科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第447号 ◆  ━
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                             >>>2013/9/18発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   先週末から日本列島に近づいて来た大型の台風18号は、連休のさなか各
   地に爪痕(つめあと)を残して去っていきました。災害に遭われた方には
   心よりお見舞い申しあげます。
   災害や事故に見舞われるのは本当にいやですね。さて、今週末から秋の全
   国交通安全運動がはじまります。夕暮れ時や夜間の歩行中あるいは自転車
   乗用中には事故に遭わない、起こさないようくれぐれも気をつけましょう。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,663人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・FOREST特別ツアー
              「視覚体験ツアー 〜脳で見る!? 芸術の秋〜」
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・
               「東京オリンピックとともに進化を目指す!」
       自然と友だち・・・「初秋の気配」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・
               「植物・動物のあの手この手のマル秘大作戦」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・Tシャツに雪の結晶をアートしよう♪
              実験工作教室「かんたんLEDライトを作ろう!」
              第31回マイクロマウス東日本地区大会
              日本IBM TryScience実験教室
              地下レストラン リニューアル工事のお知らせ
              教員のための理科実験スキルアップ講座
                              (化学分野)
              第4回国際科学映像祭スタンプラリー
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
       イベント情報・・・2013年度第2回iCEF化学検定
  
    ☆9月、10月の休館日は毎週水曜日です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ FOREST特別ツアー
           「視覚体験ツアー 〜脳で見る!? 芸術の秋〜」 ■
  
    顔には目が2つあるのに見ている世界はひとつ。なぜ? と思ったあな
   たはぜひご参加ください。普段何気なく見ている世界は真実でしょうか?
    さまざまな視覚体験ができる展示物をツアーでご紹介します。あなたの
   モノの見方が変わる……かもしれません。
  
    開催期間:9月21日(土)〜23日(月・祝)
    時  間:10時30分〜、11時30分〜、
         13時30分〜、14時30分〜(各回30分)
    会  場:5階F室「イリュージョンA」、5階C室「アクセス」
    対  象:小学3年生以上
    参加方法:当日開館時間より5階G棟スタッフカウンターで予約受付
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/09/post_716.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「すばる望遠鏡の夏休み」としてお話しいた
   だく予定です。
  
    日 時:9月21日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:亀谷和久さん(東京理科大学)
    ゲスト:藤原英明さん(国立天文台)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 東京オリンピックとともに進化を目指す! ■
  
    日本時間の9月8日未明、2020年のオリンピックの開催地が東京に
   決定しました。ご存知の通り、東京での開催は2回目となります。前回は
   1964年でした。この年には、新幹線や首都高速道路が開通し、日本の
   科学技術は急成長していました。実は科学技術館もこの1964年に開館
   し、来年50周年を迎えます。
    科学技術館の展示は、その時代の日本の科学や技術の成果を反映してい
   ます。開館当初は電子レンジや太陽光発電などが展示されていました。約
   50年たった現在はハイブリッドカーやスマートグリッドなどが展示され
   ています。
    また、展示に使われている手法や技術もその時代の最新の成果が導入さ
   れてきました。ここでは、映像展示の技術についてとりあげてみましょう。
    開館当初は、多様なフィルム系の大型映像の技術が開発されていました。
   科学技術館では、円形のホールの壁全面に映像が投影される360度全周
   大型映像を導入し、人気を博していました。現在では、フィルムに代わり
   デジタル映像が主流となっています。科学技術館も全天周デジタルドーム
   シアター「シンラドーム」が2008年にオープンしています。
    映像の記録媒体では、ビデオテープが解説映像を主体に導入されました。
   しかし連続再生に弱いビデオテープは、やがて光学式のLD(レーザーデ
   ィスク)に代わり、映像の高解像度化、大容量化が進むと、それに対応し
   たDVD、さらにはブルーレイへと移行していきます。
    また、特殊な手法も導入されました。例えば、ハーフミラーを使って実
   物や模型の上に映像が現れるように見えるマジックビジョンやデルビジョ
   ンと呼ばれる手法は、科学技術館以外の多くの博物館でも導入されました。
    1985年のつくば万博では3D映像が好評でした。その手法が科学技
   術館でも積極的に導入されます。偏光表示方式を使ったカラーの3D映像
   は来館者を魅了しました。その後、さまざまな方式が開発され、「シンラ
   ドーム」では波長分割方式という手法を導入しています。
    一方、インターネットの普及により映像コンテンツも変化していきます。
   科学技術館では1996年にオープンした映像シアター「ユニバース」(
   「シンラドーム」の前身)で「天体ライブショー」がはじまりました。こ
   のライブショーはアメリカの天文台とネットでつなぎ、アメリカのリアル
   タイムの星空を日本で昼間にリアルタイムに見るというものです(現在も
   「シンラドーム」で実施されています)。
    また、この頃から見るだけではなくインタラクティブ性(双方向性)を
   持つ映像システムが普及し、VR(仮想現実)と呼ばれ注目を浴びました。
   科学技術館でもCGを使ったVR展示が多く導入されました。そのVRは、
   MR(複合現実)やAR(拡張現実)といった実物と映像を重ね、より複
   雑な機能や演出が可能なものへと進化し、自分のスマートフォンなどを利
   用できるようにもなっています。科学技術館でも、これらの技術について
   の調査研究や試験を行っています。
    もちろん、最新技術の導入はあくまでも手段です。その技術を使って現
   在の日本の科学や技術の成果をわかりやすく伝えていくことが科学技術館
   の重要な役割です。次の東京オリンピックは前回から56年の蓄積をもと
   に大きな進化を遂げることでしょう。前回の東京オリンピックの年に開館
   した科学技術館も、これまでの蓄積をもとに次の東京オリンピックの年ま
   でに大きな進化を遂げていたいと思います。
  
   ※映像展示のいろいろ http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/447/447.pdf
  
    執筆者:中村隆 科学技術館運営部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 「初秋の気配」 ■
  
    8月下旬、久しぶりに涼しい(20℃)朝を迎え、秋の気配を感じるす
   じ雲が空に浮かび、セミの声もぴたりとやみました……と思ったら、また
   すぐ猛暑がぶり返し、セミの合唱の毎日です。
    竜巻で大被害をこうむるなど、異常気象のこの頃です。それでもススキ
   の穂が出そろい、木の実も色づき始め、コオロギの鳴き声も響き、少しず
   つ秋の気配を感ずるようにはなりました。
    さてこの初秋、みなさんにはどんな発見があるでしょう。
  
    「初秋の気配」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss112
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    9月のテーマは、「植物・動物のあの手この手のマル秘大作戦」です。
  
   ■ 『虫をたおすキノコ 冬虫夏草』<子ども科学図書館> ■
     吉見昭一文と写真/大日本図書/1984年9月/960円
  
    あなたは「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」という生物のことを、聞い
   たことがありますか。冬虫夏草はキノコの仲間です。
    冬は虫であったのに、夏には草の形をして地表にひょっこりと草のよう
   な長い柄を突き出すキノコの仲間を冬虫夏草というのです。
    虫の体が何かのきっかけでキノコの菌糸(きんし)に侵されて、外側は
   虫の形そのままに内側がすべて菌糸で埋まってしまったのです。昆虫は知
   らないうちにミイラになっているのです。冬虫夏草の胞子は、寄生する宿
   主がくるのをじっと待っていたのです。
    この本は、そんな不思議なキノコを紹介した本です。
    冬虫夏草の寄主(きしゅ)にはクモ、セミ、アリ、トンボ、ハエ、バッ
   タ、カメムシ、ハチなどいろいろの昆虫がいます。冬虫夏草たちは、これ
   らの虫のタンパク質を栄養源にしており、虫が生きているうちに体の中に
   菌糸が入りこみ、虫たちの生命にできるだけ影響がないように養分を吸い
   続け、いつか内側をすべて菌糸で埋めつくして占領してしまいます。
    昆虫がかわいそうになりますが、キノコが寄生することで数が調節され
   ているのです。
    この本は、冬虫夏草の写真も豊富なので、あなたも本をもとに昆虫から
   ひょっこりと柄が出ているキノコを探すことができます。冬虫夏草を探し
   てみませんか。
    図書館にあると思いますので探して読んでみてください。
  
    執筆者:河合良一 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/5seibutsu/musiwotaosu/musiwotaosu.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ Tシャツに雪の結晶をアートしよう♪ ■
  
    第5回東京国際科学フェスティバルの参加イベント「『宇宙をアートし
   よう♪ 2013』 ―科学とアートのコラボレーション―」の一環とし
   て、雪の結晶をデザインするイベントです。
    好きな形をデザインしてオリジナルTシャツをつくってみよう。
  
    開 催 日:9月22日(日)
    時  間:11時15分〜14時
    会  場:2階C室 イベントホール
    内  容:(1)「超低温」実験ショーを見学
         (2)「雪」の結晶をイメージし、オリジナルTシャツ製作
    定  員:50名
    参加方法:当日10時より会場にて整理券を配布します。
    参 加 費:1,700円(別途、入館料は必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/09/post_710.php
  
   ■ 実験工作教室「かんたんLEDライトを作ろう!」 ■
  
    ライトのしくみを知れば、電気の基本がわかります。高輝度LEDとボ
   タン電池を使った、はんだ付けなしで手軽につくれる当館オリジナルのラ
   イトを製作します。
    きっとあなたの“手元”と“科学する心”に、明るく光が届くはず。優
   しく響く、鈴の音とともに……。
  
    開 催 日:9月22日(日)
    開催時間:13時〜、14時〜、15時〜(各回約30分)
    会  場:3階F室「ワンダー・ガレージ」
    定  員:各回20名様
    対象年齢:小学4年生以上
         ※保護者の方同伴であれば小学1〜3年生の方も参加可能
    参 加 費:800円(別途、入館料は必要です)
    参加方法:当日開館時間より、会場にて1日分の参加券を販売
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/09/post_712.php
  
   ■ 第31回マイクロマウス東日本地区大会 ■
  
    自立知能ロボット(マイクロマウス)が16×16区画で構成された迷
   路でゴールに到達するまでのタイムを競い合います。スタートとゴールの
   位置だけを事前に教えられたマイクロマウスは、自律的に(自分の力だけ
   で)迷路を探索し、ゴールまで走ります。
    コンピュータを利用してセンサやモータを駆動するメカトロニクス技術
   を修得するツールとして、日本国内でも多くの教育機関が注目しています。
  
    開 催 日:9月29日(日)
    会  場:2階C室 イベントホール
    主  催:マイクロマウス委員会東日本支部
         公益財団法人ニューテクノロジー振興財団
    共  催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
    そ の 他:・当日ご来館の方は観戦可能
         ・競技への参加は、事前の競技参加登録が必要
  
    詳細は、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/09/post_711.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:9月29日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/09/post_706.php
  
   ■ 地下レストラン リニューアル工事のお知らせ ■
  
    来月より地下レストランの改装工事を行います。工事期間中は、地下レ
   ストランでの全てのお食事提供ができなくなります。みなさまにはご迷惑
   をおかけいたしますが、ご理解いただきますよう、お願い申しあげます。
    なお、11月1日(金)以降は、新たなメニューで営業を行う予定です。
  
    工事期間:10月1日(火)〜10月31日(木)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/10/post_713.php
  
   ■ 教員のための理科実験スキルアップ講座(化学分野)
           〜ベテラン教師による実践的理科実験極意の伝授〜 ■
  
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会
   教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く
   ださいますようご応募をお待ちしております。
  
    開催日時:10月6日(日)14時〜16時
    会  場:科学技術館4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導に少し苦手意識をお持ちの方
         ・科学教室の講師を目指しており、実験指導の極意を勉強し
          たい方
         ・教員を目指している教育学部の学生さんなど
    募集人数:20名程度(申込順)
    参 加 費:1,000円(消耗品代、保険代など)
    申込方法:EメールまたはFAX
    申込締切:9月29日(日)必着
    問合せ先:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
   ■ 第4回国際科学映像祭スタンプラリー ■
  
    当館は、「第4回国際科学映像祭 ―魅せる科学―」の会期中、4階B
   室「シンラドーム」を中心にスタンプラリーの参加会場となっています。
   館内のさまざまな映像コンテンツをお楽しみください。
    また、スタンプラリー参加施設のスタンプを3施設以上押して応募する
   と、抽選で記念品を贈呈します。
  
    開催期間:9月29日(日)まで
    開催場所:4階B室「シンラドーム」他
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    参加方法:シンラドームの科学ライブショーやドーム投影番組、または
         館内各展示室の映像コンテンツをご覧になった方は、科学技
         術館のスタンプを所定の台紙に押してください。
    スタンプ設置場所:シンラドーム入口(台紙も同じ場所にございます)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/08/post_698.php
    http://image.sci-fest.net/ja/stamp.html
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆企画展「堀越二郎の生涯」展示延長のお知らせ
  
    今年6月から開催していた本展ですが、寄贈された資料の数が多くて紹
   介しきれていないこと、航空ファンより展示延長の強いご要望が寄せられ
   ていることから、会期を延長することにいたしました。現在、寄贈された
   多くの資料を精査しており、年内と年明けの2つの期に分けて展示更新を
   予定しています。
    また、現在大好評で上映中の大型映像館作品「傑作機 零戦と人間・堀
   越二郎」も、上映期間を延長することになりました。
  
    ★企画展「堀越二郎の生涯」
      2014年4月6日(日)まで
    ★大型映像館上映作品「傑作機 零戦と人間・堀越二郎」
      9月29日(日)まで休館日を除く毎日
        10時20分〜、14時20分〜
      10月1日(火)〜12月28日(土)
        11時30分〜(土日祝日のみ)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#461
  
   ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のお知らせ
  
    ゴム動力飛行機を製作し、体験を通して飛行機が飛ぶ原理を学べます。
   今回はオリジナルキット「つばめ」の製作です。できあがったら、航空公
   園内の広場で飛ばしてみましょう。
  
    日 時:9月28日(土)13時〜(製作時間 約1時間)
    受 付:12時30分〜(先着40名)
    会 場:1階研修室
    教材費:400円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#150
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 2013年度第2回iCEF化学検定 ■
  
    化学検定は、現代社会を生きる私たちに必要な化学の知識を身につける
   ための検定試験です。元素の性質や化合物についての基礎知識を問う元素
   編(中学生〜一般レベル)と元素記号や元素名を問う周期表編(小中学生
   レベル)があります。
  
    検 定 日:10月27日(日)
    検定時間:元素編  13時〜14時(集合 12時45分)
         周期表編 15時〜15時30分(集合 14時45分)
    会  場:6階会議室
    検 定 料:元素編 5,000円、周期表編 3,500円
    締 切 日:9月30日(月)
    申込方法:電子メールにて
   問合せ先:アイセフ(未来化学教育研究所)office@icef.jp
         ※アイセフは高校化学の現職の教員有志による任意団体です。
  
    申し込み方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://icef.jp
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ ロールプレイングゲーム ■
  
    我が家の小3に携帯ゲーム機を買ってから半年が過ぎました(当メール
   マガジン第419号参照)。小3は、最初に買ったスーパーマリオを筆頭
   にいくつか買ったアクション系のゲームはすべて終わらせ、今はRPG
   (ロールプレイングゲーム)にはまっております。もともとお話を読むの
   が大好きなので、剣と魔法の話のゲームの世界に、それこそドップリとつ
   かっています。最近は、私が家に帰るとまず最初にその日にやった冒険の
   旅の報告が始まります。どこの塔に行ってどんな魔物と戦ってアイテムを
   手にいれたとか、誰が実は敵でどうやって倒したとか、とてもうれしそう
   に話します。それに続いて今度は、昔お父さんがやった時はどんなパーテ
   ィーを組んだのだとか、どこでどんなアイテムを購入したとか、時には、
   このダンジョンをどうやって抜ければいいのかなどの情報収集です。スー
   パーマリオの時は学校で情報収集をしてきたのですが、RPGとなると学
   校ではそもそもやっている人がほとんどいないので、情報を集めることが
   できないのだそうです。
    我が家の小3の話を総合すると、RPGをやるには、まずお話がそもそ
   も好きであることが必要だそうです。さらに、ゲーム上のいろいろなメッ
   セージを覚えて、覚えたメッセージをヒントとして謎解きを楽しめないと
   ならないそうです。また、敵と戦う時は攻撃と防御、回復のバランスやパ
   ラメーターの変化を考えなければならないので、反射的に計算もできない
   とダメだそうです。そしてこれもポイントだそうですが、次に何をやるか
   をいろいろ考え、ダンジョンや敵の中、未知の領域にとりあえず一歩踏み
   出す勇気も必要だとか。これらのことを全体として楽しめないとRPGに
   ははまらないので、どうしても学校では、やっている人が少ないのだとの
   ことです。
    小3に言われてみて、確かにこれらはどれもRPGの重要な要素であり、
   逆にこれらのことを楽しめないと、ただの面倒くさい作業の連続となりま
   す。分析して考えると、RPGは結構頭を使う、ハードルが高いゲームな
   んだ・・・と、いまさらながらに感じた次第です。
    ということで、私も小3に触発され、知的体操と称してRPGを始めて
   しまいました。
  
                        (経営企画室 田代英俊)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘                                 ┘
  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
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