科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第493号 ◆  ━
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                             >>>2014/8/20発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   日中はまだまだ蒸し暑いですが、朝夕は暑さが和らぎ、騒々しかった蝉の
   鳴き声はなんだか哀愁を漂わせ、夏の終わりが見え始めたかなと感じるよ
   うになりました。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,975人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・FORESTイベント「スプーン曲げを科学しよう!」
              仮説実験講座2014〜ミクロの世界を旅しよう〜
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「打ち上げ花火」
       自然と友だち・・・「信州辰野だより」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「オオカミ」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・夏休み特別展「海!! 出航!ふしぎな世界へ」
              サイエンス友の会2014年度半年会員募集
              家電&のりもの Webアンケート投票!
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
       イベント情報・・・未来をひらくスーパーコンピュータ
                2014年度第1回iCEF化学検定
  
    ☆夏休み期間中(7月20日〜8月31日)は休まず開館いたします。
    ☆9月の休館日は3日(水)、10日(水)、17日(水)、24日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ FORESTイベント「スプーン曲げを科学しよう!」 ■
  
    テレビなどでよく見かける「スプーン曲げ」。実は、「てこの原理」を
   使って楽々と曲げることができるのです。
    ワークショップで一緒にスプーン曲げをマスターしましょう!「スプー
   ンは硬くて曲がらないもの」と思っているかたはぜひご参加ください。
  
    日  時:8月23日(土)、24日(日)
         10時45分〜11時15分、13時〜13時30分
    場  所:5階 スモンマ横
    参加対象:小学校4年生〜大人の方までどなたでも
    定  員:各回10名
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要)
    参加方法:当日9時30分より5階スタッフカウンターにて整理券配布
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/08/82324forest.php
  
   ■ <追加募集>仮説実験講座2014〜ミクロの世界を旅しよう〜 ■
  
    「夏休みの自由研究、どうしよう?」「夏のとっておきの想い出を!」
   ろいう方々へ。豪華実験セットとともに、ミクロの世界へご招待します。
   親子孫で、2日間の盛りだくさんの実験を体験してみませんか?
  
    日 時:8月25日(月)10時〜11時30分、13時〜14時30分
        8月26日(火)10時〜11時30分、13時〜14時30分
        ※2日間の連続講座です。
    会 場:科学技術館事務棟6階 第1会議室
    対 象:小学校1年生以上の親子孫(参加者の弟妹は未就学児の参加も可)
        大人だけの参加は可能ですが、小学生のみの参加はできません。
    参加費:親子孫ペアで、1組6,000円
        ※子ども1名追加につき、別途2,000円が必要です。
    実験セット代:4,000円/セット
           ※1セット以上を購入ください。
    申込:電子メール(kasetsu1@jsf.or.jp)
        またはFAX(03−3212−8596)にて
        参加者全員のお名前、ふりがな、学年(年齢)、住所、電話番号、
        メールアドレス、実験セット数をご記入ください。
    締 切:8月22日(金)
    主 催:公益財団法人日本科学技術振興財団
    共 催:NPO法人楽知ん研究所
    問合先:公益財団法人日本科学技術振興財団 情報システム部
        担当:掛布、井畑、川名部 電話03−3212−8504
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
    日 時:8月23日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名
    案内役:野本知理さん(千葉大学)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-5279
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 打ち上げ花火 ■
  
    今年は、「なにわ淀川花火大会」や「東京湾大華火祭」などの大きな花
   火大会が荒天のため中止になり、残念でした。夏の夜空を彩る花火ですが、
   いつ頃から始まったのでしょうか。
    花火を打ち上げるには、火薬が必要です。その火薬は、戦国時代に鉄砲
   が伝来した時に、一緒に日本に伝わったといわれており、日本の花火はそ
   れ以降に行われたと思われます。ところが、戦国時代にはそれらしい記録
   はあるものの、はっきりしたことはわかっていません。しかし、江戸時代
   に入ると戦もなくなり、花火が流行するようになったそうです。そのさな
   かの江戸では、1732(享保17)年にコレラが流行しました。大勢の
   死者が出たことで、その慰霊・悪疫退散のため水神祭が催されました。そ
   して、翌年の同様の祭りで花火を打ち上げたのが隅田川花火大会(両国川
   開きの花火)のルーツといわれています(※1)。
    そのころの花火は、燃焼温度があまり高くなく、単色の赤橙色しか出せ
   ませんでした。それでも原材料を調整して色の濃淡をだすなどさまざまな
   工夫をして花火を楽しんでいたそうです。現在のような複数の色がだせる
   ようになったのは、欧米からの原材料が手に入るようになった明治以降な
   のです。それで、それまでの花火を「和火」、明治以降の花火を「洋火」
   と呼ぶことも。ただし、「洋火」といっても欧米の花火と同じかというと
   そうでもなく、日本の打ち上げ花火がどこから見てもまんまるの球状にな
   るのが多いのに対して、欧米の花火は、多くは球状ではありません。また
   1つの花火で多色に彩られる日本の花火に比べ、1つ1つは単色ですが色
   違いの花火を同時に打ち上げて空を彩ることが多いそうです。ほかにも音
   楽などを同時に流すなど演出や鑑賞のしかたも異なります。
    ひと口に打ち上げ花火といっても、大輪の花を咲かせる「割物」、落下
   傘が仕込まれていたり煙でヤナギを描くなど仕掛けものの「ポカ物」、動
   物やマンガのキャラクターを描く「型物」などの種類があり、それぞれの
   なかでもいくつかの区分があります。打ち上げ花火は花火職人さんが手作
   業でつくります。ちょっとしたミスで、球状にならなかったり、色合いが
   違ってしまったりと、手を抜けません。また、「型物」では球状のような
   均一性の拡がりとは異なり、型に合った広がりの向きや距離などを計算に
   いれる必要があります。どの種類の打ち上げ花火にせよ火薬を扱うため、
   作成時もそうですが、打ち上げ時にも危険が伴います。従って、火薬類取
   締法に定める免状を取る必要があります。また業界では自主保安制度であ
   る「煙火消費保安手帳」の交付をしています(※2)。
    家庭用の花火でも、少量ではありますが火薬を扱うことに変わりはあり
   ません。花火を人や家に向けたり、燃えやすい物のある場所や風が強い時
   には遊ばない。など、花火に書いてある遊び方をよく読み必ず守るように
   して、花火を楽しみましょう。
  
     執筆者:高原章仁 経営企画室
  
    ※1)日本の花火文化と鍵屋弥兵衛
       http://www.city.gojo.lg.jp/www/contents/1150156065615/
    ※2)公益社団法人日本煙火協会
       http://www.hanabi-jpa.jp/
    ※3)花火については当メルマガ143号(2007年7月25日発行)
       のよもやま話「夜空に輝く光の正体!」もご参照ください。
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 信州辰野だより ■
  
    「信州辰野だより」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/tatsuno_01/
  
    執筆者:加納巌
  
    ※なお、都合により、松田先生の「自然と友だち」の連載は、しばらく
     お休みさせていただきます。
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、オオカミの本を紹介しています。
  
   ■ 『オオカミの謎 オオカミ復活で生態系は変わる!?』 ■
     桑原康生著/誠文堂新光社/2014年2月/1,500円+税
  
    子どもの頃、家に三峯神社の掛け軸がありました。昔、キツネ憑(つ)
   き嫌疑の際には、その掛け軸の出番となったそうです。三峯神社はオオカ
   ミを祀(まつ)っているからです。
    赤ずきんの世界にいるだけではなくて、日本人にもなじみ深いオオカミ
   について、北海道の広大な自宅でオオカミ7頭、ウマ5頭などの動物と共
   に暮らし、自然教室を開いている桑原氏がやさしく話します。
    ともするとオオカミは悪役になっていますが、日本では、大切な田畑に
   被害をもたらすシカやイノシシを食べてくれるありがたい存在としてあが
   めていました。
    また、全国的に「送りオオカミ」の話が伝えられています。「自分の身
   を守ってくれて、無事に家まで送り届けてくれる」という守護神としてと
   らえる場合と「送られている途中で転ぶと襲われる」と、恐怖の対象とし
   てとらえる場合と二通りありますが、いずれにせよ明治時代初めまでは私
   たちの身近にいたことがわかります。
    そして現代、日々の観察の中で著者が思うことは、「オオカミとはこう
   いう動物である!」とは、決して断言できないということだそうです。そ
   の上で「今わかっている事実」を中心に、世界には何種類のオオカミが何
   頭くらいいるのか。どこに生息していて、どのような生態なのかを含め
   「オオカミとはこんな動物らしいですよ」ということを話してくれます。
    カラー写真が数多く挿入され、見出しも色を使い、読みやすいつくりに
   なっています。
  
    執筆者:高桑弥須子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/8sekitsui/ookaminonazo/ookaminonazo.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 2014年夏休み特別展「海!! 出航!ふしぎな世界へ」 ■
  
    深海にひそむふしぎな生き物たち。近年、科学技術の進歩とともに深海
   のようすが少しずつ明らかになってきました。その驚きの姿とふしぎな生
   態を生体・標本・映像等を駆使して紹介します。
    また、毎日開催されるワークショップや土日を中心に行われる講座など
   海のひみつに迫るさまざまなイベントを行っています。
    ぜひ、ご参加ください。
  
    開催期間:8月25日(月)まで
    開催会場:2階C室 イベントホール
    費  用:無料(ただし、入館料は必要です)
    内  容:・深海生物調査ロボットシステム「PICASSO(ピカソ)」
          の実物展示
         ・生きる化石「シーラカンス」の稚魚の標本を特別展示
    そ の 他:※本特別展は、日本財団の助成を受けた船の科学館・海と船
          の博物館ネットワークの支援対象事業です。
         ※本特別展は、科学技術館開館50周年記念イベントの一環
          として開催します。
  
    講座内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/08/post_823.php
  
   ■ サイエンス友の会2014年度(第51期)半年会員募集について ■
  
    科学技術館サイエンス友の会では、2014年度(第51期)の半年会
   員(会員期間は2014年10月1日から2015年3月31日まで)を
   募集します。
  
    申込期間:8月18日(月)から27日(水)まで
    申込方法:ウェブのみでのお申込
         ※応募者多数の場合には抽選になります。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/08/post_835.php
  
   ■ 家電&のりもの Webアンケート投票! ■
  
    科学技術館が開館したのは1964年。この高度成長の時代から今に至
   り、そして未来に向かっていく科学技術や産業技術。
    これらの進歩と果たしてきた役割を、身近な工業製品にスポットをあて
   ながら、あなたといっしょに振り返り、さらに近未来のすがたを展望しま
   す。
    2014年はそのテーマに沿って「家電」と「のりもの(自動車・モー
   ターサイクル・自転車)」についてWebアンケート投票を実施します。
    ぜひ投票に参加して、あなたの声を聞かせてください。
  
    投票期間:8月20日(水)〜11月30日(日)
         ※投票していただいた方には、科学技術館の入館割引券、さ
          らに抽選で総計550名様に、科学技術館開館50周年記
          念グッズや、遊びながら科学と技術が学べて大人も子ども
          も楽しめる科学グッズをプレゼントします。
  
    Webアンケート投票はこちらから
    https://industry50.jsf.or.jp/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「シドニアの騎士 継衛(つぐもり)発進体験」のお知らせ
  
    特別展「アニメフェスタin所沢」の「シドニアの騎士」ブースにて、
   いま話題のVR(バーチャルリアリティ)ヘッドセットを用いた、臨場感
   あふれる継衛発進シーンが体験できます。
  
    日 時:9月28日(日)まで
    会 場:記念館展示館特別展会場
    料 金:大人1,000円、小中学生200円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/anifes/?page_id=13
  
   ☆9月20日「空の日」記念
    公開講座「大空の安全を守る! 航空管制の役割と業務」
  
    9月20日の「空の日」にちなみ、航空管制官が航空交通管制の役割や
   業務をわかりやすく紹介します。
  
    開催日時:9月20日(土)13時〜15時30分
    会  場:記念館1階研修室
    参 加 費:無料
    定  員:60名
    参加対象:中学生以上
    講  師:国土交通省東京航空交通管制部所属の航空管制官
    申込方法:インターネットまたは往復はがき
    応募締切:9月10日(水)17時(※往復ハガキの場合、当日必着)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#177
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 未来をひらくスーパーコンピュータ
                 〜「京」からその先へ限りなき挑戦〜 ■
  
    講演会と展示を開催します。
    医療や創薬、気象の予測や防災、新素材の開発やものづくり、素粒子の
   探求や宇宙の起源など、私たちの社会や暮らしに深く関わっている問題を
   スーパーコンピュータはどこまで解決できるのでしょうか?
    この催しではスーパーコンピュータ「京」の成果や将来に向けた挑戦を
   紹介します。
  
    日 時:講演会 8月23日(土)10時〜16時
        展 示 8月23日(土)、24日(日)
            9時30分〜17時(24日は16時まで)
    会 場:講演会 地下サイエンスホール
        展 示 1階2号館
    定 員:講演会 350名(先着順。事前に申込が必要です)
    費 用:それぞれ会場への入場は無料
    主 催:理化学研究所計算科学研究機構、高度情報科学技術研究機構
    問合先:理化学研究所計算科学研究機構
  
    講演会への申し込み方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.aics.riken.jp/mirai2014/
  
   ■ 2014年度第1回iCEF化学検定 ■
  
    皆さんはいろいろな物質に取り囲まれて生活しています。それらの物質
   についてどのくらいよく知っていますか? 水のこと、食塩のこと、シャ
   ンプーのこと……。
    iCEF(アイセフ:Institute of Chemistry Education for the Future)
   は皆さんが身のまわりの物質について、化学的にくわしく知ることで、よ
   り安全な生活を安心して送れるものと考えています。
    iCEF化学検定を通して、化学の目で身のまわりの世界を見てみませ
   んか?
  
    検 定 日:11月16日(日)
    検定時間:13時〜14時(集合 12時45分)
    会  場:当館6階 第3会議室
    検定種類:元素編(中学生〜一般レベル)
    検 定 料:3,000円
    締 切 日:10月10日(金)
    申込方法:電子メールにて
    主  催:iCEF(アイセフ)
    後  援:公益社団法人日本化学会、公益社団法人高分子学会、
         公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館、
         公益社団法人電気化学会、一般社団法人触媒学会、
         公益社団法人化学工学会、一般社団法人理数教育研究所
    協  力:株式会社オキドキサイエンス
   問合せ先:iCEF化学検定受付事務局( office@icef.jp )
         ※iCEFは現職の中学理科・高校化学教員の有志による任
          意団体です。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://icef.jp/howto
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ お盆 ■
  
    日本の夏の伝統的行事と言えば、お盆ですね。皆さんはお盆をどう過ご
   されましたか。実家へ帰省しゆっくりされた方や久しぶりに旧友と再会さ
   れた方、旅行に行かれた方など、それぞれさまざまなお盆を過ごされたこ
   とと思います。
    この前テレビを見ていると、お盆はいつからいつまでかというクイズが
   ありました。地域によって異なりますし新暦と旧暦でも異なりますので、
   一概にはいえませんが、8月13日〜16日が多いようです。13日が迎
   え火、16日が送り火ということです。お盆というと、私はすぐに子供の
   頃によく出かけた盆踊りを思い出します。盆踊りの輪に参加したことはあ
   まりありませんが、屋台のお店で買って食べるものはどれもおいしかった
   記憶が残っています。かつて盆踊りは旧暦の7月15日の翌日の晩に行わ
   れていたそうで、十六夜ですから満月の月夜のもとで夜通し踊っていたそ
   うです。
    それともう1つの思い出は墓参りです。子供の頃、両親に連れられ墓参
   りに行きましたが、墓石の掃除をするのが面倒でいつもいやいややってい
   てよく叱られたものでした。でも、最近お墓に行くと草ぼうぼうとなって
   いる墓を見かけることがあります。日本の最大の課題の1つである少子高
   齢化が核家族化と相まって、お墓のお世話をして維持することが難しくな
   っています。
    有名な英国物理学者スティーブン・ホーキング博士は、「死後の世界は
   ない。死んだら無になる。」と仰っています。人間の脳はコンピュータと
   同じで、死んで壊れたコンピュータには天国も死後の世界もないというこ
   とです。ホーキング博士にとっては、お墓や仏壇で先祖をまつるというこ
   とは意味がないということなのでしょう。
    人間の死や霊をどう捉えるか、死後の世界をどう考えるかはそれぞれの
   考え方や宗教観によって異なると思いますが、多くの日本人にとっては先
   祖の霊を祀るという考え方やしきたりはまだまだ必要なものではないでし
   ょうか。
    先週父が他界し、いろいろと考えさせられた1週間でした。
    合掌
  
                        (経営企画室 紙野憲三)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-5374
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



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