科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第501号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2014/10/15発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 昨日は台風一過、雲一つない晴れ晴れとした天気になったものの、北の丸 公園では、風が急に強く吹く時があり、落ち葉が風に巻かれて飛んでいっ てしまうのを何回もみてしまいました。イチョウやカエデの葉などはまだ まだ緑色をしていますが、中には葉の色が変わってきているものも見かけ るようになりました。少しずつ少しずつ秋になってきているのですね。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 10,943人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館最新情報 新着情報・・・第2回教員のための理科実験スキルアップ講座 「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室 今週のユニバース 【2】科学技術館ラボラトリー 科学・技術よもやま話・・・「スタジアムに ノーベル賞の技術?!」 【3】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・・「水の中の小さな生き物(微生物)」 【4】科学技術館ニュース お知らせ・・・FORESTかんたん工作教室 日本のうま味をアートしよう♪ 日本IBM TryScience実験教室 理研DAY:研究者と話そう ウインター・サイエンスキャンプ'14−'15 家電&のりものWebアンケート投票! 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館 イベント情報・・・「科学館による地域科学 コミュニケーションの発展」成果報告会 ☆10月の休館日は8日(水)、15日(水)、22日(水)、29日(水)です。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 第2回教員のための理科実験スキルアップ講座 ■ 今年度、第2回目の教員のための理科実験スキルアップ講座の案内です。 理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、 科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会 教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く ださいますようご応募をお待ちしております。 開催日時:物理分野 11月23日(日) 10時30分〜12時15分 地学分野 11月23日(日) 13時30分〜15時15分 生物分野 11月24日(月・休)10時30分〜12時15分 化学分野 11月24日(月・休)13時30分〜15時15分 会 場:科学技術館 6F 実験工房 対 象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実 験の指導に少し苦手意識をおもちの方や、実験結果を理論 的に正しく理解したい方。 ・科学教室の講師を目指している方で、実験指導の極意を勉 強したい方。 ・教員を目指している学生の方など。 募集人数:各分野20名程度(申込順) 参 加 費:1分野1,000円(消耗品代、保険代など) ※同一日の2つの分野に参加する場合、2分野で1,500円 とします。 申込方法:電子メールまたはFAX 申込締切:11月19日(水)必着 主 催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会 (公財)日本科学技術振興財団 問合せ先:(公財)日本科学技術振興財団 科学の祭典事務局 電話:03−3212−8447 ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の 科学教育の普及・啓発助成を受けております。 申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.kagakunosaiten.jp/index.php ■ 「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室 ■ 「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室は、実験や工作・観察を通じて、 子どもたちに化学の面白さや不思議さを伝えるとともに科学的なものの見 方や実験器具の扱い方を習得してもらうことを目的としている体験型の講 座です。 洗える墨汁の黒色はある薬を入れてしまうと消えてしまいますが、今回 の実験教室では、この秘密を探ります。 日 時:11月15日(土)13時30分〜、15時〜(各回45分) ※2回とも実験内容は同じです。 場 所:4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL テ ー マ:洗える墨汁の秘密を調べよう 講 師:高梨賢英先生(東京学芸大学) 対 象:小学校1年生〜4年生(保護者同伴) 定 員:各回40名 参 加 費:無料(参加者および付添保護者1名は入館料無料) 応募方法:Web申込みフォーム(応募者多数の場合は抽選) 応募締切:10月26日(日) 主 催:「夢・化学-21」委員会 問 合 先:一般社団法人日本化学工業協会 広報部内 「夢・化学-21」委員会事務局(03−3297−2555) 応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/10/104-21915.php http://www.kagaku21.net/index.php?mode=event_detail&seq=7 ■ 今週のユニバース ■ 土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 日 時:10月18日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名 案内役:伊藤哲也さん(国立天文台) 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-5279 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ スタジアムにノーベル賞の技術?! ■ 太陽や白熱電球が放つ白っぽい光には、赤、黄、緑、青、紫などいろい ろな色の光が含まれています。光は、電磁波という波です。 波は、山 → 谷 → 山 → 谷 → 山 → ……というのを繰り返していま す。山から山まで、または谷から谷までなど繰り返しの区切りの長さを波 長といいます。この波長の違いが光の色の違いを生んでいます。そして、 いろいろな色の光が合わさると白い光になるのです。 ところが、赤と緑と青の3色だけを合わせても白い光になります。正し くは人間にとって白く見えるということなのです。これについては当メー ルマガジンの150号のよもやま話で説明されていますが、人の眼の細胞 に関係しています。この赤と緑と青を光の三原色といいます。また各色の バランスによって、さまざまな色をつくりだすことができるのです。それ を利用してテレビやパソコン、ゲーム機などのモニタは映像を表示してい ます。 ルーペをテレビやパソコンのモニタに近づけて拡大して見てみてくださ い。四角い色のついた光の粒が見えると思います。真っ白な画面では、赤 と緑と青がすべて光っています。赤、緑、青のひとつひとつの粒の単位を ドットといい、3色のひとかたまりをピクセルといいます(※機種によっ ては、例えば、赤、赤、青、緑の4つをひとかたまりとする場合もありま す)。デジカメなどを買う際に、性能(解像度)を示すひとつの要素とし て、ピクセル数が書かれていると思います。 ちなみに、ノートパソコンやタブレットなどでは、プレゼンテーション やデモンストレーションなどで外部モニタにつなぐことがありますが、パ ソコンで数値的に設定した色が、モニタの機種によっては色の再現の仕方 が異なることがあります。例えば、パソコン上で数値的に赤と設定(例え ば、RGBカラーで、赤:255、緑:0、青:0に設定)しても、拡大 して見ると赤にうっすらと緑が混ざっていたりすることもあります。 先日、名城大学の赤崎勇終身教授、名古屋大学の天野浩教授、カリフォ ルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授の3名が、青色LEDの開発 の功績に対してノーベル物理学賞を受賞しました。この青色LEDの登場 により、消費電力が小さく効率の良い白色のLED照明が実現されたこと が、身近な成果のひとつとして話題になっていますが、これは三原色がそ ろったことも一因となっています。そして、三原色がそろったということ は、当然ながら照明だけではなく映像装置にも大きな成果を示しています。 野球やサッカーのスタジアムでよく見かける大画面の映像装置。これに は赤、緑そして青の3色のLEDが使われているものがあります。以前は、 3色の大きな電球が使われていましたが、今は小さいLEDにすることで 高解像度、高精細の大型映像が実現されているのです。 クライマックスシリーズや日本シリーズで球場のスクリーンに選手の顔 がアップになったとき、ノーベル賞の技術が、まさしく“光り輝いている” かもしれません。 執筆者:中村隆 科学技術館運営部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月のテーマは、「水の中の小さな生き物(微生物)」です。 ■ 『水中の小さな生き物けんさくブック』 ■ 『水中の小さな生き物けんさくブック』編集委員会 編著 清水龍郎 監修/仮説社/2014年4月/2,200円+税 ドキドキしながら初めて顕微鏡を覗(のぞ)いてみたけれど、“なかな か見つからない。これは何かな? 生きものなのかな? それともゴミ? 図鑑を見てもよくわからないなぁ。”なんて記憶はありませんか? せっ かくの顕微鏡観察なのに急につまんなくなっちゃったりして。 この本は東京都杉並区の教員が区立科学館と協同開発した小学生向けの 教材をもとにしていますから、初めてのひとにもわかりやすいです。 「動くか動かないか」「体の色」「形」というわかりやすい特徴がイン デックスになっていて、子どもでも直感的に調べることができます。掲載 している微生物を24種類に絞ってあるので、探しやすいです。それぞれ の3つの特徴が大きい字で簡潔に書かれ、おすすめ倍率で覗いた時に見え る大きさの図や、見つかりにくさ(難易度)はとても参考になります。 顕微鏡のしくみや取り扱う際の注意点、微生物の採集や保存の仕方、微 生物が見つからない時のヘルプ先なども書かれており、理科が苦手なひと でもポイントを押さえられる便利な1冊です。 執筆者:福家めぐみ 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://www.kagakuyomimono.com/hon/7musekitsui/suichuunoikimono/suichuunoikimono.html 科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ FORESTかんたん工作教室「鏡を使って、光の小箱をつくろう」 ■ 日 時:10月18日(土)、19日(日) 10時45分〜、13時30分〜(各回45分) 会 場:5階G棟「スモンマ」横 定 員:6名(先着順) 参加対象:どなたでも(ただし、小学3年生以下のお子様は保護者同伴) 参加方法:当日9時30分より5階スタッフカウンターにて受付 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/09/101819forest.php ■ 日本のうま味をアートしよう♪ ■ 「だし、うま味」について学び、美味しい「うま味」のイメージをオイ ルパステルを使って描き、素敵なアート作品にしあげてみよう。 開催日時:10月19日(日)11時30分〜14時 会 場:4階I室「実験スタジアム」、2階C室 イベントホール 内 容:(1)実験スタジアムの味覚教室プログラムにて 「だし、うま味」について学ぶ (2)オイルパステルを使ってうま味をアート 定 員:40名 参 加 費:1,000円(別途、入館料は必要です) 参加方法:当日10時より2階イベントホールで整理券配布 共 催:林檎の会、科学技術館 ※この催しは、第6回東京国際科学フェスティバルの参加イ ベントです。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/09/1019.php http://tokyo.sci-fest.net/2014/ja/event/event.php?eid=756 ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■ 「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回 日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。 何をするかは当日のお楽しみ。 日時:10月19日(日)13時〜16時 会場:4階D室 イベントホール http://grut.to/detail_id_59.php ■ 理研DAY:研究者と話そう ■ 理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研 究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。 みなさまのご来場をお待ちしています。 なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち 12時45分以降の番組上映を休止いたします。 日 時:10月19日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分) ※2回とも同じ内容です。 会 場:4階B室「シンラドーム」 参加費:無料(ただし、入館料は必要です) 定 員:各回62名(当日先着順) 研究者:植木雅志さん(理化学研究所) テーマ:微生物(びせいぶつ)からの贈り物 〜薬(くすり)をつくる微生物(びせいぶつ)〜 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.riken.jp/pr/visiting/riken_day/ ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム 「ウインター・サイエンスキャンプ'14−'15」参加者募集中 ■ 「ウインター・サイエンスキャンプ'14−'15」は先進的な研究テー マに取り組んでいる日本各地の大学、公的研究機関等で、冬休み期間中に 開催される高校生のための科学技術体験合宿プログラムです。第一線で活 躍する研究者、技術者から、本格的な実験・実習を直接受けることができ るまたとないチャンスです。 高校生のみなさん、興味のあるプログラムにふるってご応募ください! 学校関係者のみなさま、お近くに高校生がいらっしゃる方は、貴重な体験 をできる機会となりますので、ぜひご紹介をお願いいたします。 開催期間:2014年12月21日〜2015年1月7日の期間中、 2泊3日〜6泊7日 会 場:大学、公的研究機関等(9会場) 定 員:会場ごとに12〜24名(合計168名) ※前年度平均応募倍率約2.8倍 参 加 費:2,000円(支払いは参加決定後です) ・プログラム期間中の宿舎や食事は主催者が用意します。参 加費は食事代の一部に充当します。 (※東北大学大学院理学研究科天文学専攻のプログラムの み、期間中の食事は参加者の実費負担となります) ・現地集合、現地解散です。 (自宅と会場間の往復交通費は自己負担となります) 応募締切:10月24日(金)郵送必着 応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。 ・サイエンスキャンプ募集ホームページ http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/ ・スマートフォン専用サイエンスキャンプ募集ホームページ http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/sp/ ■ 家電&のりものWebアンケート投票! ■ 2015年夏に科学技術館開館50周年記念特別展「ニッポンの産業技 術50年 〜今日の技術(ちから)が未来(あした)をつくる〜」の開催を予 定しています。 2014年は、特設サイト「家電&のりものWebアンケート投票!」 で、身近な工業製品「家電」「自動車・モーターサイクル・自転車」に対 して、皆さんがもっている思いなどをアンケートで募り、来夏の特別展に 成果を盛り込む計画です。 ぜひ投票に参加して、あなたの声をお聞かせください。 投票期間:11月30日(日)まで ※投票していただいた方には、科学技術館の入館割引券、さ らに抽選で総計550名様に、科学技術館開館50周年記 念グッズや、遊びながら科学と技術が学べて大人も子ども も楽しめる科学グッズをプレゼントします。 Webアンケート投票はこちらから https://industry50.jsf.or.jp/ ※まめ知識「身の回りの家電製品」編を公開しました。 まめ知識はWeb投票の期間中毎週1テーマずつ公開予定です。 https://industry50.jsf.or.jp/mamechishiki/ ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆「YS−11機」「格納庫」一般公開のお知らせ 「YS−11機」は、戦後日本の航空界が総力をあげて開発した国産初 のターボプロップ旅客機で、ここに展示されている「YS−11A−50 0R」機は、全日空所有でエアーニッポンが路線運航していたものです。 「格納庫」には普段展示されていない10数機の実機、レプリカの機体 が納められており、複葉機、ヘリコプターの操縦席に実際に座ることがで きます。ぜひご見学ください。 開催日時:10月25日(土)〜26日(日)10時〜16時 展示会場:「YS−11機」 西武新宿線「航空公園」駅前 「格納庫」 記念館東隣 参 加 費:無料 ※雨天の場合、YS−11機の公開は中止となります。 詳しくは、以下のホームページをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#182 ◆ イベント情報 ■ 「科学館による地域科学コミュニケーションの発展」成果報告会 ■ 独立行政法人科学技術振興機構(JST)科学コミュニケーションセン ターでは、サイエンスアゴラ2014の中で、科学館における科学技術コ ミュニケーション活動の今後のあり方を考えるべく、「科学技術コミュニ ケーション推進事業ネットワーク形成先進的科学館連携型」の事例から成 果報告会ミニパネル形式を開催します。 科学コミュニケーション活動を実施している個人・機関に対して、今後 の活動の参考になるような情報提供をするとともに、これからの活動の方 向性を討議し、単に情報共有するだけの場ではなく、新たな連携のきっか けを与える場を提供します。 お忙しい時期ではございますが、ぜひ、ご参加くださいますようお願い いたします。 日 時:11月8日(土)13時〜14時30分 会 場:産業技術総合研究所臨海副都心センター別館11階会議室1 https://unit.aist.go.jp/waterfront/access/index.html ※申し込み制ではありませんが、事前に参加人数を把握した く、ご出席いただける場合は、下記お問合せのメールアド レスへ参加機関名(個人の場合は不要)、代表参加者名、 参加人数をお知らせいただけますと幸いです。 お問合せ:独立行政法人科学技術振興機構 科学コミュニケーションセンター 連携推進グループ 「科学技術コミュニケーション推進事業機関連携推進」 TEL 03-5214-7493 FAX 03-5214-8088 電子メールアドレス chiiki-n@jst.go.jp 下のPDFファイルのコマ番号109を参照ください。 http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/doc/program.pdf#page=5 http://www.jst.go.jp/csc/sciencecommunication/science/science-ask/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 秋は何色? ■ 紅葉の便りが増えてきました。紅葉のほかにも、稲穂の黄金色、コスモ スのピンク、ハロウィーンかぼちゃのオレンジ、焼き芋の紅色、柿の朱色、 栗の茶色、来月にはボジョレー・ヌーボーのワイン色・・・秋は花も味覚 も暖かい色で溢れる季節です。ところが、古代中国の五行思想から「青春、 朱夏、白秋、玄冬」という言葉が生まれています。春の「青」や夏の「朱」 は季節にぴったりですが、カラフルなはずの秋が「白」で、雪のイメージ を持つ冬が「玄(黒)」なのは不思議な気がします。 そこで思い浮かんだのが「混色の原理」。光の三原色「赤・緑・青」を 混ぜると「白」(加法混色)、三原色のうち2つずつを混ぜてできた「シ アン(緑×青)・マゼンタ(赤×青)・黄(赤×緑)」を混ぜると「黒」 になります(減法混色)。多彩な収穫を得る秋だから三原色を混色した 「白」を、さらにそれら収穫物の蓄えで暮らす冬に「黒」を当てはめたの だとしたら、大昔の人々は、物理学が発展するはるか以前に混色の原理を 直観していたのかもしれません。 「青春、朱夏、白秋、玄冬」は人生に例えられることもあります。鮮や かな原色で表される前半に比べて色味が失われる後半・・・たしかに年齢 と共に体力は衰え、人生の残り時間に限りが見えてくるのも否めません。 しかしこれも、色あせていくのではなく、さまざまな色が混ざり合ってで きた「白」や「黒」である、つまり、生き方の選択肢や可能性が増えてく るのだと考えれば、「人生後半も捨てたもんじゃない」ですよね。 さて、ここで質問です。科学技術館は何色でしょう? 建物が白いから 「白」? 今年50周年だから還暦の「赤」には10年早いし……? 答えは「バラ色」! 読者の皆様の未来と同じ色であり続けたいからで す。これまでも、そしてこれからの50年も。 (経営企画室 川人順子) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。 ご興味のある方は、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-5374 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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