科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第502号 ◆  ━
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                             >>>2014/10/22発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   芸術の秋、読書の秋……などといわれていますが、明日から六本木や日本
   橋等で東京国際映画祭が、今週末からは神田神保町で神田古本まつりが始
   まります。
   神田古本まつりは、科学技術映像祭や科学技術週間と同じく今年で55回
   目の開催で、当財団設立の1960(昭和35)年に始まりました。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,941人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「穴あけ話」
       自然と友だち・・・「信州、自然の生きもの便り
                 秋の花、秋の虫との出会い」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「水の中の小さな生き物(微生物)」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・ウインター・サイエンスキャンプ'14−'15
              「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室
              第2回教員のための理科実験スキルアップ講座
              家電&のりものWebアンケート投票!
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
       イベント情報・・・サイエンスアゴラ2014
                    あなたと創るこれからの科学と社会
                「科学館による地域科学
                  コミュニケーションの発展」成果報告会
  
    ☆10月は毎週水曜日が休館日です。11月は毎日開館します。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    また、アメリカ合衆国のヤーキス天文台とインターネットで繋ぎ、アメ
   リカで見えている星空の様子や天文台で撮影した天体写真を送ってもらう
   「ライブ天体観測」コーナーを予定しています。日本の昼過ぎにアメリカ
   の夜空をお楽しみください。
  
    日 時:10月25日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名
    案内役:野本知理さん(千葉大学)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-5279
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 穴あけ話 ■
  
    こんにちは。科学技術館展示物メンテナンスグループの八木です。展示
   物の保守・メンテナンスと平行して展示物の試作開発をしています。メン
   テナンス中も展示物の製作中も「穴をあける」という作業が多々あります。
   例えばネジを回しても締まらない時は、ネジ穴を深くしたり、ネジ穴をサ
   イズアップしたりします。どちらもできそうにない時は別の場所に新しく
   下穴をあけネジを切ります。今回はこの「穴をあける」作業にもさまざま
   な技術がありますのでいくつか紹介したいと思います。
    まず、穴をあける工作機械はいろいろありますが、私は主に縦型ボール
   盤という、ドリルを回転させ材料に穴をあける機械を使用しています。ド
   リルを下ろしていけば簡単に穴をあけられるのですが、これだとバリ(※)
   がでたり穴位置精度が悪くなったりします。
    これらの対処法としては、バリを防ぐためには下板と呼ばれる板の上に
   材料を乗せ、下から出るバリを防ぎます。上バリも上板を材料に乗せ、加
   工するとバリは軽減します。それでもバリが出ている場合は面取り用のド
   リルで穴に軽く当てると、きれいな穴ができます。
    次に穴位置精度の向上として、センタードリルという工具があります。
   これは、普通のドリルに比べ、刃長が短いので、刃すべりを防ぐことがで
   き穴位置精度が上がります。よって、穴位置精度を出したい時はセンター
   ドリルで位置を決め、そこにあけたい穴の径のドリルで穴をあけます。セ
   ンタードリルは、あける穴より若干大きい径のセンタードリルを使うと、
   ドリルの刃こぼれを防ぐことができます。メンテナンスの際でも、穴位置
   精度が必要な場合は、このような工程で穴をあけ、展示物の補修に役立た
   せています。
    最後に、穴をあける話からちょっとはずれますが、私が最近、試作製作
   に携わった展示物「上り下りコマ(仮称)」を少し紹介したいと思います。
   この展示物は、2つの合同な円錐(えんすい)の底面同士を張り合わせた
   コマが、なぜか坂を上っていくという展示物です。
    普通、坂に球体や丸棒などを置くと、高い位置から低い位置へ転がって
   いきます。しかしこのコマは、坂に置いても低い位置ではなく、高い位置
   へ転がっていく不思議なコマです。現在はまだ試作段階ですが、科学技術
   館5階のワークスに展示されていますので、ご来館された際にはぜひ遊ん
   でみてください。
  
     執筆者:八木博之 科学技術館運営部 展示メンテナンスグループ
  
     ※バリ:ねじ穴をあけた周りにできる突起などのこと。
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 信州、自然の生きもの便り 秋の花、秋の虫との出会い ■
  
    暑い夏が終わり、爽やかな秋の季節となりました。
    10月の声を聞くと、信州では朝晩、肌寒さを覚え、長袖のシャツに、
   もう一枚重ね着をしなければならない陽気になりました。黄金色の稲田も、
   今が穫り入れの盛りのアケビ、茸(キノコ)、ヤマブドウなどの山の幸、
   リンゴ、カキ、ブドウのなどの里の幸も、最後の色付きを見せています。
    今月の「信州、自然の生きもの便り」は、そんな秋の花、秋の虫との出
   会いを写真でお届けします。
  
    「信州、自然の生きもの便り 秋の花、秋の虫との出会い」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/tatsuno_03/
  
    執筆者:加納巌
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは、「水の中の小さな生き物(微生物)」です。
  
   ■ 『ずかん プランクトン ―見ながら学習,調べてなっとく』 ■
     日本プランクトン学会 監修/技術評論社/
     2011年12月/2,580円+税
  
    ワクワクする<プランクトンの図鑑>です。プランクトンに興味がなか
   った子どもや大人も、思わずひきこまれることでしょう。
    まずは、写真の美しさ。「ミジンコ母さん」の背中にある育胞(いくほ
   う:体内で卵を産み育てるところ)には、きれいなうす黄緑の卵に卵黄が
   見え、育胞の中で育ったたくさんの幼生たちの目までもわかるのです。
    また、たくさんのイラストが楽しいのです。すべてのプランクトンにイ
   ラストでその形や特徴がかかれていて、文章や写真では難しい生態も、
   「ぴとっ」「ぎゅるぎゅる」などの擬音がはいったユーモラスで的確なイ
   ラストでわかりやすく説明されています。
    図鑑の合間にちりばめられたコラムやギャラリーも大きな魅力。驚いた
   のは、ギャラリー「珪藻(けいそう)美術館」の珪藻をならべてつくった
   虹色に輝くモザイクアート。米粒より小さな中に数百の珪藻からできてい
   る「ミクロのクリスマスツリー」は圧巻です。その制作の秘密兵器(?)
   はなんと……(読んでのお楽しみ!)。
    構成は第1章「単細胞生物」と第2章「多細胞生物」の2部から成り、
   各章のはじめには、それぞれがどのような生物なのか、どのような仲間が
   いるのか解説。縮尺をそろえたモノトーンのイラストでのプランクトンの
   「大きさくらべ」も実感がわき印象的です。
    監修の「日本プランクトン学会」は、「世界で唯一『プランクトン』の
   名を冠した学会」だとか。プランクトンを愛してやまない研究者・愛好家
   のメッセージが伝わってくる図鑑です。
  
    執筆者:木甲斐由紀 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/7musekitsui/plankton/plankton.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
    「ウインター・サイエンスキャンプ'14−'15」(10/24必着) ■
  
    「ウインター・サイエンスキャンプ'14−'15」は先進的な研究テー
   マに取り組んでいる日本各地の大学、公的研究機関等で、冬休み期間中に
   開催される高校生のための科学技術体験合宿プログラムです。第一線で活
   躍する研究者、技術者から、本格的な実験・実習を直接受けることができ
   るまたとないチャンスです。
    高校生のみなさん、興味のあるプログラムにふるってご応募ください!
   学校関係者のみなさま、お近くに高校生がいらっしゃる方は、貴重な体験
   をできる機会となりますので、ぜひご紹介をお願いいたします。
  
    開催期間:2014年12月21日〜2015年1月7日の期間中、
         2泊3日〜6泊7日
    会  場:大学、公的研究機関等(9会場)
    定  員:会場ごとに12〜24名(合計168名)
         ※前年度平均応募倍率約2.8倍
    参 加 費:2,000円(支払いは参加決定後です)
         ・プログラム期間中の宿舎や食事は主催者が用意します。参
          加費は食事代の一部に充当します。
          (※東北大学大学院理学研究科天文学専攻のプログラムの
            み、期間中の食事は参加者の実費負担となります)
         ・現地集合、現地解散です。
          (自宅と会場間の往復交通費は自己負担となります)
    応募締切:10月24日(金)郵送必着
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    ・サイエンスキャンプ募集ホームページ
     http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/
    ・スマートフォン専用サイエンスキャンプ募集ホームページ
     http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/sp/
  
   ■ 「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室(10/26締切) ■
  
   「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室は、実験や工作・観察を通じて、
   子どもたちに化学の面白さや不思議さを伝えるとともに科学的なものの見
   方や実験器具の扱い方を習得してもらうことを目的としている体験型の講
   座です。
    洗える墨汁の黒色はある薬を入れてしまうと消えてしまいますが、今回
   の実験教室では、この秘密を探ります。
  
    日  時:11月15日(土)13時30分〜、15時〜(各回45分)
         ※2回とも実験内容は同じです。
    場  所:4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    テ ー マ:洗える墨汁の秘密を調べよう
    講  師:高梨賢英先生(東京学芸大学)
    対  象:小学校1年生〜4年生(保護者同伴)
    定  員:各回40名
    参 加 費:無料(参加者および付添保護者1名は入館料無料)
    応募方法:Web申込みフォーム(応募者多数の場合は抽選)
    応募締切:10月26日(日)
    主  催:「夢・化学-21」委員会
    問 合 先:一般社団法人日本化学工業協会 広報部内
         「夢・化学-21」委員会事務局(03−3297−2555)
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/10/104-21915.php
    http://www.kagaku21.net/index.php?mode=event_detail&seq=7
  
   ■ 第2回教員のための理科実験スキルアップ講座 ■
  
    今年度、2回目の教員のための理科実験スキルアップ講座の案内です。
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会
   教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く
   ださいますようご応募をお待ちしております。
  
    開催日時:物理分野 11月23日(日)  10時30分〜12時15分
         地学分野 11月23日(日)  13時30分〜15時15分
         生物分野 11月24日(月・休)10時30分〜12時15分
         化学分野 11月24日(月・休)13時30分〜15時15分
    会  場:科学技術館 6F 実験工房
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導に少し苦手意識をおもちの方や、実験結果を理論
          的に正しく理解したい方。
         ・科学教室の講師を目指している方で、実験指導の極意を勉
          強したい方。
         ・教員を目指している学生の方など。
    募集人数:各分野20名程度(申込順)
    参 加 費:1分野1,000円(消耗品代、保険代など)
         ※同一日の2つの分野に参加する場合、2分野で1,500円
          とします。
    申込方法:電子メールまたはFAX
    申込締切:11月19日(水)必着
    主  催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         (公財)日本科学技術振興財団
    問合せ先:(公財)日本科学技術振興財団 科学の祭典事務局
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
   ■ 家電&のりものWebアンケート投票! ■
  
    2015年夏に科学技術館開館50周年記念特別展「ニッポンの産業技
   術50年 〜今日の技術(ちから)が未来(あした)をつくる〜」の開催を予
   定しています。
    2014年は、特設サイト「家電&のりものWebアンケート投票!」
   で、身近な工業製品「家電」「自動車・モーターサイクル・自転車」に対
   して、皆さんがもっている思いなどをアンケートで募り、来夏の特別展に
   成果を盛り込む計画です。
    ぜひ投票に参加して、あなたの声をお聞かせください。
  
    投票期間:11月30日(日)まで
         ※投票していただいた方には、科学技術館の入館割引券、さ
          らに抽選で総計550名様に、科学技術館開館50周年記
          念グッズや、遊びながら科学と技術が学べて大人も子ども
          も楽しめる科学グッズをプレゼントします。
  
    Webアンケート投票はこちらから
    https://industry50.jsf.or.jp/
  
    ※まめ知識「自転車」編を公開しました。
     まめ知識はWeb投票の期間中毎週1テーマずつ公開予定です。
     https://industry50.jsf.or.jp/mamechishiki/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆公開講座「日本と世界の空港経営」
  
    仙台や関空・伊丹の一体化運営に代表されるように効率化を目的に日本
   の空港の経営は近年大きく変わりつつあります。また海外に目を転ずると
   ミャンマーの「マンダレー国際空港」の補修・改善および30年間の運営
   事業に係る優先交渉権を日本とミャンマーの3企業共同体が獲得したこと
   も大きな話題となっています。
    本講座では、空港の運営権等における日本と世界の実態や空港経営の将
   来の展望を紹介いたします。
  
    開催日時:11月24日(月・休)13時〜15時
    会  場:記念館1階研修室
    参 加 費:無料
    定  員:60名
    参加対象:高校生以上
    講  師:戸崎肇教授(早稲田大学 商学学術院)
    申込方法:インターネットまたは往復はがき
    応募締切:11月6日(木)17時(※往復ハガキの場合、当日必着)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#181
  
   ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のお知らせ
  
    ゴム動力飛行機を製作し、体験を通して飛行機が飛ぶ原理を学べます。
   今回はオリジナルキット「スカイハートII」の製作です。できあがったら、
   航空公園内の広場で飛ばしてみましょう。
  
    日 時:11月8日(土)13時〜(製作時間 約1時間)
    受 付:12時30分〜(先着40名)
    会 場:記念館1階研修室
    教材費:300円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#175
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ サイエンスアゴラ2014 あなたと創るこれからの科学と社会 ■
  
    サイエンスアゴラは、子ども向けの理科実験、トップ科学者との対話、
   市民参加の科学議論など、誰もが参加でき、科学と社会の関係をつくるイ
   ベントです。
    今回のテーマは「あなたと創るこれからの科学と社会」。11月7日
   (金)は、開幕セッション、各種ワークショップなどが開催されます。
   8日(土)、9(日)には、サイエンスを楽しむ実験教室やサイエンス
   ショー、他にも考えを深めてみんなとわかちあうワークショップやシンポ
   ジウムなど、多彩な企画が実施されますので、ぜひご参加ください。(プ
   ログラムの中には事前申し込みが必要なものもあります)
  
    会  期:11月7日(金)〜9日(日)10時〜17時
    会  場:東京・お台場地区(日本科学未来館ほか)
    参 加 費:無料(一部、実費費用がかかる場合があります)
    テ ー マ:あなたと創るこれからの科学と社会
    主  催:独立行政法人科学技術振興機構(JST)
    共  催:独立行政法人産業技術総合研究所、地方独立行政法人東京都
         立産業技術研究センター、独立行政法人日本学生支援機構、
         国際研究交流大学村、東京臨海副都心グループ
    問 合 先:(独)科学技術振興機構 科学コミュニケーションセンター
         03−5214−7493
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/
  
   ■ 「科学館による地域科学コミュニケーションの発展」成果報告会 ■
  
    独立行政法人科学技術振興機構(JST)科学コミュニケーションセン
   ターでは、サイエンスアゴラ2014の中で、科学館における科学技術コ
   ミュニケーション活動の今後のあり方を考えるべく、「科学技術コミュニ
   ケーション推進事業ネットワーク形成先進的科学館連携型」の事例から成
   果報告会ミニパネル形式を開催します。
    科学コミュニケーション活動を実施している個人・機関に対して、今後
   の活動の参考になるような情報提供をするとともに、これからの活動の方
   向性を討議し、単に情報共有するだけの場ではなく、新たな連携のきっか
   けを与える場を提供します。
    お忙しい時期ではございますが、ぜひ、ご参加くださいますようお願い
   いたします。
  
    日  時:11月8日(土)13時〜14時30分
    会  場:産業技術総合研究所臨海副都心センター別館11階会議室1
         https://unit.aist.go.jp/waterfront/access/index.html
         ※申し込み制ではありませんが、事前に参加人数を把握した
          く、ご出席いただける場合は、下記お問合せのメールアド
          レスへ参加機関名(個人の場合は不要)、代表参加者名、
          参加人数をお知らせいただけますと幸いです。
    問 合 先:独立行政法人科学技術振興機構
         科学コミュニケーションセンター 連携推進グループ
         「科学技術コミュニケーション推進事業機関連携推進」
         TEL 03-5214-7493  FAX 03-5214-8088
         電子メールアドレス chiiki-n@jst.go.jp
  
    下のPDFファイルのコマ番号109を参照ください。
    http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/doc/program.pdf#page=5
    http://www.jst.go.jp/csc/sciencecommunication/science/science-ask/
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 「プロ野球クライマックスシリーズ」 ■
  
    10月に入り、プロ野球のクライマックスシリーズ(以下、CS)が行
   われました。ご覧になられた方も多いと思いますが、今年はセリーグ、パ
   リーグとも面白かったですね。
    セリーグではレギュラーシーズン2位だった阪神が、まずファーストス
   テージで3位の広島を1勝1分で下し、ファイナルステージではなんとレ
   ギュラーシーズンで7ゲーム差を開けられた巨人を4連勝(戦績4勝1敗)
   で下し、日本シリーズに進出を決めました。一方のパリーグは、レギュラ
   ーシーズン3位だった日本ハムが、2位のオリックスをファーストステー
   ジで下し、ファイナルステージでは首位のソフトバンクに3勝3敗と迫り
   ましたが、最終戦で惜敗しました。
    このCS制度は、2004年からパリーグで上位3球団によるトーナメ
   ント方式で始まり、興行的に成功をおさめたことからセリーグでも200
   7年から開始されました。2007年以降のCSの結果を見ますと、セリ
   ーグでは2007年にレギュラーシーズン2位の中日が勝ち上がって以降
   7年ぶりに2位の阪神が日本シリーズに進出しました。パリーグでは20
   10年に3位のロッテが勝ち上がり、日本シリーズも制しました。
    アメリカのメジャーリーグは、アリーグ、ナリーグとも15チームあり、
   年間162試合行われています。リーグ優勝はプレーオフで決めています
   が、リーグ3地区(東・中・西)の1位3チームと残り12チームの勝率
   上位2チームの勝者がリーグ優勝をかけて、ディビジョンシリーズとリー
   グチャンピオンシップシリーズを戦います。国も大きくチーム数も日本の
   2.5倍ありますので、リーグ優勝するのも大変なことです。
    ところで、レギュラーシーズン1位とCSで勝ち残る(日本シリーズに
   行く)のとでは何が違うのでしょうか。
    レギュラーシーズン1位のチームは、CSで1勝のアドバンテージがつ
   くだけで、レギュラーシーズン優勝に対して賞金などはありません。しか
   し、日本シリーズに出場したチームの選手にはシリーズの収益金の一部が
   分配金として配られますし、日本シリーズでの放映料、入場料などの巨額
   の臨時収入が球団に入ります。
    現在のプロ野球は、セパとも1シーズン144試合を戦っています。そ
   の144試合でつけた順位をCSのファーストステージ3試合、ファイナ
   ルステージ6試合の勝敗でくつがえしてしまっていいのかという意見があ
   ります。
    2010年にレギュラーシーズン3位のロッテがCS、日本シリーズを
   勝ち抜き、日本チャンピオンになりました。この年のパリーグレギュラー
   シーズンの結果(勝率)は、ソフトバンク、西武、ロッテの順でした。サ
   ッカーのように勝ち点制(勝ち3点、引分け1点、負け0点)で見ても、
   西武、ソフトバンク、ロッテの順です。
    本当に強いチームはどこだったのでしょうか。
  
                        (経営企画室 紙野憲三)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-5374
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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