科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第476号 ◆  ━
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                             >>>2014/4/16発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
    当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   今週は科学技術週間。標語は「みんながしあわせになる かがくがいいな。」
   です。全国各地の科学館、博物館、大学、試験研究所などで各種科学技術
   に関するさまざまなイベントが開かれますので、足をお運びになってはい
   かがでしょうか。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,778人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・第18回科学技術館万華鏡手作り教室
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「科学技術週間」
       自然と友だち・・・
             「サクラ咲き、木の芽ふく(卒業・入学・入社)」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「春を味わいつくす本」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・「一家に1枚 動く! タンパク質」ポスター配布
              「第55回科学技術映像祭」入選作品発表会
              「第55回科学技術週間」イベント
                 科学技術館無料開館
                 サイエンスカフェ
              日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              科学オリンピック参加者募集
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
    ☆4月の休館日は、9日(水)、23日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 第18回科学技術館万華鏡手作り教室 ■
  
    日本万華鏡倶楽部との共催で、恒例の万華鏡ワークショップを開催しま
   す。今回は万華鏡作家の依田満・百合子夫妻が考案したオリジナルキット
   で、3枚のミラーを直角三角形に組んでつくる万華鏡“直角三角形万華鏡”
   です。誰もが簡単に手作りできますので、ふるってご参加ください。
  
    開催期間:5月3日(土・祝)〜5日(月・祝)
    開催時間:11時30分〜、13時〜、14時30分〜(各回45分)
    会  場:4階D室 イベントホール
    定  員:各回35名
    参加方法:各回の30分前から会場にて先着順に整理券を配布
    教 材 費:キット1つ2,000円(入館料は別途必要です)
    問合せ先:日本万華鏡倶楽部・大熊氏(048−255−2422)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/05/post_793.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「シミュレーションで見つける分子のヒミツ」
   としてお話しいただく予定です。
  
    日 時:4月19日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:野本知理さん(千葉大学)
    ゲスト:古石貴裕さん(福井大学)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 科学技術週間 ■
  
    科学技術週間に伴い開催される今年の科学技術映像祭は明日17日(木)
   と18日(金)に入選作品の発表会が、18日(金)の午後から表彰式の
   日程になっています。また、入選作品の上映会を各地で行いますので、科
   学技術に関する最新の映像をご覧ください。
  
    ところで、今年で55回目を迎える科学技術週間は、科学技術について
   広く一般の方々に理解と関心を深めていただき、日本の科学技術の振興を
   図ることを目的として1960年2月に制定されました。この1960年
   は先週のよもやま話でご紹介したように、科学技術館の運営母体である日
   本科学技術振興財団が設立された年です。制定された2月は財団の創立準
   備中でしたが、第1回の科学技術週間に協力すべく当時の方々は準備を進
   めており、4月15日の設立認可とほぼ時期を同じくして、民間団体とし
   て政府主催の行事に協力いたしました。
    当時の行事の中で、現在も続いているイベントのひとつが「科学技術映
   像祭」です。第1回の科学技術映像祭は当財団のほか、科学技術庁(第1
   回のみ)、教育映画製作者連盟(現公益社団法人映像文化製作者連盟)の
   共催で10本の優秀映画を選奨し、4月21日に有楽町読売ホールで入選
   作品の発表会と表彰式が行われました。その後、日本科学映画協会(日本
   科学映像協会に改名後2008年まで)、つくば科学万博記念財団(19
   92年から)との共催となり、科学技術週間の歴史と歩みを同じくして今
   年で55回目になります。
    映像祭は当初映画のみのスタートでしたが、ビデオ映像の発達・普及に
   より、1981年の第22回からテレビ番組部門を加え12本の選奨とな
   りました。さらに1985年の第26回から特に優れた作品に内閣総理大
   臣賞が授与されるようになるなど変遷し現在に至っています。
    一方、1960年の財団発足時にフィルムライブラリーを設置し、科学
   技術映像祭で選奨されたフィルムをベースに、科学技術映像ライブラリー
   の活動がスタートしました。その後、科学技術庁の企画制作したフィルム
   や財団が自主企画で制作したフィルムが加わりました。フィルムは会員登
   録制により、無料で貸し出しを行い多くの方々に利用されてきました。
  
   参考
   ・科学技術映像祭
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
   ・科学技術映像ライブラリー
    http://ppd.jsf.or.jp/filmlib/
   ・「科学技術映像雑感」当メルマガ第290号
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/backnumbershow.asp?mmbn_go=0290
  
     執筆者:高原章仁 経営企画室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ サクラ咲き、木の芽ふく(卒業・入学・入社) ■
  
    3月〜4月・・・は、別れと出会いの季節・・・。
    毎年のようにこの時期にサクラがパッと咲き、木の芽がふいて、まさに
   すべてが躍動し、スタートの季節を感じます。
    野鳥も愛をさえずり、池にはおたまじゃくしやメダカが泳ぎ、野の花に
   ミツバチや蝶たちが訪れるようになりました。
    さあみなさんも、フィールドへ出て、小さな春を見つけてみましょう。
  
    「サクラ咲き、木の芽ふく(卒業・入学・入社)」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss119
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、春を味わいつくす本を紹介しています。春は生きものが生まれ
   る時季、3冊目は両生類、サンショウウオの本です。
  
   ■ 『うまれたよ! サンショウウオ』
             <よみきかせ いきものしゃしんえほん19> ■
     松沢陽士 写真・文/岩崎書店/2013年12月
     2,200円+税
  
    表紙の写真、オレンジ色の襟巻をつけて、愛嬌のあるかわいらしい笑顔
   の主はいったいだれ? サンショウウオって本当? 思わず手に取って確
   かめたくなります。
    「よみきかせ」と銘打った大判の写真絵本は、少し広い会場でも写真が
   見やすいように、ポイントになる写真はさらに拡大されています。また、
   添えられた文章は素直でリズム感があり、読みやすいでしょう。
    山あいの田んぼにたまった水の中に、バナナの房のようなサンショウウ
   オのたまごがあります。まるでスポットライトを浴びたように、やわらか
   な日差しの中で静かに生まれる時を待っています。まんまるだった卵が、
   くびれたりふくらんだりして、水中で呼吸するためのえらができると、ふ
   化します。春から、初夏、そして夏と田んぼの様子も緑濃く変わっていき
   ます。いよいよサンショウウオの子どもは、水から出て森の中へ向かいま
   す。そして4年後の春の初めに、また田んぼへもどって卵を産むのです。
   産み落とされたばかりの卵は、なんともはかなげな様子です。春のはじめ、
   田んぼの水の中にも確かに春の息吹があります。
    最後のページには、「サンショウウオのせいちょうとなかま」という解
   説のページがあって、卵や生まれたばかりのサンショウウオ、大人になっ
   た姿の実物大の写真もあります。オオサンショウウオや、アカハライモリ
   などの写真も紹介されています。
    両生類の特徴をわかりやすく端的な言葉と細密画で紹介した本として、
   『両生類のこと』(自然スケッチ絵本館/キャスリン・シル文/ジョン・
   シル絵/玉川大学出版部/2011年6月/1,700円+税)もあわせ
   てどうぞ。
  
    執筆者:坂口美佳子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/8sekitsui/sanshouuo/sanshouuo.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
   ***********
   お詫びと訂正
    2014年4月9日発行の第475号の「科学の本の紹介」におきまし
   て、『春の主役 桜』の著者名が誤っていました。正しくは以下の通りです。
   (誤)
   ゆの きょうこ
   (正)
   ゆのき ようこ
    ご著者ならびに読者の皆様、関係各位にご迷惑をお掛けしましたことを、
   心よりお詫び申し上げます。
  
   (科学読物研究会会員 坂口美佳子)
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 「一家に1枚 動く! タンパク質」ポスター配布 ■
  
    科学技術週間に合わせて毎年作成される「一家に1枚」シリーズの20
   14年度版「動く! タンパク質」を今週月曜日から配布しています。
  
    場 所:5階FORESTスタッフカウンター
    費 用:無料(ただし、入館料は必要です)
    サイズ:A1判、A2判(いずれも折り加工済み)
  
    ポスターの配布については、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_790.php
    科学技術週間については、こちらをご覧ください。
    http://stw.mext.go.jp/
  
   ■ 「第55回科学技術映像祭」入選作品発表会 ■
  
    第55回科学技術映像祭の入選作品上映プログラムが決まりました。す
   ばらしい作品の数々をぜひご覧ください。
  
    開催日時:上映会 4月17日(木)10時30分〜16時
             4月18日(金)10時30分〜16時
         表彰式 4月18日(金)12時45分〜15時
    開催場所:科学技術館 地階サイエンスホール
    入 場 料:無料
  
    上映プログラム、開催予定など詳しくはこちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
   ■ 「第55回科学技術週間」イベント 科学技術館無料開館 ■
  
    4月14日(月)〜20日(日)は第55回科学技術週間です。当館で
   は、この科学技術週間に合わせて、4月19日(土)を無料開館日といた
   します。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_791.php
  
   ■ 「第55回科学技術週間」サイエンスカフェ開催のお知らせ ■
  
    発明の日である4月18日を含む月曜から日曜までの1週間は「科学技
   術週間」です。この期間中、東京会場(文部科学省情報ひろばラウンジ・
   科学技術館実験スタジアム)と大阪会場(大阪科学技術館)にて、文部科
   学省主催によるサイエンスカフェが実施されます。
  
    開催期間:4月14日(月)〜20日(日)
    開催場所:平日:文部科学省 情報ひろばラウンジ
         土日:科学技術館 4階I室「実験スタジアム」他
    定  員:各30名(事前申込)
    費  用:無料(当館が会場の事前申込参加者の入館料は不要)
         ※4月19日(土)は科学技術館の無料開館日です。
    申込方法:電子メールにて
         ※空席がある場合に限り、当日のご参加も可能です。
    主  催:文部科学省
    共  催:科学技術団体連合
  
    申込方法、内容など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_792.php
    http://stw.mext.go.jp/common/pdf/cafe/140414.pdf
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:4月20日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_787.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   みなさまのご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:4月20日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:岩瀬哲さん(理化学研究所)
    テーマ:「虫こぶのはなし 〜生き物がつくるおかしの家〜」
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/04/post_788.php
  
   ■ 科学オリンピック参加者募集のお知らせ ■
  
    科学技術館を運営する日本科学技術振興財団が事業の運営に携わる「日
   本生物学オリンピック2014」をはじめ、「物理チャレンジ2014」、
   「化学グランプリ2014」の参加者募集が始まりました。
  
    対象:20歳未満のおもに高校生・中学生
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
     日本生物学オリンピック     http://www.jbo-info.jp/
     物理チャレンジ         http://www.jpho.jp/
     化学グランプリ         http://gp.csj.jp/index.html
     科学オリンピック申込専用ページ https://contest-kyotsu.com/entry/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「YS−11機」一般公開のお知らせ
  
    「YS−11機」は、戦後日本の航空界が総力をあげて開発した国産初
   のターボプロップ旅客機です。ここに展示されている機は、全日空所有で、
   エアーニッポンが路線運航していたものです。
  
    日 時:4月19日(土)10時〜15時
    会 場:西武新宿線「航空公園」駅前
    参加費:無料
        ※雨天の場合、公開は中止となります。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#494
  
   ☆4〜5月の休館日のお知らせ
  
    4月は通常通り、毎週月曜日に休館いたします。なお、5月5日(月・
   祝)、6日(火・祝)は休まず開館し、5月7日(水)は休館いたします。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#479
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ ジャンボの卒業 ■
  
    3月下旬から4月上旬にかけて北の丸公園はお花見で賑わいますが、同
   じこの時期に科学技術館のおとなり日本武道館は、数々の大学等の卒業式
   や入学式に集う人々でも溢れます。
  
    チョット無理やりなつながりですが、そんな今年の卒業シーズンにジャ
   ンボジェットの愛称で親しまれた20世紀最大の旅客機ボーイング747
   (B747)が日本の空から卒業しました。
    日本航空のB747は2011年にすでに退役していましたので、今回
   2014年3月末に全日空がラストフライトを迎えたことで旅客国内線か
   ら同機は姿を消すことになります。
  
    もう20年以上前になりますが、全日空がB747−400の機体カラ
   ーデザインを小中学生から募集し、実際にその塗装を施して就航させてい
   ました。憶えておいでの方も多いと思いますが、空飛ぶクジラ「マリンジ
   ャンボ」です。
  
    科学技術館サイエンス友の会で羽田空港の機体整備工場を見学させてい
   ただくご縁もあって、その募集や結果の発表にご協力させていただいたこ
   とがありました。2万点以上の応募の中から最優秀賞に選ばれた「マリン
   ジャンボ」は当時12歳の女の子の作品だったのですが、その原画のクオ
   リティの高さにとにかく驚かされた記憶があります。彼女はいまプロのデ
   ザイナーとなって活躍されているそうです。
  
    クジラと海の生きものたちをデザインした「マリンジャンボ」は日本中
   で大人気となり、その後のポケモンジェットやピカチュウジャンボなどの
   特別塗装機の先駆けとなりました。
  
    傑作との呼び声の高いB747ですが、社会の求めと時代の変化がキャ
   リアに幕を引くことを選ばせたといったところでしょうか。それにしても
   いったいどれだけの人たちの夢や希望を運んでいたのかと思うとその功績
   を称えずにはいられません。子どもから大人までこれほど知られ好かれた
   機体もかつて無かったでしょう。これから日本で見かけるとしたら、海外
   の航空会社の国際線や貨物機だけとなるそうです。
  
    卒業おめでとう。そして、お疲れさまB747。
  
    ・747 FOREVER −THANKS JUMBO−(ANA)
     http://www.ana.co.jp/thanks_jumbo/index.html
    ・ありがとうジャンボ(JAL)
     http://www.jal.co.jp/jumbo/
    ・科学・技術よもやま話「ジャンボ」
     http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/backnumbershow.asp?mmbn_go=0318
  
                         (経営企画室 谷本嗣英)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-3359
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
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  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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