科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第478号 ◆  ━
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                             >>>2014/4/30発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   今週は、ゴールデンウィーク合併号です。
   間もなく立夏。先週末には夏日を迎えるなど、春があっという間に通り過
   ぎてしまったようです。今週の天気予報を見ると、中頃には傘のマーク、
   週末からの連休では雲のマークがちらほら。お天気の心配をしないで出か
   けたいものですね。当館はゴールデンウィーク中は休まず開館しています。
   ぜひお立ち寄りください。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,783人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・「パークレストラン」の一部メニュー変更
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「火星の接近と火星はなぜ赤いか?」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「春を味わいつくす本」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・第18回科学技術館万華鏡手作り教室
              科学ライブショー「ユニバース」オーロラ特別番組
              オーロラをアートしよう
              科学戦隊「実験ジャー」ショー
              プラネタリウム特別上映「春の星座と火星の接近」
              科学オリンピック参加者募集
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
       イベント情報・・・「第3回科学検定」のお知らせ
  
    ☆5月の休館日は7日(水)、14日(水)、21日(水)、28日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 「パークレストラン」の一部メニュー変更について ■
  
    科学技術館地階レストラン「パークレストラン」では、5月6日(火・
   振替休日)までの期間は平日を含め、毎日ランチバイキングのご提供とな
   ります。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/05/post_799.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    今回の科学ライブショーは、オーロラ特別番組です。国立極地研究所の
   ご協力により、本物の南極の氷も触って楽しんでいただけます。ぜひお楽
   しみください。
  
    日 時:5月3日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回60名
        当日、各回の上演1時間前から会場にて入場整理券を配布
    案内役:片岡龍峰さん(国立極地研究所)
    ゲスト:福田陽子さん(東京大学/第54次南極地域観測隊越冬隊)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 火星の接近と火星はなぜ赤いか? ■
  
    春うらら、宵の空。南の空を見上げるとおとめ座のスピカと、赤く輝く
   火星が目を引きます。火星はその色から、軍神「マルス」の名を与えられ、
   古代中国においては人の心をまどわす「けい惑(けいこく)」と呼ばれて
   いました。今回はスピカの近くで見えるため、余計に火星の赤い色が引き
   立って見えているようにも感じます。
    火星は公転周期の関係から、2年2ヶ月ごとに地球との接近をくり返し
   ます。今回は4月14日が再接近となりました。インターネットの意識調
   査で、「地球と火星の最接近、見た?」では、40%以上の方が、「最接
   近を知らなかった」と回答していました。しかし、火星がよく見えるのは、
   再接近日を含めた数ヶ月間で、5月中はまだ観測の好機となっています。
   火星は10センチ程度の望遠鏡で見ても、表面に極冠と呼ばれる白い模様
   や濃い模様を見ることができます。私も大学時代は、火星の接近時には欠
   かさず観測をして、スケッチをとっていました。今年、衝(※1)を迎え
   た4月は、火星では北半球で秋を迎えた頃にあたり、小さな北極冠が見え
   ています。最近は、スケッチをとる機会はなくなってしまいましたが、京
   都大学大学院理学研究科附属飛騨天文台の65センチ屈折望遠鏡を使って、
   偏光板とCCDカメラでの、火星や金星の大気を調べる研究の手伝いをし
   ています(※2)。
    今回の観測では65センチ望遠鏡の本来の役割である「火星の眼視観測」
   も行い、今までに見たこともない「朝もや」がはっきりと確認できて、赤
   道付近に雲のベルト状の模様を見ることができました。「もや」は青色を
   帯びているため、CCDカメラの観測でも青色のフィルターで、非常に明
   るく写っていました。そして何よりうれしかったのは、飛騨の山中できれ
   いな星空が楽しめたことでした。
    さて火星といえば、アメリカ航空宇宙局(NASA)では、探査機を火
   星に着陸させ、非常に美しい火星の風景画像をたくさん送ってきています
   ね。今回の接近にあわせて打ち上げられたMAVEN(メイヴン)は、火
   星の大気と、火星大気の宇宙への流出について調査を行います。火星の大
   気は地球の150分の1しかないにもかかわらず、太陽風によって1日あ
   たり約100トンも宇宙に流れ出ているといわれています。太古の火星に
   はたくさんの大気や水があったはずですが、どのように今のような環境に
   なったのか、生命が存在できたかどうかを、大気流出のメカニズムから解
   き明かそうとしています。MAVENは昨年10月にアメリカ政府機関の
   一部が閉鎖されたため、打ち上げが見送られる可能性もありました。2年
   ごとしか打ち上げの機会のない火星探査にとっては、タイミングがとても
   大事なのです。もちろん日本でも火星探査の計画が進んでいます。MEL
   OS(ミーロス)計画では、「火星はなぜ赤いか?」という疑問を解くた
   めに、さまざまな方法で火星を調べ、日本独自の観測と欧米の火星探査と
   協力するミッションとしてサンプルリターンや生命探査ローバー、火星の
   気象オービターなどを打ち出しています。
    ところで、火星といえば火星への移住計画「Mars One」が民間
   の非営利財団によって計画され、昨年希望者を募ったところ20万人をこ
   える応募があったそうです。ウェブでは2024年に第1陣が火星に向か
   うためのロードマップが公開されています。NASAでも2030年代に
   は火星への有人飛行を計画しています。今年春見上げた火星は、近い将来
   どんな惑星になるのか……。かつて、火星にカナリ(運河の意味)がある
   といったイタリアの天文学者・スキャパレリさんはなんとおっしゃるやら。
  
   ※1 衝(しょう)。惑星が地球を挟んで太陽と正反対の方向に来ること。
   ※2 飛騨天文台の65センチ屈折望遠鏡
      http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/478/478.pdf
  
     執筆者:木村かおる 科学技術館運営部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    春を味わいつくす本、5冊目は生活の本です。
  
   ■ 『「和」の行事えほん1 春と夏の巻』 ■
     高野紀子 作/あすなろ書房/
     2006年6月/1,600円+税
  
    日本に古くから伝わる行事を、動物家族のメンバーが、次々に楽しく紹
   介してくれる絵本です。この巻では、3月から8月までの春と夏の行事が
   扱われています。
    ひな祭りから始まって、お彼岸、お花見、花祭り、端午の節句、衣替え、
   七夕、お盆までの行事の意味や、それにちなんだ食べもの、しつらえの仕
   方、飾りのつくり方などが、かわいらしい絵と文章で紹介されています。
   さらに、各月の最後の見開きのページには、たとえば「3月のあれこれ」
   と題して、気象・祭り・花・旬などについての絵と説明があります。
    ひな祭りでは、各地のおひな様のちがいや準備の仕方、ひし餅やハマグ
   リのお吸いものの意味、流しびなやひな納めまでが、柔らかなタッチの絵
   で描かれています。お花見では、その歴史やごちそうのいろいろ、桜の図
   案が、端午の節句では、中国から伝わった行事が日本独自のものになって
   いく様子、飾りの意味、粽(ちまき)や菖蒲湯(しょうぶゆ)、こいのぼ
   りの意味、折り紙の兜(かぶと)の折り方まで載っています。
    家族中で行事を楽しみながら、この本を開けば、さらに体験が豊かなも
   のとなることでしょう。
    秋と冬の行事については、『「和」の行事えほん2 秋と冬の巻』(高
   野紀子 作/あすなろ書房/2007年10月/1,600円+税)が、
   海外へのおみやげなどにするには英語版の、『Annual Events in Japan.1
   (Spring and Summer)』(Noriko Takano Author/Reiko Matano and
   Margaret Breer Translator/Ehon House Publishing, Asunaro Shobo
   Publishing/2010年2月/2,500円+税)などがあります。
  
    執筆者:坂口美佳子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/13shakai/wanogyoujiehon/wanogyoujiehon.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 第18回科学技術館万華鏡手作り教室 ■
  
    日本万華鏡倶楽部との共催で、恒例の万華鏡ワークショップを開催しま
   す。今回は万華鏡作家の依田満・百合子夫妻が考案したオリジナルキット
   で、3枚のミラーを直角三角形に組んでつくる万華鏡“直角三角形万華鏡”
   です。誰もが簡単に手作りできますので、ふるってご参加ください。
  
    開催期間:5月3日(土・祝)〜5日(月・祝)
    開催時間:11時30分〜、13時〜、14時30分〜(各回45分)
    会  場:4階D室 イベントホール
    定  員:各回35名
    参加方法:各回の30分前から会場にて先着順に整理券を配布
    教 材 費:キット1つ2,000円(別途、入館料が必要)
    問合せ先:日本万華鏡倶楽部・大熊氏(048−255−2422)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/05/post_793.php
  
   ■ 科学ライブショー「ユニバース」オーロラ特別番組
               〜全天周3Dオーロラの最新映像を公開〜 ■
  
    昨年12月に上映されて大きな反響のあった世界初の3Dオーロラを科
   学ライブショー「ユニバース」オーロラ特別番組として上演いたします。
    オーロラ研究者の片岡龍峰准教授(国立極地研究所)が案内役として、
   第54次南極越冬隊員でオーロラ研究者の福田陽子さんが特別ゲストとし
   て、登場いたします。
    国立極地研究所の協力により、本物の南極の氷も触って楽しんでいただ
   けます。ぜひお楽しみください。
  
    日 時:5月3日(土・祝)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回60名(当日先着順)
    費 用:無料(ただし、入館料は必要)
    案内役:片岡龍峰さん(国立極地研究所 准教授)
    ゲスト:福田陽子さん(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻/
               第54次日本南極地域観測隊越冬隊員)
    受付方法:当日、各回の上演1時間前から会場にて入場整理券を配布
         ・1回目(14時〜)は、並んでいただいた先着順に
          13時から整理券を配布します。
         ・2回目(15時30分〜)は、並んでいただいた先着順に
          14時30分から整理券を配布します。
         ※ご入場は整理券に記された番号順です。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/05/post_796.php
  
   ■ オーロラをアートしよう ■
  
    当館4階「シンラドーム」にてオーロラ(全天周映像)を鑑賞したのち、
   不透明アクリル樹脂絵の具のアクリラを使って、ガラスにオーロラを描い
   て、素敵なアート作品をつくってみよう。
  
    開催日時:5月4日(日・祝)12時20分〜14時
    開催場所:4階B室「シンラドーム」、2階C室 イベントホール
    参加対象:制限なし
    定  員:30名
    参加費用:1,500円(別途、入館料が必要)
    参加方法:当日10時30分より2階イベントホールにて整理券を配布
    主  催:林檎の会、科学技術館
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/05/post_794.php
  
   ■ 科学戦隊「実験ジャー」ショー ■
  
    春休みに引き続き、ゴールデンウィークも全国で人気の実験ジャーが科
   学技術館に登場します。
    ナゾナゾ星からやってきた地球征服を目論むナゾナゾマン。彼らが出す
   難解な「科学ナゾナゾ」に立ち向かい、地球を救うために実験ジャーが立
   ち上がります。
  
    日 時:5月4日(日・祝)13時〜、15時〜(各約40分)
    会 場:館内に神出鬼没
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/05/post_798.php
  
   ■ ゴールデン・ウィークプラネタリウム特別上映
                      「春の星座と火星の接近」 ■
  
    プラネタリウムの生解説を特別番組としてお送りします。春の一等星や
   目立つ星の並びを見つけて星座を覚えていきましょう。見つけられた星座
   の神話もご紹介します。
    また、今年は火星の最接近の年です。おとめ座の中で輝く火星の世界を、
   探査機の映像をまじえてご紹介します。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組は休止
   いたします。
  
    日 時:5月5日(月・祝)、6日(火・休)
        11時〜、13時30分〜、15時〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要)
    定 員:各回62名
    受 付:当日、開館時間より会場にて参加者本人に整理券配布
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/05/post_795.php
  
   ■ 科学オリンピック参加者募集のお知らせ ■
  
    科学技術館を運営する日本科学技術振興財団が事業の運営に携わる「日
   本生物学オリンピック2014」をはじめ、「物理チャレンジ2014」、
   「化学グランプリ2014」の参加者募集が始まりました。
  
    対象:20歳未満のおもに高校生・中学生
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
     日本生物学オリンピック     http://www.jbo-info.jp/
     物理チャレンジ         http://www.jpho.jp/
     化学グランプリ         http://gp.csj.jp/index.html
     科学オリンピック申込専用ページ https://contest-kyotsu.com/entry/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆ゴールデンウィーク特別物販開催のお知らせ
  
    ゴールデンウィーク期間中に航空機関連のグッズを限定販売します。こ
   こでしか手に入らない商品満載!! みなさまのご来館をお待ち申しあげま
   ます。
  
    日 時:5月3日(土・祝)〜5月6日(火・休)
    会 場:展示館内(展示館入館料が必要)
    内 容:・零戦グッズ(Tシャツ、図録など)
        ・米国輸入商品(Pan-Amバッグ、ぬいぐるみなど)
        ・Honda Jetグッズ(Tシャツ、マグライトなど)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#500
  
   ☆「YS−11機」一般公開のお知らせ
  
    「YS−11機」は、戦後日本の航空界が総力をあげて開発した国産初
   のターボプロップ旅客機で、ここに展示されている機は、全日空所有で、
   エアーニッポンが路線運航していたものです。
  
    開催日時:5月17日(土)10時〜15時
    展示場所:西武新宿線「航空公園」駅前
    参 加 費:無料
         ※雨天の場合、公開は中止となります。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#169
  
   ☆ゴールデンウィーク特別展「ARで見る宇宙展」
  
    最新研究成果に基づいた地球の自転・公転や太陽系の他の惑星の公転の
   しくみ、小惑星探査機「はやぶさ」の観測によって得られた話題の小惑星
   イトカワの表面の様子、そして埼玉県出身の若田光一・宇宙飛行士が船長
   を務める国際宇宙ステーションの姿などを、AR技術によってスマートホ
   ンやタブレット端末などにリアルに、かつわかりやすく表示する体感型の
   展示です。
  
    開催期間:6月1日(日)まで
    特別協力:東京書籍株式会社
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#170
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 「第3回科学検定」のお知らせ ■
  
    科学のおもしろさに感動し、科学がますます好きになる検定です。「普
   段の生活で起きること」に関する問題を選んでいます。問題を通して、科
   学的な視点、自然観を身に着けて欲しいと考えています。
  
    開催期間:5月15日(木)10時〜5月18日(日)18時
    会  場:ウェブ上(オンライン受験)
    受 験 料:4,000円(3級)、3,000円(4〜7級)
    出題内容:3・4級 中学校の理科の知識を前提とした問題
         5・6級 小学校までの理科の知識を前提とした問題
         7級   小学校低学年でもチャレンジできる問題
    申込方法:ウェブにて
    申込締切:5月18日(木)17時
    主  催:科学検定委員会
    問合せ先:科学検定委員会 事務局(ルネサンス・アカデミー株式会社内)
         03−6439−3774(平日 11時〜17時)
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagaku-kentei.jp/?bnr_id=jsf
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 大型連休 ■
  
    多くの方が、今度の土曜日からの4連休を楽しみにしていらっしゃる時
   期かと思います。あるいは、その前の何日かもお休みを取られた方は、こ
   のメールマガジンをお読みの時点ですでに長い連休の真っ最中でしょうか。
    ゴールデンウィーク(GW)はいわゆる和製英語で、また映画業界で宣
   伝用につくられた言葉であることから、一部メディアではこの表現を使わ
   ずに「大型連休」と呼ばれています。一方で、日本人観光客の多い海外の
   観光地では、“Golden Week”で通じるという話もあります。
    しかし、この時期がまとまったお休みとなったのはそう昔のことではあ
   りません。1948年に「憲法記念日」が制定されて以来、5月3日(憲
   法記念日)と5日(こどもの日)との間に平日が挟まれ、これは「飛石連
   休」と呼ばれていました(今週も飛び石のようにお休みの方も多いと思い
   ます)。その後、国民の祝日に関する法律(祝日法)の改正で、1973
   年に振替休日が制定され、1986年から2006年には5月4日が「国
   民の休日」となり、短くとも3連休が確保されるようになりました。さら
   に、2005年の祝日法の改正では「みどりの日」が4月29日から5月
   4日に移動し、振替休日の規定が変更されました。連続する祝日のいずれ
   かが日曜日と重なった場合には、最後の祝日の翌日が振替休日となること
   になったため、今年2014年は5月6日(火曜日)も振替休日としてお
   休みです。
    2007年から5月4日は「国民の休日」でなくなりましたが、「国民
   の休日」は今後も生じることがあります。祝日法によれば、その前日およ
   び翌日が祝日である日で、その日が祝日でない場合には、「国民の休日」
   として休日になります。1日おきの祝日というのは以前であれば5月にし
   か可能性がなかったのですが、ハッピーマンデー制度として2003年か
   ら「敬老の日」が9月15日から9月の第3月曜日に移動したため、「秋
   分の日」がその2日後の水曜日になった場合には、(土曜日・)日曜日・
   敬老の日・国民の休日・秋分の日とお休みが続くことになるのです。
    シルバーウィークとも呼ばれる秋の大型連休は、少し気が早いですが、
   来年2015年、そして現行の祝日法の規定のままであれば、2026年、
   2032年、2037年、2043年、2049年に発生することになり
   ますが、一点ご注意を。実際の「秋分の日」(と「春分の日」)は、国立
   天文台が作成する『暦象年表』に基づいて閣議決定され、前年の2月第1
   平日付の官報で暦公告として公告されます。天文学における春分日や秋分
   日は計算で定まりますが、祝日としては前の年の2月まで確定しないとい
   うことです。もっとも、これまでのところ、天文計算によって定められた
   日と祝日が異なったことはありません。
    ともあれ、科学技術館は、毎年ゴールデンウィーク中は休まず開館して
   います。この春の大型連休にも、多数のイベントをご用意して皆様のご来
   館をお待ちしておりますので、ぜひ足をお運びください。
  
                        (経営企画室 松浦 匡)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-3359
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
    ※来週5月7日は、メールマガジンを休刊とさせていただきます。
     次号479号は、5月14日発行です。どうぞ、お楽しみに!
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
   ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は
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   科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp
  
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