科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第401号 ◆  ━
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                             >>>2012/10/17発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   今日から「薬と健康の週間」が始まります。薬は用法・用量を守り、正し
   く安全に使って健康に留意し、QOL(クオリティ オブ ライフ)を維持・
   向上していきましょう。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,193人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「グリーンタフを探せ!」
       自然と友だち・・・「秋の訪れ」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・今月のテーマ「石」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・
           「ノーベル生理学・医学賞特別講演会」
                         (事前申込制)のお知らせ
           「ウインター・サイエンスキャンプ’12−’13」
                              参加者募集中
           自転車の科学教室
           日本IBM TryScience実験教室
           「夢・化学−21」わくわく理科・実験教室
                              参加者募集中
           メールマガジン400号記念プレゼント! 応募受付中
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
    10月は毎週水曜日が休館日です。11月は毎日開館します。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    今週は特別講演会(事前申込制:下記お知らせ参照)のため、内容を一
   部変更いたします。
  
    1回目:14時〜15時 「ノーベル生理学・医学賞特別講演会」
      案内役:戎崎 俊一先生(理化学研究所)
      講演者:林崎 良英先生(理化学研究所)
    2回目:15時30分〜16時10分 通常通り
      案内役:伊藤 哲也さん(国立天文台)
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ グリーンタフを探せ! ■
  
    先日、秋田県の鮎川油ガス田でシェールオイルの試験採取に成功したと
   の報道がありました。これは今までできなかったものの、地層中に染みこ
   んでいる石油を酸で地層の岩石を溶かしながら採取する方法が実用化に近
   づいたということです。
    秋田県、隣の山形県そして新潟県には、日本国内で石油を産する油田が
   多く存在します。この地域の油田はグリーンタフと呼ばれる岩石に伴われ
   ています。この地域でグリーンタフの分布を探せば油田を見つけることが
   できるかもしれないということです。
    ならば、グリーンタフを探せば石油が見つかる可能性があるのか?と問
   われると答えに困りますが、秋田県から新潟県にかけての東北日本の日本
   海側の地域に限って言えば、可能性は高いと言えるかもしれません(すで
   に探査済みと思いますが・・・)。
  
    ここでいうグリーンタフとは、2,000万年から1,000万年ぐら
   い前の期間に起こった大規模な火山活動による火山灰や溶岩などのことで、
   含まれる有色鉱物の風化で緑色に見えるもののことです。この地域の地層
   にはグリーンタフをはじめとしてさまざまな地球の活動が記録されていま
   す。日本海の拡大(東北日本がユーラシア大陸から離れて東進した)や海
   水の変動(東北日本の多くが海面下になった、全地球温暖化)、黒鉱鉱床
   (くろこうこうしょう)の形成、石油の元となった有機物の堆積(700
   万年前ぐらい)という具合です。グリーンタフの堆積と有機物の堆積が同
   じ場所に起こったので、石油を探すためにグリーンタフを探せというわけ
   です。
  
    油田を探すにはこのように地域の地質環境を検討します。ありそうなと
   ころを実際に掘削してみるわけですが、必ずしも見つかるとは限りません。
   そして幸運にも見つかった油田も採掘し続ければいずれは枯渇します。も
   ちろん、シェールオイル採掘のように新しい技術が投入されて採掘可能な
   埋蔵量が増えることは期待できるでしょう。いずれにしても私たちの生活
   のいろいろな面を支えている石油ですから、これをできるだけ効率よく使
   うことを心がける必要はあるように思います。
  
    執筆者:加藤智之 (株)ミュージアムクルー
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 秋の訪れ ■
  
    暑さ寒さも彼岸までと言われるように、この夏の猛暑もさすがに彼岸の
   入りとともに秋の気配を感じるようになりました。例年より少し遅れ、彼
   岸を過ぎてからようやく野には赤いヒガンバナも咲き、またヒガンバナと
   同じように9月末から10月初めにかけて甘い香りを漂わせるキンモクセ
   イの花も・・・やっと1本見つけましたが、多くのキンモクセイはまだ花
   をつけていませんでした。それでも10月中旬、ようやくキンモクセイの
   香りがいっぱいになりました。
    ようやくアキアカネが電線や枝の先に見られるようになりました。全体
   的に虫の個体数はかなり少ないように感じられます。
  
    「秋の訪れ」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss101
  
    執筆者:松田 邦雄 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    10月のテーマは「石」です。ひとくちに「石」といっても千差万別。
    河原の石ころから、海岸の砂、鉱物、鉱石、宝石、化石、隕石、小惑星
   探査機ハヤブサがイトカワから採って来てくれた微粒子までもが石です。
    隕石は宇宙の秘密を教えてくれますし、化石は何億年も前の動物や植物
   の姿を見せてくれます。地底からやってきた石、海底から隆起した山の石。
   それぞれがワクワクするような情報を持っていて、「石」の世界に一度踏
   み込むと、その面白さ、美しさに虜(とりこ)になってしまうかもしれま
   せん。さあ、楽しい世界に出発しましょう!
  
   ■ 『海辺の宝もの』 ■
     ヘレン・ブッシュ/著 鳥見真生/訳 佐竹美保/絵
     あすなろ書房 2012年4月 1,500円+税
  
    何千万年も何億年も時を越えて来た「化石」。
    方解石化(ほうかいせきか)したアンモナイトの化石を手に取ってみる
   とずっしりと重くて、ひんやりと冷たく、そして、美しい。この化石は、
   生きていた時のかたちのままに石に置きかわっています。そのおかげで、
   私たちは、大昔のアンモナイトの姿を見ることができるのです。
    どんなふうに生きていたのでしょう?
    科学的な興味に加えて、素晴らしくて神秘的な「宝もの」だと感じます。
    この本のタイトルの『海辺の宝もの』とは、海辺の地層から発掘される
   化石のことなのです。主人公は、メアリー・アニングという女の子。今か
   ら200年くらい前、イギリスの貧しい家に生まれました。
    メアリーが11歳のとき、父親が病気で死んでしまい、3つ上の兄ジョ
   セフのわずかな給金だけでは家族3人は食べるものにも困ってしまいます。
   そこで、メアリーは学校をやめて、大好きだった父から教えてもらった
   「化石掘り」を仕事とします。相棒の犬トレイと一緒に黙々と化石を集め
   ては手入れをして、観光客や町の人、そして学者たちにそれを売って、家
   族の生活を支えました。
    でも、メアリーはお金をかせぐためだけに化石を掘っていたのではあり
   ません。つきることのない化石への興味と情熱につき動かされるように、
   女性でありながら、重労働で危険な化石掘りに没頭(ぼっとう)しました。
   化石に関する知識や観察する力は並外れていました。学者にも負けないく
   らいです。いつもメアリーは細心の注意を払って根気強く化石を採集(さ
   いしゅう)しました。
    そして、ある時、とうとう驚くような大発見をするのです!
    メアリーの発見した、おびただしい数の化石は大英博物館を始め、世界
   中の博物館などが所蔵しており、これらの化石は科学者たちの研究に大い
   に貢献(こうけん)しました。
    さて、皆さんがこの本を読む楽しみがなくなってしまいますので、あら
   すじの紹介はこのくらいにしておきますが、この本の中のメアリーは、生
   き生きとして楽しそうです。読んでいるとすっかり引き込まれてしまって、
   メアリーとともに化石について考え、観察し、喜び、わくわくしてしまい
   ます。
  
    執筆者:市川雅子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/3chikyuu/umibenotakaramono/umibenotakaramono.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 「ノーベル生理学・医学賞特別講演会」(事前申込制)のお知らせ ■
  
    今年は、日本人の科学者がノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
   これを記念し、山中伸弥教授らのノーベル賞受賞研究について紹介する緊
   急講演会を開催します。電子メールにてお申込みください。
    「体細胞のリプログラミングによる多能性獲得の発見」について、関連
   する分野の研究者が、受賞者の業績や研究の意味について紹介します。ま
   た、会場からのご質問にもお答えします。
  
    開催日時:10月20日(土)14時〜15時
    会  場:4階B室シンラドーム
    日  程:14時〜14時40分 講演「iPS細胞とは何か?(仮題)」
         14時40分〜15時 Q&A
    定  員:先着50名
    費  用:無料(入館料は別途必要)
    講 演 者:林崎良英先生(独立行政法人 理化学研究所)
    案 内 役:戎崎俊一先生(独立行政法人 理化学研究所)
    申込方法:電子メールにて
  
    申込方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/10/post_558.php
  
   ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
    「ウインター・サイエンスキャンプ’12−’13」参加者募集中 ■
  
    ウインター・サイエンスキャンプ’12−’13は、先進的な研究テー
   マに取り組んでいる日本各地の研究機関で、冬休み期間中に本格的な実験
   ・実習が受けられる、高校生のための科学技術体験合宿プログラムです。
    今冬は、3泊4日以上の探究・深化型プログラム「サイエンスキャンプ
   DX(ディー・エックス)」も含め、大学、公的研究機関による11の会
   場で実施されます。
    高校生のみなさん、興味のあるプログラムに、ふるってご応募ください!
  
    開 催 日:2012年12月23日〜2013年1月11日の期間中の
         2泊3日〜3泊4日
    会  場:大学、公的研究機関(11会場)
    定  員:受け入れ会場ごとに10〜24名(合計198名)
         ※前年度平均応募倍率2.6倍
    参 加 費:2,000円 (支払いは参加決定後です)
         プログラム期間中の宿舎や食事は主催者が用意します。
         参加費は食事代の一部に充当します。現地集合・現地解散で
         す(自宅と会場間の往復交通費は自己負担となります)。
    応募締切:11月6日(火)郵送必着
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    サイエンスキャンプ募集ホームページ
    http://rikai.jst.go.jp/sciencecamp/camp/
    スマートフォン専用サイエンスキャンプ募集ホームページ
    http://rikai.jst.go.jp/sciencecamp/camp/sp/
  
   ■ 自転車の科学教室
     「自転車レース 体に当たる風の力を体験してみよう!」 ■
  
    自転車ロードレースの中盤になると5人前後の先頭グループができるこ
   とがあります。このグループの先頭を走る選手はお互いに交代しながら走
   っています。なぜ先頭交代しているのでしょう?先頭選手にはどのくらい
   強い風の力が働くのか、また、後ろにいる選手やハンドルの形によっても
   体に当たる風の力は本当に変わるのでしょうか。実際に体験してみましょ
   う。
  
    開催日時:10月21日(日)11時30分〜、13時〜各回20分
    会  場:2階E室「北ノ丸サイクル」
    参 加 費:無料 (科学技術館の入館料が別途必要です)
    定  員:各回親子5組
         当日10時より会場にて参加整理券を先着順で配布
  
    詳細は、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/10/post_554.php
    http://cycle-info.bpaj.or.jp/info/2012/20120924-2.html
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回、日曜日に
   開催しています。
  
    開催日時:10月21日(日)13時〜16時
    開催場所:2階C室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/10/post_553.php
  
   ■ 「夢・化学−21」わくわく理科・実験教室 参加者募集中 ■
  
    昔から使われている写真は、フィルムの表面にぬられてある薬品が光に
   よって変化する性質を利用したものです。白黒写真のフィルムを使い、写
   真のしくみについて、勉強しましょう。
  
    開 催 日:11月17日(土)
    開催時間:13時30分〜、15時〜(各回45分)
    会  場:4階I室「実験スタジアム」スタジアムL
    テ ー マ:「白黒フィルムを使って、写真のしくみを知ろう」
    対  象:小学校1年生〜4年生
         ※防犯上の理由から、保護者の方は必ず参加者を会場までお
          連れください。
    定  員:各回40名(うち、今回募集は各回20名)
    参 加 費:無料(別途、科学技術館の入館料が必要です。実験教室への
         「参加証」の提示で当日に限り特別料金となります。)
    講  師:荘司隆一先生(筑波大学附属中学校)
  
    申込締切:10月31日(水)当日消印有効。
    申込方法:往復はがきにて、次の宛て先にお申し込みください。
    (問合先) 〒104-0033 東京都中央区新川1-4-1
          一般社団法人 日本化学工業協会 広報部
         「夢・化学−21」事務局宛
          電話 03−3297−2555
    主  催:「夢・化学−21」委員会
         (公益社団法人 日本化学会、公益社団法人 化学工学会、
          公益社団法人 新化学技術推進協会、一般社団法人 日本
          化学工業協会)
  
    応募方法や今後の日程など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagaku21.net/yume21/wakuwaku/wakuwaku.html
    http://www.jsf.or.jp/info/2012/10/post_555.php
  
   ■ メールマガジン400号記念プレゼント! 応募受付中 ■
  
    前号に引き続き、プレゼントのお知らせです。
    400号を記念して、オリジナルグッズを抽選で40名様にプレゼント
   いたします。
    現在ご応募いただいている方でも送付先の住所など、記入もれの方が多
   数いらっしゃいます。必要事項が未記入の場合は、当選とならない場合が
   ございますのでご注意ください。
  
    400号プレゼントはこちらをご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/400/400pre.html
  
   応募方法:個人情報の取扱にご同意のうえ、下記お問い合せフォームより
        ご応募ください。
  
        ◎お名前、Eメールアドレスは必ずご記入ください。
        ◎ご意見・質問内容の欄に、「400号プレゼント希望」、希
         望賞品番号(第2希望まで)、当選した場合のプレゼント発
         送先の住所、メールマガジンへのご感想・ご意見をご記入く
         ださい。
  
        ※ご希望通りの賞品に必ずしもならない可能性がありますので、
         予めご了承ください。
        ※ご当選の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
        ※賞品の発送は、10月25日(木)頃を予定しております。
   応募締切:10月19日(金)
   問い合せ:お問い合せフォームよりお願いします。
        http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆公開講座「LCCの現状と今後の展望」(11/17開催)
  
    本年はLCC(Low−Cost Carrier)3社が日本の空に
   就航し、LCCに関する話題がテレビや雑誌等を賑わせています。
    LCCの定義やその歴史、今後の展望などのほか、LCC会社の立上げ
   から就航に至るまでの流れ、安全面の確保、LCCの強み、料金・サービ
   ス面等における大手エアラインとの違いについて、2部構成で紹介します。
  
    開催日時:11月17日(土)13時〜16時
    開催場所:記念館1階研修室
    参 加 費:無料
    定  員:60名
    参加対象:高校生以上
    講  師:戸崎肇氏(早稲田大学教授)
         西尾忠男氏(ジェットスター・ジャパン株式会社 常務取締役)
    申込方法:(1)往復はがき、(2)インターネット
    応募締切:11月7日(水)往復ハガキの場合当日必着
    協  力:日本航空株式会社
  
    申込方法などについての詳細はこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#150
  
   ☆特別展「日本の航空技術100年展」会期延長のお知らせ
  
    零戦来日を実現すべく、米国国務省に零戦の輸出許可申請を提出してお
   りましたが、10月5日にようやく輸出許可が下り、零戦の来日が決定い
   たしました。
    特別展が好評なこと、零戦の来日時期が大幅に遅れたことから、会期を
   2013年3月31日まで延長いたします。今後、米国からの輸送、通関
   手続き等に数週間を要するため、当館での公開は12月上旬から翌年3月
   31日までを予定しております。
  
    今後のスケジュールなどについてはこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/spevent/index.html
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆「セーリングカヌー操船体験教室」のお知らせ
  
    風の力だけで進むヨット型カヌーの操船体験教室です。セーリングの楽
   しさを体験していただこうと、プロセーラー「西村一広プロ」が指導する
   体験教室を開催します。
  
    開催日時:10月28日(日)13時〜
    受付時間:12時30分〜15時
    開催場所:体験教室プール
    参 加 費:無料
    そ の 他:当日は濡れても良い服装でお越しください。
         また、天候その他の事情により中止する場合がございます。
  
    詳細はこちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=907
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 火を点ける ■
  
    連休に、我家の小2と河口湖にキャンプに行ってきました。ご飯はもち
   ろん自炊。飯盒でご飯を炊き、定番ですがカレーをつくりました。
    この時のことです。小2ですのでそろそろ火も点けられないと困ると思
   い、火を点けるためにマッチを購入しようと考えました。「今どきの子ど
   もはマッチで火が点けられない」ということを聞いたことがある方も多い
   と思います。ところがです。いざマッチを買おうとすると、売っていない
   んですね。コンビニやスーパーで売っているのは使い捨てライターばかり。
   今どき、マッチはほとんど売られていないんです。しかたがないので今回
   はライターを購入しました。ところがまた難題。子どもがライターを使っ
   て火事をおこさないように、今売っているライターはチャイルドレジスタ
   ンス機能といって、火を点けるとき、ハードプッシュ式(点火レバーを重
   くする)あるいはダブルアクション式(点火レバーの押し込みに2段階以
   上の操作を要求する)となっており、子どもの力では簡単には火が点けら
   れないようになっています。そんなことを考えずにコンビニでライターを
   買い、いざ我家の小2に着火させようとしたら、案の定、小2の力では点
   火レバーを押しこめきれず、着火できませんでした。子どもが不用意に火
   を点けられないようにしているのですから、当たり前と言えばあたりまえ
   のことです。ですので、私が一緒にライターを持ち、点火レバーを押し込
   んで火をつけ、薪を燃やしました。
    ライターのチャイルドレジスタンス機能は事故を防ぐためにとても大事
   だと思うのですが、一方で、子どもに火を点ける体験をさせようと思うと、
   実はとてもハードルが高いことに今回初めて気が付いた次第です。小2な
   のに火を点けられないでよいのかとも考えてしまい、あらためて、安全と
   体験、うまくバランスを取ることの難しさに考え込んでしまいました。
  
                        (企画広報室 田代英俊)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
   ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は
    こちらのURLからお願いします。
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   科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



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