科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第484号 ◆  ━
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                             >>>2014/6/18発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   梅雨前線が活動している中、今週の土曜日に夏至の日を迎えます。各地で
   恒例のキャンドルナイトが計画されているようです。夕涼みにはちょっと
   遅い時間ですが、ろうそくの灯りで和んでみては。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,904人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・FORESTの謎 「クレイジー・ドッグに
                      隠された秘密をゲットしろ!」
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「溶ける」とは?
       自然と友だち・・・「夏日の6月…梅雨の頃」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「農業」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・大道仮説実験〈ころりん〉講座のお知らせ
              中学生・高校生のためのサイエンスセミナー2014
              第3回「子どもたたら教室」のお知らせ
              中外製薬 presents 生物実験教室
                小学校4〜6年生向け
                中学生向け
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
    ☆6月の休館日は4日(水)、11日(水)、18日(水)、25日(水)です。
    ☆7月の休館日は2日(水)、9日(水)、16日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ FORESTの謎
           クレイジー・ドッグに隠された秘密をゲットしろ! ■
  
    FORESTにある謎の展示物「クレイジー・ドッグ」……。その小屋
   の中にFORESTの秘密が隠されている!!
    きみは小屋の周りのセンサーをくぐり抜け、無事に秘密をゲットできる
   かな……? スパイになった気分で秘密をゲットしよう!
    センサーが反応すると……猛犬注意!?
  
    開 催 日:7月12日(土)〜13日(日)
    時  間:10時〜12時、13時〜16時
    会  場:5階G棟「クレイジー・ドッグ」
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    参加対象:小学校1年生以上ならどなたでも
    受  付:9時30分〜15時30分、5階スタッフカウンターにて
         ※スパイIDは1人1枚配布。1枚で3回までチャレンジ可
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_812.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「塵の向こうの巨大爆発−アルマ望遠鏡で探
   るガンマ線バーストの発生環境」としてお話しいただく予定です。
  
    日 時:6月21日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名
    案内役:野本知理さん(千葉大学)
    ゲスト:廿日出文洋さん(国立天文台)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 「溶ける」とは? ■
  
    砂糖や塩は水に溶けますが、小麦粉はどうでしょうか? 料理のレシピ
   などでは「小麦粉を水に溶かす」という表現を使うようですが、実際にや
   ってみると、ダマができたり、液体にならなかったりと、砂糖や塩と同じ
   ように溶けたという感じがしません。もちろん、砂糖や塩でも果てしなく
   水に溶けるわけではなく、限界があります。小麦粉の場合はその限界がす
   ぐやってきてしまうのでしょうか。
    化学の世界では、溶かすものを溶媒、溶かされるものを溶質と呼んでい
   ます。上記の例では水が溶媒で、砂糖や塩などが溶質となります。そして、
   溶質が溶媒に溶かされたものを溶液と呼んでいます。砂糖水や塩水などが
   溶液ですね。小麦粉水というのは聞いたことがないですが、小麦粉の場合
   はどうなのでしょう。
    砂糖水を例にしてみましょう。溶液(砂糖水)の中では、溶質(砂糖)
   は1分子ずつバラバラになっていて、その周りを溶媒(水)分子が取り巻
   くような状態になります。まさに溶け込んでいる状態ですね。一方、小麦
   粉はどうでしょうか。小麦粉を水に溶かそうとしても、小麦粉の粒子は大
   きい粒と小さい粒が混ざっていて形も異なりますし、小麦粉の粒子の周り
   を水分子が取り囲む状態にもなっていません。その違いは何なのでしょう。
  
    砂糖は、ショ糖が主成分で、グルコースと呼ばれるブドウ糖などの還元
   糖を副成分とする糖の名称です。ブドウ糖や果糖は単糖類と呼ばれ、ショ
   糖はブドウ糖と果糖が1分子ずづ結びついた糖で二糖類と呼ばれています。
   他方、小麦粉の主成分は7割強のデンプン(糖質=炭水化物)でタンパク
   質も1割程度含まれています。デンプンは多くの単糖類で結合された多糖
   類の仲間で、デンプンに含まれるアミロースと呼ばれる多糖類は数百個の
   ブドウ糖が集まってできたものなのです。アミロースは熱水には溶けるの
   ですが、温度が低くなると溶けにくくなります。小麦粉はアミロース以外
   にもタンパク質やその他の成分があり、砂糖に比べると溶けにくいのです。
    そうそう、例えば、タライの中で、デンプンでできている片栗粉を水と
   2対1の目安で混ぜると、水の上を歩ける(走れる?)ダイラタンシーの
   実験ができたりもします。これも片栗粉が溶液としてちゃんと溶けていな
   いからできる実験です。
    ところで、アミラーゼあるいはジアスターゼという酵素を知っています
   か。だ液に含まれる消化酵素で、学校の理科の実験の時にこの言葉を聞い
   た人もいるのではないでしょうか。ご飯やお芋を用意して、口の中でよく
   噛(か)んだものと、口の中に入れなかったものにヨウ素液やベネジクト
   液との反応を調べてみませんでしたか。そう、だ液にはデンプンをブドウ
   糖にする働きを持つものがあります。食事の時にはよく噛(か)んで食べ
   てみると、糖であるブドウ糖の甘さを味わえるかもしれないね。
  
     執筆者:高原章仁 経営企画室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 夏日の6月…梅雨の頃 ■
  
    5月末から6月初めにかけて、まさに真夏の暑さ。日本列島は北から南
   にかけて、30度を超え、35度も超える猛暑日も記録されました。この
   異常気象に6月早くも夏到来…と思われる程でしたが、どうやら西日本か
   ら梅雨に入り、東日本も順次梅雨入りになって…ほっと一息しました。
    ところが、雨量もまた異常で、わずか数日で平年6月の1か月分の降水
   量を超え、2倍以上になったところも出ました。
    さて、生きものたちはこの異常気象にどう対応しているのでしょう。身
   近な自然の様子を観察してみましょう。信州辰野からのお便りも楽しみで
   す。
  
    「夏日の6月…梅雨の頃」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss121
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は「農業の本は楽しい」をテーマに紹介しています。
  
   ■ 「田んぼの不思議」<自然と生きる> ■
     安室知 著/小峰書店/2013年11月/1,400円+税
  
    田んぼは、実は不思議がいっぱいの場所でした。少し前には、今の整備
   が進んだ水田とは、かなり違ったところだったようです。
    著者は、どうして日本では麦ではなく、コメをつくることになったのか、
   ということをまず考えています。地形や気候、手間を考えたら生産性は低
   く、食べる魅力も強くはなかったといいます。むしろ田んぼという場所に、
   コメづくり以外の魅力があったという視点でこの本は書かれています。そ
   れは魚採りや鳥の狩猟、虫捕り、畔の植物利用と実に豊かでさまざまです。
   農家の人たちががコメづくりよりも生き生きと語ってくれた、これらのこ
   とを、作業カレンダーや魚採りカレンダーという図や写真を多く使って、
   わかりやすく紹介しています。
    田んぼに集まる「水田魚類」には、コイ、ナマズ、ウナギ、ドジョウな
   どがいて、簡単な道具で効率的に捕まえることができます。このような統
   計には出ない漁業の様子は詳しく具体的にまとめてあります。また料理も
   色々紹介されていて、興味がわきます。
    さらに今ではほとんど行われない鳥の狩猟についても、日本に水田があ
   ったからカモなどが渡ってくるようになったことなど、人と自然のかかわ
   りの面白さが伝わってきます。
    このような利用の知恵によって、田んぼは今新たな自然保護の場となっ
   ていることが、最後に書かれ、水田生態系という貴重な場であることがわ
   かります。
  
    執筆者:鈴木有子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/13shakai/tanbonohusigi/tanbonohusigi.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 大道仮説実験〈ころりん〉講座のお知らせ(6/23締切) ■
  
    科学者は、おおいなる空想のもとに予想を立てて実験することによって、
   宇宙の果てから小さな原子の世界まで解明してきました。
    みなさんも、科学者と同じように予想を立てて実験する楽しさを味わっ
   てみませんか? 今回はどこにでもある身近な道具を使って科学を楽しみ
   ます。
    高価なすごい実験装置を使わなくても,空想をふくらませて予想を立て
   るノーミソさえあれば,どこでも科学を楽しむことはできるのです。
    科学を楽しみたいみんなで,「Let’s ころりん!」(※)。
  
    日 時:6月28日(土)13時30分〜15時30分
    会 場:科学技術館事務棟6階 第1会議室
    対 象:小学校1年生以上とその家族 40名
        ※小学校2年生以下の方は保護者同伴でお願いします。
    参加費:お1人500円(実験工作代を含む)
    申込:電子メール(kasetsu1@jsf.or.jp)
        またはFAX(03−3212−8596)にて
        参加者全員のお名前、年齢、住所、電話番号をご記入下さい。
    締 切:6月23日(月)
    主 催:公益財団法人日本科学技術振興財団
    共 催:NPO法人楽知ん研究所
    問合先:公益財団法人日本科学技術振興財団 情報システム部
        担当:掛布、井畑 電話03−3212−8504
        (月〜金曜日の9時30分〜12時、13時〜17時)
      ※「大道仮説実験〈ころりん〉」はNPO法人楽知ん研究所が開発
        したプランです。
  
   ■ 中学生・高校生のためのサイエンスセミナー2014
                     「暮らしを支える高分子!」 ■
  
    みなさんの身近に使われているプラスチック、ゴム、繊維などは、石油
   や植物からつくられています。これらの材料をひとまとめにして高分子と
   いい、本セミナーでは、身近にある高分子や、普通の高分子と違って電気
   を通すプラスチックなどの、実演や説明をします。また、簡単な高分子の
   実験も講師の先生方と一緒に行います。科学が好きな人、何となく興味や
   あこがれをいだいている人はぜひお申し込みください。
  
    日  時:7月12日(土)13時〜16時
    会  場:4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    対  象:中学生・高校生(教員・保護者の方も聴講できます)
    定  員:30名
    参 加 費:50円(保険料として当日集めます)
    申  込:往復ハガキまたは電子メールにて
    申込締切:7月1日(火) 先着順
    主  催:公益社団法人高分子学会 関東支部
    共  催:公益財団法人日本科学技術振興財団
    問合せ先:公益社団法人高分子学会 関東支部
         中学生・高校生のためのサイエンスセミナー係
         03−5540−3777
  
    申込方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_808.php
    http://main.spsj.or.jp/c7/c14/g1406_07.html#03
  
   ■ 第3回「子どもたたら教室」のお知らせ ■
  
    小学4年生から高校生までの児童・生徒およびその保護者を対象に、今
   年7月から12月までの期間、砂鉄採り、炭焼き体験、製鐵所見学、たた
   ら製鉄体験、鍛刀場見学などを一貫して体験する教室を開催します。
  
    日 程:7月27日(日)から12月20日(土)までのうち9日間
    対 象:小学4年生から高校生およびその保護者
        ※全てのプログラムに参加できる方
    定 員:子ども40名
    参加費:1,000円(※交通費や昼食は各自ご負担ください)
    締 切:7月1日(火)当日必着(応募多数の場合は抽選)
    応 募:往復はがきにて
    問合先:特定非営利活動法人 ものづくり教育たたら 事務局(石井)
        電話:03−3545−0118
    主 催:特定非営利活動法人 ものづくり教育たたら
    助 成:子どもゆめ基金
    後 援:新日鐵住金株式会社・黒崎播磨株式会社・松田次泰鍛刀場
    協 力:(公財)日本科学技術振興財団
  
    申込み方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.tatara.or.jp/images/data/kodomo.pdf
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_809.php
  
   ■ 中外製薬 presents 生物実験教室(小学校4〜6年生向け)
      “遺伝子ってなんだろう?” 〜細胞の観察とDNAの抽出〜 ■
  
    昨年に引き続き、中外製薬株式会社の協力を得て、生物実験教室“遺伝
   子ってなんだろう?”を開催します。顕微鏡を使った細胞の観察やDNA
   の抽出など、実験を通じて生きものについて楽しく学んでいただくプログ
   ラムの参加者を募集します。
  
    開催日時:7月19日(土)、20日(日)
         10時30分〜、14時〜(各日2回、各回2時間)
    会  場:4階I室「実験スタジアム」スタジアムL
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    参加対象:小学校4年生、5年生、6年生
    応募定員:各回24名
    応募方法:往復はがきにて
    応募締切:7月2日(水)※当日消印有効
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_806.php
  
   ■ 中外製薬 presents 生物実験教室(中学生向け)
         “光る生物” 〜発光の仕組みと医療、産業への応用〜 ■
  
    ホタルやオワンクラゲの発光のしくみについて、中外製薬株式会社の協
   力を得て、実験や観察を通じて学ぶ中学生向けの実験教室です。さらに遺
   伝子組み換え技術を利用した医療分野での応用、カイコを使った紫外線で
   光る絹糸など事例を紹介します。
    参加ご希望の方は往復ハガキにてご応募ください。
  
    開催日時:8月10日(日)14時〜16時
    会  場:6階G棟「実験工房」
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    参加対象:中学生
    応募定員:24名
    応募方法:往復はがきにて
    応募締切:7月21日(月・祝)※当日消印有効
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_810.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆大型映像館 7月1日からの上映番組のお知らせ
  
    今から7000万年前、恐竜が大地を支配していた時代――。夏の北極
   は恐竜たちにとって豊かな楽園でした。しかし寒い冬が訪れると暖かな土
   地を目指し、たくさんの恐竜たちは大移動をはじめます。恐竜の子どもス
   カーも初めての冒険に挑戦します。
    この物語は厳しい自然の中、恐竜たちが生き抜く姿を描いた壮大なドラ
   マです。
  
    期  間:7月1日(火)〜9月30日(火)
    会  場:大型映像館
    上映番組:「恐竜大行進」(上映時間約32分)
         10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、16時〜
    料  金:映像館入館料(大人620円、小中学生260円)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#70
  
   ☆驚異の恐竜体験ライブ「DINO−A−LIVE(ディノアライブ)」
  
    「DINO−A−LIVE」とは「恐竜が生きている!」という意味で、
   オリジナルで開発された世界唯一の自立二足歩行恐竜スーツ(メカニカル
   スーツ)による、まるで本物のように動く恐竜のライブステージです。肉
   食恐竜ラプトルが間近で自由に歩いたり、噛みついたりと迫力満点です。
  
    開催日:7月5日(土)、6日(日)
    時 間:13時〜、14時15分〜、15時20分〜(各30分)
    会 場:展示館内 特別展示会場
    費 用:無料(ただし、入館料は必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#173
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ ワールドカップ ■
  
    残念でしたね、日曜日のコートジボワール戦。皆さんもご覧になったこ
   とと思いますが、どのように感じられましたか。一言でいえば、相手の方
   が強かったということでしょうか。
    選手の動くスピードとパス回しの速さは客観的に見てコートジボワール
   の方が上だったと思います。選手の所属しているリーグでの成績を見ても、
   英プレミアリーグで得点ランク3位と4位の選手が、仏リーグ・アンで得
   点ランク6位の選手がコートジボワールにはいます。一方の日本選手はと
   いうと、独ブンデスリーガの岡崎選手が得点ランク7位にいるぐらいで、
   得点力という視点で見るとかなりの差があります。それを日本のチームは、
   相手より速い動きでバックが押し上げてプレッシャーをかけ得点の機会を
   狙うという戦術でしたが、前述の通り相手の方が動きが早くボールを支配
   している時間も長かったようでした。また、体格面でもアフリカの選手と
   は相当差がありました。途中出場したエースのドログバ選手は身長189
   cm、体重91kgとまさにラグビー選手みたいな体格です。2011年
   女子ワールドカップの決勝トーナメントで日本が体格に勝るドイツ、スウ
   ェーデン、アメリカに勝って優勝したときには、日本選手の動くスピード
   が最後まで落ちずに相手に勝っていたと思います。男子の今後の健闘を期
   待しましょう。
    ワールドカップの行われているブラジルは世界でもトップクラスのサッ
   カー国で、ペレ、ベベト、ロマリオ、ロナルドなどの名ストライカーがい
   ます。特にペレはキング・ペレと呼ばれていてサッカーをしている人で知
   らない人はいないぐらい有名です。なぜ、ブラジルにサッカーの名選手が
   多いのか。ブラジルではサッカーは社会移動(Social Mobil
   ity)に役立ってきたと言われています。ペレは貧困層の出身でサッカ
   ー選手になることで地位と富を得て上流階級になることができました。多
   くの貧しい若者がサッカーのスター選手にあこがれ努力しています。いわ
   ゆるハングリー精神が名選手を創り出してきたと言えます。
    今回のワールドカップでどのような名選手が出てくるのか。また、どこ
   が優勝するのか。7月14日4時(日本時間)に始まる決勝戦まで楽しみ
   な日々が続きます。
  
                       (経営企画室 紙野 憲三)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-3359
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



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