科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第507号 ◆  ━
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                             >>>2014/11/26発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   3連休後は雨模様となり、気温も下がってきました。北の丸公園の木々の
   色づきも早まりそうです。さて、今月末の30日には小惑星探査機「はや
   ぶさ2」の打ち上げ予定。所沢航空発祥記念館では、そのはやぶさに関す
   る展示を行っていますので、ご覧になってはいかがでしょうか。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,922人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・電子顕微鏡で自分の髪の毛を見てみよう
              「皇居乾通り一般公開」に伴う周辺の混雑について
              万華鏡手作り教室
              「第56回科学技術映像祭」参加作品募集中
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「東京」が替わります
       自然と友だち・・・
        「晩秋の北の丸公園を飾ってくれている草木の花と実の中から」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「いろんなともだち」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・第45回市村アイデア賞作品展
              FORESTかんたん工作イベント
              第15回日本万華鏡大賞公募展
              家電&のりものWebアンケート投票!
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
    ☆年内は12月27日(土)まで毎日開館いたします。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 電子顕微鏡で自分の髪の毛を見てみよう ■
  
    電子顕微鏡を使って、約3万倍に拡大した自分の髪の毛を見てみましょ
   う。それを写真にしてプレゼントいたします。
  
    日 時:11月29日(土)、30日(日)9時30分〜16時30分
    場 所:2階階段付近
    定 員:先着150名
    参加費:無料(ただし、入館料は必要)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2014/11/112930.php
  
   ■ 「皇居乾通り一般公開」に伴う北の丸公園一帯の混雑について ■
  
    12月上旬に、天皇陛下の傘寿を記念した皇居乾通り一般公開が開催さ
   れます。当館は通り抜けの出口である乾門にほど近い場所に位置している
   ため、一般公開の期間にご来館する際は、当館周辺を含む北の丸公園一帯
   の混雑が見込まれますのでご注意ください。
    また、一般公開向けツアーバスなどの往来に伴い、周辺の交通渋滞など
   が予想されますので、できる限り公共交通機関をご利用のうえお越しくだ
   さい。
  
    期 間:12月3日(水)〜7日(日)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/11/1237.php
  
   ■ 万華鏡手作り教室 ■
  
    第15回万華鏡大賞展の開催にあわせて、きれいに反射する特別なミラー
   を使った「星を見る万華鏡」をつくる万華鏡手作り教室を開催いたします。
   クリスマスのプレゼントにいかがですか?
  
    開催日時:12月7日(日)、14日(日)14時〜15時
         ※1回の手作り時間は、約45分です。
    会  場:2階E室「ものづくりの部屋」
    定  員:20名
         ※小学生高学年であれば1人でもつくれます。
          小さい子は親子でつくってください。
          大人だけの参加も大歓迎です。
    費  用:2,500円(万華鏡キット1つ)
         ※お土産にしたい方は、その旨スタッフに声をかけてください。
         ※別途、入館料は必要
    申込方法:9時30分から会場にて先着順受付
    主  催:公益財団法人日本科学技術振興財団、日本万華鏡倶楽部、
         日本万華鏡博物館
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2014/12/1271214.php
  
   ■ 「第56回科学技術映像祭」参加作品募集中 ■
  
    第56回科学技術映像祭の参加作品の募集を開始しました。
  
    募集締切:2015年1月26日(月)必着
    参加方法:科学技術映像祭公式ホームページより申込
    入選発表:2015年3月下旬予定
    表 彰 式:2015年4月17日(金)当館サイエンスホールにて予定
    主  催:(公財)日本科学技術振興財団、(公社)映像文化製作者連盟、
         (公財)つくば科学万博記念財団
  
    参加申込方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
    日 時:11月29日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名
    案内役:伊藤哲也さん(国立天文台)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-5279
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 「東京」が替わります ■
  
    科学技術館が建っている北の丸公園の中に、気温などの気象観測をして
   いる場所があることをご存知でしょうか。
    その気象観測を行う場所を観測露場(ろじょう)といいますが、来週1
   2月2日(火)より、北の丸公園の観測露場が「東京」の観測点として扱
   われることになります。
    観測露場は観測装置の設置が完了すれば、すぐに変更できるというわけ
   ではありません。現行の観測点の観測データと比較をするために、3年ほ
   ど試験的運用をした後に移行されます。北の丸公園でも2011(平成2
   3)年8月1日から試験的運用がされていました。その比較を見てみると、
   日最高気温の月平均値はほとんど変わらないといえますが、最低気温は北
   の丸公園の方が現行の地点より1℃以上低くなり、月平均気温も1℃近く
   低くなります。また月平均の相対湿度は3%ほど高くなっていますので、
   今までの値を参考にされていた方は少し注意が必要かもしれません。
    その観測露場は科学技術館から歩いて1分ほどですので、来館の際は立
   ち寄ってみてください。観測露場内に電気式温度計、電気式湿度計、感雨
   器、転倒ます型雨量計、積雪計が見られます。天気予報をするうえで必要
   なデータを得るための観測をするわけですが、まさにその観測をしている
   観測測器が見られ、さらにディスプレイが設置されているので、リアルタ
   イムのデータも見られるようになっています。
    風向・風速、日射量、日照時間はすでに、2007(平成19)年11
   月より当館屋上にて観測をしているため(一般公開はしておりません)、
   今回の移行で観測の大半が北の丸公園になりますが、それ以外にも北の丸
   公園は東京都心にありながら四季の移ろいを楽しむこともできますので、
   公園内も散策してください。春に千鳥ヶ淵の桜が見られ、夏には芝生で日
   焼けのために日光浴をする方もいます。いまはきれいな紅葉も見られ、冬
   の寒い日には氷の張った池を見ることや霜柱を踏んで遊ぶこともできます。
    観測露場を見学する際は観測測器にいたずらをするなど、観測の妨げに
   なる行為は気象業務法という法律で罰せられますので、観測露場の柵の中
   に入るなどの行為は絶対にしないでくださいね。
  
     執筆者:荻野亮一 科学技術館運営部 学芸員、気象予報士、防災士
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 晩秋の北の丸公園を飾ってくれている草木の花と実の中から ■
  
    朝夕の気温が下がり、いよいよ晩秋の訪れを感ずるようになってきまし
   た。草木の姿にもぼつぼつ冬に移行する姿が見え始めています。
    スイフヨウの花が今を盛りに咲いている中で、チャノキの花やサザンカ
   の花が咲き始めました。エノキやムクノキの実が色づいてきています。ナ
   ツツバキやニシキギなどの木の葉もぼつぼつ色づき始めています。やがて、
   タカオモミジやヤマモミジの葉も色づいてくることでしょう。
    地面の近くでは、枯れ始めた草むらの中で、ヨモギの花やアシボソの穂
   が今を盛りに咲いていますし、ツワブキの花も鮮やかな黄花を開き始めま
   した。
    晩秋の北の丸の草木の姿の一部をご紹介して、皆さまのご来駕をお待ち
   申し上げております。
  
    「晩秋の北の丸公園を飾ってくれている草木の花と実の中から」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/sss59
  
    執筆者:永井昭三 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、「いろんなともだち」がテーマです。
  
   ■ 「アイちゃんのいる教室」 ■
     高倉正樹 ぶん・しゃしん/偕成社/2013年4月/
     1,200円+税
  
    最近の口ぐせは「あしたもがんばっていいですか」。明るく前向きなア
   イちゃん、小学1年生です。そのアイちゃんとクラスの友だちの様子を写
   真でつづります。
    給食着のボタンをうまく外せないアイちゃんに「早く」と言う人はだれ
   もいません。遠足では、グループのリーダーです。なかなかサーッと行動
   できません。みんなよりたくさん疲れます。でも、グループの友だちは、
   階段をゆっくりのぼるアイちゃんを待ち、「しっかり!」とはげまします。
    ひゅうがくん、みそらちゃん、クラスの子どもたちは、ゆったりと優し
   いのです。私は、豊かで静かでゆったりと流れる時間を感じました。
    後書きの担任の先生の言葉に、その理由がありました。
    「アイちゃんはダウン症です。でもダウン症のことをクラスで説明しよ
   うと思ったことは一度もありません。誰だって、得意なことも、苦手なこ
   ともある。そのことを子どもたちは理屈ではなく、いっしょに過ごしなが
   ら、体ごと理解していきます。」(引用)
    たぶん、大人が「早く」とは言わないのでしょう。おそらく、大人が子
   どもたちを比べないのでしょう。そして、大人が子どもたちを信じ、子ど
   もたち自身の育つ力に任せているのでしょう。
    お互いをまるごと受け入れ、成長する子どもたちの姿は、静かな感動を
   もたらします。
  
    執筆者:菅原由美子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/13shakai/aichannoirukyoushitsu/aichannoirukyoushitsu.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 第45回市村アイデア賞作品展 ■
  
    次代をになう小・中学生のアイデアの芽生えを奨励するためにもうけら
   れた市村アイデア賞の作品展を開催いたします。市村アイデア賞の特色は、
   工作をしていなくても実現可能なアイデアだけでよいところです。
    文部科学大臣賞、科学技術館館長賞などの入選作品(12点)をご覧い
   ただけます。
  
    会 期:12月7日(日)まで
    会 場:2階G棟 サイエンスギャラリー
    主 催:公益財団法人新技術開発財団
    参加費:無料(ただし、入館料は必要)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2014/11/1121127.php
  
   ■ FORESTかんたん工作イベント
                「正多面体でメリー・クリスマス!?」 ■
  
    今年のFORESTのクリスマスツリーに、正多面体のオーナメントを
   つくって、一緒に飾りませんか?
    正多面体が何だかわからなくても大丈夫。算数・数学が苦手な子どもか
   ら大人まで、正多面体の実験をしながらオーナメントをつくってツリーを
   飾りましょう。
    皆さんのオーナメントで飾られたクリスマスツリーは、12月14日
   (日)〜25日(木)の期間、5階FORESTで特別に展示します!!
  
    日  時:12月6日(土)、13日(土)
         10時45分〜11時30分、13時30分〜14時15分
    会  場:5階G棟 スモンマ横
    参加対象:小学校3年生以上。大人のみの参加可。
    定  員:各回6名(先着順)
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要)
    参加方法:両日とも9時30分より5階スタッフカウンターにて当日分
         の整理券を配布。(定員になり次第受付終了)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2014/12/12613forest.php
  
   ■ 第15回日本万華鏡大賞公募展 ■
  
    1980年代に反射の美しい鏡を使って、アートとして変身した万華鏡
   は、さまざまなアイデアを加味して、さらに美しくおもしろいものとして
   生まれ変わりました。
    海外も含め、小学生から80代までの方が、その美しさ、楽しさ、アイ
   デアを競う「日本万華鏡大賞公募展」をぜひご覧ください。
  
    会 期:12月7日(日)〜14日(日)
    会 場:3階F室「ワンダー・ガレージ」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要)
    主 催:日本万華鏡倶楽部
        公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
  
   ■ 家電&のりものWebアンケート投票!(11/30まで) ■
  
    科学技術館開館50周年記念イベントの一環として、「家電」と「のり
   もの(自動車・モーターサイクル・自転車)」についてWebアンケート投
   票を実施しています。
    投票をしていただいたみなさまには、科学技術館の入館割引券をダウン
   ロードしていただけます。さらに、抽選で総計550名様に50周年記念
   グッズや遊びながら科学と技術が学べて大人も子どもも楽しめる科学グッ
   ズをプレゼントします。
    ぜひ投票に参加して、あなたの声を聞かせてください。
  
    投票期間:11月30日(日)まで
  
    Webアンケート投票はこちらから
    https://industry50.jsf.or.jp/
  
    家電・のりものに関するまめ知識を掲載中
    https://industry50.jsf.or.jp/mamechishiki/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「HAYABUSA − BACK TO THE EARTH −」および
    「HAYABUSA2 − RETURN TO THE UNIVERSE −」
    上映のお知らせ
  
    大型映像館の巨大スクリーンに、小惑星「イトカワ」の探査に向かい見
   事に微粒子を持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」および「はやぶさ2」
   を描いた映像作品を連続上映いたします。
    現在、特別展「空から宇宙へ ―糸川英夫とはやぶさ―」も開催中です
   ので、こちらもご覧ください。
  
    上 映 日:12月21日(日)
    上映時間:11時15分〜12時25分
    会  場:大型映像館
    定  員:200名(先着順)
    料  金:無料
    参加方法:観覧希望者は映像館の入り口にお並びください。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    ・はやぶさ上映会
     http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#78
    ・糸川英夫の生涯
     http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#75
    ・特別展
     http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#188
  
   ☆公開講座「HAYABUSAからHAYABUSA2へ」(事前応募)
  
    「HAYABUSA − BACK TO THE EARTH −」および
   「HAYABUSA2 − RETURN TO THE UNIVERSE −」
   を制作した上坂監督が、作品制作の理由や裏話、「HAYABUSA」の
   ヒットを受けて「HAYABUSA2」制作のプレッシャーをいかにして
   克服し成果につなげたか、そして糸川英夫に対する想いなどを紹介します。
  
    開催日時:12月21日(日)13時30分〜15時30分
    会  場:記念館1階研修室
    参 加 費:無料
    定  員:60名
    講  師:上坂浩光氏(映画監督)
    申込方法:インターネットまたは往復はがき
    応募締切:12月10日(水)17時(※往復ハガキの場合、当日必着)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1#187
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 的確な判断・行動ができるかな? ■
  
    週が明けると12月、カレンダーも最後の1枚となりました。2014
   年もいろいろなことがありましたね。4月に消費税が8%になり、経理を
   担当されている方々はその対応で忙しかったと思います。我が家計におけ
   るその影響はボディーブローのようにジワリジワリと効いてきており、こ
   の年末の出費に耐えられるかが心配です。特にこれから忘年会シーズンと
   なりますが、この手の会合・飲食費は家族にとってはなかなか理解しても
   らえないので、いつになく辛い12月になるかもしれません。
    今年4月といえば、韓国で起きたフェリー転覆事故では、修学旅行中で
   あった高校生ら約300人が犠牲になりました。船が傾いてからも船内に
   待機指示のアナウンス、これに従って救助を待っていた乗客のことを思う
   と今でも胸が痛みます。先日、高校生の息子も修学旅行へ行き、無事に帰
   ってきましたが、いざ事故や事件に遭遇したら……、と思うと他人事(ひ
   とごと)ではない悲惨な事故でありました。
    また、秋の行楽シーズンを迎えた9月の終わりには、御嶽山の噴火で多
   くの方が犠牲になりました。もし自分があの場にいたら、立ち上った噴煙
   に圧倒されてその場にうずくまってしまったかもしれません。
    もし目の前で思いもしなかったことに遭遇してしまったら……、他人の
   指示に従うのか? それとも自分の判断に従うのか?
    その先どうなるかわからない状況で的確に判断ができる人間はいないの
   かもしれませんが、平穏な日常を迎えられることに感謝しながらも「問題」、
   「変化」にまずは『気づける力』を養っていきたいと思う今日この頃です。
  
                        (経営企画室 中島康隆)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-5374
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



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