科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第505号 ◆  ━
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                             >>>2014/11/12発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   11月14日は世界糖尿病デー、そして1965年から始まった11月の
   第2週の全国糖尿病週間は今年で50回目。糖尿病は痛みなどの自覚症状
   が少ない病気です。知らないうちに病気が進行し、目の病気や腎臓の病気
   などを患ってしまうこともあるそうです。疑いを指摘されたら早めに受診
   し、適切な指導を受けましょう。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,929人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・プラネタリウム特別番組
                     「秋の星座とアンドロメダ銀河」
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「アルビノのスズメ?!」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「いろんなともだち」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・「ワクエコ・カーモデラー教室」
              第36回風力エネルギー利用シンポジウム
              日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              第2回教員のための理科実験スキルアップ講座
              家電&のりものWebアンケート投票!
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館、
               国立ハンセン病資料館
       イベント情報・・・「第5回科学検定」のお知らせ
  
    ☆11月は毎日開館します。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ プラネタリウム特別番組「秋の星座とアンドロメダ銀河」 ■
  
    プラネタリウムの生解説を特別番組としてお送りします。
    宵空を見上げ、秋の星座とエチオピア王家の物語に親しみましょう。
   秋の星座のひとつであるアンドロメダ座には、天の川銀河と同じ星の大集
   団があります。天の川銀河やアンドロメダ銀河は、宇宙に無数に存在する
   銀河の仲間です。アンドロメダ銀河を探したり、銀河の特徴を調べたりし
   ましょう。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組は休止
   いたします。
  
    日 時:11月23日(日)、24日(月・休)
        10時30分〜、13時30分〜、15時〜(各回30分)
    テーマ:秋の星座とアンドロメダ銀河
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要)
    定 員:各回62名
    受 付:当日、開館時間より会場にて参加者本人に整理券配布
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2014/11/112324.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「晴れのちフレア!? 〜太陽フレアの発生
   は予測できるか?〜」として、お話しいただく予定です。
  
    日 時:11月15日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名
    案内役:大朝由美子さん(埼玉大学)
    ゲスト:伴場由美さん(名古屋大学大学院)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-5279
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ アルビノのスズメ?! ■
  
    北の丸公園でのんびりしていますといろいろな出会いがあります。カエ
   ルやらヘビなどぎょっとする生きものから野鳥まで都会の中のオアシスと
   して、その姿を見せてくれます。
    さて初夏のころ、出勤前のひとときを吉田茂像のそばで過ごしていまし
   た。そこに現れたのは一羽のスズメ。北の丸公園のスズメは同じベンチに
   留まってくれたりするほど人なれしているので、その存在自体は珍しくも
   ないのですが、その日は我が目を疑いました。これは……? スズメなの
   かな? そんな疑問符がつくほどスズメは「白かった」のです。
    スズメといえば秋の穂に紛れたらわからない茶色の羽が特徴です。とこ
   ろが、このスズメはやけに白い! 白いスズメなんて初めて見た! と興
   奮しながら何枚か写真を撮りました。
    近づいて来てくれないだろうか、と期待したのですがしばらくすると遠
   くへ飛んでいってしまいました。残念です。
    このスズメと出会った瞬間頭をよぎったのは「アルビノ」というキーワ
   ードでした。アルビノとは体の色素となるメラニンをつくる遺伝情報の欠
   損によって生まれながらに全身が真っ白の個体のことをいいます。
    遺伝子疾患によるものなので、人工的にアルビノ種をかけあわせて繁殖
   ・飼育している場合もあります。例えば実験用のシロネズミなどはアルビ
   ノです。
    アルビノの場合は目が赤いのが特徴です。瞳の色をつくるメラニンも無
   いので目の底の血流がそのまま赤く見えます。ちなみに写真を撮った時に
   「赤目」になるのもフラッシュの光が瞳孔を閉じる時間より早く届き網膜
   の血液が写ってしまうためです。
    他にもアルビノといえばみなさんの学校にいたでしょうか? 白いウサ
   ギ。あの白くて目が赤いウサギもアルビノです。もとは外国産のアナウサ
   ギを日本で品種改良したウサギで「日本白種」といいます。昭和時代に生
   まれた日本白種は戦時中の毛皮や食用として日本中で飼育され、その後小
   学校などで飼われるようになりました。そのためか「ウサギ」をイメージ
   する時は、なんとなく白い毛皮に赤い目が思い浮かぶのは私だけではない
   かと思います。
    さて、北の丸公園で出会った白いスズメ。撮った写真をよく見てみたと
   ころ、なんだか頭から羽にかけてうっすらと茶色模様が……それにほっぺ
   たは黒い模様、そしてつぶらな黒い瞳。ということでアルビノではなく
   「極めて色素の薄いスズメ」であることが判明しました。
    今回このよもやま話を書くにあたって調べてみたところ「白変種」とい
   ういろいろな動物にみられる白化だそうで、メラニン異常ではないので瞳
   が赤くなることはないそうです。
    偶然ですがこの記事を書いている時にあの白っぽいスズメと再会しまし
   た。ちょうど他のスズメたちと群れていたので比較できたのですが、少し
   薄い色かな、程度と確認できました。どうも初めて白っぽいスズメを見た
   衝撃で余計に白く見えてしまったようです。
    これから寒くなって野鳥観察に適した季節になります。どうぞお散歩が
   てらどんな鳥がいるか観察してみてください。
  
    スズメの写真はこちら http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/505/505.pdf
  
     執筆者:高橋可那子 人財育成部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、「いろんなともだち」がテーマです。
    今週は、<学習につまずく子を理解するえほん>(岩崎書店)の中から、
   あまり知られていない「ダブルビジョン」「算数障害」の子どもを描いた
   絵本を2冊紹介します。
  
   ■ 『どうしてダブってみえちゃうの?
     ―視力はわるくないのに、うまく見えない女の子のものがたり―』 ■
     ジョージ・エラ・リヨン文、リン・アヴィル絵、品川裕香訳/
     岩崎書店/2011年7月/1,500円+税
  
    「ものの見え方が違う」――そんなことを想像したことがありますか?
    主人公のジニーは、「アサドク」が大すき。ところがイスに座るまでが
   大変、あちこちぶつかってしまうんです。本を読むのも、鼻をくっつける
   くらい顔を近づけて読みます。それは、イスも本の文字もみんな二重に見
   えてしまうからなのです。他の人には、想像もつかないので「本は鼻じゃ
   なくて目で読むものよ」と注意されてしまいます。
    この絵本は、ジニーが、ダブルビジョンであることがわかり、専門のお
   医者さんの治療を受けて、1つに見えるようになるまでを、描いています。
   きれいな色づかいの生き生きとした大きな絵が、ジニーの活発さや明るさ
   を伝えています。黒い眼帯をした表紙のジニー、実に楽しそうです。
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/13shakai/daburu/daburu.html
  
   ■ 『算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし
                   ―算数障害を知ってますか?―』 ■
     バーバラ・エシャム文、マイク&カール・ゴードン絵、品川裕香訳/
     岩崎書店/2013年7月/1,600円+税
  
    マックスは、3年生になってから、なんだかうまくいかないことが多く
   なりました。「九九のテストで、先生が時間をはかったときからかもしれ
   ない」「時間をかければどんなもんだいだってカンタンにとけるけど……。」
   マックスはそう思います。
    九九がはやくできない、1つのつまずきが自信をなくし、いろんなこと
   がうまくいかなくなってしまうマックスの様子は、九九だけに限らず、マ
   ックスだけのことでもありません。
    マックスが算数障害で、そして算数の天才であることに気づいたシング
   ルトン先生。できないことの奥にあるものを見つめる目、そして正しい知
   識。子どもに関わる大人に読んで欲しい絵本です。
    <学習につまずく子を理解するえほん>には、ほかに、学習障害、AD
   HDの子どもを主人公にした絵本があります。友だちの「つまずき」を知
   るために、子どもたちにぜひ手渡してください。
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/13shakai/sansuutensai/sansuutensai.html
  
    執筆者:菅原由美子 科学読物研究会
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 「ワクエコ・カーモデラー教室」(11/14必着) ■
  
    市販されている自動車のデザインをつくるプロのカーモデラーと一緒に、
   クレイモデル造形に挑戦し、モデル造形を体験学習できる教室です。
    今回は、「おてがるコース」と「じっくりコース」の2コースに分けて
   開催します。参加希望の方は、往復はがきにてお申し込みください。
    なお、本教室の実施に伴い、ものづくりの部屋のワークショップは終日
   休止させていただきます。
  
    開催日:11月24日(月・休)
    コース:
     【おてがるコース】10時〜12時
       用意された見本に従って粘土(クレイ)を削り、カーモデルをつ
      くります。低学年の方にお勧め。
     【じっくりコース】13時30分〜16時
       事前にイメージや設計図を準備してもらい、ゼロからクルマをつ
      くります。クレイモデル工作の流れを体験したい方にお勧め。
    会 場:2階E室「ものづくりの部屋」
    対 象:小学生・中学生
        (ただし、小学校1〜3年生は保護者の同伴が必要)
    定 員:各コース15名(申込多数の場合は抽選)
    参加費:無料(同伴者の方は入館料が必要です)
    申 込:往復ハガキ
    締 切:11月14日(金)必着
    主 催:日本カーモデラー協会、日本自動車工業会
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2014/11/1124.php
  
   ■ 第36回風力エネルギー利用シンポジウム(11/14締切) ■
  
    今年から洋上風力発電の固定価格買取や電力系統の広域運営も開始し、
   風力発電に対する政府と国民の期待は益々高まっています。
    今回のシンポジウムでは、産官学民の第一線で活躍されている方々を講
   師に迎え、風力エネルギー利用に関する最新情報と今後の方向性について
   ご講演頂きます。
  
    開 催 日:11月27日(木)〜28日(金)
    会  場:科学技術館 サイエンスホール、第1会議室、第3会議室
    参 加 費:25,000円(一般)、3,000円(学生)、
         ほか会員等の価格があります。
         事前に口座振込
    申込締切:11月14日(金)15時まで
    申込方法:ウェブサイト(http://www.jwea.or.jp/menu11_02.html )より
    主  催:一般社団法人日本風力エネルギー学会
         公益財団法人日本科学技術振興財団
    協  賛:一般社団法人日本風力発電協会
         一般社団法人日本小形風力発電協会
    問合せ先:一般社団法人日本風力エネルギー学会
         第36回風力エネルギー利用シンポジウム事務局
         電 話 03−5220−5010
         FAX 03−5220−5020
         電子メール:sympo@jwea.or.jp
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jwea.or.jp/menu11.html
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日時:11月16日(日)13時〜16時
    会場:4階D室 イベントホール
  
    http://www.jsf.or.jp/event/2014/11/1116.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   みなさまのご来場をお待ちしています。
    なお、本イベント開催のため、「シンラドーム」ドーム投影番組のうち
   12時以降の番組上映を休止いたします。
  
    日 時:11月16日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
        ※2回とも同じ内容です。
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要です)
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:寺崎康児さん(理化学研究所)
    テーマ:スーパーコンピュータと天気予報
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2014/11/1116day.php
  
   ■ 第2回教員のための理科実験スキルアップ講座(11/19必着) ■
  
    今年度、2回目の教員のための理科実験スキルアップ講座の案内です。
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会
   教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く
   ださいますようご応募をお待ちしております。
  
    開催日時:物理分野 11月23日(日)  10時30分〜12時15分
         地学分野 11月23日(日)  13時30分〜15時15分
         生物分野 11月24日(月・休)10時30分〜12時15分
         化学分野 11月24日(月・休)13時30分〜15時15分
    会  場:科学技術館 6F 実験工房
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導力アップを目指している方や、実験結果を理論的
          に正しく理解したい方。
         ・科学教室の講師を目指している方で、実験指導の極意を勉
          強したい方。
         ・教員を目指している学生の方など。
    募集人数:各分野20名程度(申込順)
    参 加 費:1分野1,000円(消耗品代、保険代など)
         ※同一日の2つの分野に参加する場合、2分野で1,500円
          とします。
    申込方法:電子メールまたはFAX
    申込締切:11月19日(水)必着
    主  催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         (公財)日本科学技術振興財団
    問合せ先:(公財)日本科学技術振興財団 科学の祭典事務局
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
   ■ 家電&のりものWebアンケート投票! ■
  
    2015年夏に科学技術館開館50周年記念特別展「ニッポンの産業技
   術50年 〜今日の技術(ちから)が未来(あした)をつくる〜」の開催を予
   定しています。
    2014年は、特設サイト「家電&のりものWebアンケート投票!」
   で、身近な工業製品「家電」「自動車・モーターサイクル・自転車」に対
   して、皆さんがもっている思いなどをアンケートで募り、来夏の特別展に
   成果を盛り込む計画です。
    ぜひ投票に参加して、あなたの声をお聞かせください。
  
    投票期間:11月30日(日)まで
         ※投票していただいた方には、科学技術館の入館割引券、さ
          らに抽選で総計550名様に、科学技術館開館50周年記
          念グッズや、遊びながら科学と技術が学べて大人も子ども
          も楽しめる科学グッズをプレゼントします。
  
    Webアンケート投票はこちらから
    https://industry50.jsf.or.jp/
  
    ※まめ知識「家電の技術2」編を公開しました。
     まめ知識はWeb投票の期間中毎週1テーマずつ公開予定です。
     https://industry50.jsf.or.jp/mamechishiki/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆特別展「空から宇宙へ ―糸川英夫とはやぶさ―」
  
    「日本の宇宙開発の父」と呼ばれる糸川英夫の生涯を軸に、彼が戦前に
   設計した飛行機や戦後に深く関わった日本のロケット開発などを紹介しま
   す。数年前に大きな話題となった小惑星「イトカワ」と小惑星探査機「は
   やぶさ」の関係の原点を辿る特別展です。
    また、大型映像館では、「コズミックフロント 大逆転!焼け跡の天才
   ロケット博士 糸川英夫のペンシルロケット ディレクターズカット版」
   を2014年12月28日まで上映していますので、合わせてご覧になっ
   てはいかがでしょうか。
  
    会 期:2014年11月22日(土)〜2015年2月1日(日)
    費 用:大人510円、小・中学生100円(展示館のみ)
        大人820円、小・中学生310円(映像館との共通割引券)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#186
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#75
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆初代南極観測船“宗谷”の整備工事に伴う見学休止について
  
    初代南極観測船“宗谷”の整備工事に伴い、下記の期間“宗谷”の見学
   を終日休止させていただきます。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理
   解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
    なお、“宗谷”の見学休止中も、年末年始休館日を除き、別館展示場は
   ご見学いただけますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
  
    休止期間:2014年12月1日(月)〜2015年1月3日(土)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/announce/?p=278
  
   ■ 国立ハンセン病資料館 ■
  
   ☆2014年度秋季・2015年度春季企画展「この人たちに光を
       ―写真家 趙 根在(チョウ・グンジェ)が伝えた入所者の姿―」
  
    趙根在(チョウ・グンジェ)、日本名・村井金一(むらいかねいち)は
   家計を支えるため、事故と隣り合わせの危険な炭鉱労働に従事しましたが、
   やがて「地底の暗闇」で迎える死の予感に耐えられなくなり、「地上へ、
   光への脱出願望」をつのらせていきました。
    その後上京し、映画プロダクションに所属して照明の仕事をしていた
   1961(昭和36)年、初めて国立療養所多磨全生園を訪れました。そ
   こで在日朝鮮人入所者に出会い、「ここの人はかつて私が地底で体験した
   ような出口のない闇のなかに閉じ込められているのだ」と強い衝撃を受け
   ます。そして、その闇から脱け出したいという入所者の切なる願いを、社
   会に伝えることこそ自分の使命だと確信し、これがきっかけとなって初め
   てカメラを手にしました。入所者と療養所を写すためだけのカメラマンの
   誕生でした。以後20年以上にわたって全国の療養所10ヶ所に通い、入
   所者と寝食を共にしながら撮り続けた写真は2万点にもおよびました。
    本展覧会では、これらの写真の中から、感覚のない指の代わりに舌と唇
   で点字を読む視覚障碍者、患者運動など、そこに生きる人々とその生き様
   を鮮明に写し取った81点をご紹介します。
    趙根在が写真を媒介にして、どうしても社会に伝えなければならないと
   考えた入所者の姿を、ぜひこの機会に皆さんも心に刻んでください。
  
    会  期:2014年11月16日(日)〜2015年5月31日(日)
         ※ただし、2015年2月17日(火)〜28日(土)は展
          示替えのため休室いたします。
    開館時間:9時30分〜16時30分(入館は16時まで)
    会  場:国立ハンセン病資料館 2階 企画展示室
         東京都東村山市青葉町4−1−13
         http://www.hansen-dis.jp/09guide/09guide.html
    休 館 日:月曜日(祝日の場合は開館)、国民の祝日の翌日、
         年末年始(12月28日〜翌年1月3日)
    入 館 料:無料
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.hansen-dis.jp/07exhibition/07exhibition.html
  
   ☆「2014年度秋季・2015年度春季企画展 付帯事業 講演会」
  
    趙根在と生前交流のあった大竹章さんをお招きし、彼との思い出や撮影
   された写真についてお話しいただきます。
  
    講演者:大竹 章さん(多磨全生園入所者)
    日 時:11月29日(土)13時30分〜14時30分(開場13時)
    会 場:国立ハンセン病資料館 1階 映像ホール
        東京都東村山市青葉町4−1−13
        http://www.hansen-dis.jp/09guide/09guide.html
    定 員:150人(当日先着順 事前申込不要)
    費 用:無料
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.hansen-dis.jp/07exhibition/07exhibition.html#lecture
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 「第5回科学検定」のお知らせ ■
  
    科学の基礎部分は、日常生活において多くの場面で出会います。科学検
   定では、「普段の生活で起きること」に関する事柄を選び、問題の中のヒ
   ントを読んで科学的に考えられるかどうかを問う問題を多く取り入れてい
   ます。問題を通して、科学的な視点、自然観を身に着けて欲しいと考えて
   いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
  
    開催期間:11月20日(木)10時〜11月23日(日)18時
    会  場:ウェブ上(オンライン受験)
    検 定 料:日本語版 5〜7級 無料
              4級   3,000円
              3級   4,000円
              2級   5,000円(物化生地それぞれ)
         英語版  5〜6級 無料
    検定時間:30分(7級)
         60分(2〜6級)
    学習範囲:7級 小学校低学年・未就学児童
         6級 小学校中学年
         5級 小学校高学年
         4級 中学校基礎
         3級 中学校応用、高校基礎
         2級 高校全般
    申込方法:ウェブにて
    申込締切:11月19日(水)21時
    主  催:科学検定委員会
    問合せ先:科学検定委員会事務局(ルネサンス・アカデミー株式会社内)
         03−6439−3774(平日 11時〜17時)
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    日本語版サイト http://www.kagaku-kentei.jp/?bnr_id=jsf
    英語版サイト  http://www.kagaku-kentei.jp/en/?bnr_id=jsf
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 県民の日 ■
  
    明後日11月14日は埼玉県の「県民の日」で、前号でもご案内してお
   ります通り所沢航空発祥記念館は無料開館いたします。また、10月1日
   は東京都の「都民の日」で、今年は水曜日でしたが、科学技術館はこの日
   開館しておりました。
    関東地方近辺の方にとっては、都・県民の日は公立学校がお休みの日と
   いう印象が強いかもしれません。博物館やその他の施設にお出掛けになる
   方も少なくないと思います。しかし他の地域では、県の記念日は休校には
   ならず、単に記念日です。さらに、「県民の日」やそれに類する記念日が
   制定されているのは1都20県と、全国47都道府県の半分にも満たない
   のです(※)。ご出身の道府県にはなかった方は、「そもそも『県民の日』
   ってなに?」と思われることでしょう。実は編集部でも、出身地によって
   感覚が全く異なることが先日わかり、ひとしきり盛り上がりました。
    各都県の記念日は、現在の県域が定まった日や、現在の名称が使われる
   ようになった日をその由来としていることが多いようです。特にこの時期
   は、1871(明治4)年の廃藩置県で、現在の県名が初めて使われたと
   いうことで、いずれも本来の日付は旧暦ですが、10月28日の群馬県、
   11月13日の茨城県、14日の埼玉県・大分県と各地で「県民の日」が
   続きます。
    ご出身の土地や現在お住まいの地域などについて、「県民の日」とその
   由来を調べてみてはいかがでしょうか。
  
   ※例えばフリー百科事典『ウィキペディア(wikipedia)』「都道府県民の日」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E6%B0%91%E3%81%AE%E6%97%A5
  
                        (経営企画室 松浦匡)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-5374
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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