科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第375号 ◆  ━
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                             >>>2012/4/11発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   「自転車も 安全速度と 気配りを」。4月6日(月)から15日(日)
   までは春の全国交通安全運動を実施中です。自転車も安全運転を。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 9,943人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・「第53回科学技術映像祭」入選作品発表会
              「夢・化学−21」わくわく理科・実験教室
                                参加募集
              「今週のユニバース」
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「地図が変わる?」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・今月のテーマ「地図」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・日本IBM TryScience実験教室
              「第53回科学技術週間」イベント
                     科学技術館無料開館
                     サイエンスカフェ開催のお知らせ
  
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
   4月の休館日は、11日(水)、25日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 「第53回科学技術映像祭」入選作品発表会 ■
  
    第53回科学技術映像祭の入選作品上映プログラムが決まりました。す
   ばらしい作品の数々をぜひご覧ください。
  
    開催日時:上映会 4月19日(木)10時30分〜16時
             4月20日(金)10時30分〜16時
         表彰式 4月20日(金)13時〜15時
    開催場所:科学技術館 地階サイエンスホール
    入 場 料:無料
  
    上映プログラム、開催予定の詳細などはこちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
   ■ 「夢・化学−21」わくわく理科・実験教室参加募集 ■
  
    「夢・化学−21」わくわく理科・実験教室は、実験や工作・観察を通
   じて、子どもたちに化学の面白さや不思議さを伝えるとともに科学的なも
   のの見方や実験器具の扱い方を習得してもらうことを目的として開催して
   いる体験型の講座です。今年度は6回開催します。
    ※今回に限り全ての講座に参加できる「継続参加」の募集も行います。
  
    日  時:5月26日(土)13時30分〜、15時〜(各回45分)
    場  所:4階I室 実験スタジアムL
    テ ー マ:カルメヤキを作ろう
    講  師:高梨賢英先生(東京学芸大学)
    対  象:小学1年生〜4年生(保護者同伴)
    定  員:各回40名
    参 加 費:無料。ただし、入館料(特別料金)は必要。
    申込締切:4月30日(月)当日消印有効
    申込方法:往復はがきにて、次の宛て先に申し込みください。
    (問合先) 〒104-0033 東京都中央区新川1-4-1
          一般社団法人日本化学工業協会 広報部
          電話 03−3297−2555
  
    応募方法や今後の日程など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagaku21.net/yume21/wakuwaku/wakuwaku.html
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_495.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    また、アメリカ合衆国のヤーキス天文台とインターネットで繋ぎ、アメ
   リカで見えている星空の様子や天文台で撮影した天体写真を送ってもらう
   「ライブ天体観測」コーナーを予定しています。日本の昼過ぎにアメリカ
   の夜空もお楽しみください。
    「ゲストコーナー」では、「『一家に1枚 太陽』から、最近の太陽に
   ついての話題」として、今年の科学技術週間に合わせて作成された「一家
   に1枚 太陽」ポスターの見方や太陽についてお話しいただく予定です。
  
    案内役:伊藤 哲也さん(国立天文台)
    ゲスト:野澤 恵さん(茨城大学)
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 地図が変わる? ■
  
    新年度になりました。進学や就職、転勤で新しい土地に引っ越して地図
   を買った、あるいはスマートフォンの地図アプリを駆使している方もいら
   っしゃることでしょう。
    地図は、その目的にもよりますが、その場所の情報を正しくかつ大胆に
   編集して表現したものです。正しくかつ大胆に編集?と思われるかもしれ
   ませんが、幅100mの道路も10万分の1という小縮尺の地図に正確さ
   だけで表すとすると幅1mmの線にしかなりません。さらに狭い道路にな
   ると記載できるかどうか・・・。そこで必要と思われる情報を多少誇張し、
   逆に不要な情報を省略する方法が地図には使われています。
  
    さて、大地の動きは地図にどんな影響を与えるのでしょうか。国土地理
   院によると、東北地方太平洋沖地震で水平方向に最大5.3m、上下方向
   に最大1.2mの変動を観測、東北地方が東西方向に4m幅広くなったそ
   うです。地図の表現方法で考えると、水平方向については、東北地方の一
   つの県がまるごと描かれているような地図は数十kmが収まるために数m
   の変化ではあまり変わりそうもありません。また自宅の形が表現されるよ
   うな大縮尺の地図においても、限られた場所の変動は少ないので影響は小
   さそうです。しかし、上下方向となるとそうもいきません。いかに数十
   kmが収まる地図とはいえ、海面からは高くておよそ4km(富士山の高
   さです)、とくに海岸地域での影響が大きくなります。「海抜0メートル
   地帯」という言い方がありますが、地震の変動によってまさにそのような
   土地になってしまったところがあります。この情報は重要です。堤防で囲
   まない限り海水に浸されたままになるので被害が心配されます。
  
    さらに今回の地震は、地図をつくるときの基準にも影響をあたえました。
   位置決めの基本として国内には三角点や水準点、電子基準点という場所が
   いくつも設置されています。これらの点では緯度や経度、標高などが明確
   にされており、その点が地球上のどこに位置するかが測定されていました。
   それが変わってしまったのです。過去10年の地震ではなかった何万件と
   いう測定のやり直しが行われました。基準点の大本である東京都港区の国
   土交通省敷地内の「日本経緯度原点」も現在、北緯35度39分29.1
   572秒、東経139度44分28.8869秒にありますが、今回の地
   震により0.0110秒・・・つまり30cmほど真東に移動したのです。
  
    東北地方太平洋沖地震による変動で日常生活に用いる地図には大きな変
   化はないかもしれません。しかし、国土地理院が地図情報の利用に注意を
   促しているように、国土情報の基本となる精密な情報に大きな影響を与え
   ました。そう考えるといかに巨大なエネルギーが放出されたのか、改めて
   思い知らされる気がします。
  
    執筆者:加藤智之 (株)ミュージアムクルー
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は「地図」をめぐる本をご紹介します。
  
   ■ 『海時計職人ジョン・ハリソン 船旅を変えたひとりの男の物語』 ■
     ルイーズ・ボーデン文 エリック・ブレグバッド絵 片岡しのぶ訳
     あすなろ書房 2005年 1,300円(税別)
  
    地図はあっても自分がどこにいるのかわからなければそれは役に立ちま
   せん。自分の位置を知るためには、正確な時計が必要なのです。でも18
   世紀初め、船で使える時計はありませんでした。船は往々にして海を漂い、
   壊血病の死者を出しました。
    1693年、木工職人の息子として生まれたジョンは、探求心旺盛で知
   識にどん欲な子どもでした。常にどんなときも動く機械について考えてい
   ました。20歳の時ジョンは最初の時計をつくります。その後イギリス議
   会が経度の測定方法を発見したものへ懸賞を出す話を聞き、挑戦すること
   にしました。寝ても覚めても時計、時計、時計。一つの時計をつくるのに
   は何年もかかり、貧しく苦しい日々でしたが彼は決してあきらめません。
   彼が庶民出身であることを嫌悪する議会や、面子にこだわる学者たちの数
   々の誹謗(ひぼう)による妨害を打ち破り、とうとう歴史に残るクロノメ
   ーターと呼ばれる時計をつくりました。彼が生涯につくった時計はたった
   の5つ。この時計が海の地図を地図たらしめ、世界を輝かしいものとした
   のです。
    卓抜な才能を愚直なまでに一つに注ぎ「より小型で、より正確なものを」
   と、追い求め続けたジョン・ハリソン。家族も彼の才能を信じ、彼を支え
   続けました。その生涯をぎゅっと凝縮して詩的な文章と美しい絵で表した、
   この本をどうぞ。
    さらに詳しく知りたい方(ハリソンが学者たちにいかに理不尽に邪魔さ
   れたか?)は、『経度への挑戦 一秒にかけた四百年』(デーヴァ・ソベ
   ル著 藤井留美訳 翔泳社1997年 税別1,400円−品切れ)を図
   書館でご覧ください。
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/11gijutsu/umidokeishokunin/umidokeishokunin.html
  
    執筆者:高桑弥須子 科学読物研究会
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回、日曜日に
   開催しています。
  
    開催日時:4月15日(日)13時〜16時
    開催場所:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_487.php
  
   ■ 「第53回科学技術週間」イベント 科学技術館無料開館 ■
  
    4月16日(月)〜22日(日)は第53回科学技術週間です。当館で
   は、この科学技術週間に合わせて、4月21日(土)を無料開館日といた
   します。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_488.php
  
   ■ 第53回科学技術週間 サイエンスカフェ開催のお知らせ ■
  
    発明の日である4月18日を含む月曜から日曜までの一週間は「科学技
   術週間」です。今年で53回を迎える科学技術週間の標語は「わぁ ぼく
    こんなに みつけたよ かがくのたね」です。サイエンスカフェに参加
   していろんなタネを見つけてみよう。
  
    開催期間:4月16日(月)〜22日(日)
    開催場所:平日:文部科学省 情報ひろばラウンジ
         土日:科学技術館 4階I室 実験スタジアムL他
    定  員:各30名
    費  用:無料(申込参加者は科学技術館の入館料は不要)
         ※4月21日(土)は科学技術館の無料開館日です。
    所要時間:60〜90分程度
    申込方法:電子メールにて申込み
         ※空席がある場合に限り、当日のご参加も可能です。
    主  催:文部科学省
    共  催:科学技術団体連合
  
    ※当館を会場とするものは、22日(日)午前の回のみ空席が若干ござ
     います。お申し込みはお早目に。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_489.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「YS−11機」一般公開のお知らせ
  
    「YS−11」は、戦後日本の航空界が総力をあげて開発した国産初の
   ターボプロップ旅客機です。公開するYS−11A−500R機は、全日
   空所有で、エアーニッポンが路線運行していたものです。
  
    開催日時:4月21日(土)10時〜15時
    展示場所:西武新宿線「航空公園」駅前
    参 加 費:無料
         ※雨天の場合、公開は中止となります。
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#137
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 竹害の現場を視た! ■
  
    3月最終週の週末、サイエンスキャンプで、九州・長崎、五島列島の一
   つ、福江島に3泊4日の日程で出かけてきました。福江島は日本では11
   番目の大きさの島で、人口は約40,000人、行政区分は福江市。この
   数字だけを見ると、立派な街を形成しているように思います。事実、福江
   港のある中心地域は「市街地」です。
    しかし、中心部をちょっと離れると、急に人家が少なくなっていきます。
   キャンプを張ったところは、半泊(はんどまり)地区(写真1)。江戸時
   代初期に、「隠れキリシタン」が移り住んだとされる集落です。昔は18
   世帯が生活していたのだそうですが、仕事を求めてひとびとは都会に出て
   いき、現在では5世帯9人。うち、2世帯は都会などからの「Iターン組」
   という、過疎集落です(注1)。
    この地区には「半泊分校」がありましたが、廃校になった校舎と海岸側
   に立つ半泊教会堂を利用して、「生物多様性保全技術」を主なテーマとす
   るサイエンスキャンプが開かれたわけです。北は東京から南は地元長崎か
   ら集った生徒は23人。都会からの生徒とともに、山中の高校から「同じ
   過疎地域」に分類される集落を見たいと参加した生徒もいました(注2)。
    この大きなテーマは、小さなコラム欄では扱えません。
    写真2を見てください。里から山に向かって「竹林」が広がっています。
   急峻な傾斜の山裾に、道を付けて、石垣を組んで段々畑をつくり、甘藷
   (サツマイモ)を植えていった入植者の苦労も偲(しの)ばれますが、そ
   の耕作地が放棄された後に、竹林が「占拠」しているさまは、いささか不
   気味に感じます。
    このような現象は、日本各地で起こっています。写真3は、2011年
   夏に香川県高松市郊外の山中で開催されたサイエンスキャンプ「稀少糖」
   で撮ったもの。同じく廃校になった学校を利用した研究所の背後の山に広
   がるのは、人手がなく管理されなくなって、じりじりと山を這い上がる竹
   林です。写真4は、竹林と一般樹木の林との「闘い」の最前線。
    タイトルの「竹害(たけがい)」とは、竹林の管理が放棄された結果、
   竹林が周囲の植生に無秩序に侵入する現象をいいます。
    竹の「生長速度」は凄まじいというしかありません。春先、地面から芽
   を出すと、およそ「1日1m」という驚異的スピードで背丈を伸ばします
   (注3)。観察していると、伸びるのが目に見える、1時間に4cmの早
   さです。これだけの生長のためには、養分を溜めている地下茎から稈(み
   き)の方に、ドンドン、養分を送り込む超高性能ポンプがあるわけですね。
   早い代わりに、5年ほどで生長は止まります。他方、一般の樹木は、数十
   年以上をかけてゆっくりと大きくなり、次第に幹は太くなってきます。こ
   の差は、両者の闘いにおいては決定的です。
    竹林は、地下茎を伸ばすことにより、およそ1年に8%ずつ広がってい
   くと言われています。10年間に2倍を超える。20年では4倍。このス
   ピードは、かつての日本の経済成長計画「所得倍増計画」を想起させます。
   あのときは、成長率10%を超えた年もあり、10年を待たずに達成しま
   した。
    なぜ、このように全国で竹林が荒れているのでしょうか。それは、竹林
   を利用する農業がビジネスとして成立しづらくなっているからです。かつ
   て竹は、その特性を活かして、さまざまな用途に用いられていました。し
   かし、それは今では異なるものに置き換えられています。籠(かご)・笊
   (ざる)→プラスチックス(以下プラと表記)。団扇(うちわ)の骨→プ
   ラ。簾(すだれ)→プラ。釣り竿→カーボンファイバー。梯子(はしご)
   →アルミニウム。物干し竿→アルミ。定規→プラ。樽(たる)・桶(おけ)
   の箍(たが)→金属とくに銅。壁の下地→石膏ボード。番傘→ほぼ絶滅。
   算盤(そろばん)→電卓!。計算尺→関数電卓!!。
    竹でなくてはならないもの。尺八。毛筆の柄。竹箒(たけぼうき)。大
   きな門松。剣道の竹刀(しない)。ほかには…、う〜ん。
    気がつかれたことと思います。「竹冠」の漢字が頻出したことを。竹が
   使われていた間接的な証拠ですね(注4)。データで見てみましょう。材
   料としての「従来からの用途=重要」が減ってしまいました(注5)。
    一方、食材たるタケノコ(筍)の方はどうでしょうか(注6)。食材と
   しての需要は減っていませんね。でも、中国産が市場を席捲(せっけん)
   しています。
    竹林を管理していくためには、竹を使ったビジネスを立ち上げなければ
   なりません。それには、竹の特性を再確認したうえでの、「新たな用途」
   の開拓が欠かせません。全国いろいろなところで、さまざまな試みがなさ
   れています。
    さいごにクイズを一つ。竹は「何科」の植物でしょうか。
  
    写真・注釈はこちらを見てください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/375/375.pdf
  
                        (企画広報室 吉田 浄)
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
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