純正律は、音階上での音と音の間隔(周波数比)が均等では
   ないので、転調すると正しい音階にならなくなるという欠点があります。
   では、自由に転調ができるにはどうしたらよいのでしょうか。そこで考え
   出されたのが平均律です。これは、1オクターブ間の比を数学的に12
   (黒鍵を含む1オクターブ分の鍵の数)等分して半音を決めるもので、す
   べての半音が同じ周波数比(≒1.0594)となります。つまり、常に
   全音が半音2つ分になるので、黒鍵を含むどの鍵を“ド”の音としてもド
   レミファソラシドの音階(ミとファ、シとドのあいだだけが半音でのこり
   は全音とする)がつくれるようになります(※2)。そのかわり、和音を
   奏でる時に周波数の比が簡単な整数比にならず、本来の心地よい響きと微
   妙に異なってしまうのです。
    ところで、この違いを自分の耳で聞き分けることができますか。
  
   ※1)ピアノの鍵盤にはラの音がいっぱいありますが、どの位置のものな
      のかはご自分で調べてみてください。
   ※2)ソの音をはじめの音として、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファの右側の黒
      鍵、ソと叩くとドレミファソラシドに聞こえませんか。白鍵でドレ
      ミファソラシドと弾くのがハ長調、ソの音をドの音としてドレミフ
      ァソラシドと弾くのがト長調です。五線譜ではファの位置に#(シ
      ャープ)が付きますね。
  
    執筆者:高原章仁 企画広報室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 科学技術“感”をきたえよう!
  
    〜お熱いのがお嫌い の巻〜
  
    「フェライト」、「ネオジム」、「アルニコ」
    “たかい”順にならべてください。
  
    ヒントとこたえは、こちらのホームページをご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/00_info/kagakugijutukan/kagi-kan.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    晩秋の日は短く、ほんとうに釣瓶(つるべ)を落とすように暮れてしま
   います。
    今月のテーマは、〔暗闇とあかり〕です。暗いと気持ちまでしんと静か
   になります。あかりがあると、心も明るくなります。人の暮らしに昔も今
   も影響してきた暗闇とあかりを、もういちど感じて、考えてみませんか。
    第一週は、暗闇を取りあげた本を紹介します。
  
   ■ 『くらやみでも へっちゃら』 ■
     桃井和馬 文・ 長野ヒデ子 絵  かがくだいすき 大日本図書
     2000年3月1日  1,333円+税
  
    まっくらやみだからこそ、見えてくるいろいろなこと・・いつものお菓
   子や飲みものは、暗闇で味わうと、あれれ、いつもとちょっと違う。お父
   さんやお母さんの化粧品のにおいも、こんなに強かったのかな。この絵本
   のように暗闇にいったら、子どもは「暗いと怖い」と思うでしょう。一緒
   にいて守ってくれる大人の温かさや、自分のもっている五感の存在に気づ
   くでしょう。現代の明るすぎる夜を見直して、暗い夜のもつ意味を考えさ
   せてくれる絵本です。
    電気のない生活の中で、暗闇と上手につき合う各地の人たちのことも紹
   介しています。囲炉裏(いろり)の火を囲んで家族や村の人たちが集い、
   お話を楽しんだり村の言い伝えを語ったりする暮らしは、闇の中で火に照
   らされ、みんなの顔がくっきりと見えるので、相手の気持ちや体調までも
   わかります。心を静かにして耳を澄まし、肌やにおいで記憶に刻むことも
   あるでしょう。
    暗闇があるから光の明るさに感謝し、闇の中に人間以上の何かを感じて、
   畏れ敬い謙虚に身を律し、子どもを危険から守り、慈しんで暮しました。
   この絵本を、家族みんなで読んでみてください。そして、電気を消して・
   ・・家族で交わすおしゃべりも増えるといいですね。
  
    執筆者:かしわざきひさこ 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/1nyuumon/kurayami/kurayami.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
     「ウインター・サイエンスキャンプ'10−'11」参加者募集中 ■
  
    ウインター・サイエンスキャンプ'10−'11は先進的な研究テーマに
   取り組んでいる日本各地の大学・公的機関(10会場)で、冬休み期間中
   に本格的な実験・実習が受けられる、高校生のための科学技術体験合宿プ
   ログラムです。
    実際の研究開発現場に触れ、将来の参考となるよい機会です。高校生の
   みなさん、興味のあるプログラムにぜひご応募ください。
  
    開催期間:12月23日〜2011年1月7日の期間中の2泊3日
    会  場:大学、公的機関(10会場)
    定  員:受け入れ会場ごとに10〜20名(合計158名)
         ※前年度平均応募倍率3.1倍
    参 加 費:無料(自宅と会場間の往復交通費は自己負担。宿舎・食事は
         用意します)
    応募締切:11月9日(火)郵送必着
  
    プログラムや応募方法など、詳しくは、こちらをご覧ください。
    サイエンスキャンプ事務局ホームページ http://ppd.jsf.or.jp/camp/
  
   ■ 「武士の家計簿」のバリアフリー作品上映試写会のお知らせ ■
  
    このたび、当館では社会貢献活動として映画のバリアフリー化に積極的
   に取り組んでいる住友商事株式会社の協力を得て、12月4日より公開さ
   れる「武士の家計簿」のバリアフリー作品の上映会を開催いたします。
    また、この作品の音声ガイド・字幕制作については中学校2年生がワー
   クショップへの参加を通じて関わっています。その様子はこちらをご覧く
   ださい。 http://ch.yahoo.co.jp/bushikake/index.php?itemid=6
  
    開催日時:11月23日(火・祝)17時30分開場 18時開演
                    20時30分終演予定
    場  所:当館地下2階 サイエンスホール
    参 加 費:無料
    定  員:200名
    応募方法:往復はがき(※)にてご応募ください
    応募締切:11月10日(水)(当日消印有効)
  
    ※応募方法など詳細については、こちらをご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/304/304.htm
  
   ■ 「サイエンスアゴラ2010
            〜未来へつなぐ科学のひろば〜」開催のお知らせ ■
  
    サイエンスアゴラとは、サイエンスをとおしてみんなとつながる広場で
   す。サイエンスに触れながら、おもしろいところ、よいところ、役に立つ
   ところを見つけ、さらにこれからのことを、一緒に楽しみ、語り合い、共
   有する多彩なイベントです。
    小学生や親子づれが参加できる楽しいサイエンスショーや工作教室、実
   演実験から中高生や大人向けのワークショップ、サイエンスカフェ、ミニ
   シンポジウム、トークセッション、ブース・ポスター展示などの催しが全
   部で100以上開催されます。
    皆さんの興味のあるプログラムを見つけて、ぜひ遊びに来てください!
  
    開催日時:11月19日(金)〜21日(日)10時〜17時
        ※19日は開幕シンポジウム(15時〜17時)のみ
    場  所:国際研究交流大学村(東京・お台場)
         (日本科学未来館、東京国際交流館、産業技術総合研究所
          臨海副都心センター)
    参 加 費:無料(一部材料費などの実費をいただく場合があります)
    主  催:独立行政法人科学技術振興機構(JST)
    共  催:日本学術会議、独立行政法人産業技術総合研究所、
         国際研究交流大学村
    お問い合せ:独立行政法人科学技術振興機構 科学ネットワーク部
          電 話 03−5214−7625
          FAX 03−5214−8088
          電子メールagora@jst.go.jp
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.scienceagora.org/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆公開講座「フライトを『作る』 〜女性パイロット・運航管理者
        (ディスパッチャー)が語る安全・快適〜」のお知らせ
  
    安全・快適なフライトは偶然に達成できるものではありません。パイロッ
   トと運航管理者(ディスパッチャー)が知識と経験を活用し、意見を交換
   しながら「つくりあげる」ものなのです。100年前には存在しなかった
   女性パイロットと運航管理者が現代の安全・快適なフライトにおけるそれ
   ぞれの役割や仕事の魅力などを紹介します。
  
    日時:11月28日(土)13時〜15時30分
    場所:1階研修室
    参加費:無料(入館料は必要です)
    定員:60名
    講師:立川円氏(日本航空運航本部 767運航乗員部 副操縦士)
       宮本真理子氏(日本航空オペレーションコントロールセンター
              運航管理室欧州・米州グループ 航務管理者)
    参加方法:往復はがき、もしくはウェブでお申し込みください。
    申込締切:11月18日(木) 往復はがきの場合、当日必着
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆「商船模型同好会作品展」開催のお知らせ
  
    精密につくられた商船模型の展示や、模型の製作法などの資料公開及び
   実演を実施いたします。皆様のお越しをお待ちしております。
  
    開催日時:11月13日(土)13時〜17時
            14日(日)10時〜16時
    場所:本館1階オーロラホール
    参加費:無料
    主催:商船模型同好会
    共催:財団法人 日本海事科学振興財団(船の科学館)
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=357
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ ランドセルも国際化 ■
  
    我が家の5歳児、来年から小学生なので現在ランドセルを選定中です。
   今時のランドセルの流行りは大型化なのだとか。背負いやすさもさること
   ながら、A4のファイル、さらにはA4の綴じ込みファイルが入るかどう
   かが鍵なのだそうです。
    従来学校の教科書やノート、というか日本では、公用文も何もかもみん
   なB判の紙でできていました。しかし国際化の影響で、今やA判が主に使
   われています。実際、科学技術館の中でやり取りされる紙の文章、さらに
   は官公庁から出される文章もほとんどがA判で、B判の紙は絶滅危惧種で
   めったに見かけません。ところが、学校では、まだまだ教科書もノートも、
   そしてプリントもB判が残っているそうです。そして何よりこれらを入れ
   るランドセルも昔のままにB判、実際にはB5がガタつきなくおさまる、
   そして余裕を持たせている部分でなんとかA4の教科書がノートが収まる
   というサイズなんだそうです。実用という点で言うと、A4サイズの教科
   書は入るものの、A4サイズの教科書よりちょっと大きい、周囲にマチの
   あるような市販のクリアファイルは曲げないと入らないものが多いとか。
   微妙ですね。学校で配布されるプリントの類をクリアファイルに入れよう
   とするとランドセルに入らないということが現実に起こっているそうです。
    そこでランドセルもようやく国際化の波を受け、ここ数年、大型化を始
   めたのだそうです。A4サイズの市販のクリアファイルが入るようにラン
   ドセルを大きくしたり、A4の紙の綴じ込みファイルも入るようにさらに
   大きくしたり、あるいは、ランドセルを大型化するのではなく市販のA4
   クリアファイルよりひとまわり小さいクリアファイルをランドセルとセッ
   トで販売するなどなど・・・各メーカーがかなり工夫をしております。ど
   れがよいのか、親としては迷うところです。A4綴じ込みファイルぐらい
   は入らないと困るなと思う半面、ランドセルが大きくなると必然的に重く
   なりますし、B5の教科書やノートはランドセルの中で収まりが悪くなり、
   ランドセルを背負ったまま走ったりすると暴れるかとも思います。とはい
   っても6年間使う、つまり6年後を考えると、A4の紙の綴じ込みファイ
   ルぐらい入るのが当たり前とも考えてしまい悩みがつきないところです。
    ちなみに我が家の5歳児は、「背負いやすければどれでもいいよ」と言
   っております。毎日使う道具ですから、結構これが事の本質をついている
   のかとも思う次第です。
  
                        (企画広報室 田代英俊)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
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