科学技術館メールマガジン バックナンバー


  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ━━                               ━━
  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第459号 ◆  ━
  ━━                               ━━
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                             >>>2013/12/11発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   先週、今年の新語・流行語大賞が発表されました。4つの受賞は史上最多
   だそうです。ところで、明日は今年の漢字が発表される日です。こちらは
   毎年一字。さて、何の漢字が選ばれるのでしょう。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,689人。
  
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・第14回日本万華鏡大賞公募展
              スプリング・サイエンスキャンプ2014
              ドライビングシミュレーター休止
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「ウェアラブルコンピュータ」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「結晶にまつわる本」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              エスカレータ更新工事
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
    ☆現在、エスカレータの更新工事中です。ご不便をおかけいたしますが、
     ご理解とご協力のほどよろしくお願い申しあげます。
    ☆年内は12月27日(金)まで毎日開館いたします。
    ☆年始は2014年1月4日(土)から開館します。
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 新着情報
  
   ■ 第14回日本万華鏡大賞公募展 ■
  
    1980年代に反射の美しい鏡を使って、アートとして変身した万華鏡
   は、さまざまなアイデアを加味して、さらに美しくおもしろいものとして
   生まれ変わりました。
    海外も含め、小学生から80代までの方が、その美しさ、楽しさ、アイ
   デアを競う「日本万華鏡大賞公募展」をぜひご覧ください。
  
    期 間:12月15日(日)まで
    時 間:10時〜16時50分(15日は15時まで)
    場 所:3階F室 ワンダー・ガレージ
    参加費:無料(入館料は必要です)
    主 催:日本万華鏡倶楽部
         (公財)日本科学技術振興財団・科学技術館
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/12/post_741.php
  
   ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
     「スプリング・サイエンスキャンプ2014」参加者募集中 ■
  
    「スプリング・サイエンスキャンプ2014」は先進的な研究テーマに
   取り組んでいる日本各地の大学、公的研究機関、民間企業等で、春休み期
   間中に開催される高校生のための科学技術体験合宿プログラムです。第一
   線で活躍する研究者、技術者から、本格的な実験・実習を直接受けること
   ができるまたとないチャンスです。
    高校生のみなさん、興味のあるプログラムにふるってご応募ください!
   また、学校関係者のみなさま、お近くに高校生がいらっしゃる方は、貴重
   な体験をできる機会となりますので、ぜひご紹介をお願いいたします。
  
    期 間:2014年3月21日(金・祝)〜3月29日(土)の期間中
        の2泊3日
    会 場:大学、公的研究機関、民間企業等(12会場)
    定 員:受け入れ会場ごとに8〜20名(計164名)
        ※前年度平均応募倍率2.4倍
    参加費:2,000円(支払いは参加決定後)
        ・プログラム期間中の宿舎や食事は主催者が用意します。
        ・参加費は食事代の一部に充当します。
        ・現地集合、現地解散です。
         (自宅と会場間の往復交通費は自己負担となります)
    応募締切:2014年1月24日(金)郵送必着
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    ・サイエンスキャンプ募集ホームページ
     http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/
    ・スマートフォン専用サイエンスキャンプ募集ホームページ:
     http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/sp/
  
   ■ ドライビングシミュレーター休止のお知らせ ■
  
    館内エスカレータ更新工事に伴い、2階D室「ワクエコ・モーターラン
   ド」(自動車展示室)前のドライビングシミュレーターを休止させていた
   だきます。
    大変申し訳ございませんが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し
   あげます。
  
    期 間:2014年3月19日(水)まで
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_743.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「ALMA望遠鏡で見え始めた星誕生の瞬間」
   としてお話しいただく予定です。
  
    日 時:12月14日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:大朝由美子さん(埼玉大学)
    ゲスト:西合一矢さん(国立天文台チリ観測所)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ ウェアラブルコンピュータ ■
  
    最近、ウェアラブルコンピュータ(Wearable Comput-
   er)、あるいはウェアラブル端末という言葉を見かける機会が多くなっ
   てきたように思います。ウェアラブル端末とは、眼鏡や腕時計、衣類、あ
   るいはかつらなどのように身に着けて利用するコンピュータのことです。
    先月、野村総合研究所が発表した「これからICT・メディア市場で何
   が起こるのか」(※1)では、ウェアラブル端末の国内販売台数は201
   3年度の23万台から、2018年度には475万台と約20倍に拡大す
   る見込みとしています。ここで、ウェアラブル端末とは「持ち運びができ
   る(ポータブル)だけでなく、機能を発揮するために身体の特定の部位に
   身につけること(ウェアラブル)が可能かつ必須であること」、「他の端
   末やネットワークとの通信機能を保有しているもの」という2点を満たす
   情報端末と定義しており、スマートフォンやタブレット、あるいは一般的
   な歩数計や腕時計などは対象外としています。
    このウェアラブルコンピュータと呼べるものが最初に発明されたのは1
   961年といわれています。カジノでの予測が目的で、タバコケース程度
   の大きさのアナログコンピュータを身に着け、4つのボタンでルーレット
   の回転数を入力すると、予測結果が音の高低として、補聴器から聞こえる
   というもの(※2)でした。
    その後、頭にかぶることで、動きながらでも映像が見られるHMD
   (Head Mounted Display:頭部装着ディスプレイ)
   が開発され、ウェアラブル端末の研究が進みました。当初はHMDのほか
   にコンピュータや重い電池を背中に背負わなければならなかったのですが、
   小型軽量化(※3)へと改良されてきています。1998年には、カナダ・
   トロント大学のスティーブ・マン教授が、「ウェアラブルコンピュータ」
   の定義をしています(※4)。それによると、ウェアラブルコンピュータ
   は、恒常性(Constancy)、増幅性(Augmentation)、
   介在性(Mediation)の3つの動作モードを持つとしています。
   常に使えて、利用者の能力を増大(あるいは補助)し、利用者のプライバ
   シーを保護しつつ他人や他のシステムとの仲介役を担うものだとしていま
   す。野村総合研究所の資料の定義とは異なりますが、こちらの定義ではス
   マートフォンや携帯電話は、ほとんどがあてはまりそうです。
    2007年には、子どもたちが「電脳メガネ」と呼ばれるウェアラブル
   端末を装着したTVアニメ「電脳コイル」(※5)が放送され、文化庁メ
   ディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞しています。この放送の前
   には、当館でウェアラブル機器を使った「科学技術館ナビゲーションシス
   テム実験」(※6)を行っていました。しかし、現実問題として、HMD
   は安全上の観点から子どもの使用は禁止されているため大人の方に装着し
   ていただき実験をしていました。当時の性能では時期尚早だったかもしれ
   ません。
    現在では、心拍数や血圧などを測定する機能を持つヘルスケアデバイス
   としてウェアラブル機器が販売されています。他にも、ウェアラブルの眼
   球センサーを組み込んだシステムや、カプセル内視鏡(LEDランプ、C
   CDカメラ、無線装置が内臓された少し大きめの錠剤風の飲む内視鏡。身
   に着けるとはちょっと違いますが)なども使用されています。また、人間
   だけでなく野生動物に小型の端末を装着させ、GPSで活動範囲を観察し
   たり、カメラで動物の目線による活動記録を撮ったりと、生態観察での活
   用もされています。
    今後、成長する分野の一つであると思いますが、知らないあいだに撮影
   されてしまうプライバシーの問題や歩きスマホの問題のように使用者側の
   マナーやその防止対策、法の整備などさまざまな課題があります。他にも、
   例えば、メールを受信する度に腕時計に視線を落とすことで、度々時間を
   確認していると相手に誤解され、失礼であると受け取られてしまう可能性
   もあり、広く使われるようになるにはまだまだ時間がかかりそうですね。
  
    ※1)これからICT・メディア市場で何が起こるのか(野村総合研究所)
    http://www.nri.com/jp/event/mediaforum/2013/forum201.html
  
    ※2)The Invention of the First Wearable Computer
    http://monet.cs.columbia.edu/courses/mobwear/resources/thorp-iswc98.pdf
  
    ※3)ウェアラブルコンピュータの歴史
    http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Wearcompevolution.jpg
  
    ※4)ウェアラブルコンピュータの定義
    http://wearcomp.org/wearcompdef.html
  
    ※5)電脳コイル
    https://www.nhk.or.jp/anime/coil/
  
    ※6)科学技術館ナビゲーションシステム実験
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/122/122.htm
  
    執筆者:高原章仁 経営企画室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 科学の本の紹介
  
    2014年、来年は国連が定める「世界結晶年」です。食塩の結晶構造
   を調べて、結晶が原子の配列によることを突き止めた3人の科学者がノー
   ベル賞を受賞してから100年になるのを記念して制定されました。今月
   は、結晶にまつわる本を4冊ご紹介していますが、2週目は、まさに塩の
   結晶の本です。
  
   ■ 『塩 海からきた宝石』<科学のアルバム(天文・地学編12)> ■
     片平孝著/あかね書房/初版1979年12月 新装版2005年4月
     1,500円+税
  
    おなじみの「科学のアルバム」シリーズの1冊です。1979年に出版
   された初版が2005年に新装版になりました。表紙の写真が鮮明に、ま
   た、中の紙質がフラットに変わり、オールカラーで写真が見やすくなりま
   した。
    タイトルからはちょっと想像できないのですが、これは塩のつくり方を
   追って世界の塩の産地を巡る本です。
    地球上の塩は陸地にあるものも含めてみんな海水から生まれてきました。
   人間が生きるのに欠かせない塩をどうやって手に入れてきたか、昔から行
   われてきた人々のいろいろな興味深い工夫をみていきます。
    最初は、基礎知識として塩水から結晶をつくる実験からはじまります。
   時間をかけ、結晶を大きく成長させる方法もわかります(食塩、コップ、
   糸、スライドグラス、アルコールランプ等があればできます)。
    塩の結晶のしくみを知ったら、いよいよ、日本の塩づくりの現場へ。海
   水を人力で汲(く)み、砂の上にまき、日光で水分を蒸発させ、煮て、つ
   いには大きな美しい塩の結晶ができあがる昔ながらの製法に驚かされます。
    それから、遠くサハラ砂漠にでかけます。ラクダで塩を運ぶキャラバン
   に同行し、塩に魅せられた著者はニュージーランド、アフリカ、チリ、ボ
   リビア、ポーランドなど、世界各地を飛び回って塩の不思議を案内してく
   れます。砂漠での塩づくり、その他に塩の川、塩の湖。海水の化石とはいっ
   たいどんなものだと思いますか? 海から遠く離れた陸地の奥地など、そ
   こにどうして塩があるのか地学的な説明もあり、楽しめます。
    巻末には、海水中の塩はそもそもどこから来たか、アイスキャンデーづ
   くりの実験、私達の体内の塩についてなど、塩についての豆知識がぎっし
   りつまっています。
    台所にもある身近な結晶――塩の不思議と美しさの旅へでかけてみませ
   んか。
  
    執筆者:中野陽子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/3chikyuu/shio/shio.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:12月15日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/12/post_734.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   皆様のご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:12月15日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:中村振一郎さん(理化学研究所)
    テーマ:光合成の贈り物、そして、分子の動きと音
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2013/12/post_735.php
  
   ■ エスカレータ更新工事のお知らせ ■
  
    下記の期間、館内のエスカレータ更新工事を行います。つきましては、
   工事期間中はエスカレータをご利用いただくことはできませんので、階段
   または2階から5階までのエレベータをご利用ください。
    また、工事に伴い、通路幅が一部狭くなる場所がございますので、ご見
   学の際には十分にお気をつけ願います。
    ご不便をお掛けいたしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し
   あげます。
  
    期 間:2014年3月19日(水)まで
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_737.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆複葉機の操縦席に座ろう!
  
    堀越二郎氏が少年時代に憧れたドイツの複葉機・フォッカーD7(レプ
   リカ)の操縦席に座る搭乗体験を開催します。
  
    日 時:12月14日(土)〜15日(日)、21日(土)〜23日(月・祝)
        10時〜15時30分(休憩12時〜13時30分)
    会 場:展示館内イベント会場
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#475
  
   ☆ディズニー映画「プレーンズ」ぬりえコンテスト
  
    ディズニー映画「プレーンズ」の12月21日(土)ロードショーを記
   念して、クリスマスシーズンイベント「ぬりえコンテスト」を開催します。
    応募者にはステッカーをプレゼント! そして、優秀者にはプレーンズ・
   グッズがプレゼントされます。
  
    募集期間:12月21日(土)〜12月26日(木)
    時  間:各日10時〜16時
    会  場:展示館内 プレーンズ特別展示会場近く
    応募対象:小学生以下
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#477
  
   ☆臨時休館と年末年始の営業のお知らせ
  
    記念館の臨時休館と年末年始の営業は以下の通りとさせていただきます。
  
    臨時休館:2013年12月17日(火)※12月の第3火曜日
    年  末:2013年12月28日(土)まで通常営業
    休館期間:2013年12月29日(日)〜2014年1月1日(水)
    年  始:2014年1月2日(木)9時30分から通常営業
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆臨時休館と年末年始の営業のお知らせ
  
    船の科学館の臨時休館と年末年始の営業は以下の通りとさせていただき
   ます。
  
    臨時休館:2013年12月27日(金)(設備点検のため)
    休館期間:2013年12月28日(土)〜2014年1月3日(金)
    年  始:2014年1月4日(土)10時から通常営業
     ※「船の科学館」では、初代南極観測船“宗谷”を中心とした屋外展
      示資料と「船の科学館 別館 展示場」をご見学いただけます。
      (現在、船の科学館は「本館展示」を休止中です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/announce/?p=255
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
             ★ 担 当 者 よ り ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
   ■ クルクル回る楽しいところ?! ■
  
    「科学技術館」は今日も元気に営業中です。
    先日、息子(3歳)が、初めて科学技術館に遊びにやってきました。当
   館は、「参加できる・体験できる」展示アイテムが数多くあり、幼児も楽
   しむことができます。その「楽しさ」というのは、まさに、五感を使った
   ものであり、到底展示の内容など理解していませんが、本人にとっては、
   とても「楽しいワクワクする体験」だったに違いありません。
    見る、触ってみる、動かしてみる、押してみる、引っ張ってみる……そ
   んな大人にとっては当たり前のコトが、幼児期においては、感動であり素
   晴らしい体験になるのだと思います。息子もまた行きたい!と言っていま
   す(私としてはホッとしています。言ってくれないと困ります……)。そ
   して、彼の中では、「親父の仕事=クルクル回る楽しいところ」だと認識
   しているようです。
  
    では、どんな展示アイテムがあるのかというと……しゃぼん玉の中に入
   ることができたり、竜巻を間近で見て触ることができたり、白い煙がモク
   モク立ち上がっていたり、全身を使ってジャンプしたり、イヌ小屋?!が
   あったり、水中に黒いナゾの生物?!がいたり、空気を体感したり、自分
   の姿がカタカタと踊り出したり、カラフルなボールが動き回ったり、ロボッ
   トお姉さんとお話ししたり、大きなクレーンを操縦できたり、本物の自動
   車や大型トラックそしてオートバイの運転ができたり、スリル満点な本物
   のパイプの中をくぐり抜ける滑り台があったり……幼児子どもたちが楽し
   める展示アイテムもこんなにたくさんあるのです。
  
    親がやって見せる
     −> 子どもがマネしてやってみる
     −> 他人にやって見せてあげたくなる
     => 楽しい!おもしろい!
  
   の連鎖反応(輪がひろがる)が起こる! 科学技術館では、そんな体験・
   体感を思う存分味わうことができます。そして、ワークショップ(実験シ
   ョー、5〜30分/回)も盛りだくさんです。種類の豊富さ&実演回数は
   特筆ものです。生花やゴムボールがアッという間にパリパリ、粉々になっ
   てしまう「超低温」の実験はオススメです!
    ぜひ、休日のお手軽レジャースポットとして、また、家族の触れ合いの
   場として科学技術館に遊びに来ていただければとても嬉しいです。ミュー
   ジアムショップでは、さまざまなグッズや書籍等を販売しています(入館
   しなくてもご利用可能です)。また、館内レストランも11月よりリニュー
   アルオープンとなっております。レストランのみのご利用も可能ですので、
   ご愛顧のほどよろしくお願い致します。
  
    ところで、お題にある息子が口にしている「クルクル回る楽しいところ」
   ですが、今のところどの展示のことを指しているのかナゾであり、もう少
   し時が経過したら、本人に聞いてみたいと思っています。
  
  
    科学技術館展示内容についてはこちら http://www.jsf.or.jp/exhibit/
    ワークショップについてはこちら   http://www.jsf.or.jp/exhibit/event/
    ミュージアムショップ情報はこちら  http://www.jsf.or.jp/guide/shop/
    レストラン情報はこちら       http://www.jsf.or.jp/guide/restaurant/
  
                        (経営企画室 宮野克浩)
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
   ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は
    こちらのURLからお願いします。
    http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/
  
   科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
    配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム
    ページからお願いします。
    https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  ┘                                 ┘
  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



操作メニューへ

メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/

Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED