科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第396号 ◆  ━
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                             >>>2012/9/12発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   自転車、トライ、プラチナ、カンタン、あきかん、フィルム、元素に、
   オ―ロラ、スキルアップ、つばめにマイクロマウス?なんだかいっぱい!
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,172人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・自転車の科学教室「タイヤの中を調べてみよう!」
              日本IBM TryScience実験教室
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・
                  「電波はプラチナなみに貴重なのです」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・今月のテーマ「虫を愛でる」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・まさつで遊ぼう2 〜あきかんコースター〜
              「サイエンスフィルムカフェ&ワークショップ
                               2012」
              「理研DAY」
              「第3回国際科学映像祭スタンプラリー」
              オーロラをアートしよう♪
              教員のための理科実験スキルアップ講座
                         (地学分野)参加者募集
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
       イベント情報・・・第30回マイクロマウス東日本地区大会
  
    9月〜10月は、毎週水曜日が休館日となります。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 自転車の科学教室「タイヤの中を調べてみよう!」■
  
    自転車のタイヤを外から見ると、自転車の種類によって太さや表面の凹
   凸の違いがわかります。ということは、タイヤの中にも違いがある?どん
   なしくみになっているのか調べてみましょう。
  
    日 時:9月23日(日)11時30分〜、13時〜(各回20分)
    会 場:2階E室「北ノ丸サイクル」
    参加費:無料(科学技術館の入館料が別途必要です)
    定 員:各回親子5組
        ※各回とも当日10時より会場にて参加整理券を先着順で配布
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://cycle-info.bpaj.or.jp/info/2012/20120814.html
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回、日曜日に
   開催しています。
  
    開催日時:9月23日(日)13時〜16時
    開催場所:3階F室 ワンダー・ガレージ
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/09/post_548.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「地球上の大きなうず・小さなうず」として、
   台風や竜巻についてお話しいただく予定です。
  
    案内役:矢治 健太郎さん(立教大学)
    ゲスト:柳瀬 亘さん(東京大学大気海洋研究所)
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 電波はプラチナなみに貴重なのです ■
  
    日本の携帯電話の人口普及率は約97%に達しています。つまり、ほぼ
   一人に一台となっています。ここまで普及した携帯電話は、日本では19
   87年にサービスが始まりました(移動電話としては、1979年に自動
   車電話サービスを開始しています)。最初の第1世代(1G)はアナログ
   方式ではじまりましたが、1993年にデジタル方式の第2世代(2G)
   が登場すると、第1世代は2000年9月に終了することとなり、以降デ
   ジタル方式に一本化されました。2001年10月には、機能やサービス
   が向上された第3世代(3G)が登場し、その第3世代も現在、3.5G
   や3.9Gと高速化や高度化した規格に拡張しています。そして、これか
   ら新たに第4世代(4G)へと向かおうとしています。
    使用している周波数帯域も世代によって変化してきました。第1世代は
   800MHz帯が割り当てられましたが、第2世代は、800MHz帯に
   加え900MHz帯、1.5GHz帯が使用されました。しかし、1.5
   GHz帯は2010年3月ですでに終了しており、800MHz帯と90
   0MHz帯も2012年7月をもって終了となりました(これで第2世代
   が完全に終了)。
    1.5GHz帯は、第2世代での使用終了後、第3世代の一部で使用さ
   れています。終了したばかりの800MHz帯は、再編された新800
   MHz帯で、第3世代に全面使用されます(新800MHz帯は、第2世
   代での使用終了前からすでに第3世代で一部使用されています)。そして、
   ぽっかりと空いた900MHz帯も再編され、第3世代で使うこととなっ
   たのです。
    第3世代は、この800MHz帯、900MHz帯、1.5GHz帯の
   他に、1.7GHz帯や2GHz帯も使用しています。さらに、地上波放
   送のデジタル化の完全移行によって空いた700MHz帯も利用可能とな
   り、使われることとなりました。
    ちなみに、最近よく耳にする「プラチナバンド」とは、700〜900
   MHzの広い帯域の通称ですが(学術的な通称ではありません。この周波
   数帯の電波の性質が、携帯無線通信にとても適していることに由来してい
   ます)、携帯電話への新たな割り当てが進められた、このぽっかりと空い
   た700MHz帯と900MHz帯のことを指すことが多くなっています。
    しかし、なぜこのように多くの周波数帯が必要になっているのでしょう
   か。いまや単なる携帯電話ではなくスマホやタブレットなどを使っている
   方がどんどん増えてきていますが、それによって大容量のデータ通信もさ
   らに増加し、その結果、通信トラフィックが渋滞を起こす恐れがあります。
   それに対応するために周波数を確保する必要があるのです。
    石油や石炭、金や銀のような形のある資源ではありませんが、電波の周
   波数帯は形のない貴重な資源です。携帯電話の発展は、医療や教育、防災
   などさまざまな分野の発展にもつながることが期待されます。この発展を
   妨げないためにも、周波数という限りある資源を適切に利用することが重
   要なのです。
  
    執筆者:中村 隆 科学技術館事業部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    9月のテーマは「虫を愛でる」。今週は「鳴く虫の女王」と呼ばれるカ
   ンタンについての本です。「ぐんま昆虫の森」園長、矢島稔さんならでは
   の読みごたえのある昆虫記です。
  
   ■ 『心にひびけ カンタンの声』<わたしの昆虫記 5> ■
     矢島稔 著/偕成社/2007年8月/1,600円+税
  
    やっと秋を迎え、夜の虫の音が一段と風情を増すはずですが、この本で
   は東京郊外の住宅地で、このところ虫たちが急激にいなくなってしまった、
   とまず書かれています。先日、多摩川ではマツムシなどを聞くことができ
   ましたが、都会の草はらや空き地の減少も大きいことでしょう。
    二畳紀にはもう鳴く虫の祖先がいたことなど、歴史や分類のことにも触
   れた後はカンタン入門です。江戸時代にはカンタンは一番高価な虫だった
   ことなど文化史的な紹介の後、飼育した時の記録があり、産卵したハギの
   枝をストッキングに入れておくなど、詳しく書かれていて、とても細かく
   観察していることがわかります。なぜ鳴くのかということについても、野
   外観察の具体例を入れた考察があります。カンタンなどを見る時は身を
   “空”にして見るのが大切だそうです。この観察をした東京の御岳山では
   「カンタンを聞く会」に協力していることを紹介し、これが研究のきっか
   けにもなったそうです。
    4章は虫の音を目で見てわかるように、分析したオシログラム、ソナグ
   ラム、パワースペクトルの図の解説です。カンタンと身近な鳴く虫7種を
   比較しています。著者も音響に詳しくはないというので、一緒に考えてい
   く気分で読めるのではないでしょうか。耳では同じように聞こえるカンタ
   ンの音はオシログラムで見ると、強弱があり、音の変化も複雑なことに驚
   きます。もちろん実際の虫の音を知らなければ、この説明もわかりにくい
   でしょう。まずは聞きに行きましょう。意外な所でも鳴いています、動物
   園などの企画も探してみましょう。虫の音をどう感じるかのアンケートで
   も自然体験がないと、好まないという傾向があったようでしたから。さら
   に電子顕微鏡で、虫たちの体を詳しく見ます。個人でこの顕微鏡をもつ友
   人に頼んで、スズムシとカンタンを比べています。音を出すしくみのやす
   り状のところ、音を聞くところ、ハンコック腺という部分などを大きくす
   ると、音の違いなどがわかります。同時にまた新しいなぞも生まれ、著者
   はまだまだ研究を続けたくなってしまったようです。
  
    執筆者:鈴木有子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/7musekitsui/kokoronihibike/kokoronihibike.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ まさつで遊ぼう2 〜あきかんコースター〜 ■
  
    目に見えない「まさつ」の力を感じてみよう!
    5階FOREST「メカ」展示室とミニコーナーで「まさつ」を体験。
    空き缶コースターを使うと「まさつ」はどうなるでしょう?
  
    開 催 日:9月15日(土)〜17日(月・祝)
    開催時間:各日とも9時30分〜16時
    開催場所:5階FOREST
  
    ※体験は体重が40kg以下の方に限らせていただきます。
     安全面を十分に考慮して実施するためスタッフの指示に従ってくださ
     い。小さなお子様連れのお客様は付き添いをお願いいたします。
  
    詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/09/post_551.php
  
   ■ 「サイエンスフィルムカフェ&ワークショップ2012」 ■
  
    科学技術映像祭入選作品の上映会、ワークショップとトークショーを行
   います。当日参加枠があります。科学技術映像祭事務局までお問い合わせ
   ください。
  
    開催期間:9月15日(土)〜16日(日)
    場  所:4階I室「実験スタジアム」スタジアムR
    参加費用:無料(科学技術館の入館料は必要です)
    内  容:15日(土)
          12時〜12時30分 上映会
          『技術を継ぐ 東京ゲートブリッジ橋梁上部築造工事記録』
          13時〜14時30分 ワークショップ
          『映画「津波」の授業で防災を学ぼう』
          15時〜16時30分 上映会&トークショ―
          『千石先生 つながりあういのち』
  
         16日(日)
          13時〜、15時〜上映会(各回85分)
          『流れ〜ながれ〜』
          (14時30分〜15時 舞台挨拶)
    定  員:各回50名 (当日参加枠あり)
    問 合 せ:科学技術映像祭事務局
         E-mailfilmfest@jsf.or.jp
         電話 03−3212−8487
  
    詳細は、科学技術映像祭ホームページ
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/ をご覧ください。
  
   ■ 理研DAY ■
  
    理化学研究所が行っている研究を紹介する映像「元素の起源を探る〜理
   研RIビームファクトリー〜」について、研究者によるサイエンストーク
   と映像作品の上映を行います。
  
    開催日時:9月16日(日)14時〜、15時30分〜
         ※各回30分、同じ内容です
    場  所:4階B室「シンラドーム」
    参加費用:無料(科学技術館の入館料は必要です)
    定  員:各回62名(当日先着順)
    内  容:研究者によるサイエンストーク)渡邊 康氏
         (理化学研究所 仁科加速器研究センター
                     延與放射線研究室 専任研究員)
         進行)川井 和彦氏 (理化学研究所 広報室)
    上映作品:科学のフロンティアシリーズ16
         「元素の起源を探る 〜理研RIビームファクトリー〜」
         (約14分)
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/09/post_546.php
  
   ■ 第3回国際科学映像祭スタンプラリー ■
  
    当館は、9月30日(日)まで開催中の「第3回国際科学映像祭〜科学
   でつながる〜」に協力しています。会期中、4階B室「シンラドーム」を
   中心にスタンプラリーの参加会場となっています。スタンプラリー参加施
   設のスタンプを3館以上押して応募すると、抽選で豪華な記念品が当たり
   ます。科学技術館内の様々な映像コンテンツをお楽しみください。
  
    詳細は、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/08/post_538.php
    http://image.sci-fest.net/ja/stamp.html
  
   ■ オーロラをアートしよう♪ ■
  
    当館4階「シンラドーム」にてオーロラ(全天周映像)の上映を鑑賞し
   たのち、アクリラを使ってガラスにオーロラを描いてみましょう。
    この催しは、第4回東京国際科学フェスティバルの参加イベント「オー
   ロラをアートしよう♪」として行われています。
  
    開催日時:9月23日(日)12時〜14時30分
    開催場所:4階B室シンラドーム、4階D室イベントホール
    参加対象:制限なし
    定  員:両日とも62名
    参加費用:1,500円(別途、科学技術館の入館料が必要です。)
    参加方法:当日10時30分より4階イベントホールにて整理券を配布
    内  容:(1)シンラドームにてオーロラの上映
            解説:宮岡宏氏(国立極地研究所)
         (2)感じたままのオーロラのイメージを描きます。アクリ
            ラ(不透明アクリル樹脂絵の具)に透明感のでるゲル
            メディウムを混ぜながらガラスに表現し、作品を仕上
            げます。
         (3)作品鑑賞・撮影会を行います。
    主  催:林檎の会
    共  催:科学技術館
    協  力:オーロラ3Dプロジェクト
         大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地
         研究所
  
    詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/09/post_550.php
  
   ■ 教員のための理科実験スキルアップ講座(地学分野)参加者募集 ■
  
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した「教員のための理科実
   験スキルアップ講座」を企画しました。本講座では、科学の祭典全国大会
   の実行委員の先生方が講師役を務め、授業や社会教育活動でも役立つ実践
   的な理科実験の講習会を開催します。
    小学校や中学校で理科を担当している教師の方、科学教室等の実施に携
   わっている方は、ベテラン教師による実践的理科実験の極意を伝授します。
    奮ってご参加くださいますよう、ご応募をお待ちしています。
    第3回目(今年最終)となる今回は中学校の地学分野の内容となります。
  
    開催日時:10月13日(土)14時〜16時
    会  場:4階I室 実験スタジアムL
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方。
         ・科学教室の講師を目指しており、実験指導の極意を勉強し
          たい方など。
         ・教員を目指している学生の方など。
    募集人数:20名程度(応募者多数の場合抽選となります)
    参 加 費:1,000円(試料代、保険代など)
    申込締切:10月4日(木)必着
    問合せ先:「青少年のための科学の祭典」事務局
         電話:03−3212−8447
         電子メール:saiten@jsf.or.jp
  
    申込方法についての詳細は、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆第53回科学技術映像祭入選作品上映会のお知らせ
  
    優れた科学技術に関する映像を選奨し、科学技術の普及と向上を図るこ
   とを目的とする科学技術映像祭の第53回入選作品を特別に上映します。
  
    開催日時:9月15日(土)〜23日(日)
    上映時間:11時30分〜
    実施場所:大型映像館
    料  金:無料(定員200名先着順)
  
    詳細は、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#50
  
   ☆ゴム動力飛行機工作教室
  
    ゴム動力飛行機を製作し、体験を通して飛行機の飛ぶ原理を学べます。
   今回はオリジナルキット「つばめ」の製作です。できあがったら、航空公
   園内の広場で飛ばしてみましょう。
  
    開催日時:9月22日(土)13時〜14時
    受  付:12時30分〜(先着40名)
    開催場所:1階研修室
    教 材 費:350円
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 9月23日(日) 第30回マイクロマウス東日本地区大会 ■
  
    マイクロマウス競技会は、1977年にIEEE(米国)によって提唱
   された16×16区画で構成された迷路を走行する自立知能ロボットの競
   技会です。日本では、1980年より全国規模の大会が続けられています。
    科学技術館で開催される東日本地区大会は、当日ご来館の方は観戦が可
   能です。競技への参加につきましては、競技参加登録(事前の本登録申込
   ・参加費)が必要です。
  
   開 催 日:9月23日(日)
   会  場:2階C室イベントホール
   観覧料金:無料(ただし、科学技術館の入館料が必要です)
   主  催:マイクロマウス委員会東日本支部
        公益財団法人 ニューテクノロジー振興財団
   共  催:公益財団法人 日本科学技術振興財団・科学技術館
  
   詳細は、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2012/09/post_552.php
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ どっちの太郎? ■
  
    残暑がきびしい折ですが、虫の音や朝夕の風から、少しずつ秋の気配が
   感じられるようになりました。被災地の農家からぶじに新米の出荷がはじ
   まったなどのニュースを聞きながら、思わず「昔々あるところに・・・」
   とはじまる昔話に出てくるようなおむすび(おにぎり)が頭に浮かび、つ
   られてお腹の虫も鳴きだしそうです。
    昔話といえば、先日、宇宙飛行士の山崎直子さんが宇宙飛行士選抜試験
   のなかの「ふしぎな試験」について触れている記事を目にしました。質問
   に対して、はい、いいえ、どちらでもない、の3択で答える形式の試験で、
   答えるのに数時間もかかるような膨大な質問量だったそうです。「山と海
   なら山が好きである」「桃太郎と浦島太郎、どちらが好きですか?」など
   など・・・宇宙飛行士として求められる資質を問う心理適性検査です。山
   崎さんは、このふたりの太郎について、宇宙飛行士にどちらが向いている
   という解はないけれども、桃太郎の目標に向かってしっかりと突き進む責
   任感と同時に、浦島太郎のように、次はどんなことが起きるのか予測でき
   ない状況でも楽観的に受け入れ楽しめるような人が向いているのでは、そ
   して自分はひょっとすると浦島太郎に近く、宇宙飛行士に選ばれた理由の
   ひとつかも?と述べられているのが印象的でした。
    昔話の解釈もそれぞれですが、さて、みなさんはどちらの太郎さん?
  
                       (企画広報室 丸岡 弥生)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
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  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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