科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第474号 ◆  ━
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                              >>>2014/4/2発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   北の丸公園の桜は満開を迎えています。春のイベントは今週いっぱい開催
   していますので桜を愛でつつ当館にお立ち寄りいただければと思います。
   また、来週末は科学技術館50周年記念イベント、再来週は科学技術週間
   と続きますので、この機会にぜひご来館ください。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,754人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・科学技術館開館50周年記念イベントのお知らせ
              科学戦隊「実験ジャー」ショー
              日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・
           「ゆるゆる素粒子カフェ〜ビッグバンのその前に??」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「春を味わいつくす本」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・2014年春休み特別展
                「4億年、昆虫との手紙展。」
              「自然と友だち」写真展
              入館料改訂のお知らせ
              「第55回科学技術映像祭」入選作品発表会
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
    ☆4月の休館日は、9日(水)、23日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 科学技術館開館50周年記念イベントのお知らせ ■
  
    おかげさまで、1964年の東京オリンピックの年に開館した当館は4
   月12日(土)に50周年を迎えます。これを記念する第一弾イベントと
   して、オリジナル記念グッズプレゼントおよび米村でんじろうサイエンス
   ショーを開催します。楽しくて、ためになる、体験する−科楽−をどうぞ
   お楽しみください。前売券の発売は、4月5日(土)からです。迫力ある
   ショーをご希望の座席でお楽しみいただける機会をどうぞお見逃しなく!
  
   【オリジナル記念グッズプレゼント】
     期 間:4月12日(土)、13日(日)
     会 場:科学技術館
     ※)両日とも先着100名様
  
   【米村でんじろうサイエンスショー】
     開 催 日:2014年4月12日(土)(2回公演)
     開催時間:1回目:13時〜14時
          2回目:15時30分〜16時30分
          ※公演内容は同じです。
     会  場:科学技術館 地下2階サイエンスホール(全席指定)
     募集人数:各回400名
     入 場 料:お1人様300円
          ☆今回は、科学技術館開館50周年記念特別価格でご参加
           いただけます☆
          ・ただし、サイエンスショー入場券をお買い求めいただく
           際には、別途科学技術館入館料が必要となります。
          ・3歳以上は入場券が必要です。(2歳以下は保護者膝上
           に限り無料ですが、席が必要な場合は入場券が必要とな
           ります)
     <入場券の販売方法>
      販売期間:4月5日(土)から。販売予定枚数に達し次第終了。
           ・4月9日(水)は休館日のため販売いたしません。
           ・前売りで完売した場合、当日券の販売はございません。
      販売時間:各日9時30分〜16時50分(入館は16時まで)
      販売場所:科学技術館2階、入場券販売特設カウンターにて先着順。
      販売枚数:800枚。
           ・お1人様4枚まで購入可。
           ・サイエンスショー入場券をお買い求めいただく際には、
            別途、科学技術館入館料が必要となります。
           ・前売りで入場券をご購入いただいた方は、サイエンス
            ショー当日は、この入場券で直接会場へご入場いただ
            けます。
           ・当日券をお買い求めの際は、事前に別途科学技術館入
            館料が必要となります。
      問合せ先:03−3212−8544 科学技術館運営部
  
       ※1)車椅子でご利用の方は、当日係員にお申し出ください。
       ※2)科学技術館入館料及び開館時間について
          http://www.jsf.or.jp/charge/
       ※3)お電話での予約やインターネット等での販売はいたしません。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_784.php
  
   ■ 科学戦隊「実験ジャー」ショー ■
  
    春休みの最終日。全国で人気の実験ジャーが当館に登場します。ナゾナ
   ゾ星からやってきた地球征服を目論むナゾナゾマン。彼らが出す難解な
   「科学ナゾナゾ」に立ち向かい、地球を救うために実験ジャーが立ち上が
   ります。
  
    日 時:4月6日(日)13時〜、15時〜(それぞれ約40分)
    会 場:館内に神出鬼没
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_786.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:4月20日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_787.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   みなさまのご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:4月20日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:岩瀬哲さん(理化学研究所)
    テーマ:「虫こぶのはなし 〜生き物がつくるおかしの家〜」
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_788.php
  
   ■ 「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室 ■
  
   「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室は、実験や工作・観察を通じて、
   子どもたちに化学の面白さや不思議さを伝えるとともに科学的なものの見
   方や実験器具の扱い方を習得してもらうことを目的としている体験型の講
   座です。2014年度は6回開催します。
  
    日  時:5月17日(土)13時30分〜、15時〜(各回45分)
    場  所:4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    テ ー マ:光の不思議
    講  師:牧野順子先生(品川区立小中一貫校八潮学園)
    対  象:小学校1年生〜4年生(保護者同伴)
    定  員:各回40名
    参 加 費:無料(参加者および付添保護者1名は入館料無料)
    応募方法:Web申込みフォーム(応募者多数の場合は抽選)
    応募締切:4月20日(日)
    主  催:「夢・化学-21」委員会
    問 合 先:一般社団法人日本化学工業協会広報部内
         「夢・化学-21」委員会事務局(03−3297−2555)
  
    応募方法や今年度の日程など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagaku21.net/index.php?mode=event_detail&seq=7
    http://www.kagaku21.net/wakuwaku/2014wakuwaku-web.pdf
    http://www.nikkakyo.org/sites/default/files/140318wakuwaku.pdf
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「生まれつつある原始惑星系円盤で劇的な化
   学変化:かつて太陽系も経験したか?」としてお話しいただく予定です。
  
    日 時:4月5日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:矢治健太郎さん(国立天文台)
    ゲスト:坂井南美さん(東京大学)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ ゆるゆる素粒子カフェ〜ビッグバンのその前に??〜 ■
  
    ここは万物の材料たる素粒子についてのお話が聞ける素粒子カフェ。
   本日はちくわパフェ大好きなひろとさんが遊びに来ました。
  
    カラン♪カラ〜ン♪
  
    マスター(以下マ):いらっしゃいませー。
    ひろと(以下ひ):こんにちはー。とりあえずコーヒーとちくわパフェ
      ください。
    マ:はい、いつものですね。少しお待ちください。
       ・
       ・
       ・
    マ:どうぞ。ちくわパフェです。
    ひ:いやー。やはり、ちくわパフェは偉大だと思うのです。このちくわ
      パフェを発明した人こそ、宇宙の創造主に近い存在だと思うのです。
      私が初めてちくわパフェを食べた時の衝撃といったらまさにビッグ
      バンが私の中に発生したような感じでしたよ。
    マ:ビッグバン??
    ひ:素粒子カフェのマスターというべき人が知らないんですか? 宇宙
      はビックバンという大爆発から始まったと言われているんですよ?
      そう、私の中に宇宙が誕生した位の衝撃を私は受けたのです。
    マ:いや、それがですね。ビッグバンは宇宙誕生の瞬間ではなかったら
      しいんですよ。
    ひ:え?
    マ:確かにビッグバンは爆発的な熱を伴って宇宙を広げたといわれてい
      るんですが、さらにその前にビッグバン以上に宇宙が広がったこと
      があるんじゃないか?っていわれていたんです。
      インフレーションって呼ばれているんですけどね。
    ひ:いわれていたってことは間違っていたってこと?
    マ:それがですね。つい先日の3月18日に、宇宙を飛んでいるとても
      弱い電波からインフレーションが起こったと思われる痕跡を発見し
      たっていう発表がBICEP(※)という研究グループからあった
      んです。
    ひ:えーーー。それはすごいですね。
    マ:しかもインフレーション説仮説の一部には、ビッグバンの熱を生み
      出したインフラトンと呼ばれる素粒子がいるんじゃないか? そう
      いう話さえあるんです。
    ひ:素粒子って、あの? 目に見えない位小さい? それがビッグバン
      の熱をつくりだした?? とても信じられない。でもそれが本当だ
      としたら、、、うん、まさにちくわパフェは私にとってのインフラ
      トンで……
  
    (以下ひろとさんのちくわパフェ談義は3時間以上つづきましたとさ)
  
     執筆者:泉田賢一 ミュージアムクルー 科学技術館実験演示スタッフ
  
    ※)BICEP(Background Imaging of Cosmic Extragalactic Polar-
      ization)は、南極に設置された電波望遠鏡で宇宙の始まりに発せら
      れた電波を観測しています。
      (英文)http://arstechnica.com/science/2014/03/big-rumors-circulating-about-detection-of-primordial-gravity-waves/
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    4月、気分もあらたまって、いよいよ本格的な春の到来です。今月は、
   春を味わいつくす本をご紹介しましよう。1週目と2週目は植物の本、3
   週目は両生類、4週目は鳥類、5週目は生活の本を予定しています。
  
   ■ 『春の妖精たち スプリング・エフェメラル』
                     <たくさんのふしぎ傑作集> ■
     奥山多恵子 文・絵/福音館書店/2010年2月/1300円+税
  
    表紙に並ぶ花たちの絵が美しくて思わず手に取りたくなる本です。
    まっ白いアズマイチゲと青紫のエンゴサク、ピンクのカタクリ、そして
   黄色いフクジュソウの全体が花から球根のひげ根までほぼ実物大で細密に
   描かれており、花の上にはこれらの花たちの受粉を助けるヒメギフチョウ
   とコマルハナバチが飛んでいます。
    光が強くなってきたことを敏感に察して雪解けをまちかねたようにいち
   早く姿をあらわすこれらの植物の仲間は、英語では「スプリング・エフェ
   メラル(春のはかない命という意味)」と呼ばれています。早春に咲き、
   一瞬のうちに消えてしまう可憐なこの植物たちの、姿かたちや生態までも
   表現したなんとぴったりとした素敵な呼び名でしょう。
    地上での生活はおよそ2ヶ月。雪が消える頃いっせいに芽を出し花咲き、
   大急ぎで実を結び種子もつくり、せっせと光合成をしてしっかり養分を球
   根に送り込ませると、茎も葉も枯れて地上からは姿を消します。
    妖精のように美しくはかないこれらの花たちの生態が、作者の出身地秋
   田県の雑木林の1年間を実際のモデルにして詳しくわかりやすく紹介され
   ています。長い地中のくらしである球根の様子もしっかりと描かれていま
   す。とにかく絵が美しい。他の植物や生きものの名前もきちんと書き込ま
   れているので、この本を持って雪国の雑木林に出かけたくなります。
    読み終えて、生き残るために知恵を絞って繰り広げられるこの植物たち
   のけなげでひたむきな命の営みに、なんだか頭が下がる思いになりました。
   妖精さんたち、ありがとう。
  
    執筆者:篠田木末 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/6shokubutsu/harunoyouseitati/harunoyouseitati.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 2014年春休み特別展「4億年、昆虫との手紙展。
         バイオミメティクス―いきものに学ぶイノベーション」 ■
  
    昆虫が地球上に発生してから4億年。その4億年間で、昆虫たちはさま
   ざまな知恵を培ってきました。生きるため・生き残るためのそれらのしく
   みは、今科学的応用が進んでいます。このように「いきもの」に学ぶ技術
   のことを「バイオミメティクス」と呼び、新しい製品やロボットなどが生
   まれています。しかし、「いきもの」に学ぶために観察をするとき、肉眼
   や虫眼鏡で見るには限界があります。本特別展ではその限界を超えること
   ができる電子顕微鏡を用意し、小さな昆虫・小さないきもの・小さな世界
   の大きな知恵に迫ります。
  
    期  間:4月6日(日)まで
    会  場:2階C室 イベントホール
    料  金:無料(ただし、入館料は必要です)
    主  催:(公財)日本科学技術振興財団
    共  催:高分子学会バイオミメティクス研究会、
         医学生物学電子顕微鏡技術学会、
         文部科学省科学研究費新科学領域「生物規範工学」、
         独立行政法人科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業
    協  賛:経団連自然保護協議会
    監  修:下村政嗣(東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授)
         宮澤七郎(医学生物学電子顕微鏡技術学会名誉理事長・最高顧問)
    企画製作:株式会社エヌ・ティー・エス
    そ の 他:ワークショップの定員は20名で、対象は小学生3年生以上
         当日9時30分より2階特別展会場にて整理券を先着順で配布
       ※)この特別展は、競輪の補助を受けています。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_771.php
  
   ■ 「自然と友だち」写真展 ■
  
    当メールマガジンで掲載しています永井昭三先生と松田邦雄先生による
   動植物の写真コーナー「自然と友だち」で、ご紹介している貴重な写真の
   中から約30点を厳選し、写真展を開催しています。
    草木や花・実、昆虫や野鳥などが見せるさまざまな顔や姿をお楽しみい
   ただければと思います。
    また、松田邦雄先生が日本の蝶全255種の生態写真を収めた「夢追蝶」
   からも約30点展示しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
  
    期  間:4月6日(日)まで
    会  場:2階G棟サイエンスギャラリー
    料  金:無料(ただし、入館料は必要です)
  
   ■ 入館料改訂のお知らせ ■
  
    消費税率引き上げに伴い、4月1日(火)より以下のとおり入館料を改
   定しています。
  
    入館料     3月31日まで    4月1日から
     大人        700円 −> 720円
     中学生・高校生   400円 −> 410円
     子ども(4歳以上) 250円 −> 260円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/charge/#entry-2869
  
   ■ 「第55回科学技術映像祭」入選作品発表会 ■
  
    第55回科学技術映像祭の入選作品上映プログラムが決まりました。す
   ばらしい作品の数々をぜひご覧ください。
  
    開催日時:上映会 4月17日(木)10時30分〜16時
             4月18日(金)10時30分〜16時
         表彰式 4月18日(金)12時45分〜15時
    開催場所:科学技術館 地階サイエンスホール
    入 場 料:無料
  
    上映プログラム、開催予定の詳細などはこちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆入館料改定のお知らせ
  
    消費税率の引き上げに伴い、2014年4月1日から利用料金が以下の
   とおりになりました。
  
             大人  小・中学生
    展 示 館  510円   100円
    大型映像館  620円   260円
    共通割引券  820円   310円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/tinyd0/index.php?id=1
  
   ☆4月からの大型映像館上映作品
  
    4月から上映するのは「フローズンプラネット」(上映時間約43分)。
   これまで、その過酷な条件や環境から、深くその姿を映しだせなかった極
   地、南極と北極。この地球最後の未踏の大自然がついに明かされます!
  
    上映期間:2014年4月1日(火)〜6月29日(日)
    開始時刻:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、16時〜
    会  場:大型映像館
    大型映像館入館料:大人620円、小・中学生260円
        ※なお、4月19日(土)から5月6日(火)まではゴールデ
         ンウィーク大型映像フェスティバル作品も上映する予定です。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#68
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 小学校で学ぶ社会科 ■
  
    我が家の小3が通っている学童は、小3が終わる3月に卒所することに
   なっています。したがって、この3月で我が家の小3も卒所しました。卒
   所した学童のお友達みなさんの悩みは、この春休みの昼間をどう過ごすか
   なのです。
    そこで、ほとんどの親子の結論は塾に行って、あとは家でお留守番か児
   童館に行くというものです。我が家の小3も、御多分にもれず塾通いが始
   まりました。
    塾に通いだしたので、何を塾で習うのかと私も塾の教科書を読んでみま
   した。読んでみて気が付いたことですが、国語、算数、理科は、ほとんど
   私が習ったころと習う内容が変わらないという事実です。国語は漢字や文
   法、算数は植木算、理科は昆虫の形態と、教え方は非常に丁寧に、しかも
   わかりやすくなっていますが、身に付けるべき基本は変わっていません。
   一方社会科、これは別ですね。私が習わなかった事項、そもそも私が小学
   生のころには世の中に概念がなかったような事項が多々でてきます。
    例えば緊急時の電話。私が習ったときは110番と119番だけでよか
   ったのですが、東日本大震災の影響でしょうか、覚える項目として災害用
   伝言ダイヤル171番が必須で覚えることとして出てきます。ゴミ出しの
   話もそうです。可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ごみ……このようなゴミの分類
   は今では当たり前ですが、私が小学生の時にはありませんでした。
    その他に、地図記号でも私が習わなかったものがあります。家の中に杖
   のマークが入った老人ホームの記号、風車をかたどった風力発電機の記号、
   これは私が小学生の時にはありませんでした(※)。その他、ヒートアイ
   ランド現象の理由や屋上緑化のメリット等、現代社会で必要な知識の基本
   はこういうものなんだということを、今更ながら知った次第です。
    小学校では、各学術分野や社会に出て必要となる基礎基本を教えるとこ
   とになっています。その中で、社会科というのは、時代の影響をもろに受
   けて、教える内容が他の分野に比べて大きく変わるものだと感じたところ
   です。
  
                        (経営企画室 田代英俊)
  
   ※)国土地理院の新しい地図記号を初めて公募で決定(2006年)
     http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2006-0125.html
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-3359
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
   ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は
    こちらのURLからお願いします。
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