科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第450号 ◆  ━
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                             >>>2013/10/9発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   近くのスーパーではレジ袋の無料配布の中止と有料化のお知らせが掲示さ
   れていました。今月は3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月
   間。無駄をなくし、節約するのはいいのですが、財布から出ていくものが
   何か増えていく感じがします。財布の中身もうまくサイクルしてくれる世
   にならないかな。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,687人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・実験工作教室「かんたんLEDライトを作ろう!」
              教員のための理科実験スキルアップ講座(地学分野)
              ウインター・サイエンスキャンプ'13−'14
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・
       「ゆるゆる素粒子カフェ−ヒッグス粒子と日本人ノーベル賞の巻」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「読み継がれている本」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・雨をガラスにアートしよう♪ ―秋雨―
              日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              「オプト」一時閉室のお知らせ
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
       イベント情報・・・第35回風力エネルギー利用シンポジウム
  
    ☆10月の休館日は毎週水曜日です。
     10月は改装工事のため地下レストランのご利用ができません。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 実験工作教室「かんたんLEDライトを作ろう!」 ■
  
    ライトのしくみを知れば、電気の基本がわかります。高輝度LEDとボ
   タン電池を使った、はんだ付けなしで手軽につくれる当館オリジナルのラ
   イトを製作します。
    きっとあなたの“手元”と“科学する心”に、明るく光が届くはず。優
   しく響く、鈴の音とともに……。
  
    開 催 日:10月13日(日)、27日(日)
    開催時間:13時〜、14時〜、15時〜(各回約30分)
    会  場:3階F室「ワンダー・ガレージ」
    定  員:各回20名様
    対象年齢:小学4年生以上
         ※保護者の方同伴であれば小学1〜3年生の方も参加可能
    参 加 費:800円(別途、入館料は必要です)
    参加方法:当日開館時間より、会場にて1日分の参加券を販売
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/10/post_723.php
  
   ■ 教員のための理科実験スキルアップ講座(地学分野) ■
  
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会
   教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く
   ださいますようご応募をお待ちしております。
  
    開催日時:11月10日(日)14時〜16時
    会  場:科学技術館4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導に少し苦手意識をお持ちの方
         ・科学教室の講師を目指しており、実験指導の極意を勉強し
          たい方
         ・教員を目指している教育学部の学生さんなど
    募集人数:20名程度(申込順)
    参 加 費:1,000円(消耗品代、保険代など)
    申込方法:EメールまたはFAX
    申込締切:11月3日(日)必着
    問合せ先:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
   ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
     「ウインター・サイエンスキャンプ'13−'14」参加者募集中 ■
  
    「ウインター・サイエンスキャンプ'13−'14」は先進的な研究テー
   マに取り組んでいる日本各地の大学、公的研究機関等で、冬休み期間中に
   本格的な実験・実習が受けられる、高校生のための科学技術体験合宿プロ
   グラムです。
    今冬も、3泊4日以上の探究・深化型プログラム「サイエンスキャンプ
   DX(ディー・エックス)」を含め、11会場で実施されます。
    高校生のみなさん、興味のあるプログラムにふるってご応募ください!
    高校生が貴重な体験をできる機会となりますので、学校関係者のみなさ
   ま、お近くに高校生がいらっしゃる方は、ぜひご紹介をお願いいたします。
  
    開催期間:2013年12月21日〜2014年1月8日の期間中の
         2泊3日〜3泊4日
    会  場:大学、公的研究機関等(11会場)
    定  員:受け入れ会場ごとに12〜20名(合計184名)
         ※前年度平均応募倍率2.4倍
    参 加 費:2,000円(支払いは参加決定後です)
         ・プログラム期間中の宿舎や食事は主催者が用意します。参
          加費は食事代の一部に充当します。
         ・現地集合、現地解散です。
          (自宅と会場間の往復交通費は自己負担となります)
    応募締切:11月8日(金)郵送必着
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    ・サイエンスキャンプ募集ホームページ
     http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/
    ・スマートフォン専用サイエンスキャンプ募集ホームページ
     http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/sp/
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    また、アメリカ合衆国のヤーキス天文台とインターネットで繋ぎ、アメ
   リカで見えている星空の様子や天文台で撮影した天体写真を送ってもらう
   「ライブ天体観測」コーナーを予定しています。日本の昼過ぎにアメリカ
   の夜空をお楽しみください。
  
    日 時:10月12日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:伊藤哲也さん(国立天文台)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ ゆるゆる素粒子カフェ −ヒッグス粒子と日本人ノーベル賞の巻− ■
  
     ここは万物の材料である素粒子のお話が聞ける素粒子カフェ。昨日の
    ノーベル賞物理学賞発表を聞きつけてみやびさんが遊びに来ました。
  
   からん♪から〜ん♪
  
   マスター(以下マ):いらっしゃーい。
   みやび(以下み):こんにちは〜。マスター。とりあえず昆布茶といちご
     どうふ。
   マ:みやびちゃん、これまた渋い和風なところつくねー。
   み:だってー。昨日のノーベル物理学賞は、ヒッグスって人とアングレー
     ルって素粒子学者がとったんでしょ?
   マ:そうだね。
   み:私としては今年は日本人が物理学賞とるって信じていたから悔しいわ
     けよ。だからその憂さ晴らしに今日は和風スイーツで攻めてるの。
   マ:そういえばみやびちゃんは、スーパーカミオカンデグループ推しだっ
     たもんねー。(筆者注:こちらもノーベル賞受賞の可能性が高いと言
     われている日本の研究グループ)
   み:そう。もうあっちの方が発見は古いのに。ヒッグス粒子って見つかっ
     たの最近の話でしょ。わかる? 順番が違うと私は思うわけ。
   マ:まぁまぁ。そうは言ってもね、ヒッグスとアングレールの仮説自体は
     そもそも歴史が古いんだよ。
   み:ふーん。そうなのー。なんかテレビで色々解説してたけど、なんか話
     が難しいから私全然見てないのよねー。
   マ:あら。じゃあ、みやびちゃんが好きそうな話をひとつしましょうか。
     5年前に日本人がノーベル賞とったの覚えているかい?
   み:当然でしょ。南部先生と、小林先生あと益川先生だっけ?
   マ:うん。さすがによく覚えてるね。
   み:当然じゃない。
   マ:実はね、今回のノーベル賞のお話って南部さんの理論なしでは成り立
     たないお話なんだよ。
   み:え? そうなの??
   マ:南部さんの発見はノーベル賞をもらう位だからそれはそれですごかっ
     たんだけどね。南部さんのアイデアとゲージ理論っていう別の仮説を
     くっつけると重さっていうものを生み出せるっていうのを発見した人
     たちがいたんだ。それが今回ノーベル賞とった人たちってわけ。
   み:へー。じゃ、南部先生のおかげで彼らはノーベル賞取れた様なもんね。
   マ:でも同じように、小林さんと益川さんのノーベル賞はヒッグス達の発
     見なしではありえなかったんだ。2人のつくった仮説っていうのは、
     ある種ヒッグス粒子っていうのが将来見つかることを前提にした仮説
     だったんだよ。
   み:うそー。
   マ:そう考えると南部仮説と小林益川仮説という2つのノーベル賞をつな
     ぐ重要な研究が今回ノーベル賞をとったっていう考え方もできるんだ。
     だからあながち日本人と無関係ってわけじゃないんだよ。
   み:そう考えると少しは許せる気になってきたわ。それにしても一番最初
     のスタートラインを発見した南部先生ってすごいのね。同じ日本人と
     して誇りに思うわ。
   マ:(南部さんアメリカに帰化しちゃってるからどちらかというとアメリ
     カ人という気がするけど黙っておこうかな……)
  
    執筆者:泉田賢一 科学技術館運営部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは、「読み継がれている本」です。
    今回は、日本の物理学者が書いたエッセイ集のなかの一つを紹介します。
  
   ■ 『科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集』
               <岩波少年文庫510>より「茶碗の湯」 ■
     寺田寅彦著、池内了編/岩波書店/
     2000年6月(エッセイは1922年)/680円+税
  
    「ここに茶碗が一つあります。中には熱い湯が一ぱいはいっております。」
   から始まる短いエッセイです。
    さて、みなさんはこの一杯の茶碗の湯から、何を見、どんな疑問を持ち
   ますか?
    陶器の好きな人はどこの陶器か?また、模様などに目が行くかもしれま
   せん。また水にこだわりのある人は、天然水かな?水道水かな?と思うか
   もしれません。
    このエッセイは、その後、こんな風に書かれています。
    「ただ一ぱいのこの湯でも、自然の現象を観察し研究することの好きな
   人には、なかなかおもしろい見物(みもの)です。」
    どんな見物があるのでしょう……。
    それはとても驚きに満ちたものです。湯気から始まり、庭先、上空、地
   球上の気流へと話が続きます。一杯の茶碗を見つめていたはずが、いつの
   間にか、宇宙から地球を眺めている……そんな気分です。
    作者の寺田寅彦氏は明治・大正・昭和に活躍した物理学者であり、随筆
   家・俳人です。随筆には、見慣れたものにも興味を持って、観察し考察す
   ることによって、科学の法則がわかるというものが多くあります。
    また同じシリーズの『雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集』(池
   内了編/岩波少年文庫555)には、「『茶碗の湯』のことなど」という
   エッセイがあり、寺田寅彦氏の弟子である中谷宇吉郎氏が、「茶碗の湯」
   が発表された経緯や解説を書いています。ぜひこちらも手に取ってみてく
   ださい。
  
    執筆者:坂下智婦美 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/1nyuumon/kagakutokagakusha/kagakutokagakusha.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 雨をガラスにアートしよう♪ ―秋雨― ■
  
    ガラスの透明感に初秋の冷たい雨の印象を描いてみませんか。音や香り、
   経験した空気感などからイメージし、ガラス絵ならではの色彩を楽しみな
   がら感性表現にチャレンジしましょう。
  
    開 催 日:10月12日(土)
    時  間:13時〜14時30分
    会  場:2階C室 イベントホール
    主  催:林檎の会
    後  援:特定非営利活動法人 日本臨床美術協会
    定  員:30名
    参加方法:当日10時30分より会場にて整理券を配布
    参 加 費:1,500円(別途、入館料は必要です)
        ※この催しは、第5回東京国際科学フェスティバルの参加イベ
         ント「『宇宙をアートしよう♪ 2013』 ―科学とアー
         トのコラボレーション―」の一環として行われています。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/10/post_722.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:10月20日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/10/post_721.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   皆様のご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:10月20日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:今尾浩士さん(理化学研究所)
    テーマ:科学者がつくる一番大きいもの〜最強の加速器とビーム
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/10/post_720.php
  
   ■ 「オプト」一時閉室のお知らせ ■
  
    空調設備工事のため5階E室「オプト」展示室を一時閉室いたします。
   また、同展示室内で毎日2回実施している「レーザークラフト」について
   も、閉室期間中は休止させていただきます。
  
    閉室期間:10月30日(水)まで
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/10/post_718.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「YS−11機」「格納庫」一般公開のお知らせ
  
    「YS−11機」は、戦後日本の航空界が総力をあげて開発した国産初
   のターボプロップ旅客機で、ここに展示されている機は、全日空所有で、
   エアーニッポンが路線運航していたものです。
    「格納庫」には普段展示されていない10数機の実機、レプリカの機体
   が納められており、ウルトラライトプレーン、セスナ、ヘリコプターの操
   縦席に実際に座ることができます。ぜひご見学ください。
  
    開催日時:10月26日(土)〜27日(日)10時〜16時
    展示場所:「YS−11機」 西武新宿線「航空公園」駅前
         「格納庫」    記念館東隣
    参 加 費:無料
         ※雨天の場合、YS−11機の公開は中止となります。
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#161
  
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆「宗谷」解説ボランティア
  
    「宗谷」に乗船して南極に行かれた方々が、「宗谷」船上で解説いたし
   ます。どんなことでもお気軽にお尋ねください。
  
    日程:10月12日(土)   磯貝重信氏
       10月13日(日)   内山長徳氏
       10月14日(月・祝) 島ア里司氏
       10月19日(土)   島ア満雄氏
       10月20日(日)   高尾一三氏
       10月26日(土)   宮本武昌氏
       10月27日(日)   宮本武昌氏
    会場:南極観測船「宗谷」
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=976
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 第35回風力エネルギー利用シンポジウムのご案内 ■
  
    風力エネルギーの利用に関して、内外の現状とその課題等について、み
   なさまへの理解や促進を図ることを目的として開催しています。
    今回は、最新の風力エネルギー状況と課題について、産官学民の主導的
   な立場の方々の講演会を開催します。また、2日目には風力エネルギーの
   利用と進展に関する学術論文発表を行います。
  
    開 催 日:11月12日(火)〜13日(水)
    会  場:科学技術館 サイエンスホール、第1会議室、第3会議室
    参 加 費:25,000円(一般)、3,000円(学生)、
         ほか会員等の価格があります。
         事前に口座振込
    申込締切:11月1日(金)15時まで
    申込方法:ウエブサイト(http://www.jwea.or.jp/menu11_02.html)より
    主  催:一般社団法人日本風力エネルギー学会
         公益財団法人日本科学技術振興財団
    協  賛:一般社団法人日本風力発電協会
         一般社団法人日本小形風力発電協会
    問合せ先:一般社団法人日本風力エネルギー学会
         第35回風力エネルギー利用シンポジウム事務局
         電 話 03−5220−5010
         FAX 03−5220−5020
         電子メール:sympo@jwea.or.jp
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jwea.or.jp/menu11.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 元気の出る本 ■
  
    先日、日本航空株式会社(以下、JAL)の方の講演を拝聴する機会に
   恵まれました。内容は、会社更生法手続き後の、企業再建に向けた様々な
   取り組みについて具体的な事例を交えながらのお話で、とても興味深く、
   あっという間の2時間でした。そのJAL復活の立役者が、皆さんご存知
   の稲盛和夫氏です。私も、この講演がキッカケとなり、その日の帰宅後、
   押入れ奥の段ボール箱の中からずいぶん昔に購入した稲盛氏の書籍を探し
   ました。1冊は、『君の思いは必ず実現する−二十一世紀の子供たちへ−』
   (財界研究所/2004年)。もう1冊は『心を高める、経営を伸ばす−
   素晴らしい人生をおくるために−』(PHP研究所/2004年)。出て
   きた2冊とも意外と「キレイ」で「ホントに読んだのか?」と自問してし
   まいました。
    当時この本を手に取って購入に至った動機や心境など、ハッキリ記憶し
   ておりませんが、今回、このようなキッカケで再びこの本が自分の目の前
   にあるということは、何かの「縁」であり「良い機会」だと思い再読しま
   した。『君の思いは必ず実現する−二十一世紀の子供たちへ−』は、副題
   にもあるとおり、子供たちへ向けた著者のメッセージが内容となっている
   ので、とても読みやすく、平易な語り口調となっています。かといって、
   内容が薄いかと言うとそうではなく、ものごとの本質を突く、摂理、法則、
   など大人の心にも響く、明るく元気にさせてくれる内容だと再認識しまし
   た。しばらくは、いつでも手に取って読めるように、本棚の目立つところ
   に置いておこうと思います。
    また、稲盛氏の最近の著書も読んでみようと思っています。その稲盛氏
   ですが、BSフジの新番組「五木寛之『風のCafe』」の初回ゲストと
   してご出演されるようです。放送は10月12日(土)18時〜18時30
   分ですのでご興味のある方はご覧になってみてください。
  
    ※BSフジホームページ
     http://www.bsfuji.tv/top/pub/kaze_cafe.html
  
                        (経営企画室 宮野克浩)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



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