科学技術館メールマガジン バックナンバー |
---|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第331号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2011/6/1発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 きょうはねじの日。ねじは締めつけて固定するだけではなく、ものともの をつないだり、ものを圧搾(あっさく)したりといろいろな働きをします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 9,589人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館最新情報 新着情報・・・「雨をガラスにアートしよう」 ―チャレンジ! ガラス絵― 「日本IBM TryScience実験教室」 「今週のユニバース」 【2】科学技術館ラボラトリー 科学・技術よもやま話・・・「もうかるギャンブルはどっちだ」 科学技術“感”をきたえよう! 【3】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・・今号のテーマ「森林」 【4】科学技術館ニュース お知らせ・・・「サマー・サイエンスキャンプ2011」 参加者募集中 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館 イベント情報・・・「わかろう医学 つくろう!健康 EXPO2011」 ウェブ&体験博覧会のご案内 ※6月の休館日は1日(水)、8日(水)、15日(水)、 22日(水)、29日(水)です。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 「雨をガラスにアートしよう」―チャレンジ! ガラス絵― ■ 透明な板ガラスの裏面に、アクリル絵の具を用い、ローラーや扇筆など を使って五感で感じた雨のイメージをアートしてみよう。 仕上げは白い額に入れて表面から鑑賞します。ガラス越しの色は鮮やか に輝いて見えます。 日 時:6月12日(日)13時30分〜14時30分 場 所:2階C室イベントホール 主 催:林檎の会、科学技術館 定 員:20名 費 用:1,800円(入館料は別途必要です) 参加方法:当日13時より2階イベントホールにて整理券を配布します。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2011/06/post_394.php ■ 日本IBM TryScience実験教室 6月 ■ 「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回、日曜日に 開催しています。 開催日時:6月12日(日)13時〜16時 開催場所:4階D室 イベントホール 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2011/06/post_391.php ■ 今週のユニバース ■ 土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 「ゲストコーナー」では、今回の地震について研究者の目からお話しい ただく予定です。 案内役:大朝 由美子さん(埼玉大学) ゲスト:松多 信尚さん(名古屋大学 大学院環境学研究科附属地震火山・防災研究センター) 科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、 http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ もうかるギャンブルはどっちだ ■ 楽してもうけたい、そう思っているそこのあなたに問題です。次のうち、 もうかるギャンブルはどっちでしょうか? A.サイコロ サイコロを1回振ります。1が出たら50円あげます。 B.トランプ シャッフルしてから、一番上をめくってA,J,Q,Kのどれかだった ら40円あげます。 サイコロもトランプも参加費は1回10円、何回参加してもOKです。 最初は200円持っています。お金がなくなったらゲームオーバー。300 円より多くなったらクリアです。もうかると思う方を選んで、実際にやっ てみてくださいね。おもちゃのお金でもいいですし、おはじきとかで代用 してもいいですよ。お子さんと一緒にやっても盛りあがりますよ。 実は、実際にやらなくてもどっちがもうかるかわかります。それが期待 値という考え方です。数学者のパスカルが、友人からギャンブルの話を聞 いて、考えたといわれています。期待値は高校で習いますが、簡単に言う と「当りの確率×賞金」が参加費より高い場合は、もうかるギャンブルと いうことです。 サイコロの場合、1が出る確率は6分の1で約0.17、賞金は50円 トランプの場合、A,J,Q,Kが出る確率は13分の4で約0.31、 賞金は40円 続きの計算(掛け算するだけ)はご自身でやってみて、実際のギャンブ ル結果と比較してみてくださいね。エッ、計算が面倒?イヤイヤ、掛け算 するだけですよ。ここで、しっかり計算したり実際にやって確かめたりす ると、今後ギャンブルで大失敗することがなくなると思えば、計算するく らい、たいした手間じゃないと思いますよ〜 執筆者:森川 聡 サイエンス友の会外部講師 兼 算数ゲーム研究所キュリオキッズ 代表 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ◆ 科学技術“感”をきたえよう! 〜さかあがりが得意な列車? の巻〜 「箱根」、「黒部峡谷」、「大井川」 “きつい”順にならべてください。 ヒントとこたえは、こちらのホームページをご覧ください。 http://www2.jsf.or.jp/00_info/kagakugijutukan/kagi-kan.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今年は国連がきめた国際森林年です。この森林に関する本をご紹介して きましたが、今回が最終回となりました。日本独自の里山の保全は、国際 森林年の柱の1つです。今週は、この里山についての本をご紹介します。 ■ 『里山いきもの図鑑』 ■ 今森光彦/童心社/2008年7月/2,200円(税抜) この本は子ども向けのガイドブックで、里山に出かける時に持っていく のにちょうどいい大きさです。季節ごとに里山の田んぼや雑木林、水辺、 奥山などで観察できるいきものを美しい写真と解説文で紹介しています。 ただし、「図鑑」といっても、◯◯属や◯◯目などの難しい分類や、雌 雄の大きさ・生息地など、ふつうの図鑑に書いてあることはほとんど書い てありません。それでは、なにが書いてあるのでしょうか? それは、瑞々(みずみず)しい感性と鋭い観察眼、里山のいきものに対 するあたたかい愛情を持っている、今森さんにしか書けない解説です。例 えば、春に花咲くホトケノザの解説は、「思わずつんで小さな花びんにか ざりたくなるほどかわいい花。ラッパのような花は花の時期がすぎるとポ ロリと落下する。」とあります。 図鑑を最初から最後まで読むことは、なかなかできることではないでし ょう。でも、この図鑑は、どこから読んでも面白いし、つい引き込まれて、 どんどん読んでしまいます。里山の年中行事、田んぼの米作り、昆虫採集 から工作、どんぐり拾い、いきもの相互の関わりまでさまざまな角度から 紹介してあります。日本の豊かな里山とそこに生きるいきものたちの様子 をつぶさに知ることができ、子どもの好奇心を刺激して先へ先へと読み進 めたくなるのです。写真がまた秀逸で、切り取られたその瞬間のいきもの の有様に息をのみます。 漢字にはふりがながふってあり、低学年の子どもたちもしっかりと読む ことができます。里山に出かける時に持っていき、家に帰ってこの図鑑を 開いて、また里山を楽しむ…そんな使い方ができて、日本の里山の大切さ を知るキッカケになる本です。 執筆者:市川雅子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/5seibutsu/satoyamaikimono/satoyamaikimono.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム 「サマー・サイエンスキャンプ2011」参加者募集中 ■ サマー・サイエンスキャンプ2011は先進的な研究テーマに取り組ん でいる日本各地の大学・公的研究機関・民間企業・NPO等(54会場) で、夏休み期間中に本格的な実験・実習が受けられる、高校生のための科 学技術体験合宿プログラムです。 これまでの2泊3日のプログラムに加え、今年度より3泊4日以上の探 究・深化型プログラム「サイエンスキャンプDX(ディー・エックス)」 も始まり、さらに充実した内容で開催いたします。 高校生のみなさん、興味のあるプログラムに応募ください。 開 催 日:7月25日(月)〜8月28日(日)の期間中の 2泊3日〜5泊6日 会 場:大学、公的研究機関、民間企業、NPO等 (54会場) 定 員:受け入れ会場ごとに8〜40名 (合計864名) ※前年度平均応募倍率2.5倍 参 加 費:無料(自宅と会場間の往復交通費は自己負担。宿舎・食事は 用意します) 応募締切:6月14日(火)郵送必着 応募方法など、詳しくは、こちらをご覧ください。 サイエンスキャンプ本部事務局ホームページ http://ppd.jsf.or.jp/camp/ ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆練習機の操縦席に乗ろう! 期間限定で、航空自衛隊で使用されていた練習機の操縦席を開けます。 操縦席に座って、記念写真を撮りましょう。 日時:6月12日(日)10時〜16時 (休憩:12時〜13時、14時30分〜15時) 場所:展示館内の練習機「T−6G」 詳細はこちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD ■ 船の科学館 ■ ☆江戸木造和船細工 展示・実演 江戸湊の町並みや船を、同一縮尺の手作り模型で再現します。当日は、 製作者の中山幸雄氏による実演・解説もありますので、ぜひこの機会にみ ごとな和船細工をご堪能ください。 日 時:6月12日(日)11時〜16時 開催場所:3階 和船コーナー 詳細はこちらをご覧ください。 http://www.funenokagakukan.or.jp/announce/?p=178 ◆ イベント情報 ■ 「わかろう医学 つくろう!健康 EXPO2011」 ウェブ&体験博覧会のご案内 ■ 第28回日本医学会総会「わかろう医学 つくろう!健康 EXPO20 11」ウェブ&体験博覧会は、当初、4月に東京ビッグサイトで実施予定 であったものを形を変えて開催するもので、「体や病気のしくみが『わか る』」、「病気に挑み、健康づくりに『とりくむ』」、「医療や健康・予 防の未来を『つくる』」の3つをテーマに、第一線で活躍する医師・医療 関係者が企画監修した医学・医療の総合博覧会です。 ウェブ博覧会では医学の基礎、臨床の現場、未来への展望など皆様方に 「知ってほしい」情報が満載です。 体験博覧会ではウェブ博覧会で紹介しきれない体験型のコンテンツを一 堂に展示し、健診体験コーナーなどの参加型のコーナーも多数そろえてお ります。 医療・健康について学び体験する場に、ぜひ、ご家族そろってご参加く ださい。 ウェブ博覧会 会期:6月下旬〜9月下旬(予定) 体験博覧会 会期:6月24日(金)〜26日(日)10時〜17時 場所:1階展示会場 費用:無料 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://ex2011.net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ローカルルール ■ 小さい頃、口のまわりに食べものをつけたままにしているのに気づかな いでいると、母から「くわんくわん」と、よくいわれたものです。でも、 大きくなってから、このくわんくわんは、うちだけで流通していたものだ ということを理解しました。友人のくわんくわんを発見し、母と同じよう に告げてみると「?」といった反応が帰ってきます。母に聞いてみても、 くわんくわんのいわれはよくわかりませんでした。母が生み出した独自の 幼な言葉?でしょうか。それでもこの言葉のもつ響きや戒めの感じをとて も気に入って未だによく使ってしまいます。 さて、今号の科学・技術よもやま話でメルマガ初登場となりました森川 さんは、子どもたちに算数の楽しさを伝えるためのさまざまな活動をされ ています。原稿の打ち合わせをしつつ、森川さんより楽しそうな算数遊び をご紹介いただきながら話に花を咲かせていると、トランプの話題に。バ バ抜き・ジジ抜き、大貧民・大富豪、神経衰弱、七並べ・・・スタンダー ドな遊びのなかに、各家庭独自のローカルルールがたくさん存在していそ うです。そんな発見の交換もまたとても楽しそうで、久しぶりに友人らと うちで眠っているトランプで遊んでみようと思いました。 (企画広報室 丸岡弥生) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 科学技術館のイベント情報などをタイムリーにお届けする、科学技術館 ケータイメルマガの登録はこちらから。 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/m/mm.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
操作メニューへ |
メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。 科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ |
Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED |