科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第475号 ◆  ━
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                              >>>2014/4/9発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   春の陽気が漂いはじめました。草木が芽吹きそして開花し、虫たちも飛び
   交い、いま春真っ盛りの北の丸公園です。
   今週末の科学技術館50周年記念イベントが過ぎるとすぐ科学技術週間が
   始まります。この機会に科学技術に親しんでみてください。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,756人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・科学技術館開館50周年記念イベントのお知らせ
              「一家に1枚 動く! タンパク質」ポスター配布
              「第55回科学技術週間」イベント
                 科学技術館無料開館
                 サイエンスカフェ
              科学オリンピック参加者募集のお知らせ
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「祝! 科学技術館開館50周年」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「春を味わいつくす本」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・「第55回科学技術映像祭」入選作品発表会
              日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
    ☆4月の休館日は、9日(水)、23日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 科学技術館開館50周年記念イベントのお知らせ ■
  
    おかげさまで、1964年の東京オリンピックの年に開館した当館は4
   月12日(土)に50周年を迎えます。これを記念する第1弾イベントと
   して、オリジナル記念グッズプレゼントおよび米村でんじろうサイエンス
   ショーを開催します。楽しくて、ためになる、体験する−科楽−をどうぞ
   お楽しみください。4月5日(土)から開始した前売り券の販売も残りわ
   ずかとなりました。迫力あるショーをご希望の座席でお楽しみいただける
   機会をどうぞお見逃しなく!
  
   【オリジナル記念グッズプレゼント】
     期 間:4月12日(土)、13日(日)
     会 場:科学技術館
     ※)両日とも先着100名様
  
   【米村でんじろうサイエンスショー】
     開 催 日:2014年4月12日(土)(2回公演)
     開催時間:1回目:13時〜14時
          2回目:15時30分〜16時30分
          ※公演内容は同じです。
     会  場:科学技術館 地下2階サイエンスホール(全席指定)
  
    入場券のお求め方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_784.php
  
   ■ 「一家に1枚 動く! タンパク質」ポスター配布 ■
  
    毎年の科学技術週間に合わせて作成される「一家に1枚」シリーズの
   2014年度版「動く! タンパク質」を来週月曜日から配布します。
  
    期 間:4月14日(月)から先着順
    場 所:5階FORESTスタッフカウンター
    費 用:無料(ただし、入館料は必要です)
    サイズ:A1判、A2判(いずれも折り加工済み)
  
    ポスターの配布については、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_790.php
    科学技術週間については、こちらをご覧ください。
    http://stw.mext.go.jp/
  
   ■ 「第55回科学技術週間」イベント 科学技術館無料開館 ■
  
    4月14日(月)〜20日(日)は第55回科学技術週間です。当館で
   は、この科学技術週間に合わせて、4月19日(土)を無料開館日といた
   します。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_791.php
  
   ■ 「第55回科学技術週間」サイエンスカフェ開催のお知らせ ■
  
    発明の日である4月18日を含む月曜から日曜までの1週間は「科学技
   術週間」です。この期間中、東京会場(文部科学省情報ひろばラウンジ・
   科学技術館実験スタジアム)と大阪会場(大阪科学技術館)にて、文部科
   学省主催によるサイエンスカフェが実施されます。
  
    開催期間:4月14日(月)〜20日(日)
    開催場所:平日:文部科学省 情報ひろばラウンジ
         土日:科学技術館 4階I室「実験スタジアム」他
    定  員:各30名(事前申込)
    費  用:無料(当館が会場の事前申込参加者の入館料は不要)
         ※4月19日(土)は科学技術館の無料開館日です。
    申込方法:電子メールにて
         ※空席がある場合に限り、当日のご参加も可能です。
    主  催:文部科学省
    共  催:科学技術団体連合
  
    申込方法、内容など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_792.php
    http://stw.mext.go.jp/common/pdf/cafe/140414.pdf
  
   ■ 科学オリンピック参加者募集のお知らせ ■
  
    科学技術館を運営する日本科学技術振興財団が事業の運営に携わる「日
   本生物学オリンピック2014」をはじめ、「物理チャレンジ2014」、
   「化学グランプリ2014」の参加者募集が始まりました。
  
    対象:20歳未満のおもに高校生・中学生
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
     日本生物学オリンピック     http://www.jbo-info.jp/
     物理チャレンジ         http://www.jpho.jp/
     化学グランプリ         http://gp.csj.jp/index.html
     科学オリンピック申込専用ページ https://contest-kyotsu.com/entry/
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
    日 時:4月12日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:伊藤哲也さん(国立天文台)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 祝! 科学技術館開館50周年 ■
  
    おかげさまで今週末に科学技術館は開館50周年を迎えます。その記念
   イベントの第1弾として、オリジナル記念グッズプレゼントおよび米村で
   んじろうサイエンスショーを開催いたしますので、ぜひご来館ください。
    科学技術館は今から50年前の1964年東京オリンピックの年に開館
   いたしました。その端緒は、第二次世界大戦後我が国の科学技術の振興を
   図るために科学技術庁が設置された昭和31年頃まで遡ります。科学技術
   庁設置法(※1)で設置された科学技術庁は官庁として科学技術振興を担
   いましたが、当時の方が民間の科学技術振興機関も必要であると痛感され、
   経団連や科学技術関連の団体が会合を重ねました。そして、我が国の科学
   技術の発展と振興を推進する機関の設立案が作成され、1960年3月1
   5日に財団法人日本科学技術振興財団の創立総会の開催、同年4月15日
   に設立の認可がおりました。
    財団発足時には、最新の科学技術の紹介、展示を通じて、国民全体が科
   学技術に理解と興味を持つようにする目的で科学技術館の建設計画を実施
   する「科学技術館建設委員会」が設置され、その構想は次の通りとなりま
   した(※2)。
  
    (イ)広汎なる技術の範ちゅうのうち、物理、化学、工学に限定する。
    (ロ)対象は青少年(小・中・高校生)とするが、国民一般の知識と関
       心の向上にも役立させる。
    (ハ)展示内容は、学校理科教育と密接に関連あるものとする。すなわ
       ち、教育、研究、生産(産業)の三者の有機的関連を持ちうるも
       のとする。
    (ニ)その展示方法は、実物、模型を主とし理解を容易にすると共に、
       極力動的表示とする。
    (ホ)これらの展示は……
  
    ちょっと長いので、この辺までとしますが、上記のような構想で科学技
   術館は誕生することになりました。
    候補地は都心を強く希望していましたが、敷地の獲得には大変苦労をし
   たそうです。当時の北の丸公園は、近衛師団司令部(現在の東京国立近代
   美術館工芸館)や近衛師団の兵舎が残っていましたが敷地は荒れ果てた状
   況だったそうです。にも拘(かか)わらず、皇居に近いという理由で容易
   には承諾が得られなかったそうです。しかし、先代たちのご尽力のおかげ
   で、北の丸公園内に建設できることになり1962年12月13日に地鎮
   祭が行われ建設工事がスタートしました。1963年8月26日に定礎式、
   1964年4月9日に竣工式を行い、同年4月12日に一般公開をするこ
   とができました。
  
     執筆者:高原章仁 経営企画室
  
    ※1)科学技術庁設置法
    http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/ugoki/geppou/V01/N02/19560622V01N02.HTML
    ※2)30年のあゆみ(財団法人日本科学技術振興財団)より
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、春を味わいつくす本をご紹介しています。2週目は春の花、桜
   の本です。
  
   ■ 『春の主役 桜』(絵本<気になる日本の木>) ■
     ゆのき ようこ文/早川司寿乃絵/理論社/2006年3月/
     1,800円+税
  
    「春になりました。桜の木では、花芽がふくらんでつぼみが顔をのぞか
   せています」と、やさしい口調ではじまります。
    「気になる日本の木」シリーズの1冊で、桜のすばらしさをよく伝えて
   います。特にサクラ前線については、ていねいな説明があります。サクラ
   前線は、江戸時代に人がつくりあげた桜、ソメイヨシノの開花を基準にし
   ています。ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンという2種類の桜
   の雑種で、それぞれの桜のどの特徴を受け継いでいるか、絵でよくわかり
   ます。ソメイヨシノは、すべて「クローン」で、同じ遺伝子を持っている
   ため、同じ気温に反応して、いっせいに花が咲くということです。華やか
   に咲いて、にぎやかにお花見ができるのも納得できます。
    桜の開花には、「休眠」という花芽の活動がお休みの時期と、休眠から
   目覚めるために気温の下がる時期が必要です。この目覚めるための低温が
   得られないため、沖縄の桜は、ソメイヨシノではなくカンヒザクラなのだ
   そうです。
    薄墨桜(うすずみざくら)、富士山の麓のフジザクラ、滝桜など各地の
   桜も紹介されていて、桜には多くの種類があることがわかります。また、
   桜に寄って来るメジロやヒヨドリなども描かれています。蹴鞠(けまり)
   をしている時代の襖絵(ふすまえ)の桜、屏風(びょうぶ)や衝立(つい
   たて)、大きな壷に描かれた桜なども静かで落ち着いた絵で描かれていま
   す。シダレザクラは突然変異から生まれたなど、桜のことをたくさん知る
   ことができます。さあ、今年はいろいろな桜を見に行きましょう。
  
    執筆者:樅木輝美 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/6shokubutsu/harunoshuyaku/harunoshuyaku.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 「第55回科学技術映像祭」入選作品発表会 ■
  
    第55回科学技術映像祭の入選作品上映プログラムが決まりました。す
   ばらしい作品の数々をぜひご覧ください。
  
    開催日時:上映会 4月17日(木)10時30分〜16時
             4月18日(金)10時30分〜16時
         表彰式 4月18日(金)12時45分〜15時
    開催場所:科学技術館 地階サイエンスホール
    入 場 料:無料
  
    上映プログラム、開催予定の詳細などはこちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:4月20日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_787.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   みなさまのご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:4月20日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:岩瀬哲さん(理化学研究所)
    テーマ:「虫こぶのはなし 〜生き物がつくるおかしの家〜」
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_788.php
  
   ■ 「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室(4/20締切) ■
  
   「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室は、実験や工作・観察を通じて、
   子どもたちに化学の面白さや不思議さを伝えるとともに科学的なものの見
   方や実験器具の扱い方を習得してもらうことを目的としている体験型の講
   座です。2014年度は6回開催します。
  
    日  時:5月17日(土)13時30分〜、15時〜(各回45分)
    場  所:4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    テ ー マ:光の不思議
    講  師:牧野順子先生(品川区立小中一貫校八潮学園)
    対  象:小学校1年生〜4年生(保護者同伴)
    定  員:各回40名
    参 加 費:無料(参加者および付添保護者1名は入館料無料)
    応募方法:Web申込みフォーム(応募者多数の場合は抽選)
    応募締切:4月20日(日)
    主  催:「夢・化学-21」委員会
    問 合 先:一般社団法人日本化学工業協会広報部内
         「夢・化学-21」委員会事務局(03−3297−2555)
  
    応募方法や今年度の日程など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagaku21.net/index.php?mode=event_detail&seq=7
    http://www.kagaku21.net/wakuwaku/2014wakuwaku-web.pdf
    http://www.nikkakyo.org/sites/default/files/140318wakuwaku.pdf
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「ANAグループの翼たち」上映会のお知らせ
  
    3月末で日本の空から退役したボーイング747ジャンボジェットから、
   世界に先駆けて就航した最新鋭機の787まで、ANAグループの多彩な
   旅客機たちを、ハイビジョンの美しい映像でご紹介します。
    旅客機の雄姿に加えて、四季折々の美しい風景、豪快なジェットサウン
   ド、素敵な音楽も合わせてお楽しみください。
  
    上映日時:4月20日(日)11時30分〜12時
    会  場:大型映像館
    定  員:200名(先着順)
    料  金:無料
    協  力:日本飛行機ビデオクラブ 〜Team Flyer's Film〜
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#67
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 春の話題 ■
  
    春といえばみなさんは何を想像されるでしょうか。卒業式、入学式、新
   学期、入社式、花粉症、エイプリルフール、梅の花、桜の花、タンポポ、
   土筆、菜の花、春一番などなど。
    思いつくままにいくつか挙げてみましたが、新しい年度の始まりという
   ことで、すがすがしい気分になる方も多いのではないでしょうか。また、
   冬から春になりいろいろな花が咲くのも気分を晴れやかにする効果がある
   でしょう。
    科学技術館がある北の丸公園も春になると新しい命が多く芽生えます。
   2月の中旬には白梅・紅梅が咲きました。ある方に教えられ、白梅のにお
   いをかぎましたが、いい匂いでした。匂いを言葉で表現するのは大変難し
   いですが、可憐な白梅と思えないくらい大変強い匂いがしたのが印象的で
   した。
    3月の下旬は1週間ほど出張等で北の丸公園を離れていました。久しぶ
   りに出社しますと、九段下から北の丸公園にかけての桜が見事に咲いてい
   てきれいの一言でした。それまでは桜のつぼみが膨らみ、もうしばらくす
   ると咲くのかなと思っていましたが、帰ってきて一斉に咲いているのをみ
   て変化の速さに驚いた次第です。
    北の丸公園の桜もソメイヨシノが多くあります。Wikipediaによりますと、
   このソメイヨシノは種子では増えないため、各地にある樹はすべて人の手
   で接木(つぎき)などで増やしたものといわれています。難しい言葉では
   自家不和合性(じかふわごうせい)が強い品種というそうです。すべての
   ソメイヨシノは元をたどればかなり限られた数の原木につながっていて、
   それらのクローンということです。これがすべてのソメイヨシノが一斉に
   咲き一斉に花を散らす理由です。
    私の所属している部屋でも3月末に花見の宴を催しました。寒かったで
   すが、満開の桜の下での宴会はいいものでした。大分花も散ってきました
   が、まだまだあちこちで花見の宴が行われています。花見とは主に桜の花
   を鑑賞し、春の訪れを楽しむ日本独自の風習であるそうです。難しい理屈
   はわかりませんが春⇒桜⇒花見⇒宴会というのは日本人なら容易に連想で
   きます。しかし、昨日の帰りに面白い光景に出合いました。飯田橋の外堀
   通りの土手の桜の全くないところでシートを拡げて宴会の準備をしている
   人たちを見ました。彼らにとっては春⇒宴会ということでしょうか。
  
                        (経営企画室 紙野憲三)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-3359
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
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  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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