科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第444号 ◆  ━
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                             >>>2013/8/28発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   国産新型ロケット「イプシロン(Εpsilon)」の昨日の打ち上げが
   中止になってしまいとても残念です。このロケットには金星や火星、木星
   などを観測する世界で最初の惑星観測用の宇宙望遠鏡が積まれているので
   すが、この望遠鏡の活躍は次の機会に期待しましょう。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,651人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・FOREST秋祭り
              理研DAY:研究者と話そう
              教員のための理科実験スキルアップ講座
                              (化学分野)
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「8月30日」
       自然と友だち・・・
         「8月の北の丸公園を飾ってくれた草木の花や実の中から」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「海を楽しもう」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・幼児向けサイエンスプログラム
              特別展「下町ボブスレーの挑戦」トークショー・
                  搭乗体験・ペーパークラフトプレゼント
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
    ☆9月の休館日は4日(水)、11日(水)、18日(水)、25日(水)です。
    ☆現在、玄関ロビーのリニューアル工事中です。ご不便をお掛けいたし
     ますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ FOREST秋祭り ■
  
    みなさまお待ちかねの「FOREST秋祭り」。FORESTのお祭り
   は一味違います!
    静電気で……!?、 洗濯バサミで……!? 手で確かめて……!?
    FOREST秋祭りで楽しく科学を体験してみよう!!\(^▽^)/
  
    日  時:9月14日(土)〜16日(月・祝)10時〜15時30分
         ※体験できる内容は時間によって異なります
    会  場:5階G棟 スモンマ横
    参加方法:5階G棟 スタッフカウンターでチケット配布(15時まで)
         チケットを持って会場へ(最終受付15時15分)
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/09/post_707.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    今月の「理研DAY」は国際科学映像祭の一環として「サイエンスフィ
   ルムカフェ・理研DAY:研究者と話そう」として開催します。研究者の
   トークショーおよび理化学研究所が行っている研究を映像でご紹介します。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:9月15日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:大竹淑恵さん(理化学研究所)
    テーマ:10倍楽しむ「中性子が拓く日本のものづくり」
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/09/post_705.php
  
   ■ 教員のための理科実験スキルアップ講座(化学分野)
           〜ベテラン教師による実践的理科実験極意の伝授〜 ■
  
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会
   教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く
   ださいますようご応募をお待ちしております。
  
    開催日時:10月6日(日)14時〜16時
    会  場:科学技術館4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導に少し苦手意識をお持ちの方
         ・科学教室の講師を目指しており、実験指導の極意を勉強し
          たい方
         ・教員を目指している教育学部の学生さんなど
    募集人数:20名程度(申込順)
    参 加 費:1,000円(消耗品代、保険代など)
    申込方法:EメールまたはFAX
    申込締切:9月29日(日)必着
    問合せ先:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「サブミリ波がかくされた銀河の誕生をあば
   く」としてお話しいただく予定です。
  
    日 時:8月31日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:野本知理さん(千葉大学)
    ゲスト:田村陽一さん(東京大学)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 8月30日 ■
  
    『気象庁は、重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合として降水
   量その他に関し気象庁が定める基準に該当する場合には、その旨を示して、
   気象、地象(地震にあっては、発生した断層運動による地震動に限る。)、
   津波、高潮及び波浪についての警報(以下「特別警報」という。)をしな
   ければならないものとすること。』
    少し読みにくい文ですね。今月30日から気象庁では特別警報の発表が
   されるようになりますが、そのため気象業務に関する法律である「気象業
   務法」や「国土交通省設置法」の一部が改正され、この文はその改正法要
   綱(※)にある文です。
    気象等に関する特別警報は、警報の発表基準をはるかに超えるような、
   数十年に一度の強度の現象が予想される場合に発表されます。
    ひと月ほど前になりますが、7月28日に発生した山口県・島根県の大
   雨は、特別警報が実施されていたら、発表されていたといわれています。
    気象現象以外にも特別警報は発表されます。津波の場合は予想される津
   波の高さが3メートルより高い大津波警報が(数値での発表は「5メート
   ル」)、火山噴火の場合は居住地域に重大な被害を及ぼすと予想されるレ
   ベル4以上の噴火警報(居住地域)が特別警報に位置付けられます。地震
   (地震動)の場合は、震度6弱以上の大きさの地震動が予想される場合、
   つまり緊急地震速報の震度6弱以上がこれにあたります。
    すべての特別警報に共通して言えることは、発表されたら身を守るため
   に最善を尽くすことです。また注意報や警報も従来通り発表されますが、
   「特別警報が発表されていないなら大丈夫」ということではありません。
   警戒は必要です。
    高温に関する特別警報は設けられないですが、今年はテレビの天気予報
   のコーナーで「高温注意情報」という言葉を耳にされた方も多いでしょう。
   これは都道府県を対象に、最高気温が概ね35℃以上と予想される場合に
   発表されます。8月12日に高知県四万十市西土佐江川崎では41.0℃
   を記録し、日本の観測史上の最高気温が6年ぶりに更新されました。さら
   に同地点では同日を含む4日連続で最高気温40℃以上を記録、東京でも
   最低気温が30℃を下回らない日があり、どちらも観測史上初となりまし
   た。
    自然災害は気候や土地利用の状況で大きく変わります。被害を最上限に
   抑えるべく、その変化に合わせ、気象庁では今回の特別警報のように情報
   発信の仕方を変えています。そのせっかくの情報を活かすには、情報を発
   信する側の努力に任せるだけではなく、受け取る側も普段から防災意識や
   関心を持つことが大切なのだと思います。
    8月30日から9月5日までの1週間は防災週間です。改めて防災につ
   いて考えてみるのはいかがでしょうか。
  
    執筆者:荻野亮一 科学技術館運営部学芸員、気象予報士、防災士
  
    「特別警報」について、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tokubetsu-keiho/
    ※気象業務法及び国土交通省設置法の一部を改正する法律案について
    http://www.jma.go.jp/jma/press/1303/08b/houritsuan.html
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 「8月の北の丸公園を飾ってくれた草木の花や実の中から」 ■
  
    サルスベリの群れ咲く花やタマサンゴの実の色が人目をひきます。
    ヘクソカズラやヒヨドリジョウゴなどのつる植物が草木にからみながら、
   可愛らしい花を咲かせるようになりました。ツユクサの鮮やかな青紫色の
   花や、メハジキの紅紫色の花が目にとまります。
    オヒシバやメヒシバに混じってシマスズメノヒエの穂が草むらに揺れて
   います。
    猛暑の8月ですが、暑さに耐えて生きている夏の草木の姿を楽しみに北
   の丸をご探訪ください。
  
    「8月の北の丸公園を飾ってくれた草木の花や実の中から」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/sss44
  
    執筆者:永井昭三 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    「海を楽しもう」の最後の本は、今年6月に出版された海の図鑑です。
  
   ■ 小学館の図鑑 たんけん!NEO 『海のひみつ』 ■
     スティーブ・パーカー著/白山義久日本語版監修/小学館
     2013年6月 発行/1,800円+税
  
    冒頭に、「海は、全体を知るには、あまりにも大きすぎるのです。」と
   あります。しかし、大きいからこそ魅力的でもあります。
    この本は、「海のすべて」、「世界の大洋」、「海の生物」、「海と人
   間」、「危険にさらされる海」の5つの章にわかれていて、さまざまな海
   のすがたを教えてくれます。それと共に、海で起こっている環境問題も取
   りあげられており、人類と海との関わりについても考えさせられます。
    この本を読んでいくと、本当に海って色々な生物が棲(す)んでいるん
   だなあと実感できます。深海、砂浜、磯、ラグーン、サンゴ礁、氷の海な
   どさまざまな場所に適応した生物が棲(す)んでいて、その姿形は、本当
   にさまざまです。特に高い水圧、凍りつきそうな水温、真っ暗やみと、か
   こくな環境である深海に適応した生物たちは、発光するもの、口を大きく
   したものなどとりわけ風変わりな姿をしています。生物の適応力のすごさ
   を感じることができます。
    この本には、章のタイトルでもわかるように、生物のことだけではなく、
   海そのもののことや人間と海の関わりについてもくわしく載っています。
   この本を読めば、さらに海のことに興味がもて、自分たちの地球にも興味
   がわいてくるでしょう。海しらべにおすすめの本です。
  
    執筆者:林田真治 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/10kankyou/uminohimitu/uminohimitu.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 幼児向けサイエンスプログラム ■
  
    小学校入学前のお子さまに楽しんでいただけるサイエンスプログラムを
   開催します。
    子どもたちが身近なものに触れ、その性質やしくみに気づいたり、工夫
   する体験を繰り返したりすることが、自然と科学的理解ができるようにな
   る「きっかけ」となります。
    科学技術館は、そんな子どもたちの体験をサポートします。
  
    開 催 日:8月29日(木)
    開催時間:11時〜、13時〜、14時30分〜(各回約30分)
    会  場:3階F室「ワンダー・ガレージ」
    定  員:各回12名(※要保護者同伴)
    対  象:3歳以上の未就学児
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    参加方法:各回開始30分前より、会場にて参加券を配布
  
    開催日ごとにプログラムが異なります。詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/08/post_691.php
  
   ■ 特別展「下町ボブスレーの挑戦」
         トークショー・搭乗体験・ペーパークラフトプレゼント ■
  
    モノづくりの街、大田区の町工場約40社が協力して初の国産マシンと
   して製作された「下町ボブスレー」の展示を行います。
    開催期間中の毎週土曜日、日曜日には、下町ボブスレーネットワークプ
   ロジェクト推進委員会のみなさんに下町ボブスレーの開発や大田区のモノ
   づくりについてお話しいただく「下町ボブスレートークショー」を開催し
   ます。
    また、期間中の土日祝日に下町ボブスレーの活動の募金にご協力いただ
   いた方に対して、ボブスレーの搭乗体験やペーパークラフトプレゼントの
   チャンスがございますので、ぜひお越しください。
  
    期 間:9月16日(月・祝)まで
    会 場:4階D室 イベントホールほか
    後 援:公益財団法人大田区産業振興協会、一般社団法人大田観光協会
    協 力:下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/08/post_693.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「紙飛行機工作教室」のお知らせ
  
    記念館オリジナルの紙飛行機「スカイカブIII」(鶴丸ロゴ)を製作し
   ます。ぜひご参加ください。
  
    日 時:9月14日(土)13時〜(製作時間 約1時間)
    受 付:12時30分〜(先着40名様)
    会 場:1階研修室
    教材費:350円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#149
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆「ボート体験乗船会」のお知らせ
  
    日本海洋レジャー安全・振興協会と共催する「ボート体験乗船会」です。
   普段、プレジャーボートに乗船する機会が少ない皆様、この機会にぜひ体
   験してみてください。
  
    開催日:9月8日(日)、29日(日)
    時 間:10時〜15時30分(5回実施)
    会 場:青海北ふ頭公園(羊蹄丸が停泊していた場所)
    受 付:船の科学館 大駐車場側
    定 員:各回8名(先着順)
    費 用:無料
    その他:荒天や主催者の都合などにより中止となる場合があります。
        ライフジャケット装着可能な方であればだれでも参加可能。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=977
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ ゴールは近づいている ■
  
    去る週末、ここ北の丸公園は、朝から晩まで芋の子を洗うような大賑わ
   いでした。すぐそばの日本武道館で行われた「24時間テレビ」(日本テ
   レビ系)の募金や見物にやってきた人たちでごったがえしていたわけなの
   です。この夏の風物詩のにぎわいが一段落すれば、ようやく夏休みも終盤。
   学校に通っているみなさんは、終わらない宿題を前に「やばいよ〜」と焦
   りまくっているころではないでしょうか?
    でも、あきらめるのはまだ早いですよ。夏休みの宿題は常に「最終コー
   ナーで追い込み」派だった筆者も、この試練を何度も乗り越え、無事大人
   になれました。人間、土壇場にくると、なんとかなるものです。
    わたくしごとですが、特に思い出に残っているのが、中学1年のときに
   提出した自由研究「元素絵巻」。なにせ、夏休みラスト2日間で書いた代
   物が、まさかの校内で金賞をもらってしまったのです。元素の歴史を単に
   マンガで絵巻にしただけの“企画もの”なのですが、その2日間の異様な
   までの集中力は今でも覚えています。早朝からせっせとラボアジェの似顔
   絵にいそしんだ甲斐があったというものです。
    ですが、落とし穴は、常に慢心の先にあるもの。表彰された受賞者たち
   が、授業でその栄えある研究成果(?)を発表する段となったわけですが、
   なぜか「元素」の読みを「がんそ」だと思い込んでいた自分(「元祖らー
   めん」などが頭にあったせいでしょう)。ドヤ顔で「えー、“がんそ”と
   はですね〜」とやらかしました。
    発表のあと先生が私の耳元でそっとつぶやいた言葉は、「これ…“げん
   そ”だからね…」。「え? えええええっ!」。知識というものは付け焼
   刃では決して身につかない、という貴重な教訓を得た1日でもありました。
    (万が一)まだ自由研究テーマが決まっていない方、科学技術館には、
   いたるところに自由研究のヒントがつまっています。付け焼刃の本の書き
   写しではなく、じかにモノや現象に触れて、いろいろ感じてみてください。
   きっと「これだ!」というテーマが見つかるはずです。負けないでもう少
   し……。宿題のゴールはすぐそこです!
  
                        (経営企画室 永井紀衣)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
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