科学技術館メールマガジン バックナンバー


  
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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第332号 ◆  ━
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                              >>>2011/6/8発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   古川聡宇宙飛行士がソユーズで宇宙に飛び立ちました。半年近い国際宇宙
   ステーションでのご活躍を期待しています。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 9,591人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・「4階I室リニューアルに伴う閉室について」
              「青少年のための科学の祭典2011全国大会」
                             研修会のご案内
              「今週のユニバース」
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「小さな働きもの」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・今月のテーマ「花」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・「植物工場システム」再開のお知らせ
              「雨をガラスにアートしよう」
                       ―チャレンジ! ガラス絵―
              「日本IBM TryScience実験教室」
              「サマー・サイエンスキャンプ2011」
                              参加者募集中
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
       イベント情報・・・「わかろう医学 つくろう!健康
                           EXPO2011」
                       ウェブ&体験博覧会のご案内
  
    ※6月の休館日は1日(水)、8日(水)、15日(水)、
     22日(水)、29日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 4階I室リニューアルに伴う閉室について ■
  
    6月13日(月)より現在の4階I室「宇宙のひろば」及び「パソコン
   道場」を閉室し、展示室の更新工事を行います。
    8月中旬には、様々な科学プログラムをお楽しみいただける「実験スタ
   ジアム」としてリニューアルオープンする予定です。
    なお、パソコン道場での教室は、6月16日(木)より科学技術館の事
   務棟3階に場所を移して開催いたします。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2011/06/post_399.php
    http://www.edusoft.co.jp/
  
   ■ 「青少年のための科学の祭典2011全国大会」研修会のご案内 ■
  
    「青少年のための科学の祭典2011全国大会」研修会を、下記のよう
   に実施いたします。この研修会には、事前登録が必要です。
    なお、一般の方が来場できる「青少年のための科学の祭典2011全国
   大会」は7月30日(土)〜7月31日(日)です。後日、あらためてご
   案内いたします。
  
    開催日時:7月29日(金)9時〜17時
    会  場:科学技術館1階 催事場
    対  象:出展者および教育関係者(教職員、祭典関係者、
         理科ボランティア、教員を志望する学生、
         高等学校理科クラブ員など)
         ※一般の方はご入場できませんので、ご注意ください。
    申込締切日:7月8日(金)
  
    研修会の事前登録についての詳細は、下記のページから
    HOME > 全国大会 > 開催案内をご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/convention/guide.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    今週と来週は、「はやぶさ」の地球帰還一周年を記念して、特別番組を
   お送りします。今週は「はやぶさ」チームの一員でもある吉川先生をゲス
   トにお迎えし、「はやぶさ帰還1周年を迎えて」としてお話しいただく予
   定です。 http://www.jsf.or.jp/info/2011/06/post_398.php
  
    案内役:亀谷 和久さん(宇宙航空研究開発機構)
    ゲスト:吉川 真さん(宇宙航空研究開発機構)
  
    なお、6月25日から7月9日まではシステム更新によるシンラドーム
   閉室のため、科学ライブショー「ユニバース」は休演となります。
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 小さな働きもの ■
  
    6月1日は、ねじの日でした。みなさんの身近にあり、見えるところだ
   けでなく、見えないところにも多く使われているねじは、実にいろいろな
   働きをしています。
    1つ目は、ものとものとをくっつける働きです。機械の組み立てには欠
   かすことのできない働きで、ボルトとナットで締めつけてものとものとが
   離れないようにします。みなさんもねじまわし(マイナスドライバーやプ
   ラスドライバー)を使って、もの同士をくっつけた経験があるのではない
   でしょうか。2つ目は、ものの位置が動かないようにする働きです。三脚
   でカメラを固定するのにも使われています。このねじは止めねじあるいは
   イモネジとも呼ばれ、他にはモーターのシャフトに取り付け、ギアの微妙
   な位置調整や、工作機械などで部品が動かない様に固定するために使用さ
   れます。3つ目は、ふさぐ働きです。液体や気体の漏(も)れを防ぎ密封
   する働きです。身近なものではビンやペットボトルの口を締めるふたや水
   道の蛇口に使われています。4つ目は、管と管とをつなぐ働きです。一般
   に管用ねじと呼ばれ、水道管やガス管などの接続用に用いられます。5つ
   目は、引っ張る働きです。建築物の柱と柱のあいだに入れる筋交いの働き
   をするターンバックルが代表的です。身近なものでは家具の転倒防止用の
   つっぱり棒もねじ部を回転させ軸部を伸ばすことで引っ張る働きをしてい
   ます。6つ目は、ものを移動する働きです。工作機械に欠かせないねじで、
   ねじの回転運動を直線運動に変えてものを移動します。車を持ちあげるジ
   ャッキやものをきつく固定する万力に使われています。この例の場合はも
   のを移動するだけでなく、小さな力で大きな力を出すことができます。そ
   うそう、果実をしぼる圧搾器にも使われています。7つ目は、ものを測る
   働きです。前記とは反対に直線変位を回転角に変換してものの長さを測り
   ます。これはマイクロメータと呼ばれる精密な長さの測定に用いる測定器
   に使われています。他にもあるかもしれませんが、一言でねじといっても
   色々な働きをしているのですね。
    日頃見る機会が多いねじをイメージして、タイトルでは小さな働きもの
   としていますが、中には太くて強度があるものや過酷な使用条件に耐える
   ねじもあります。太くて強度が必要なのは建築や土木の分野で使われるね
   じです。鉄骨や橋梁(きょうりょう)で使われるねじは材料から違ってお
   り、機械的性質だけでなく防錆(ぼうせい)処理を施してあり、腐食が進
   みやすい場所での使用もOKです。また、熱交換器のように高温になる機
   器や氷点下で扱うLNGの輸送や貯蔵に使う機器には温度に強いねじが使
   われます。そして、航空機に使われるねじは高強度化、軽量化、より高い
   耐久性を備えたものになっています。
    さまざまな場所で働いているねじですので、しっかりした機械をつくる
   ため強度を高めたり、精密な機械をつくるために小型・軽量化を図ったり、
   環境に配慮して3Rに沿った開発を行ったり、新素材を活用したりなど将
   来に向けてさらなる技術革新が進められています。何の気なしに見ている
   ねじですが、機械工業を支えている立派な仲間なのです。
  
    執筆者:高原 章仁 企画広報室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    1年中お花屋さんの店先には色とりどりの花があふれていますが、やは
   り春から夏にかけては、庭先にも道ばたにも種々の花が咲き乱れ、気分も
   明るくなりますね。今月は花について取りあげます。最初に、花のつくり
   をじっくり観察してみましょう。
  
   ■ 『花のつくりの観察』花のつくりとしくみ観察図鑑8 ■
     松原巌樹 著 小峰書店 2010年4月 3,000円(税抜)
  
    部屋の中に花を飾って眺めたり、広い庭がなくても小さな植木鉢や、ま
   た、水栽培などで花を育てたりするのは楽しいものです。ある高校では、
   華道部が毎週活動の一環として正面玄関に生花を飾っているのに目を留め
   た保護者の方から「落ち着いた学校ですね」と声をかけられたとか。花に
   は気持ちを和ませる力があるのかもしれません。
    著者は花の楽しみ方のひとつとして、「…地味な野草もじっくりと観察
   すると、その美しさに驚き、自然の奥深さに感動します。」と花のつくり
   の観察をすすめています。
    この本の前半ではスケッチしてみること、拡大してみること、ついでに
   花についてくる虫たちや、花を解剖してその切り口を観察してみることな
   ど観察のポイントと、代表的な花の形を解説しています。そして、後半は
   ペーパークラフトの手法を使っての花の工作です。実際に手を動かして、
   その植物の特徴を残しながら工作できる形を考えていくのに必要なのは、
   やはりじっくり観察することです。「『つくろう!』と思いながら観察す
   るとまた新しい発見も加わります。」という著者の思いがたくさん詰まっ
   たこの本を参考に、花の工作にチャレンジしてみませんか?工作に便利な
   道具の紹介と、なじみ深い9種類の花の型紙とつくり方がついていて、す
   ぐに工作が始められます。花に対する見方も深くなることでしょう。
    「花のつくりとしくみ観察図鑑」は全8巻。1.花のあるけしき、2.
   校庭の花、3.通学路の花、4.公園・花だんの花、5.花屋さんの花、
   6.水辺・海辺の花、7.山や野の花。あわせてどうぞ。
  
    執筆者:二階堂恵理 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/6shokubutsu/hananotukuri/hananotukuri.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 「植物工場システム」再開のお知らせ ■
  
    6月1日(水)より、3階G棟「植物工場システム」での栽培を再開し
   ています。
  
   ■ 「雨をガラスにアートしよう」―チャレンジ! ガラス絵― ■
  
    透明な板ガラスの裏面に、アクリル絵の具を用い、ローラーや扇筆など
   を使って五感で感じた雨のイメージをアートしてみよう。
    仕上げは白い額に入れて表面から鑑賞します。ガラス越しの色は鮮やか
   に輝いて見えます。
  
    日  時:6月12日(日)13時30分〜14時30分
    場  所:2階C室イベントホール
    主  催:林檎の会、科学技術館
    定  員:20名
    費  用:1,800円(入館料は別途必要です)
    参加方法:当日13時より2階イベントホールにて整理券を配布します。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2011/06/post_394.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 6月 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回、日曜日に
   開催しています。
  
    開催日時:6月12日(日)13時〜16時
    開催場所:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2011/06/post_391.php
  
   ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
         「サマー・サイエンスキャンプ2011」参加者募集中 ■
  
    サマー・サイエンスキャンプ2011は先進的な研究テーマに取り組ん
   でいる日本各地の大学・公的研究機関・民間企業・NPO等(54会場)
   で、夏休み期間中に本格的な実験・実習が受けられる、高校生のための科
   学技術体験合宿プログラムです。
    これまでの2泊3日のプログラムに加え、今年度より3泊4日以上の探
   究・深化型プログラム「サイエンスキャンプDX(ディー・エックス)」
   も始まり、さらに充実した内容で開催いたします。
    高校生のみなさん、興味のあるプログラムに応募ください。
  
    開 催 日:7月25日(月)〜8月28日(日)の期間中の
         2泊3日〜5泊6日
    会  場:大学、公的研究機関、民間企業、NPO等 (54会場)
    定  員:受け入れ会場ごとに8〜40名 (合計864名)
         ※前年度平均応募倍率2.5倍
    参 加 費:無料(自宅と会場間の往復交通費は自己負担。宿舎・食事は
            用意します)
    応募締切:6月14日(火)郵送必着
  
    応募方法など、詳しくは、こちらをご覧ください。
    サイエンスキャンプ本部事務局ホームページ
    http://ppd.jsf.or.jp/camp/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆電気工作教室「電流ゲームをつくろう〜イライラ棒であそぼう」
  
    簡単な理科実験教材を使って、電流ゲームをつくろう!!完成したら、
   アルミニウム線にふれないように、イライラ棒のかなぐを動かそう!!ふ
   れてしまうと、まめ電球がついちゃうよ〜
  
    日 時:6月19日(日)13時30分〜14時30分(受付13時〜)
    場 所:研修室
    参加費:200円(入館料は不要です)
    定 員:先着30人
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆「シップ・ウォッチングin東京港」開催のお知らせ
  
    東京港内を航行する観光船に乗船して、荷役中の巨大コンテナ船や港で
   働く清掃船、消防艇、観光スポットのお台場など、東京港で働くいろいろ
   な船や施設を海から探検してみよう。
  
    開催日時:7月18日(月・祝)13時30分〜15時
    開催場所:船の科学館前海上バス乗り場、東京港内
    募集定員:300名(使用船舶:東京都観光汽船「海舟」)
    参 加 費:大人1,000円、18歳以下500円
         (船の科学館入館料、乗船料、テキスト代、保険料など)
    参加方法:ハガキによる申込
    申込締切:7月4日(月)必着
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=745
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 「わかろう医学 つくろう!健康 EXPO2011」
                     ウェブ&体験博覧会のご案内 ■
  
    第28回日本医学会総会「わかろう医学 つくろう!健康 EXPO20
   11」ウェブ&体験博覧会は、当初、4月に東京ビッグサイトで実施予定
   であったものを形を変えて開催するもので、「体や病気のしくみが『わか
   る』」、「病気に挑み、健康づくりに『とりくむ』」、「医療や健康・予
   防の未来を『つくる』」の3つをテーマに、第一線で活躍する医師・医療
   関係者が企画監修した医学・医療の総合博覧会です。
    ウェブ博覧会では医学の基礎、臨床の現場、未来への展望など皆様方に
   「知ってほしい」情報が満載です。
    体験博覧会ではウェブ博覧会で紹介しきれない体験型のコンテンツを一
   堂に展示し、健診体験コーナーなどの参加型のコーナーも多数そろえてお
   ります。
    医療・健康について学び体験する場に、ぜひ、ご家族そろってご参加く
   ださい。
  
    ウェブ博覧会
     会期:6月下旬〜9月下旬(予定)
  
    体験博覧会
     会期:6月24日(金)〜26日(日)10時〜17時
     場所:1階展示会場
     費用:無料
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://ex2011.net
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 義務教育のスタート ■
  
    我家の小1の通う小学校では、5月になると入学祝い気分も抜け、授業
   が本格的に実施されだしました。国語はひらがなの読み書き。算数は数の
   概念形成と足し算・引き算の導入のために、10は1と9でできている、
   10は2と8でできている、10は3と7…という授業をやっているそう
   です。もっとも我家の小1の話では、すでに掛け算や割り算のできるお友
   だちもいるとか。一方で、足し算もほとんどやったことがないお友だちも
   いて、やったことがないお友だちは苦労しているとか。国語もしかりです。
   すでに漢字を書けるお友だちもいるそうです。ただ漢字は読める子があま
   りクラスの中にいないので、クラスのみんなに向けて連絡などを書くとき
   は、たとえ漢字が書けても、漢字は書かないお約束になっているそうです。
    小学校入学に際し小学校の先生から、「自分の持ちものがわからなくな
   らないように、ひらがなで、自分の名前を読み書きできるようにはしてお
   いてください。あとは学校の授業でやるから大丈夫ですよ。」と言われま
   した。しかし実際には、ひらがなで、自分の名前を読み書きできるだけの
   レベルの子もいるのですが、すでに小1で習う漢字を書ける子もいるので
   す。算数も足し算をこれからの子もいれば、割り算までできる子もいると
   いう状況なのです。小学校1年生は、義務教育としての勉強のスタートに
   位置付けられていますが、実際には、家庭や塾ですでに小1どころか小2、
   小3レベルまでやっている児童と、ほんとに0から始める児童が、混在し
   ているのが実態です。すでに授業を先取りして勉強している子と、これか
   ら勉強する子を両方見据えながら先生は教えていかなければならないので
   すから、先生の負担はかなり大きいだろうなと、思わず先生に同情してし
   まいます。
    ちなみに、先だって、我家の小1の通う小学校の学校開放日があり算数
   の授業を見てきました。5枚のコインを転がして「表が4枚、裏が1枚に
   なった」と子どもたちは元気に授業をやっていました。そのとき我家の小
   1は表が3枚、裏が2枚になって、いきなり「フルハウス!!」と叫んで
   おりました。最近、算数の勉強の足しになればと我家ではトランプゲーム
   をやっているのですが、何もこんな時にポーカーの役を言わなくても…と、
   思わず赤面した次第です。
  
                        (企画広報室 田代英俊)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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