科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第456号 ◆  ━
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                             >>>2013/11/20発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   北の丸公園の木々が色づきはじめています。当館の前のイチョウはまだ緑
   が残っていますが、大部分が紅(黄)葉している木も見られるようになり
   ました。公園内の葉っぱの色の移り変わる様子をご覧になってみては。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,692人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・実験工作教室「かんたんLEDライトを作ろう!」
              「鉄の丸公園1丁目」工作教室開催時間変更
              エスカレータ更新工事
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「台風30号の衝撃」
       自然と友だち・・・「秋深まる」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「葉っぱ」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・教員のための理科実験スキルアップ講座(生物)
              第44回市村アイデア賞作品展
              クォークカードゲーム体験会
              うるの拓也氏 トークショー
              「第55回科学技術映像祭」参加作品の募集
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
    ☆年内は12月27日(金)まで毎日開館いたします。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 実験工作教室「かんたんLEDライトを作ろう!」 ■
  
    ライトのしくみを知れば、電気の基本がわかります。高輝度LEDとボ
   タン電池を使った、はんだ付けなしで手軽につくれる当館オリジナルのラ
   イトを製作します。
    きっとあなたの“手元”と“科学する心”に、明るく光が届くはず。優
   しく響く、鈴の音とともに……。
  
    開 催 日:11月23日(土・祝)
    開催時間:11時〜、13時〜、15時〜(各回約30分)
    会  場:3階F室「ワンダー・ガレージ」
    定  員:各回20名様
    対象年齢:小学4年生以上
         ※保護者の方同伴であれば小学1〜3年生の方も参加可能
    参 加 費:800円(別途、入館料は必要です)
    参加方法:各回とも開催時間の1時間前より会場にて参加券を販売
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/11/post_738.php
  
   ■ 「鉄の丸公園1丁目」工作教室開催時間変更のお知らせ ■
  
    下記日時に限り、「鉄の丸公園1丁目」展示室で行う午後の工作教室
   (ワークショップ)の開催時間を変更いたします。
  
    日 時:12月1日(日)の午後のみ
    会 場:4階C室「鉄の丸公園1丁目」
    変更後:14時15分〜15時15分
        ※午前の工作教室の時間に変更はございません。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/12/post_736.php
  
   ■ エスカレータ更新工事のお知らせ ■
  
    下記の期間、館内のエスカレータ更新工事を行います。つきましては、
   工事期間中はエスカレータをご利用いただくことはできませんので、階段
   または2階から5階までのエレベータをご利用ください。
    また、工事に伴い、通路幅が一部狭くなる場所がございますので、ご見
   学の際には十分にお気をつけ願います。
    ご不便をお掛けいたしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し
   あげます。
  
    期 間:12月8日(日)〜2014年3月19日(水)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_737.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
    日 時:11月23日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:矢治健太郎さん(国立天文台)
    ゲスト:鈴木文二さん(埼玉県立春日部女子高校)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 台風30号の衝撃 ■
  
    去る10月16日に関東に接近した台風26号は、上陸こそしなかった
   ものの、大島をはじめとする各地に大きな災害をもたらしました。同月の
   26日にはさらに強い台風27号が日本の南海上を通過するなど、台風に
   振り回された月でした。そして、11月8日にはフィリピンのレイテ島を
   台風30号が襲いました。台風30号の上陸時の最大風速は、なんと秒速
   65m、最大瞬間風速は同90m(気象庁発表)(※1)とのことです。
   猛烈な風と高潮により、多数の死傷者を出す大災害となってしまいました。
   上陸した台風としては観測史上最強とも言われています。
    さて、風速秒速65mの風とはどんな強さの風なのでしょうか。気象庁
   のホームページに「風の強さと吹き方」という表(※2)があるのですが、
   風が強すぎてもはや参考になりません。これをイメージするために参考に
   なるのが、竜巻の風の強さを示す指標、いわゆる「藤田スケール」です。
   竜巻はその性格上、風速を計測することが困難なため、被害状況から竜巻
   の風速を推定するために藤田スケールは使われます。藤田スケールを提唱
   した藤田哲也氏は、米国の気象学者でダウンバーストと竜巻の世界的権威
   として知られ、その優れた業績からミスター・トルネード(竜巻)と称さ
   れた人物です。
    この藤田スケールによると、竜巻の強さの階級はF0からF6までに分
   類されていて、台風30号の最大風速をこれに当てはめるとすれば、F2
   (風速毎秒50〜69m)にあたり(※3)、「住家の屋根がはぎとられ、
   弱い非住家は倒壊する。大木が倒れたり、ねじ切られる。自動車が道から
   吹き飛ばされ、汽車が脱線することがある」(※4)とされています。報
   道による被害状況と、だいたいあっているように思われます。つまり、台
   風30号では強力な竜巻なみの強風が吹いていたということになります。
    ところで、「風のエネルギーは風速の3乗に比例する」という関係式が
   あるのをご存知でしょうか。つまり風速が2倍になると、風のエネルギー
   は8倍になるということです。例えば、高速道路を時速100kmで走行
   しているとき、車が前から受けている風のエネルギーを1とすれば、台風
   30号の最大風速の風のエネルギーは、その約12.2倍に相当すると計
   算することができます(※5)。その凄まじさがわかると思います。
    温暖化の影響で台風が大型化しているとも言われています。大島やレイ
   テ島の災害は他人事ではなく、自然現象の脅威がぐんと身近に迫ってきて
   いるように感じます。今後、気象がどのように変化していくのか気になる
   ところです。
  
    執筆者:湯浅孝 人財育成部
  
    ※1)米軍合同台風警報センターは最大風速は秒速87.5m、最大瞬
       間風速は秒速105mだったとしています。ただし、日本の気象
       庁とは最大風速の計算方法が異なっています。
       http://weather.excite.co.jp/typh/t-1330-35/
    ※2)http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.html
    ※3)竜巻のなかでF2の頻度は19.4%、F3以上の頻度は約6%
       しかなく、F2はかなり強い竜巻であると言えます。
    ※4)藤田(F)スケールとは(気象庁)
       http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/tornado1-5.html
    ※5)時速100km≒秒速28m、
       (64の3乗)÷(28の3乗)≒12.2
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 秋深まる ■
  
    11月7日は暦の上では立冬、東京近郊では日中は15℃、朝は10℃
   前後の日が続いています。これからはさらに朝は10度を下回る寒さとな
   るでしょう。
    北国ではすでに雪も降り、山地では紅葉のさかりの頃となりました。平
   地でもうっすらと紅葉が始まっています。木の実も色づき、秋の野の花も
   可憐に咲いています。虫たちは秋の日を浴びて、晴天の日にはさかんに吸
   蜜していました。そろそろ冬越しの準備を始めています。
    信州辰野の加納さんからもすばらしい信州辰野便りが届きました。ご期
   待ください。
  
    「秋深まる」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss114
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは、「葉っぱ」です。季節によって表情を変える葉っぱを
   いろいろな本を通して皆さんにご紹介したいと思います。
  
   ■ 『葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き』
                <サイエンス・アイ新書 SIS−62>■
     田中修著/ソフトバンククリエイティブ/
     2008年4月/定価952円+税
  
    この本は、『植物はすごい』(中公新書 2174)の著者である田中
   修さんの本です。「はじめに」の挨拶文から著者の楽しいお人柄が伝わっ
   てきて、ページをめくるたびに不思議で楽しい葉っぱの世界にどんどんの
   めりこんでいきました。第一話から第七話までの構成で、見開きの左側に
   文章が右側にはカラーのイラストが描かれており、とても読みやすくなっ
   ています。
    第一話では、「葉っぱがおこしたミステリー」と題し、秋にサクラが咲
   いた現象の解説があり、第二話の「時を刻む葉っぱ」では、葉っぱが夜の
   時間を正確にはかることができるのかを知ることができます。葉っぱがこ
   んなにも時間に対して敏感に活動しているなんて本当に驚きました。
    第四話では「働き者の葉っぱ」と題し、光合成についてふれています。
   私は小学校で理科支援員をしているので、毎年6年生の理科で光合成の実
   験を手伝っていますが、今年はこの実験で思わぬ失敗をしてしまいました。
   葉っぱでは、ブドウ糖やデンプンをつくる反応を進めるために多くの酵素
   が働いているそうです。酵素はタンパク質でできているため、温度が高く
   なりすぎると性質が変わって働けなくなるようです。実験では前日夕方に
   アルミ箔で葉を覆うはずでしたが、まだうだるような暑さが続いていた時
   期の正午過ぎから覆ってしまったのです。これでは、アルミ箔の中で葉が
   熱くなり、酵素の性質を変えてしまっても不思議ではありません。もう冬
   になってしまいましたが、第五話「葉っぱのパワー」に失敗の原因を見つ
   けることとなりました。実験が失敗してしまった班の児童と葉っぱには本
   当に申し訳ないことをしたなと反省しています。
    楽しくてためになる話は第七話まで続きますが、葉っぱとはこんなにも
   健気(けなげ)で働き者なのだと知ることができて、本書に出会えて本当
   によかったです。
  
    執筆者:澤本早苗 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/6shokubutsu/happanofushigi/happanofushigi.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 教員のための理科実験スキルアップ講座(生物・11/24締切) ■
  
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会
   教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く
   ださいますようご応募をお待ちしております。
  
    開催日時:12月1日(日)14時〜16時
    会  場:科学技術館4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導に少し苦手意識をお持ちの方
         ・科学教室の講師を目指しており、実験指導の極意を勉強し
          たい方
         ・教員を目指している教育学部の学生さんなど
    募集人数:20名程度(申込順)
    参 加 費:1,000円(消耗品代、保険代など)
    申込方法:EメールまたはFAX
    申込締切:11月24日(日)必着
    主  催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         (公財)日本科学技術振興財団
    問合せ先:(公財)日本科学技術振興財団 科学の祭典事務局
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
   ■ 第44回市村アイデア賞作品展 ■
  
    次代をになう小・中学生のアイデアの芽生えを奨励するためにもうけら
   れた市村アイデア賞の作品展を開催いたします。市村アイデア賞の特色は、
   工作をしていなくても実現可能なアイデアだけでよいところです。
    文部科学大臣賞、科学技術館館長賞などの入選作品(12点)をご覧い
   ただけます。
  
    期 間:12月1日(日)まで
    会 場:2階G棟 サイエンスギャラリー
    主 催:公益財団法人新技術開発財団
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/11/post_731.php
  
   ■ クォークカードゲーム体験会
            ― 遊んで集めてレアカードを持って帰ろう ― ■
  
    目に見えない素粒子の世界をわかりやすく、体験できるカードゲーム
   『クォーク・カード・ディーラー(QCD)』が科学技術館に登場です。
   『QCD』では赤、青、緑3色のクォークカードが主役。クォークカード
   を3色そろえると陽子や中性子などのバリオンカードがもらえます。いろ
   いろな組み合わせを見つけて全部のカードをゲットしよう。
    手に入れたカードはおうちに持って帰れます。君は全部の組み合わせを
   見つけられるかな?
  
   開催日時:12月1日(日)10時〜12時、14時30分〜16時
   体験時間:時間内であればいつでも参加可能。1回約10〜15分
        コンプリート(すべてのカードをゲット)まで約25分
   会  場:4階D室 イベントホール
   参加対象:小学校1年生以上(大人のみも可)
   参 加 費:無料(ただし、入館料が必要です)
   主  催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
   共  催:計算基礎科学連携拠点
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/12/post_732.php
  
   ■ うるの拓也氏 トークショー
    ― ムズカシイ素粒子をマンガ、ゲームで楽しく伝えるには? ― ■
  
    高エネルギー加速器研究機構(KEK)監修の科学マンガ『カソクキッ
   ズ』の作者であり、『クォーク・カード・ディーラー(QCD)』のカー
   ドデザイナーでもある、うるの拓也氏をお招きしてトークショーを開催し
   ます。
    大人でもむずかしいむずかしい……、と言いたくなる素粒子をマンガや
   ゲームで伝える努力や、そもそも始めるきっかけは?といった製作秘話な
   どをうかがいます。
  
   開催日時:12月1日(日)13時〜14時30分
   会  場:4階D室 イベントホール
   参加対象:小学校1年生以上
   参 加 費:無料(ただし、入館料が必要です)
   主  催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
   共  催:計算基礎科学連携拠点
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/12/post_733.php
  
   ■ 「第55回科学技術映像祭」参加作品募集中 ■
  
    第55回科学技術映像祭の参加作品の募集を開始しました。
  
    募集締切:2014年1月10日(金)必着
    参加方法:科学技術映像祭公式ホームページより申込
    入選発表:2014年3月上旬予定
    表 彰 式:2014年4月18日(金)予定
    表彰式会場:当館サイエンスホール
    主  催:(公財)日本科学技術振興財団、(公社)映像文化製作者連盟、
         (公財)つくば科学万博記念財団
  
    参加申込方法など、詳細はこちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆映画「永遠の0」ミニギャラリー展
  
    飛行機をテーマにした映画「永遠の0」の撮影で実際に使用された小道
   具を始め、紹介映像や撮影秘話などをパネル展示します。
  
    期 間:2013年11月30日(土)〜2014年1月31日(金)
    会 場:当館内 エントランスホール
    費 用:無料
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#164
  
   ☆ディズニー映画「プレーンズ」の世界展
  
    飛行機をテーマにした映画「プレーンズ」の世界をグラフィックや映像
   でご紹介します。
  
    期 間:2013年11月30日(土)〜2014年1月31日(金)
    会 場:展示館1階
    費 用:展示館入館料(大人500円、小・中学生100円)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#165
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 図工の作品展示会 ■
  
    皆さんは、小学校の図工でどのような作品がつくられているかご存知で
   すか。小学生のお子さんがいるかたは、自分の子供の作品は目にしている
   でしょう。しかし自分の子供のお友達や違う学年の子供達がどのような作
   品を製作しているのかについては、知る機会はなかなかありません。
    そこで今回のお話ですが、我が家の小3が通う小学校では、先週、児童
   の「作品展示会」が開催され、私も家内と一緒に見学してきました。「作
   品展示会」では1年生から6年生まで、絵画作品と立体物等の作品の2種
   類が展示されていました。
    絵画は、もし自分が原始時代にいったらどんな恐竜に会いたいか、自分
   の会いたい恐竜を想像して描いたり、色紙を千切ってこれを白い紙の上に
   ばらまき、何が想像できるか、千切られた色紙をベースに絵として発展さ
   せるなど、想像力、さらには創造力と言うべき力を養う作品づくりである
   ことがよくわかりました。
    立体物では、ペン立てがあったり、リュックサックやエプロン、さらに
   は高麗石の篆刻(てんこく)があったりと、実にさまざまなモノづくりに
   取り組んでいることがわかりました。
    正直なところ、これほどいろいろな作品に子供達がトライしていること
   を私は知りませんでした。さらに課題に対して、いかに子供達が真剣に取
   り組んで作品を仕上げたか、製作された作品のクオリティーの高さに圧倒
   されました。自分の子供の作品を見るだけではわからなかった小学校にお
   ける図工教育の奥深さを感じるとても良い機会になりました。
    ちなみに我が家の小3の絵画の課題は虹を見る風景をB3の大きな紙に
   描くというものでした。多くの児童は虹を見上げる自分やお友達の絵でし
   たが、我が家の小3は、UFOが浮かぶ空に架かった虹を見上げる異星の
   一つ目モンスターの絵を描きました。また立体物の製作では、毒々しい色
   をした呪いのツボをテーマにしてペン立てをつくりました。我が家の小3
   の場合、今やっているロールプレイングゲームや最近読んだ小説の影響が
   もろに出たようです。さらに言うなら、想像力というのも親の影響が反映
   するものだと、あたり前ですが強く感じた次第です。
  
                        (経営企画室 田代英俊)
  
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
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  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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