科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第471号 ◆  ━
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                             >>>2014/3/12発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   現在、牛ヶ淵水辺環境再生工事のため、清水門の前の通りが大変狭くなっ
   ているところがあります。通行には十分ご注意ください。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,733人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・地層処分シアター休止のお知らせ
              バイオミメティクス公開講演会
              「自然と友だち」写真展
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「話を伝えているものは…、光?」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「ネコ」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・日立サイエンス・セミナー
                本川先生の特別講演「生き物は円柱形」
              「ワクエコ・カーモデラー教室」追加募集
              ★春休み特別イベント★ たのしい仮説実験講座
                〜銀ピカ 金ピカのひ・み・つ〜
              春休み特別展「4億年、昆虫との手紙展。」
                ラジオCMのお知らせ
              日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              入館料改訂のお知らせ
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
       イベント情報・・・第17回ロボットグランプリ
  
    ☆現在、エスカレータの更新工事中です。ご不便をおかけいたしますが、
     ご理解とご協力のほどよろしくお願い申しあげます。
    ☆3月の休館日は5日(水)、12日(水)、19日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 地層処分シアター休止のお知らせ ■
  
    リニューアル工事のため、3階E室「アトミックステーション ジオ・
   ラボ」地層処分シアターをしばらく休止いたします。大変申し訳ございま
   せんが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。
    リニューアル工事後は地層処分シアターが3D映像になって生まれ変わ
   ります! 迫力ある立体映像で、登場人物と一緒に楽しみながら地下の世
   界、地層処分のことを学ぶことができます。
    4月1日(火)のリニューアルオープンをお楽しみに!
  
    休止期間:3月12日(水)〜31日(月)
    会  場:3階E室「アトミックステーション ジオ・ラボ」
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_780.php
  
   ■ 公開講演会「生物模倣技術(バイオミメティクス)がもたらす
     技術革新と博物館の役割 ―海外の最新動向から見る我が国の課題:
     プロセスイノベーションとバイオミメティクス知識基盤―」 ■
  
    2014年春休み特別展「4億年、昆虫との手紙展。 バイオミメティ
   クス―いきものに学ぶイノベーション」の併設市民フォーラムとして、公
   開講演会を開催します。
  
    開催日時:3月31日(月)13時〜16時40分
    開催会場:科学技術館地階「サイエンスホール」
    参 加 費:無料
    講 演 者:下村政嗣教授(東北大学)
         中井徳太郎課長(環境省総合環境政策局官房秘書課長)
         赤池学所長(株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所代表取締役)
         伊藤元己教授(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻)
         平坂雅男知財部長(帝人株式会社)
         針山孝彦教授(浜松医科大学)
         長谷山美紀教授(北海道大学)
    主  催:(独)科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業、
         文部科学省科学研究費新科学領域「生物規範工学」
    協  賛:高分子学会バイオミメティクス研究会、(株)エヌ・ティー・エス
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_779.php
  
   ■ 「自然と友だち」写真展 ■
  
    当メールマガジンで掲載しています永井昭三先生と松田邦雄先生による
   動植物の写真コーナー「自然と友だち」で、ご紹介している貴重な写真の
   中から約30点を厳選し、写真展を開催いたします。
    草木や花・実、昆虫や野鳥などが見せるさまざまな顔や姿をお楽しみい
   ただければと思います。
    また、松田邦雄先生が日本の蝶全255種の生態写真を収めた「夢追蝶」
   からも約30点展示しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
  
    期  間:3月20日(木)〜4月6日(日)
    会  場:2階G棟サイエンスギャラリー
    料  金:無料(ただし、入館料は必要です)
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
    日 時:3月15日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:矢治健太郎さん(国立天文台)
    ゲスト:藤原英明さん(国立天文台)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 話を伝えているものは…、光? ■
  
    最近はスマートフォンや携帯電話のように気軽に電話機を持ち歩くこと
   ができるようにまりましたが、自宅にはまだまだ固定電話(家電[イエデ
   ン])がある家庭が多いと思います。電話は音声を電気信号に変換して遠
   くの人と話をするものです。
    日本では明治2年に東京横浜間で電信サービスが始まった時には、電信
   線に鉄が使われていましたが、1890年に東京横浜間で電話サービスが
   開始された頃には、電気抵抗の少ない銅線が使われるようになりました。
   その後100年近くは銅線が音声(実際には電気信号)の担い手となり、
   遠方の人と話ができるようになっていました。
    一方、1960年代頃には、遠隔地から回線を使って情報を処理するオ
   ンラインシステムが稼動するようになったのですが、当時の通信回線は電
   話(音声)だけを想定しており、データ通信は考慮されていなかったため、
   デジタルデータをわざわざアナログ信号(音声)に変換してデータの送受
   信をしていました。その後、1980年代に、コンピュータの高度利用を
   推進するためにデータ通信の自由化が進み、通信回線でデジタルデータも
   扱えるようになりました。そして、1988年にISDN方式によるデジ
   タル通信サービスが開始されると、わざわざアナログに変換しなくてもデ
   ジタルのままデータ通信を行うことができるようになったのです。しかし、
   ISDNを導入する一般家庭は多くなく、インターネットが普及し始めた
   時でも、電気信号をアナログ信号に変え、銅線である電話回線を経由して
   データのやり取りをしていました。
    しかし、インターネットが普及・発展してくると、文字や静止画あるい
   は音声や動画ファイルのやり取りだけでなく、リアルタイムで動画が見ら
   れるサービスが提供されるようになり、銅線を使った電気信号では、多く
   の人々に快適にデータを送受信することが難しくなってきました。
    そこで、光を使った光通信が登場するようになったのです。光通信はコ
   ンピュータで使われているデジタルな電気信号の変わりに、光の点滅を利
   用た光信号に変えて、光ファイバーを通して情報のやり取りを行います。
   電気信号に比べると、伝達距離が長い、電気的ノイズに強い、1度にたく
   さんの情報を送れるなどのメリットがあります。そのため、動画など大き
   なデータを遠方と送受信するには光を使った通信の方が効率が良くなりま
   す。今ではIP電話サービスなどインターネットも含めた通信回線として
   光ファイバーが敷かれるようになり、光通信で音声のやり取りができるよ
   うになりました。(※)
    あなたの家の電話は何で会話を伝えていますか?
  
    ※光通信とは異なりますが、音声や音楽、映像などを記録再生するCD
     やDVDは光ディスクと呼ばれ、光(レーザー)の反射によって情報
     を読み書きします。ここでも光が使われています。
  
     執筆者:高原章仁 経営企画室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは「ネコ」です。暖かな春の日差しをあびてブロック塀の
   上でのんびりお昼寝をしているネコをうらやましく思ったことはありませ
   んか?
  
   ■ 『ノラネコの研究』<たくさんのふしぎ傑作集> ■
     伊澤雅子文/平出衛絵/福音館書店/1994年4月/
     1,300円+税
  
    こちらが気がつくと、サッとどこかへ行ってしまう・・・ノラネコは、
   遠い昔から人と同じ町に暮らしていながら、その生活はあまり知られてい
   ない動物です。著者はそんなノラネコを朝から晩まで追いかけて観察しま
   した。
    黒と白のぶちのオス猫。名前はナオスケ。朝10時をすぎると、ナオス
   ケはムックリ起きて、のびをしたり毛づくろいをします。ナオスケのさま
   ざまなポースが、1コマ1コマ丁寧なスケッチで描かれています。ナオス
   ケが歩き出すと、ページの視界が広がって、私たちもナオスケの後を歩き
   ながらページをめくっていくことができます。
    ネコは人目を嫌い、音にも敏感なので、そっと慎重について行きます。
   すると、食事をしたりウンチをする姿や、他のノラネコやイヌに出会った
   時の様子を観察することができます。ページのあちこちに、ネコの習性や、
   ネコ社会のルールについての解説があるので、初心者にもその場の状況が
   よくわかります。
    絵本の中でネコを追いかけるのは簡単ですが、実際は大変なこともある
   ようです。ひょいと壁の向こう側に飛び降りてしまったり、2時間も昼寝
   をしたり・・・。著者がたどった道のりや、あれこれと奮闘する姿も楽し
   く描かれています。
    どこの町にも住んでいそうなナオスケ。特別に珍しい動物ではないけれ
   ど、ノラネコもじっくり調べてみると面白い。ノートと鉛筆、地図と懐中
   電灯を持って、あなたもノラネコの追っかけ研究に出かけてみませんか?
  
    執筆者:中川僚子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/8sekitsui/noranekonokenkyu/noranekonokenkyu.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 日立サイエンス・セミナー
        本川先生の特別講演「生き物は円柱形」(3/14締切) ■
  
    ベストセラー『ゾウの時間 ネズミの時間 ―サイズの生物学』の著者、
   本川先生をお招きし、特別講演を実施します。
    自然の中にはとてもたくさんの生きものがいます。人間がいて、犬がい
   て、植物がいて……。その形はとても多様です。それでも、じっと見てい
   くと、共通性が見えてきます。その1つが「円柱形」です。「なぜ、円柱
   形なの?」など、本川先生が生物の生き方やメカニズムを歌を交えて楽し
   くわかりやすく解説してくれます。
  
    日  時:3月26日(水)11時〜12時
    会  場:4階I室「実験スタジアム」スタジアムL
    講  師:本川達雄氏(東京工業大学大学院生命理工学研究科教授)
    テ ー マ:「生き物は円柱形」
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    対 象 者:小学校3年生〜小学校5年生
         (4月からの新・小学校4年生〜新・小学校6年生)
    定  員:60名(定員を超える応募があった場合は抽選)
    応募方法:電子メールにて
    応募締切:3月14日(金)
    特別協力:株式会社日立製作所
    問合せ先:科学技術館運営部 吉田(電話 03−3212−8506)
  
    応募方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_766.php
  
   ■「ワクエコ・カーモデラー教室」追加募集のお知らせ(3/15締切)■
  
    市販されている自動車のデザインを造るプロのカーモデラーと一緒に、
   モデル専用の粘土(クレイ)を削りながら自動車のデザインを造っていく
   クレイモデル造形を体験学習できる教室です。
    比較的短時間の「おてがるコース」(午前)について、追加募集をいた
   します。教室への参加希望の方は、往復はがきにてお申し込みください。
  
    開催日時:3月21日(金・祝)10時〜12時
    会  場:2階 特設会場
    対  象:小学生・中学生(3月時点の現学年)
         (ただし、小学校1〜3年生は保護者の同伴が必要)
    定  員:15名(応募多数の場合は抽選)
    参 加 費:無料(参加者は入館料も無料。ただし、同伴者は入館料が必要)
    申込方法:往復ハガキ
    締  切:3月15日(土)必着
    主  催:日本カーモデラー協会、日本自動車工業会
  
    申込方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_781.php
  
   ■ ★春休み特別イベント★ 「たのしい仮説実験講座
          〜銀ピカ 金ピカのひ・み・つ〜」(3/17締切) ■
  
    今回のテーマは「銀ピカ 金ピカのひ・み・つ」です。子どもはもちろ
   ん大人も夢中になってしまう講座です。
    今回の実験セットは3,500円と豪華な品揃え。中身は当日のお楽し
   みですのでここではご紹介できませんが、実は5,000円以上の商品が
   入っています。
    夏休みの自由研究の準備に。また夏まで待てない実験好きのみなさんへ。
   春休みの2日間を一緒に楽しんでみませんか?
    予想をたて、その理由をだしあって、どれが正しいのかと実験してみる
   と「あら不思議!」今まで見えなかった世界が見えてきます。そんな脳ミ
   ソが喜ぶ体験を科学者になったつもりで、科学のワクワク、ドキドキ感を
   家族で一緒に味わってみませんか。
  
    日 時:3月22日(土)および23日(日)(2日間の講座です)
        両日とも 10時〜16時(休憩 12時〜13時)
    会 場:22日 科学技術館事務棟6階第2会議室
        23日 科学技術館事務棟6階第1会議室
            ※入口は科学技術館のチケット売り場とは異なります。
    対 象:2日間連続してご参加いただける小学校1年生以上とその家族
        ※小学生の方は保護者同伴
    定 員:40名
    費 用:1家族4,000円+実験セット3,500円×セット数
    申込:電子メール(kasetsu1@jsf.or.jp)
        またはFAX(03−3212−8596)にて
        参加者名(全員)、年齢、連絡先、実験セット数をお知らせください。
    締 切:3月17日(月)
    主 催:公益財団法人日本科学技術振興財団
    共 催:NPO法人楽知ん研究所
    講 師:塚本浩司(仮説実験授業研究会会員)
    問合先:公益財団法人日本科学技術振興財団 情報システム部
        担当:掛布、井畑 電話03−3212−8504
        (月〜金曜日の9時30分〜12時、13時〜17時)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_777.php
  
   ■ 春休み特別展「4億年、昆虫との手紙展。」ラジオCMのお知らせ ■
  
    2014年春休み特別展「4億年、昆虫との手紙展。バイオミメティク
   ス―いきものに学ぶイノベーション」のラジオCMが文化放送「鎌田實×
   村上信夫 日曜はがんばらない」の1コーナー「RING!RING!プ
   ロジェクト広報」として60秒間放送されます。ぜひお聴きください。
  
    放 送 日 時 :3月16日(日)10時〜10時30分
    番  組  名 :「鎌田實×村上信夫 日曜はがんばらない」
    放  送  局 :文化放送(AMラジオ 1134kHz)
    放 送 エ リ ア :関東ローカル(1都6県)
    番組ホームページ:http://www.joqr.co.jp/kamata/
  
    春休み特別展「4億年、昆虫との手紙展。」は、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_771.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:3月16日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_774.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   みなさまのご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:3月16日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:平野智也さん(理化学研究所)
    テーマ:三陸わかめ(さんりくわかめ)の話
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_775.php
  
   ■ 入館料改訂のお知らせ ■
  
    消費税率引き上げに伴い、4月1日(火)より下記の通り入館料を改定
   いたします。
  
                記
  
    入館料     3月31日まで    4月1日から
     大人        700円 −> 720円
     中学生・高校生   400円 −> 410円
     子ども(4歳以上) 250円 −> 260円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/charge/#entry-2869
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「紙飛行機工作教室」のお知らせ
  
    記念館オリジナルの紙飛行機「スカイカブIII」(鶴丸ロゴ)を製作し
   ます。ぜひご参加ください。
  
    日 時:3月22日(土)13時〜(製作時間 約1時間)
    受 付:12時30分〜(先着40名様)
    会 場:1階研修室
    教材費:350円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#161
  
   ☆「臨時開館日」のお知らせ
  
    3月31日(月)は通常ですと休館日となりますが、今年は臨時開館い
   たします。ぜひお越しください。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#479
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 第17回ロボットグランプリ ■
  
    「ロボットグランプリ」は、ものづくりを「知的スポーツ」として捉え、
   子どもたちにものに触れながらその創造的な組み合わせによって与えられ
   た機能を達成するマシンを創る喜びを知ってもらい、また一般の人たちに
   それを楽しんで観戦してもらえるようにすることで、ものづくりを大衆化
   しようと考え、1997年より開催しています。参加者による競技の他、
   各大学・企業などで研究開発中の多くのロボット展示も行う予定です。
  
    期 間:3月22日(土)〜23日(日)
    会 場:科学技術館1階 催物場
    入場料:無料
    主 催:一般社団法人日本機械学会
    企 画:一般社団法人日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/03/post_778.php
    http://www.RobotGrandPrix.com
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 花は咲く ■
  
    昨日3月11日で、東日本大震災からちょうど3年が過ぎました。連日
   の報道を見れば、いまだふるさとに帰れない方々は多く、復興への道のり
   の険しさを改めて思い知らされます。それでも、少しずつ少しずつ、復興
   の兆しもみられるようです。岩手の釜石で被災した叔母やいとこも、一時
   は家やお店を失ってしまいましたが、いま仮設でお店を再開して頑張って
   いる、との嬉しい知らせがありました。再開には、地元の商店会やボラン
   ティアの方々の地道な努力があったと聞きます。つらい状況にも屈せず、
   助け合いながら前に進まれる人々の姿は、ほんとうに尊いものだと、たい
   して何もできない自分ではありますが、心から感じ入る今日このごろです。
    震災後、初めて被災地を訪ねたときは、むかし遊んだ町のあまりに変わ
   り果てた姿に、ただただ衝撃を受け、言葉を無くしたことを覚えています。
   あたりまえのはずの日常風景が、一瞬にして「命の気配」を失ってしまう
   ことが、あれほどに恐ろしいものとは思いませんでした。体の芯から凍り
   つくよう寂しさ哀しさ……被災者の方々の失意は、計り知れないものだっ
   たでしょう。
    けれども、その翌年の夏、別の被災地を訪ねたとき、ふと心に残る光景
   がありました。その海沿いの町も、丸ごと津波にのまれ、ほとんど更地と
   なってしまい、一面に肩の高さほどの草が生い茂っていました。その草は
   らを分け入ってみると、むきだしになったコンクリートの基礎のまわりに、
   ぬいぐるみや靴が散乱しており、そこにたくさんの家があったことに気付
   かされました。
    愕然とし、胸がしめつけられる思いで歩いていると、ふいに、草むらの
   なかから、黄色い花が顔をのぞかせました。ヒマワリでした。誰かが種を
   まいたのでしょうか、見渡すと、いたるところにヒマワリが明るく咲いて
   いて、沈んだ気持ちをふっとなごませてくれるのです。「あ、この花は、
   亡くなった人たちの魂の生まれ変わりなんだ」と、そのときはもう、そう
   思えてならないのでした。陽を浴びて咲くヒマワリたちは、この地を訪れ
   る遺族の方々に、きっと「心配しなくていいよ、こっちは元気だよ」と、
   にっこり微笑みかけたに違いありません。
    自然の猛威は時に恐ろしいものですが、こうした小さな自然の息吹は、
   私たちに、ふしぎな明るい力を与えてくれるものです。種さえあれば、い
   ずれきっと「花は咲く」。そうしみじみ思いながら、陽を浴びて咲くヒマ
   ワリたちに何度かそっと手を合わせました。
    メルマガでも、毎月第3週と4週に、草花や虫や鳥たちの魅力いっぱい
   の姿をご紹介するフォト・エッセー「自然と友だち」を連載しています。
   ここで紹介している、小さな自然のふしぎさ、美しさを、皆さんにもっと
   楽しんでいただこうと、この春休みに科学技術館で「自然と友だち」写真
   展を開く運びとなりました(いま準備におおわらわです!)。とっても素
   敵な写真ぞろいですので、皆さん、どうぞお気軽にいらして、ほっこりな
   ごんでくださいね。
  
                        (経営企画室 永井紀衣)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-3359
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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