科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第377号 ◆  ━
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                             >>>2012/4/25発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   いよいよゴールデンウィークですね。既に計画を決めている方、これから
   決める方、当館は期間中休まず開館していますので、ぜひお立ち寄りくだ
   さい。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 9,954人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・「【ろ過】で地球の水について考えよう!」
              「第16回科学技術館万華鏡手作り教室」
              「宇宙をアートしよう」
              「シンラドーム」立体ドーム投影番組の整理券配布
              「今週・来週のユニバース」
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・
              「クロノメーター(Chronometer)」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・今月のテーマ「地図」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・科学オリンピック参加者募集中
              「一家に1枚 太陽」ポスター配布
              1階ロビーお手洗い改修工事
              「夢・化学−21」
                     わくわく理科・実験教室参加募集
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
    5月の休館日は9日(水)、16日(水)、23日(水)、30日(水)です。
    なお、5月2日(水)はゴールデンウィークのため開館いたします。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 【ろ過】で地球の水について考えよう! ■
  
    小学校5年生で学習する「ろ過」をテーマに、理科実験の楽しさや「ろ
   過」が人々の生活や世界の水不足の課題解決に役立っていることを学ぶ、
   実験演示プログラムを開催します。
  
    開催日:4月20日(金)から毎日
    時 間:14時〜14時30分
    場 所:4階I室実験スタジアムR
    提 供:東レ株式会社
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_500.php
  
   ■ 第16回科学技術館万華鏡手作り教室 ■
  
    日本万華鏡倶楽部との共催で、万華鏡ワークショップを開催します。今
   年は“テレイドスコープ(風景を万華鏡映像にする)”をつくります。
  
    開催期間:5月3日(木・祝)〜5日(土・祝)
    開催時間:11時30分〜、13時〜、14時30分〜(各回45分)
    開催場所:4階D室イベントホール
    定  員:各回35名
    参加方法:各回の30分前から会場にて整理券を配布
    参 加 費:キット1つ2,000円(入館料は別途必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/05/post_501.php
  
   ■ 宇宙をアートしよう ■
  
    普段あまり使用しないアクリラガッシュというアクリル系の絵具で、感
   じたままの宇宙を描いて、素敵なアート作品にしあげてみよう。
  
    開催日時:5月6日(日)12時20分〜14時
    開催場所:4階B室シンラドーム、4階D室イベントホール
    内  容:(1)シンラドームにて「天の川銀河」を観覧。
         (2)アクリラガッシュで宇宙をアート。
    参加対象:制限なし
    定  員:62名
    参加費用:600円(入館料は別途必要です)
    参加方法:当日10時30分より4階イベントホールにて整理券を配布。
    主  催:林檎の会、科学技術館
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/05/post_502.php
  
   ■ 「シンラドーム」立体ドーム投影番組の整理券配布 ■
  
    4月29日(日・祝)から5月6日(日)のゴールデンウィークの休日
   および日曜日は、4階B室「シンラドーム」の「ドーム投影番組」につき
   まして、立体投影の回をご観覧いただくための整理券を配布させていただ
   きます。
  
    配 布 日:4月29日(日・祝)、30日(月・休)
         5月3日(木・祝)、4日(金・祝)、6日(日)
         ※5日(土・祝)は科学ライブショー「ユニバース」です。
    対象番組:次の3つの立体投影番組
         10時30分〜「天の川銀河」
         13時30分〜「セントラルドグマ」
         15時〜「コズミック・ディスカバリーズ」
    配布時間:9時30分から3番組分の整理券を配布します。
         ※お1人様1番組のみの配布となります。
    配布場所:4階B室シンラドーム前室
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_499.php
  
   ■ 今週・来週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
   4月28日
    案内役:片岡 龍峰さん(東京工業大学)
    ゲスト:村田 健史さん(情報通信研究機構)
    「ゲストコーナー」では、「3次元コンピュータグラフィックスで見る
   宇宙天気シミュレーション」としてお話しいただく予定です。
  
   5月5日
    案内役:伊藤 哲也さん(国立天文台)
    ゲスト:大西 浩次さん(長野工業高等専門学校)
    「ゲストコーナー」では、「金環日食、金星の太陽面通過から系外惑星
   へ」としてお話しいただく予定です。
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ クロノメーター(Chronometer) ■
  
    メルマガ375号「科学の本の紹介」でイギリスの木工職人ジョン・ハ
   リソンがクロノメーターと呼ばれる時計を製作した話が紹介されていまし
   たが、このクロノメーターって普通の時計とどう違うのでしょうか。
    クロノメーターという言葉自体は、イギリスのジェレミー・サッカーが
   1714年につくった航海用の時計に名付けたもので、今では携帯可能で
   国際規格の認定をパスした精密で正確な機械式時計を指します。
    この国際規格(ISO 3159)は、15日間に渡って5つの姿勢
   (3時を上、6時を上、9時を上、文字盤が上、文字盤が下)や3つの温
   度(8℃、23℃、38℃)という状態で行われた検査の後に、平均日差
   −4秒〜+6秒であることなどが規定されています。ちなみに、普通の機
   械式時計(動力はゼンマイ)の日差は±10秒〜20秒です。検査機関は
   スイスやフランス、ドイツなどにあります。例えば、スイスの公的機関ス
   イスクロノメーター検定協会(COSC)では、すべてのテストは湿度2
   4%の中で行われ、24時間毎に精度誤差を計測し、その際にゼンマイの
   巻上げなどを行います。また、独自の規定としてストップウォッチなど時
   計の別の機能を作動させ、時計の内部機構の操作精度を測定し検査します。
   日本ではクロノメーター規格とは異なりますが、独自のグランドセイコー
   規格というものがあり、17日間に6つの姿勢(上記5つに、12時を上
   を追加)や3つの温度(上記と同じ)で、平均日差−3秒〜+5秒とクロ
   ノメーターより高精度な基準となっています。
    これらの規格は時計の内部の機構についての検査規格(静的精度)です
   ので、例えば実際に腕に着けている時の精度(携帯精度)はこれより少し
   落ちてしまいますが、日常生活ではさほど困る誤差ではないと思います。
   現在では、機械式ではない電池式のクォーツ時計が月差数秒〜数十秒程度
   の精度ですので気にすることはないかもしれません。
    ところで、18世紀に精度の高い時計が求められたのは、「経度法※」
   という海上にいる船舶の正確な経度を測定する実用的かつ有用な方法を開
   発した者に賞金を与えるとした法律ができたからですが、その法律ができ
   た経緯として、当時は船舶の正確な位置を把握できずに悲惨な海難事故を
   多数招いており、その解決策を模索していたことがあげられます。太陽や
   星の位置・高度を測ることによって緯度は計算できましたが、海上で経度
   を正確に測る手段は当時なく、港から東西にどれくらい離れているのかを
   測定することができませんでした。クロノメーターの開発と改良とにより
   海洋での船舶の正確な位置を把握することが可能になり、航行の安全性が
   増したのでした。
    その後、第二次世界大戦後には、地上に建設した電波塔からの電波を利
   用する電波航法(メルマガ346号「科学・技術よもやま話」)で船舶の
   位置を把握するようになり、今ではGPSによって現在位置を確認してい
   ます。科学技術の発展が船舶の航海の安全を守るだけでなく、街中の道案
   内をするようになっているのですね。
  
   ※経度法が制定された時代のイングランドにはアイザック・ニュートンや
    エドモンド・ハレーが、天体の観測から経度を測定しようとしていまし
    た。日本では第7代将軍徳川家継・新井白石の時代です。
  
    執筆者:高原章仁 企画広報室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    地図の本、最後は宇宙の地図です。
  
   ■ 『宇宙の地図』 ■
     観山正見・小久保英一郎著 朝日新聞出版 2011年
     税別2,000円
  
    たとえばアンドロメダ銀河や太陽系の惑星など、カラーの美しい画像を
   見ることはできますが、それらはみな「切り取った」部分です。宇宙はあ
   まりにも大きすぎます。ところがここになんと130億年の彼方の宇宙ま
   で見せる「宇宙の地図」が誕生しました。
    国立天文台の芝生の上に立つ著者ふたり。ここを地球の起点として、あ
   たかも読者がそのまま急上昇していくように、ページをめくるごとにぐん
   ぐんぐんぐん鳥瞰図(ちょうかんず)となっていきます。10の8乗メー
   トルとなると地球が空間にぽっかりと浮いているのがわかります。大量の
   水をたたえ、多くの酸素を含んだ大気をまとっているのは、太陽を回る惑
   星のうち地球だけです。太陽からちょうどいい距離に、ちょうどいい大き
   さで誕生したからこそのこの位置を考えると、畏敬(いけい)の念を抱か
   ずにはいられません。
    この46億歳の地球からの距離(10の累乗メートル)の対数と赤経を
   基に、宇宙の地図は展開していきます。すべての画像に思索的な解説。大
   地図だけではなく、星座、星団、銀河などもズームアップしてその姿を披
   露してくれます。そのどれもが銀河鉄道に乗って車窓から見ているかのよ
   うに幻想的で美しい。暗黒の宇宙空間でこのように美しく光を放っている
   のは、いったい誰に向かって語りかけているのでしょうか。もっとも古い
   ものが、もっとも新しい―それを目の当たりにする「光で編む時空の地図」
   です。
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/3chikyuu/uchuunotizu/uchuunotizu.html
  
    執筆者:高桑弥須子 科学読物研究会
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 科学オリンピック参加者募集中 ■
  
    科学技術館を運営する日本科学技術振興財団が事業の運営に携わる「日
   本生物学オリンピック2012」をはじめ、「物理チャレンジ2012」、
   「化学グランプリ2012」の参加者の募集をしています。
    「物理チャレンジ2012」の締切は4月30日(月・休)「消印有効」
   です。
  
    対象:20歳未満のおもに高校生・中学生
  
    募集要項など詳細はこちらをご覧ください。
    https://contest-kyotsu.com/entry/
  
   ■ 「一家に1枚 太陽」ポスター配布 ■
  
    科学技術週間に合わせて毎年作成される「一家に1枚」シリーズの
   2012年度版ポスター「太陽」を配布しています。
  
    期 間:4月18日(水)から先着順
        配布枚数がなくなり次第、終了とさせていただきます。
    場 所:5階FORESTスタッフカウンター
       (科学技術館へのご入館が必要です)
    サイズ:A2版四つ折り
  
    ポスターの配布については、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_497.php
    科学技術週間については、こちらをご覧ください。
    http://stw.mext.go.jp/
  
   ■ 1階ロビーお手洗い改修工事 ■
  
    1階ロビーお手洗いの改修工事を行います。期間中、1階正面玄関から
   建物に入って右手(男)と左手(女)のお手洗いはご利用いただけません。
    当館にご入館の方は、ご入館後あるいはご退館前に、2階〜5階の階段
   付近にありますお手洗いをご利用いただきますようお願いいたします。
  
    期間:4月26日(木)〜5月15日(火)
    場所:当館1階ロビーの男女トイレ
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_493.php
  
   ■ 「夢・化学−21」わくわく理科・実験教室参加募集 ■
  
    「夢・化学−21」わくわく理科・実験教室は、実験や工作・観察を通
   じて、子どもたちに化学の面白さや不思議さを伝えるとともに科学的なも
   のの見方や実験器具の扱い方を習得してもらうことを目的として開催して
   いる体験型の講座です。今年度は6回開催します。
    ※今回に限り全ての講座に参加できる「継続参加」の募集も行います。
  
    日  時:5月26日(土)13時30分〜、15時〜(各回45分)
    場  所:4階I室 実験スタジアムL
    テ ー マ:カルメヤキを作ろう
    講  師:高梨賢英先生(東京学芸大学)
    対  象:小学1年生〜4年生(保護者同伴)
    定  員:各回40名
    参 加 費:無料。ただし、入館料(特別料金)は必要。
    申込締切:4月30日(月)当日消印有効
    申込方法:往復はがきにて、次の宛て先に申し込みください。
    (問合先) 〒104-0033 東京都中央区新川1-4-1
          一般社団法人日本化学工業協会 広報部
          電話 03−3297−2555
  
    応募方法や今後の日程など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/04/post_495.php
    http://www.kagaku21.net/yume21/wakuwaku/wakuwaku.html
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆科学実験ショー開催のお知らせ
  
    ゴールデンウィーク期間中に展示館内で、小さなお子様から大人の方ま
   で一緒に楽しみながら学べる科学実験ショーを行います。
  
    開催日:4月29日(日・祝)、30日(月・休)
    時 間:11時30分〜、15時15分〜(各回約30分)
    会 場:展示館内(バートル前)
   料 金:入館料(大人500円、小・中学生100円)が必要です
    内 容:29日 「ラムネ菓子を探れば見つかる『飛ぶ』という事」
            講師:工藤 博幸氏
        30日 「100ボルトと1.5ボルトで遊ぼう!」
            講師:左巻 健男氏
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#353
  
   ☆航空ジャンク市 開催のお知らせ
  
    今年も恒例となりました「所沢航空ジャンク市」を開催いたします。
   今では、手に入れることのできない「YS−11」のジャンク品などレア
   なアイテムが多数入荷します。
  
    開催日:5月3日(木・祝)、4日(金・祝)、5日(土・祝)
    時 間:9時30分〜16時30分(ただし、最終日は16時まで)
    場 所:展示館1階特別展会場
    料 金:入館料(大人500円、小・中学生100円)が必要です
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#341
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆カヌー操船体験教室のお知らせ
  
    船の科学館体験教室プールにおきまして、1〜2人乗りカヌーの操船体
   験を実施いたします。
  
    開催日:5月13日(日)
    時 間:13時〜、13時30分〜、14時〜、14時30分〜
    場 所:船の科学館体験教室プール
    定 員:各回16名(先着順)
        カヌーの種類(10艇)
         1人乗り 4艇
         2人乗り 3艇
         2人乗り 3艇(幼児用補助席有り)
    費 用:無料
       *荒天などにより中止となることがあります。
        水に濡れてもよい服装でお越しください。また、落水などに備
        えて、着替えをご持参ください。
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=906
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ お天気という波に乗る ■
  
    当たり障りのないお天気のあいさつをして、お天気がわるいのは私のせ
   いではありませんよ、と返される落語があったような気がしますが、そう
   はいっても黄金週間を前に気になるのはやはりお天気です。
    二十四節季のひとつである穀雨を過ぎた頃、週間のお天気予報は晴と雨
   マークが半分ずつくらい。百穀を潤すというこの頃の雨は穀物に限らず、
   畑の野菜も草花も芽吹きから、葉を育てていくのだそうです。恵みの雨な
   んですね。
    月曜日の春時雨から一転、昨日は初夏を思わせるようなお天気で、久々
   に窓を開け放つと、さまざまな音が聞こえてきました。八重桜の木で遊ぶ
   鳥たちの声や、猫の鳴き声やお母さんにしかられて泣いている子どもの声
   など…。そんな心地よい声を聴きながらうとうとしていると、今度は雷様
   と雨雲様の到来です。なんともまぁ、盛りだくさんな。
    私たちが想像している以上にひとのこころや体調というものは、お天気
   に左右されるものだなと感じますが、まだまだ気まぐれなお天気が続きそ
   うなこの季節、ここは逆らわずに、お天気という波に上手に乗れたらいい
   なと思います。
  
                        (企画広報室 丸岡弥生)
  
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    ※来週5月2日は、メールマガジンを休刊とさせていただきます。
     次号378号は、5月9日発行です。どうぞ、お楽しみに!
  
     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



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