科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第429号 ◆  ━
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                             >>>2013/5/15発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   5月18日は「国際博物館の日」です。お近くの美術館や資料館、動物園、
   水族館、植物園などにおでかけになってみてはいかがでしょうか。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,449人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・「サマー・サイエンスキャンプ2013」
              実験工作教室「かんたんLEDライトを作ろう!」
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「LEDに・・・、もっと光を!?」
       自然と友だち・・・「新緑の候・種数共に多くなる」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・今月のテーマ「生物多様性」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・自転車の科学教室
                 「車輪が傾いたときの動きを調べよう!」
              日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              2013年度第1回アイセフ化学検定
                            (5/20締切)
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
    ☆5月の休館日は8日(水)、15日(水)、22日(水)、29日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
         「サマー・サイエンスキャンプ2013」参加者募集中 ■
  
    「サマー・サイエンスキャンプ2013」は先進的な研究テーマに取り
   組んでいる日本各地の大学、公的研究機関、民間企業で、夏休み期間中に
   本格的な実験・実習が受けられる、高校生のための科学技術体験合宿プロ
   グラムです。
    今夏も、3泊4日以上の探究・深化型プログラム「サイエンスキャンプ
   DX(ディー・エックス)」を含め、58会場で実施されます。
    高校生のみなさん、興味のあるプログラムにふるってご応募ください!
  
    開 催 日:7月23日〜8月28日の期間中の2泊3日〜4泊5日
    会  場:大学、公的研究機関、民間企業等(58会場)
    定  員:受け入れ会場ごとに8〜40名(合計880名)
         ※前年度平均応募倍率2.4倍
    参 加 費:2,000円(支払いは参加決定後です。)
         ・プログラム期間中の宿舎や食事は主催者が用意します。
          参加費は食事代の一部に充当します。
         ・現地集合、現地解散です。
          (自宅と会場間の往復交通費は自己負担となります。)
    応募締切:6月14日(金)郵送必着
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    ・サイエンスキャンプ募集ホームページ
     http://rikai.jst.go.jp/sciencecamp/camp/
    ・スマートフォン専用サイエンスキャンプ募集ホームページ
     http://rikai.jst.go.jp/sciencecamp/camp/sp/
  
   ■ 実験工作教室「かんたんLEDライトを作ろう!」 ■
  
    ライトのしくみを知れば、電気の基本がわかります。製作するキットは、
   高輝度LEDとボタン電池を使った、はんだ付けなしで手軽につくれるラ
   イトです。
    きっとあなたの“手元”と“科学する心”に明るく光が届くはず・・・。
  
    開 催 日:5月19日(日)
    開催時間:13時〜、14時〜、15時〜(各回約30分)
    会  場:4階I室「実験スタジアム」スタジアムL
    定  員:各回20名様
    内  容:前半 実験をまじえた「かんたんLEDライト」の解説
         後半 「かんたんLEDライト」の製作
    対象年齢:小学4年生以上
         ※小学校1〜3年生も参加可能ですが、保護者の方同伴で
          お願いします。
    参 加 費:800円(入館料は別途必要です)
    参加方法:開館時間より、会場にて1日分の参加券を販売いたします。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/05/post_656.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「シミュレーションで見る分子の世界」とし
   てお話しいただく予定です。
  
    日 時:5月18日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:亀谷和久さん(東京理科大学)
    ゲスト:古石貴裕さん(福井大学)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ LEDに・・・、もっと光を!? ■
  
    皆さんは、「電球」を知っていますか?
    「あたり前だよ!」という声が聞こえてきそうな質問ですね。電球は自
   分の家や学校、はたまた街中の街灯など、あらゆるところで目にすること
   ができ、毎日お世話になっていると思います。
    電球は電気エネルギーを光エネルギーに変えてくれるもので、私達の生
   活になくてはならないものです。『電気を光に変えてくれるもの』として
   思いつくのは、「白熱電球」「蛍光灯」「LED」などがあると思います。
   他にも、「有機(無機)EL」も電気を光に変えてくれるもので、液晶の
   バックライトなどに使われています。(※)
  
    その中でも、最近よく耳にするのは「LED」です。電気エネルギーを
   上手に使うことができるものとして普及してきました。すでに家でLED
   電球を使っているという方も少なくないかもしれません。私はまだ自宅で
   は使っていないのですが、実験や工作などではよくお世話になっていて愛
   着のあるものです。
    LEDは、先述した「消費電力が少ない」ということが良く知られてい
   ますが、他にも幾つかの特徴を持っています。例えば、消費電力が少ない
   のは発熱が少ないという特徴によるものですし、長寿命であるという点も
   そうです。また、様々な色の光をつくり出すことができるという点も特徴
   と言えます。
  
    そんな様々な特徴を持つLEDですが、ちょっと面白いことができるの
   で紹介します。実はLEDは、電気をつくることができるのです。砲弾型
   LED(高輝度赤色)をテスターに繋(つな)いで光を当ててみると、電
   圧が出ていることがわかります(写真1)。たくさんのLEDをうまく繋
   いでいくと、何とLEDでつくられた電気でLEDを光らせることもでき
   るのです!(写真2) あまり効率的な発電ではありませんが…。LED
   で発電ができるのはp型半導体とn型半導体からできていて、太陽電池と
   良く似た構造をしているためだそうです。ちなみに光源の種類やLEDの
   色など、条件によって出力電圧は変わってくるようです。
  
    LEDで電気をつくり、何かを動かしたり光らせたりすることはなかな
   か大変ですが、電気を流して光らせるのはそれほど難しいことではありま
   せん。もしLEDに興味を持ったら、以前よもやま話でも紹介した「工作
   教室『かんたんLEDライトを作ろう!』」(当メールマガジン第399
   号)に参加してみてください。実際にLEDを点灯させる実験を行ったり、
   LEDライトの工作キットをつくったりして(完成したキットは持ち帰る
   ことがきますよ!)、より興味と理解を深めることができるはずです。
    最近では、春休みやゴールデンウィーク中にも実験工作教室を開催し、
   お陰さまでご好評をいただきました。そこで、不定期ではありますが継続
   して開催していくこととなりました。次回の教室開催日は、5月19日
   (日)です。まだ参加したことがない方は、ぜひ参加してみてはいかがで
   しょうか? 皆さんのご参加をお待ちしております。
  
    ※EL(エレクトロルミネセンス:Electro Lumines−
     cence)とは、LED(発光ダイオード:Light Emit−
     ting Diode)のように電気エネルギーを光に変える現象お
     よび製品を指します。
  
    写真1〜2はこちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/429/429.pdf
  
    執筆者:名波友貴 科学技術館事業部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
   ■ 新緑の候・種数共に多くなる ■
  
    東京近郊ではサクラの季節も過ぎ、新緑の美しい頃となりました。4月
   の気候は変化がはげしく、先日25℃を越す夏日になったかと思ったら、
   次の日は北風が吹き、たちまち10℃以下というように、まるで夏から冬、
   そして春と、めまぐるしいほどでした。
    虫たちもあまりの気候の変化にとまどい、発生はしていても活動できな
   い…つまり虫をあまり見られない日が多かったようです。
    5月初め今年も信州安曇野を訪れ、ヒメギフチョウの舞う姿をカメラに
   おさめてきました。
    暦の上では5月は立夏、まさに初夏の候となります。
  
    「新緑の候・種数共に多くなる」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss108
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは「生物多様性」です。
    2011年から2020年までを「生物多様性の10年」として、国際
   社会が協力して生態系の保全に取り組むことが国連で採決されました。
    「生物多様性」という言葉はむずかしく感じますが、私は、「地球のた
   くさんのいきものはみんなつながっている」というふうに考えています。
  
   ■ 『ゾウの森とポテトチップス』 ■
     しゃしんとぶん/横塚眞己人(よこつか まこと) そうえん社
     2012年12月 1,300円+税
  
    おいしいポテトチップス。ゾウといったい何の関係があるのでしょうか?
    ゾウを見にボルネオ島に行った作者はそのつながりを知って驚きました。
   豊かな緑におおわれている島には、もともとの熱帯雨林は、実はほんの少
   ししか残っていなかったのです。豊かに見えた濃い緑は、「パーム油」を
   とるために人によって植えられたアブラヤシ。それは熱帯雨林の木々を切
   って植えられました。見渡すかぎりの広大な農園にきれいに並んだアブラ
   ヤシ。野生の生きものはここではくらせません。
    パーム油は世界中に輸出されています。そしてポテトチップスをからり
   とあげる油やカップめん、マーガリン、洗剤、化粧品など、かぞえきれな
   いほどのものに使われています。それは私たちのくらしを豊かにしてくれ
   ますが、野生の生きもののすみかや食べるものをうばうことにもつながっ
   ています。
    ボルネオ島にわずかに残された自然の熱帯雨林のなかで懸命に生きるゾ
   ウやそのほかの生きものたち。作者はそのゾウと目と目があったとき、
   「地球は人間だけのものではないよ」と言っているように感じたそうです。
    作者は「あとがき」にこう書いています。
    「ぼくはボルネオゾウの撮影を通じて、『知る』という最初の一歩をふ
   みだしました。そして、自分ができることとして、それを多くの人に知っ
   てもらおうと写真を発表し文章を書くことで、今、二歩めをふみだしたと
   ころです。」
    この本は写真が多くて自分もボルネオ島に行ったような感じがします。
   そこでみなさんが知ったこと、感じたことがいつの日か、三歩めになりま
   すように。
  
    執筆者:市川雅子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/10kankyou/zounomori/zounomori.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 自転車の科学教室「車輪が傾いたときの動きを調べよう!」 ■
  
    自転車の車輪を地面に垂直に置いて転がしてみると、最初は速いスピー
   ドで真っ直ぐに進みます。しかし、スピードが遅くなるとタイヤはふらつ
   いて傾いてきます。すると、車輪はどんなふうに進むのでしょうか?
    走っている自転車が倒れない理由の一つとして、ジャイロ効果という現
   象があります。これを車輪を使った簡単な実験で確かめてみます。
  
    開催日時:5月19日(日)11時30分〜、13時〜(各回20分)
    会  場:2階F室「自転車広場」
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定  員:各回親子5組(小学校5年生以上)
    参加方法:当日9時30分より会場にて参加整理券を先着順で配布
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/05/post_655.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:5月19日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/05/post_653.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   皆様のご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:5月19日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:津野克彦さん(理化学研究所)
    テーマ:「宇宙機の作り方」(2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/05/post_654.php
  
   ■ 2013年度第1回アイセフ化学検定(5/20締切) ■
  
    化学検定は、現代社会を生きる私たちに必要な化学の知識を身につける
   ための検定試験として、元素の性質や化合物についての基礎知識を問う元
   素編(中学生〜一般レベル)と元素記号や元素名を問う周期表編(小中学
   生レベル)があります。
    この検定をきっかけとして、多くの人々が身のまわりの物質について化
   学的に正しく理解し、より安全な生活を安心して送れるようになってほし
   いとアイセフは願っています。
  
    検 定 日:6月16日(日)
    検定時間:元素編  13時〜14時(集合 12時45分)
         周期表編 15時〜15時30分(集合 14時45分)
    開催場所:6階会議室
    検 定 料:元素編 5,000円、周期表編 3,500円
    特  典:科学館の無料入館など
    締 切 日:5月20日(月)
    申込方法:電子メールにて
    問合せ先:アイセフ(未来化学教育研究所)office@icef.jp
         アイセフは高校化学の現職の教員有志による任意団体です。
  
    申し込み方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://icef.jp
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のお知らせ
  
    ゴム動力飛行機を製作し、体験を通して飛行機が飛ぶ原理を学べます。
   今回はオリジナルキット「スカイハートII」の製作です。できあがったら、
   航空公園内の広場で飛ばしてみましょう。
  
    日 時:5月25日(土)13時〜(製作時間 約1時間)
    受 付:12時30分〜(先着40名様)
    会 場:1階研修室
    教材費:300円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#142
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 生きてる自然ミュージアム ■
  
    このメールマガジンをつくっている部署は、お客さまが来られる科学技
   術館の建物の一角にあります。パソコンの手を休め、ふと窓の外を見やれ
   ば、そこに広がるのは北の丸公園一面の緑。モコモコ茂る緑を眺めている
   と、散らかった目の前の机上の惨状のこともしばし忘れ、気分は優雅に羽
   づくろいする野鳥、といったところでしょうか(その前にさっさと机の上
   を整理しろと言いたいところですが)。
    ともあれ、北の丸公園はいま新緑まっさかりです。
    思えば、都心でこんなぜいたくな場所もそうそうありません。千代田区
   の報告書によれば、北の丸公園をふくむ皇居の森に生息する植物は約1,
   300種、動物にいたっては約3,600種! 当然、希少生物との遭遇
   も多く、当部署スタッフも、とてつもない数のアズマヒキガエルの大群に
   おののいたり、ハクビシンとたわむれたり。また敷地内には音楽の聖地・
   日本武道館もあり、夕暮れ時にはさまざまなファンの人々の出で立ちがこ
   れまた華やかです(この春はAKB48グループの総会がにぎやかでした。
   つい先日は鉄人レスラー・小橋健太選手の引退試合も行われ、公園で涙な
   がらに熱き思いを語るスタッフの姿も……)。木立を分け入れば、ふいに
   近衛歩兵連隊碑を見つけ、歴史に思いを馳(は)せることもしばしば。こ
   こは東京の中心にある「生きた自然ミュージアム」だという気がしてなり
   ません。
    「サイエンス友の会」の皆さんのなかには、すでに“北の丸公園マスタ
   ー”の方も多いかと思いますが、まだ未体験の方は、来館ついでにゆった
   りご家族などで公園散策されてはいかがでしょう。当メルマガの「自然と
   友だち」コーナーでは、毎週「いま」の北の丸公園のすがたを先生方がお
   伝えしていますので、お出かけ前にぜひご一読を。探索するうち、未知な
   る生命体を発見するかもしれませんよ!?
  
                        (企画広報室 永井紀衣)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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