科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第455号 ◆  ━
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                             >>>2013/11/13発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   秋から冬にかけての夜空では、おうし座流星群やしし座流星群を見ること
   ができます。そして今年だけですが、アイソン彗星が明け方の空に見える
   ようになりました。でも、今週は急に寒くなってきて、北海道や東北地方
   では初雪が。カゼなどひかれぬよう体調に留意してください。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,692人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・第44回市村アイデア賞作品展
              クォークカードゲーム体験会
              うるの拓也氏 トークショー
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「さよならジュノー」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「葉っぱ」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              教員のための理科実験スキルアップ講座
                 物理分野(11/17締切)
                 生物分野(11/24締切)
              「第55回科学技術映像祭」参加作品の募集
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
       イベント情報・・・第2回科学検定
  
    ☆11月は毎日開館します。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 第44回市村アイデア賞作品展 ■
  
    次代をになう小・中学生のアイデアの芽生えを奨励するためにもうけら
   れた市村アイデア賞の作品展を開催いたします。市村アイデア賞の特色は、
   工作をしていなくても実現可能なアイデアだけでよいところです。
    文部科学大臣賞、科学技術館館長賞などの入選作品(12点)をご覧い
   ただけます。
  
    期間:11月15日(金)〜12月1日(日)
    場所:2階G棟サイエンスギャラリー
    主催:公益財団法人新技術開発財団
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/11/post_731.php
  
   ■ クォークカードゲーム体験会
            ― 遊んで集めてレアカードを持って帰ろう ― ■
  
    目に見えない素粒子の世界をわかりやすく、体験できるカードゲーム
   『クォーク・カード・ディーラー(QCD)』が科学技術館に登場です。
   『QCD』では赤、青、緑3色のクォークカードが主役。クォークカード
   を3色そろえると陽子や中性子などのバリオンカードがもらえます。いろ
   いろな組み合わせを見つけて全部のカードをゲットしよう。
    手に入れたカードはおうちに持って帰れます。君は全部の組み合わせを
   見つけられるかな?
  
   開催日時:12月1日(日)10時〜12時、14時30分〜16時
   体験時間:時間内であればいつでも参加可能。1回約10〜15分
        コンプリート(すべてのカードをゲット)まで約25分
   会  場:4階D室 イベントホール
   参加対象:小学校1年生以上(大人のみも可)
   参 加 費:無料(ただし、入館料が必要です)
   主  催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
   共  催:計算基礎科学連携拠点
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/12/post_732.php
  
   ■ うるの拓也氏 トークショー
    ― ムズカシイ素粒子をマンガ、ゲームで楽しく伝えるには? ― ■
  
    高エネルギー加速器研究機構(KEK)監修の科学マンガ『カソクキッ
   ズ』の作者であり、『クォーク・カード・ディーラー(QCD)』のカー
   ドデザイナーでもある、うるの拓也氏をお招きしてトークショーを開催し
   ます。
    大人でもむずかしいむずかしい……、と言いたくなる素粒子をマンガや
   ゲームで伝える努力や、そもそも始めるきっかけは?といった製作秘話な
   どをうかがいます。
  
   開催日時:12月1日(日)13時〜14時30分
   会  場:4階D室 イベントホール
   参加対象:小学校1年生以上
   参 加 費:無料(ただし、入館料が必要です)
   主  催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
   共  催:計算基礎科学連携拠点
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/12/post_733.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
    日 時:11月16日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:大朝由美子さん(埼玉大学)
    ゲスト:菊池知彦さん(横浜国立大学大学院)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ さよならジュノー ■
  
    2011年8月5日に打ち上げられ、2016年7月4日に木星到着の
   予定で飛行中のアメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機「ジュノー」
   が、去る2013年10月9日(日付はいずれも協定世界時)に地球スイ
   ングバイ(※1)をし、改めて木星へ向かいました。このことを記念して
   ジュノーにモールス符号(※2)で“hi”と送信しようという催しが、
   全世界のアマチュア無線家を対象に、日本時間の2013年10月10日
   3時から5時40分まで行われました。
    この“hi”は、英語のカジュアルなあいさつであると同時に、声色を
   伝えることのできないモールス符号によるやり取りにおいては笑い声を意
   味します(※3)。地球を離れ行くジュノーに対し、言わば「じゃあね」
   と笑顔で呼び掛けたということになるでしょうか。
    ジュノーは木星に到着後、その組成や重力場、磁場、磁気圏などを詳し
   く調べることになっています。そのためにさまざまな観測機器が搭載され
   ていますが、その中の「Waves」と呼ばれる電波やプラズマ波の観測
   装置が、今回は地球から送られた電波の解析に使われました。筆者も眠い
   目をこすりながら“hi”と送信しましたが、各地からのメッセージがど
   の程度受信されたかの結果は後日発表されるようです(※4)。
    この他にもジュノーには“遊び”があり、ローマ神話の主神であるユー
   ピテル(英語読みはジュピターで木星の語源)、その妻で最高位の女神で
   あるユーノー(英語読みはジュノーでこの惑星探査機の名前の由来)、木
   星の4つの衛星を発見したことで知られる17世紀の天文学者ガリレオ・
   ガリレイのLEGO社によるフィギュア3体が、“乗組員”として木星ま
   での旅をしています(※5)。また、ガリレオ・ガリレイの記念プレート
   も搭載されています。
    我が国の宇宙航空研究開発機構(JAXA)も、探査機やロケットなど
   の打ち上げに際してメッセージを載せることがあります。例えば2013
   年9月14日に打ち上げに成功した新型ロケット「イプシロンロケット」
   や、2014年打ち上げ予定の小惑星探査機「はやぶさ2」は、いずれも
   既に終了していますが、掲載・搭載する名前やメッセージの募集を春に行
   っていました(※6)。これからも同様の機会があろうかと思います。
    我々自身が地球を離れて他の天体に向かうのはまだまだ難しいですが、
   メッセージなどを探査機に託してその行方を見守るということができるよ
   うになっています。今後、ぜひお名前などを搭載し、笑顔で見送って、そ
   の旅路と目的地での成功を楽しみにするのはいかがでしょうか。
  
   (※1)フライバイや重力アシストとも呼ばれ、地球の万有引力と公転運
       動を利用して、探査機の燃料をほとんど使わずにその運動方向を
       変更する技術で、今回の例では木星に向かう推進力を得ています。
       軌道が変わる様子は http://missionjuno.swri.edu/earth-flyby
       にて動画で見られます。
   (※2)当メールマガジン第155号(2007年10月24日発行)の
       「科学・技術よもやま話」欄もご参照ください。
   (※3)同じく声の調子がわからない文字のみでのメッセージにたとえれ
       ば、「(笑)」や顔文字「(^_^)」と同じような表現です。
       モールス符号では「・・・・ ・・」となり、リズミカルに笑っ
       ているような雰囲気です。
   (※4)この催しについては、実際のモールス符号の送り方や機器の詳細
       も含め英文 http://www.jpl.nasa.gov/hijuno/ で見られます。
   (※5)http://www.afpbb.com/articles/-/2818833?pid=7602097
   (※6)それぞれ http://www.jaxa.jp/countdown/epsilon/ と
       http://www.jspec.jaxa.jp/hottopics/20130329.html
  
    執筆者:松浦匡 経営企画室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは、「葉っぱ」です。
    季節によって表情を変える葉っぱをいろいろな本を通して皆さんにご紹
   介したいと思います。
  
   ■ 『花も葉っぱも光がだいすき』<科学であそぼう6> ■
     和田正三著/岩波書店/1997年2月/1,700円+税
  
    私は、小学校で理科支援員をしているのですが、先日5年生の「流れる
   水のはたらき」の実験準備で校舎裏の花壇の草取りに励んでいました。
    普段はほとんど使われることのない花壇でしたから、雑草は勢いよく伸
   びており、終わりが見えない作業に一人途方にくれていました。そこで、
   用務員さんの力をお借りして、小型の耕運機を使い、土を掘り返してから
   草取りをしました。一通り草を抜き終え、これで実験の準備ができたと
   ホッとしていたのですが、次の勤務日に理科室の窓から花壇をのぞいてみ
   ると、花壇がうっすら緑色に見えたのです。「何だ、何だ。」と、花壇に
   近寄ってみると、雑草の若い芽が所せましと見事に生えそろっていたので
   す。「こんなに見事に生えそろうものなのか?」と、思っていた矢先にこ
   の本に出会い、「なるほど!」と、納得することができました。
    どうやら私は、土の中で眠っていた種を耕運機で掘り起こしたようです。
   この本に「芽が出るときはどんなとき?」という項目があります。その中
   の「種をほり起こそう」というページに実験の内容が詳しく書かれていま
   した。自分の身に起こったことが、本を通して理解でき、とても本を身近
   に感じる楽しい体験をすることができました。
    その他、「草木はどんなところがすき?」「花の背くらべ」「もしも光
   がなかったら?」「植物はなに色の光がすき?」と、それぞれの項目で、
   疑問から観察、そして実験へと話が進んでいく内容はどれも興味深く、夏
   休みの自由研究などにとても参考になりそうです。動くことができないと
   思っている植物の葉も成長のために曲がったり、伸びたりしている努力が
   よくわかるとても面白い本です。
  
    執筆者:澤本早苗 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/6shokubutsu/hamohappamo/hamohappamo.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:11月17日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/11/post_726.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   皆様のご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:11月17日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:長瀧重博さん(理化学研究所)
    テーマ:「星は生きてるよ。ぼくらは星から産まれたよ。」
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/11/post_727.php
  
   ■ 教員のための理科実験スキルアップ講座
       (物理分野・11/17締切、生物分野・11/24締切) ■
  
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会
   教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く
   ださいますようご応募をお待ちしております。
  
    開催日時:物理分野 11月24日(日)14時〜16時
         生物分野 12月1日(日)14時〜16時
    会  場:科学技術館4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導に少し苦手意識をお持ちの方
         ・科学教室の講師を目指しており、実験指導の極意を勉強し
          たい方
         ・教員を目指している教育学部の学生さんなど
    募集人数:20名程度(申込順)
    参 加 費:1,000円(消耗品代、保険代など)
    申込方法:EメールまたはFAX
    申込締切:物理分野 11月17日(日)必着
         生物分野 11月24日(日)必着
    主  催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         (公財)日本科学技術振興財団
    問合せ先:(公財)日本科学技術振興財団 科学の祭典事務局
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
   ■ 「第55回科学技術映像祭」参加作品募集中 ■
  
    第55回科学技術映像祭の参加作品の募集を開始しました。
  
    募集締切:2014年1月10日(金)必着
    参加方法:科学技術映像祭公式ホームページより申込
    入選発表:2014年3月上旬予定
    表 彰 式:2014年4月18日(金)予定
    表彰式会場:当館サイエンスホール
    主  催:(公財)日本科学技術振興財団、(公社)映像文化製作者連盟、
         (公財)つくば科学万博記念財団
  
    参加申込方法など、詳細はこちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のお知らせ
  
    ゴム動力飛行機を製作し、体験を通して飛行機が飛ぶ原理を学べます。
   今回はオリジナルキット「つばめ」の製作です。できあがったら、航空公
   園内の広場で飛ばしてみましょう。
  
    日 時:11月23日(土・祝)13時〜(製作時間 約1時間)
    受 付:12時30分〜(先着40名)
    会 場:1階研修室
    教材費:400円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#153
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 「第2回科学検定」のお知らせ[11/14(木)締切] ■
  
    科学のおもしろさに感動し、科学がますます好きになる検定です。「普
   段の生活で起きること」に関する問題を選んでいます。合格者には、デジ
   タル認定証を発行しますので、チャレンジしてみてね。
  
    開催期間:11月15日(金)10時〜11月17日(日)22時
    会  場:ウェブ上(オンライン受験)
    受 験 料:2,000円(3・4級)、無料(5・6級)
    参加対象:10歳以上
    出題内容:3・4級 中学校の理科の知識を前提とした問題
         5・6級 小学校までの理科の知識を前提とした問題
    申込方法:ウェブにて
    申込締切:11月14日(木)
    主  催:科学検定委員会
    問合せ先:03−6439−3774(平日 11時〜17時)
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagaku-kentei.jp/?bnr_id=jsf
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 家計簿 ■
  
    小学校の家庭科の授業で、お小遣い帳をつける課題?をしてからもうど
   れくらい経っただろうか。当時は自由になる金銭を持っておらず(あっ今
   でもそうだ)、おやつを買うためのお金をもらってお小遣い帳に書いたの
   ですが、最初は算数の計算式のように、収入と支出と残高を同じ行に書い
   て(もらったその日に使ったため日付が同じ)、先生から収入と支出を
   (日付が同じでも)別々の行に書くように指導を受けたことが思い出され
   ます。
    子供の頃は硬貨の額を計算して、お小遣い帳の残高と合っているかの 
   チェックで事足りていました。翻って現在では、現金以外にも、銀行口座
   や電子マネー、ポイントカード、あるいは有価証券等の資産だけでなく、
   借金(クレジットカード、ローン等)や電話・水道光熱費等の月々の支払
   いも取り扱うようになり、管理しなければならない範囲が拡がっています。
   口座の残高や電子マネーの残高など日頃気にしているわけではなく硬貨の
   ように実体があるものでもないので、昔のお小遣い帳のようにはいかず、
   何が残高で、それがどれと合っていればいいのかよくわからなくなってい
   ます。
    かといって、何もチェックしなくても良いというわけにもいかないのが
   現状です。複雑に考えても整理がつかないので、現在の口座の残高はいく
   らで、その後のクレジットカードやローン、公共料金の支払い(引き落と
   し)はいつでいくらで、そうすると今使えるお金はこれだけといったこと
   がわかるのですが、つい忙しさにかまけて、確認しないでいると、例えば
   引き落とし日が何回か過ぎてしまい、年末が近づいた今、ふと口座残高が
   足りているのだろうか不安になってしまいました。確認してみたところ問
   題はなかったのですが、来年4月からは消費税の税率があがって、支出が
   多くなることは確実なので、収入・支出のチェックをちゃんとしないとい
   けないなと改めて思った次第です。
  
                        (経営企画室 高原章仁)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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