科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第488号 ◆  ━
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                             >>>2014/7/16発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   インドネシアで開かれた第25回国際生物学オリンピック、南アフリカで
   開かれた第55回国際数学オリンピックに参加した生徒全員がメダルを獲
   得したそうです。おめでとうございます。ところで、北の丸公園でセミの
   抜け殻を見かけるようになりました。子供たちはもうすぐ夏休み。どんな
   計画をしているのかな。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,923人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・夏休みプラネタリウム特別上映のお知らせ
              夏休み石炭実験教室
              2014年夏休み特別展
                 「海!! ―出航! ふしぎな世界へ―」
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「モノとモノをくっつけるのは面倒?」
       自然と友だち・・・「梅雨の晴れ間に虫たちを追う」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「宇宙」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・「シンラドーム」臨時休室
              大道仮説実験〈モクモク〉講座+霧箱実験
              宇宙をアートしよう(ガラス絵)
              理研DAY:研究者と話そう
              中外製薬 presents 生物実験教室
              ロシュ・ダイアグノスティックス &
                中外製薬present 生物実験教室
              竹とんぼを作って飛ばそう
              青少年のための科学の祭典2014全国大会
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
       イベント情報・・・夏休み子ども化学実験ショー2014
                平成26年度エネルギー教育モデル校募集
  
    ☆7月の休館日は2日(水)、9日(水)、16日(水)です。
    ☆夏休み期間中(7月20日〜8月31日)は休まず開館いたします。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 夏休みプラネタリウム特別上映のお知らせ ■
  
    プラネタリウムの生解説を、「シンラドーム」の特別番組としてお送り
   します。
    今年の夏休みは海や山に出かけて、満天の星空を楽しんでみませんか?
   星空を100%楽しむために、星座の見つけ方や夏休みに見られる天文現
   象などを紹介します。夏休みの期間中に、2つのプログラムを実施します。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組は休止
   いたします。
  
    日 時:1)7月22日(火)、23日(水)
          10時30分〜、13時30分〜、15時〜(各回30分)
          テーマ「夏の星座と天の川」
        2)8月6日(水)、7日(木)
          10時30分〜、13時30分〜、15時〜(各回30分)
          テーマ「夏の星座と土星」
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要)
    定 員:各回62名
    受 付:当日、開館時間より会場にて参加者本人に整理券配布
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_825.php
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/08/post_826.php
  
   ■ 夏休み石炭実験教室 ■
  
    石炭の日(クリーン・コール・デー:9月5日)の催しとして、夏休み
   に石炭をテーマとした実験教室を今年も共催します。
    また、全問正解で記念品を差しあげる石炭ミニテストも実施します。
  
    開催期間:8月8日(金)〜9日(土)
    開催時間:石炭で電気をつくろう 11時〜、14時〜(各回40分)
         石炭を取りだそう   13時〜、15時〜(各回40分)
         石炭ミニテスト    会期中は常時参加可能
    会  場:4階D室 イベントホール
    定  員:各回30名(各回の開始30分前から会場にて整理券配布)
    対  象:小学校3年生以上
    参 加 費:無料(入館料は必要です)
    主  催:クリーン・コール・デー実行委員会
    共  催:科学技術館
    問合せ先:一般財団法人 石炭エネルギーセンター
         電話 03−6402−6101 担当なかむら
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/08/post_827.php
  
   ■ 2014年夏休み特別展「海!! ―出航! ふしぎな世界へ―」 ■
  
    深海にひそむふしぎな生き物たち。近年、科学技術の進歩とともに深海
   のようすが少しずつ明らかになってきました。その驚きの姿とふしぎな生
   態を生体・標本・映像等を駆使して紹介します。
    さらに深海生物調査ロボットシステム「PICASSO(ピカソ)」の
   実物を展示し、深海探査技術の最前線を紹介します。
    また、生きる化石「シーラカンス」の稚魚の標本を特別に展示します。
   ご期待ください。
  
    開催期間:8月9日(土)〜25日(月)
    開催会場:2階C室 イベントホール
    費  用:無料(入館料は必要です)
    そ の 他:※海のテーマに関係するワークショップや講座を連日開催予
          定です。スケジュールが決まり次第ご案内いたします。
         ※本特別展は、日本財団の助成を受けた船の科学館・海と船
          の博物館ネットワークの支援対象事業です。
         ※本特別展は、科学技術館開館50周年記念イベントの一環
          として開催します。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/08/post_823.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「すばる望遠鏡の新カメラ Hyper
   Suprime−Cam」として、お話しいただく予定です。
  
    日 時:7月19日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名
    案内役:矢治健太郎さん(国立天文台)
    ゲスト:宮崎聡さん(国立天文台)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1707
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ モノとモノをくっつけるのは面倒? ■
  
    先日、ひょんなことから昔話の舌切り雀(すずめ)が話題になり、そう
   いえば昔はお米から糊(のり)をつくっていたことを思い出しました。糊
   は紙を貼るなどの接着剤として使われており、米糊以外にも膠(にかわ)
   や漆(うるし)も接着剤として、昔はよく使われていました(※1)。
    さて現代はというと、ホームセンターなどに行くと、紙用だけでなく、
   木工用や皮革用、プラスチック用、ゴム用、タイル用……などさまざまな
   種類の接着剤が並んでいます。また、手軽に使えるものとして両面テープ
   などの粘着テープも並んでいます。それらの中からどういった視点で接着
   剤を選べばいいのでしょうか。
    まずは、何と何をくっつけるかが基本になります。次にどんなところで
   使うかの使用条件です。屋内か屋外か。温度や湿度はどれくらいの範囲で
   変化するのか。接着した後の力の掛かり具合はどの程度か。水や油、ある
   いは洗剤が掛かるような場所なのか。振動があるのか。また、どれくらい
   の期間接着していればよいのかなどの条件で絞り込んでいきます。さらに
   作業条件が付加します。接着する面積はどれ位で、前処理や補助・補強は
   必要か。(液状のものなら均等に)どうやって塗る(貼る)のか。道具は
   必要か。くっつくまでの時間はどれくらい掛かるのかなどの条件です。そ
   して、接着剤を選んだところで、必要な量と作業を満たすのに必要な費用
   を算出して、「ちょっと高いな」ということになって、振り出しに戻って、
   条件を変えて再検討なんてこともあるかもしれません。いろいろな種類の
   接着剤が出回るようになったため、さまざまなモノ同士がくっつけられる
   ようになったのですが、効果を出すために用途にあった多くの条件を考慮
   することも必要になったのです。といっても、業務用としてはかなり重要
   な要件ですが、普段使う分には多くの条件をカバーしているので、さほど
   気にしなくても大丈夫でしょう。
    ところで、接着剤はすべてが無臭・無害というわけではありません。多
   くの接着剤には有機溶剤が使われており、火気はもちろんのこと作業によ
   る健康被害には注意が必要です。また、シックハウス症候群問題もありま
   すので、接着剤の取り扱いについては、それぞれの製品の添付書などに書
   かれています使用時の注意事項を守ってお使いください。
  
    ※1)当メールマガジン第465号「うるわし漆(うるし)のはなし」
  
     執筆者:高原章仁 経営企画室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 梅雨の晴れ間に虫たちを追う ■
  
    今年の梅雨は、猛烈な雨に見舞われたと思ったら、数日また梅雨の晴れ
   間が続くというように、晴れの日には虫たちに会うことができました。そ
   れにしても梅雨明けが待ち遠しいです。さて草むらや林でどんな虫たちに
   出会えるか楽しみです。
    また、信州辰野ではどんな虫たちとの出会いがあったのでしょう。
  
    「梅雨の晴れ間に虫たちを追う」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss122
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、宇宙の本をご紹介しています。3週目は若田さんの宇宙での実
   験の本です。
  
   ■ 『宇宙飛行士の若田さんと学ぶ おもしろ宇宙実験』 ■
     日経ナショナルジオグラフィック社編/宇宙航空研究開発機構協力/
     日経ナショナルジオグラフィック社/
     2010年8月/1,800円+税
  
    国際宇宙ステーション(ISS)で日本人初の船長を務め、先日(20
   14年5月14日)地球に帰還した宇宙飛行士の若田光一さん。この本は、
   その若田さんが2009年にISSで行った実験を紹介するDVD付きの
   本です。
    第1章では、地球を回る数々の衛星や、重力のない宇宙空間、地球を脱
   出して宇宙へ行くための速度、ISSなどがイラストと写真で説明されて
   います。
    第2章は本書のメイン、宇宙実験です。実験テーマは一般から募集した
   ものなので、空飛ぶじゅうたんに乗れるのか、服はきちんとたためるのか、
   目薬は差せるのか、綱引きするとどうなるのかなど、素朴な疑問ばかり。
   主要な実験については、結果を3つの選択肢から予想をさせて、次ページ
   でその答えと原理が説明されています。クマとウサギのキャラクターが若
   田さんに質問する形式で進行し、付録のDVDでは各実験に対応する映像
   を確認することができます。
    読者対象は小学校高学年〜中学生。難しい漢字にはルビが振られていま
   すが、作用・反作用の法則や、運動の法則、ベルヌーイの法則といった専
   門的な用語や原理が出てくるうえに、2色刷りのやや地味なつくりなので、
   本だけで小学生が内容を理解するのは難しいかもしれません。そこでDV
   Dの出番。字で読んだだけではピンとこない実験結果も、映像で見ると納
   得できます。本を読んで予想し、DVDで結果を見て、また本に戻って解
   説を読む、といった行き来を繰り返せば、理解が深まることでしょう。D
   VDだけなら小学生低学年から十分に楽しめます。無重力状態の宇宙に関
   心を持ち、普段私たちが重力の影響を大きく受けていることを知る、よい
   きっかけになるDVDブックです。
  
    執筆者:片神貴子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/3chikyuu/utyuuhikoushino/utyuuhikoushino.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 7月17日(木)「シンラドーム」臨時休室のおしらせ ■
  
    機器更新のため、7月17日(木)の4階B室「シンラドーム」は終日
   休室いたします。
    当日のドーム投映番組は全て中止となります。申し訳ございません。
  
    休室日:7月17日(木)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_818.php
  
   ■ 大道仮説実験〈モクモク〉講座+霧箱実験(7/17締切) ■
  
    あなたはドライアイスで「モクモク」したことがありますか? 予想を
   立てて、ドライアイスを使った簡単な実験することによって、「モクモク」
   の正体にせまっていきます。さあ、この夏はみんなで「もくもく~(^O^)!」
    今回は大道仮説実験〈モクモク〉講座の後に、霧箱の実験も実施します。
   小学校高学年、中学生の方にも楽しめる内容になっていますので、ぜひご
   参加ください。
  
    日 時:7月19日(土)13時30分〜15時30分
    会 場:科学技術館事務棟6階 第2会議室
    対 象:小学校1年生以上とその家族15組(家族でご参加ください)
    参加費:1家族1,000円(実験工作代を含む)
    申込:電子メール(kasetsu1@jsf.or.jp)
        またはFAX(03−3212−8596)にて
        参加者全員のお名前、年齢、住所、電話番号をご記入ください。
    締 切:7月17日(木)
    主 催:公益財団法人日本科学技術振興財団
    共 催:NPO法人楽知ん研究所
    問合先:公益財団法人日本科学技術振興財団 情報システム部
        担当:掛布、井畑 電話03−3212−8504
        (月〜金曜日の9時30分〜12時、13時〜17時)
      ※「大道仮説実験〈モクモク〉」はNPO法人楽知ん研究所が開発
        したプランです。
  
   ■ 宇宙をアートしよう(ガラス絵) ■
  
    感じたままの宇宙のイメージをアクリラ(不透明アクリル樹脂絵の具)
   を使ってガラスに描き、素敵なアート作品にしあげてみよう。
  
    開催日時:7月20日(日)12時15分〜14時15分
    会  場:4階B室「シンラドーム」、2階C室 イベントホール
    内  容:(1)シンラドームにて「天の川銀河」を観覧
         (2)アクリラを使って宇宙をアート
         (3)作品鑑賞・撮影会
    定  員:30名
    参 加 費:1,800円(別途、入館料は必要です)
    参加方法:当日10時30分より2階イベントホールで整理券配布
    主  催:林檎の会、科学技術館
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_822.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   みなさまのご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時45分以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:7月20日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:野村俊尚さん(理化学研究所)
    テーマ:ちっぽけな苔(コケ)から学ぶ生きる知恵
        (2回とも同じ内容です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_815.php
  
   ■ 中外製薬presents生物実験教室(中学生向け)“光る生物”
        〜発光の仕組みと医療、産業への応用〜(7/21締切) ■
  
    ホタルやオワンクラゲの発光のしくみについて、中外製薬株式会社の協
   力を得て、実験や観察を通じて学ぶ中学生向けの実験教室です。さらに遺
   伝子組み換え技術を利用した医療分野での応用、カイコを使った紫外線で
   光る絹糸など事例を紹介します。
    参加ご希望の方は往復ハガキにてご応募ください。
  
    開催日時:8月10日(日)14時〜16時
    会  場:6階G棟「実験工房」
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    参加対象:中学生
    応募定員:24名
    応募方法:往復はがきにて
    応募締切:7月21日(月・祝)※当日消印有効
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_810.php
  
   ■ ロシュ・ダイアグノスティックス & 中外製薬 present
         生物実験教室 “このお肉は何の肉?”(高校生向け) ■
  
    身近な食品に含まれている肉をリアルタイムPCRによるDNAの解析
   により調べます。この実験を通じて生物を構成するDNAとその分析方法
   について理解を深めます。
  
    開催日時:[教室1]8月28日(木)、[教室2]8月29日(金)
         両日とも 13時〜16時30分(受付12時30分〜)
    会  場:4階I室「実験スタジアム」スタジアムL
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要です)
    参加対象:高校生
    応募定員:各回24名
    応募方法:往復はがきにて
    応募締切:8月10日(日)※当日消印有効
  
    申込方法など、詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/08/post_813.php
  
   ■ 竹とんぼを作って飛ばそう ■
  
    竹を使った代表的なおもちゃといえば「竹とんぼ」。誰でも知っていま
   すよね。でも、初めからつくるのはなかなか難しいと思っていませんか。
   小刀を使わないでつくる、よく飛ぶ竹とんぼをつくってみましょう。
    自分でつくった竹とんぼで飛ばす練習もできます。コツをつかむと遠く
   に飛ばせるようになりますよ。チャレンジしてみましょう!
  
    日 時:7月24日(木)10時〜12時、13時30分〜15時30分
        ※時間内随時受付、工作時間は約20分
    会 場:4階D室 イベントホール・工作室
    参加費:300円/1機(別途、入館料は必要です)
    定 員:各回50名程度(当日先着順)
    主 催:どこ竹@竹とんぼ教室
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_816.php
  
   ■ 青少年のための科学の祭典2014全国大会 ■
  
    今年も「青少年のための科学の祭典」の全国大会を開催します。実験・
   工作や不思議なショーをいろいろ体感できます。ぜひ、いらしてください。
    今回は、読売新聞社主催の第57回日本学生科学賞中央最終審査会に出
   場した学校の内、7校(中学5校、高校2校)の優秀な研究内容を本大会
   に出展・発表していただけることになりました。素晴らしい研究内容だけ
   でなく、研究のまとめ方やプレゼンの仕方なども参考にしてみませんか。
  
    開催日時:7月26日(土)〜7月27日(日)
         9時30分〜16時30分
    会  場:当館1階催事場、11号館前(屋外)
    参 加 費:無料
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/
  
   ■ 「入館料特別割引料金」のお知らせ ■
  
    「青少年のための科学の祭典2014全国大会」開催期間中は科学技術
   館に特別割引料金でご入館いただけます。
  
    期 間:7月26日(土)〜27日(日)
    特別割引入館料:大人        310円(通常720円)
            中学生・高校生   210円(通常410円)
            子ども(4歳以上) 150円(通常260円)
            65歳以上     310円(通常520円)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/07/post_821.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆夏休み大型映像フェスティバル「しまじろうとフフのだいぼうけん」他
  
    枯れてしまったちゃれんじ島の花ばなと七色の花を救うため、花の姫・
   フフとともに花の国へと出発するしまじろうたちの大冒険ストーリー「し
   まじろうとフフのだいぼうけん」と宇宙海賊ザンジャークが変えてしまっ
   た地球の歴史を元に戻すため、バックランド号で恐竜時代にタイムワープ
   したリュウタたちDキッズが戦う「古代王者 恐竜キング」を上映します。
  
    日  時:8月2日(土)〜9日(土)
    会  場:大型映像館
    入 館 料:大人620円、小・中学生260円
    上映時間:10時20分〜、14時20分〜「恐竜大行進」(32分)
         11時20分〜「LASTEXILE 銀翼のファム」(30分)
         12時40分〜「しまじろうとフフのだいぼうけん」(35分)
         16時〜   「恐竜キング」(35分)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#72
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆セーリングカヌー乗船体験教室
  
    風の力だけで進むヨット型カヌーの乗船体験教室です。各艇にはインス
   トラクターが同乗しますので、初めての方でも楽しく体験することができ
   ます。みなさんの参加をお待ちしています。
  
    日 時:7月27日(日)13時〜16時
    受 付:12時30分〜(事前予約はできません)
    会 場:船の科学館 体験教室プール
    参加費:無料
    共 催:チーム・ニシムラ
    その他:・荒天や主催者の都合により予告なく中止する場合があります。
        ・水に濡れてもよい服装でお越し下さい。
        ・水中に落ちた場合に備えて着替えをご持参ください。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/announce/?p=262
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 夢・化学-21「夏休み子ども化学実験ショー2014」のお知らせ ■
  
    実験やショーを通じていろいろな“化学のフシギ”を体感できるイベン
   トです。夏休みの自由研究にいかせるような実験や工作ができる「実験教
   室」のほか、マジックショーやクイズショー、そして元素について楽しく
   学ぶ小学生向けの「化学検定」などを実施します。
    ステージでは理系マジシャンYOHEY氏による化学マジックパフォー
   マンスと、公益社団法人日本化学会クイズショー小委員会によるなぜナニ
   化学クイズショーを開催します。
    子どもから大人まで、化学の魅力や可能性に気軽にふれあえるイベント
   ですので、ぜひご参加ください。
  
    開催日時:8月2日(土)〜3日(日)9時30分〜16時50分
    会  場:当館1階イベントホール
    内  容:理系マジシャンYOHEYの化学マジックパフォーマンス
         実験体験コーナー(16種類)
         なぜナニ化学クイズショー
    参 加 費:無料(科学技術館の常設展は入館料が必要)
    参加方法:当日予約と自由参加の2種類
         ※予約に必要な“実験予約引換券”は当日の朝9時より会場
          で配布します。(先着順)
         ※実験の予約は小中学生ご本人に限らせていただきます。
    主  催:「夢・化学-21」委員会
    問 合 先:「夢・化学-21」委員会事務局(日本化学工業協会内)
         電話 03−3297−2555
  
    プログラム内容やスケジュールなど、詳細はこちらをご覧ください。
    http://www.kagaku21.net/summershow/
  
   ■ 平成26年度エネルギー教育モデル校募集のご案内 ■
  
    日本科学技術振興財団では、経済産業省資源エネルギー庁の委託事業
   「エネルギー教育モデル校事業」を実施いたします。
    この事業は、全国の小学校・中学校等を対象に、エネルギー問題や地球
   環境問題をテーマとした学習活動に取り組む学校を広く募集し、教育活動
   費を含めたさまざまな支援を行うものです。
  
    募集対象:全国の小学校、中学校、中等教育学校、特別支援学校
         (※学校教育法第一条で規定する学校に限る)
    支援内容:(1)教育活動費の支援<1校あたり最大38万円/年>
         (2)教材・資料の提供
         (3)専門家などによる人的支援
    認定校数:小学校、中学校合わせて30校程度
    認定期間:2014年認定日から2017年3月末日まで(約3年間)
    応募締切:2014年8月11日(月)必着
    主  催:経済産業省資源エネルギー庁
    問合せ先:公益財団法人日本科学技術振興財団
         情報システム部内エネルギー教育事務局
         電話:03-3212-8489 FAX:03-3212-8596
        電子メール:energy@jsf.or.jp
  
    応募条件、応募方法、支援内容など詳しくは、エネルギー教育モデル校
    ホームページ(http://www.energy-modelschool.jp/ )をご覧ください。
  
  
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   ■ 「台風8号、右向け、右!」 ■
  
    先週、日本を襲った「台風8号」は、沖縄の西を進んだ後、90度、直
   角に向きを変えて東進、九州に上陸。日本列島のあちこちに大きな被害を
   もたらしながら、本州南岸をかすめて縦断し、さいごは、軽量級にしぼん
   で、韋駄天(いだてん)のように駆け抜けていきました(注1)。
    この台風は、夏の台風にしては猛烈に発達し、7月7日夜から翌8日朝
   にかけて、中心の気圧が930hPa(ヘクトパスカル)、中心付近の最
   大風速は50m/s(秒速50m、これを時速に換算すると180km)、
   最大瞬間風速は70m/sに達しました。この時点の予報では、さらに発
   達して、910hPaまで成長すると見込まれていました。このため、気
   象庁は、台風を要因とする「特別警報」を、沖縄本島地方、宮古島地方に
   発しました。「大雨」、「暴風」、「波浪」、「高潮」の4項目です(注2)。
    この台風の動きを見ていて、筆者がフシギに感じたことは、「夏台風は
   迷走することが多い。」のに、「台風8号」は、九州西の海上で、急に右
   旋回して東進したことです(注3)。しかも、この「右折」は、天気予報
   で明確に予想されていました(注4)。
    いったい、台風の進路はどのようにして決まるのでしょう? 台風は、
   大型になればなるほど、まるで「肉食恐竜」のように、わがもの顔に、勝
   手気儘(かってきまま)に、自由に、自らの「進路」を決める「能力(?)」
   があるのでしょうか。
    そこで、科学技術館運営部の荻野亮一さん(気象予報士)に聞いてみま
   した。
  
    「マリアナ海域で生まれた台風は、緩い偏東風に乗って、北太平洋高気
   圧(小笠原気団)の縁を巡って北西から北に向かってゆっくりと進み、そ
   して強い偏西風(ジェット気流)に乗ると、急速に東に流されていくのが
   一般的なのです(注5)。今回、九州の西で、ぐっと右旋回したのは、そ
   の地点(転回点)で、偏西風に乗ったと見ることができます。」
  
    そうだったのか。
    誤解をおそれず、ものすごく比喩的に表現すると、学校の教室の中に、
   高気圧、低気圧といった、大きな風船(気団)がひしめき合っている状況
   を想像してください(注6)。台風は、「非常に強い」と言われるほどの
   ものであっても、その間の隙間をぬって移動していくしかない。「自然の
   猛威」ではあっても、自分の進路は自分だけでは決められない。お隣さん
   の「気団」のご機嫌に影響を受けるというわけです。「夏の台風が迷走す
   る」というのは、周りの気団に「通せんぼ」されて、台風は動こうにも動
   けない、ということです(注7)。おやおや、げに怖ろしい台風にも意外
   な一面があることが見えてきましたね。
  
    注1〜7はこちらをご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/488/488.pdf
  
                        (経営企画室 吉田 浄)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-3359
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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