科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第511号 ◆  ━
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                             >>>2014/12/24発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   一昨日の22日は、19年に一度の朔旦冬至(さくたんとうじ)でした。
   みなさんは、カボチャやアズキを食べたりユズ湯に入ったりしましたか。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,915人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「不織布」
       自然と友だち・・・
        「初冬の北の丸公園を飾ってくれている草木の花と実の中から」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「鉄、土、海、地球のつながり」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・年末年始休館のお知らせ
              My分子模型をつくろう
              科学技術館リピーターズチケット
              スプリング・サイエンスキャンプ2015
              「第56回科学技術映像祭」参加作品募集
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
    ☆年内は12月27日(土)まで毎日開館いたします。
    ☆年始は2015年1月4日(日)から開館します。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「はやぶさが見たもの、持ち帰ったもの、は
   やぶさ2が目指すもの」として、お話しいただく予定です。
  
    日 時:12月27日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:矢治健太郎さん(国立天文台)
    ゲスト:安部正真さん(JAXA)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-5279
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 不織布 ■
  
    先週、東京都内のインフルエンザ患者報告数が「流行注意報基準」を超
   え注意報レベルになり、インフルエンザの流行が広がっていることが確認
   されました(※1)。東京都では、今後大きな流行へと拡大する可能性が
   あるので、予防、拡大防止のために、より一層注意を払うことが重要との
   報道発表をしています(※2)。
    インフルエンザの予防、拡大防止のためには、こまめな手洗い、十分な
   休養とバランスのとれた栄養摂取、水分の補給、適度な湿度の保持などが
   あげられます。他にも、外出時にはマスクを着用して、ウイルスをのどや
   鼻から吸い込むことを避けるなどの方法もあります。また、咳(せき)な
   どの症状のある人は、周りにうつさないために、マスクを着用する(咳エ
   チケット)など心がけましょう。
    ところで、この一般に使うマスクですが、一昔前はガーゼでつくられて
   いたのが主流でした。もちろん今でもガーゼのマスクはありますが、店頭
   に並んでいる多くのマスクは「不織布(ふしょくふ)」になっています
   (※4)。この不織布とはいったい何でしょうか?
    不織布とは文字通り「織らない布」のことです。布といえば皆さんが着
   ている洋服の生地などのことで、糸を織ったり編んだりして面状にしたも
   のを一般的に布と呼んでいます。そして糸とは、多数の繊維を引き伸ばし、
   束ね、撚(よ)りをかけたものをいいます。繊維の種類は綿などの植物繊
   維、ウールなどの動物繊維、ナイロンなどの合成繊維などがあります。不
   織布も繊維を使うところは同じなのですが、それらを糸にして織ったり編
   んだりすことはしないで、繊維を一方向に限らずあちこちに向かせたりし
   て、それぞれが絡まったり、熱や圧力などでつなぎ合わせた面状の布のこ
   とだそうです。和紙を漉(す)いたことのある人は、わかるかもしれませ
   んが、不織布は和紙の手漉きに近いものですが、原材料や製法が異なるそ
   うです(※5)。
    不織布の特徴として天然繊維はいうにおよばず、化学繊維や炭素繊維、
   ガラス繊維、金属繊維などを原料とすることができ、構造上内部に空隙
   (くうげき)を多く含むことができるので、通気性やろ過性、保湿性など
   の特徴があります。また、目的や用途に合わせて、原料や製造方法、加工
   方法を組み合わせることで、厚みや柔らかさや形状も変えることができ、
   しなやかなものから強靭(きょうじん)なものまでつくることができるの
   です。身近にある不織布の一例をあげると、衣料用では肩パッド、フリー
   スなど、医療用では手術着、キャップ、マスク、パップ剤基布、湿布剤基
   布など、生活用品では化学ぞうきん、マスク、紙おむつ、ウェットティッ
   シュ、ガーゼ、絆創膏、両面テープ、ラッピング材、スーツカバー、水切
   りシート、テーブルクロス、ランチョンマット、コーヒーフィルター、水
   切り袋、ティーバッグ、キッチンペーパー、めがね拭き、CD・DVDケ
   ース、カーペット用基材、吸音ボード、エアコンフィルター、壁紙などが
   あり普段目にしているものの多くが不織布でつくられています。ほかにも、
   自動車用のエンジンフィルターやキャビンフィルターでも使われるように
   なっており、今後も生活をよりよくするために、いろいろな活用が考えら
   れるのではないでしょうか。
  
   ※1)インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所)
      http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html
   ※2)都内のインフルエンザ流行が注意報レベルに(東京都)
      http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/12/20oci500.htm
   ※3)インフルエンザ総合ページ(厚生労働省)
      http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/
      インフルエンザの感染を防ぐポイント(政府広報オンライン)
      http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html
   ※4)マスクについて(一般社団法人 日本衛生材料工業連合会)
      http://www.jhpia.or.jp/product/mask/index.html
      http://www.jhpia.or.jp/pdf/news60.pdf#page=3
   ※5)JISでは不織布を「繊維シート、ウェブ又はバットで、繊維が一
      方向又はランダムに配向しており、交絡、及び/又は融着、及び/
      又は接着によって繊維間が結合されたもの。ただし、紙、織物、編
      物、タフト及び縮じゅう(絨)フェルトを除く。」と定義されてい
      ます。(JIS L 0222)
  
     執筆者:高原章仁 経営企画室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 初冬の北の丸公園を飾ってくれている草木の花と実の中から ■
  
    いよいよ冬の到来の雰囲気が感じられるようになってきました。イチョ
   ウの黄葉、ヤマモミジやタカオモミジなどのカエデの仲間やハゼノキ、ニ
   シキギなどの紅葉も見事に進んでまいりました。
    アズキナシやナンテンなどの実の赤味も鮮やかに色づき、カクレミノや
   ユズリハの実の紫黒色も目立ってまいりました。
    カンツバキの花やヤツデの花もあちこちに見られるようになってきてい
   て初冬の自然を飾ってくれています。
    冷気が増しつつある昨今ですが、冬への移行に向けた草木の姿の移り変
   わりがあちこちに見られて楽しみです。防寒をして皆さんで公園の散策を
   お楽しみください。
  
    「初冬の北の丸公園を飾ってくれている草木の花と実の中から」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/sss60
  
    執筆者:永井昭三 サイエンス友の会 講師
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、土の本をご紹介しています。来年2015年は国際土壌年、1
   2月5日は世界土壌デーでした。土壌が担うさまざまな重要な役割を知り、
   土壌資源の保護を進めることを目的に制定されました。土の本の最後は鉄、
   土、海、地球のつながりの本です。
  
   ■ 『鉄は魔法つかい ―命と地球をはぐくむ「鉄」物語―』 ■
     畠山重篤 著・スギヤマカナヨ 絵・長沼毅 協力/小学館/
     2011年6月/1,300円+税
  
    水が地球規模で循環していることはよく知られていますが、土はどうな
   のでしょうか。
    この本を書いたのは、三陸の気仙沼で牡蠣(かき)を養殖している畠山
   さんという漁師さんです。1965(昭和40)年ごろ、赤潮(あかしお)
   のせいで、牡蠣が身まで赤くなり、売ることができなくなる事件が起きま
   した。畠山さんは、牡蠣はどんな環境なら健康に育つのかを調べるため、
   フランスに出かけていきます。そこで、河口や海岸付近だけでなく、流れ
   込む川の流域全体の自然の豊かさを発見します。それまでにも腐葉土(ふ
   ようど)を入れると植物プランクトンがよく繁殖することを経験的に知っ
   ていた科学者の教えを受けていたこともあり、畠山さんは、漁師が山へ木
   を植える活動を開始したのです。その活動には「森は海の恋人」というキ
   ャッチフレーズがつけられ、注目を浴びました。その後、腐葉土からフル
   ボ酸ができ、土中の鉄と結びついてフルボ酸鉄となり、それが川を流れ下
   って、植物プランクトンが増えるためになくてはならない鉄を海に供給す
   ることがわかり、活動の科学的裏付けがされたのです。
    この本では、35億年前には鉄分でいっぱいだった海がすっかり鉄を失
   った壮大な歴史、海の微量な鉄を計測する実験、海中の鉄を増やすさまざ
   まな試み、地球温暖化と鉄の関係など、現在の環境問題にもつながる研究
   を次々と紹介していきます。畠山さんが、海洋学者、金属の分析化学者、
   血液学者、さらには製鉄会社の社員にまで会いに行き、謎を追求していく
   姿にはわくわくさせられます。
    化学のしくみを解説している部分は何回か読まないと理解するのが難し
   いところがあるかもしれませんが、畠山さんの熱意に触れると、メカニズ
   ムを知りたい気持ちが盛り上がってきます。
    最後に、三陸沖が世界3大漁場の1つなのはなぜかという謎に、あっと
   驚く研究が明かされますので、興味が湧いた方はぜひ最後まで読んでみて
   ください。
    関連書籍に絵本『山に木を植えました』(畠山重篤・監修/講談社/2
   008年5月)、牡蠣が大好きな人には『牡蠣礼賛<文春新書>』(同著
   /文藝春秋/2006年11月)、東日本大震災後の対談では『日本のリ
   アル 〜農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う』(養老孟司著/PH
   P研究所/2012年8月)などがあります。
  
    執筆者:中野陽子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/10kankyou/tetuhamahoutukai/tetuhamahoutukai.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 年末年始休館のお知らせ ■
  
    当館は、休館日カレンダーでもご案内しております通り、年末年始に休
   館をさせていただきます。
  
    年  末:2014年12月27日(土)まで通常開館
    休館期間:2014年12月28日(日)〜2015年1月3日(土)
    年  始:2015年1月4日(日)から通常開館
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/20141228201513.php
  
   ■ My分子模型をつくろう ■
  
    発泡スチロール球で分子模型をつくりながら、身のまわりの物質を原子
   や分子のレベルで考える化学の世界をのぞいてみましょう。
    自分でつくった分子模型セットは持ち帰れます。
  
    日  時:2015年2月11日(水・祝)13時30分〜15時
    会  場:4階I室「実験スタジアム」スタジアムL
    対  象:小学校5年生〜中学校3年生
    定  員:30名※応募者多数の場合は抽選
    参 加 費:300円(材料費・保険代として当日徴収)
         ※参加者本人は科学技術館の入館料は無料です。
    申込方法:Eメールにて
    申込締切:2015年1月10日(土)
    主  催:平山美樹(早稲田大学 講師)
    後  援:公益財団法人倶進会
    問合せ先:050−5532−0696
  
    申込方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2015/02/211my110.php
  
   ■ 科学技術館リピーターズチケット ■
  
    科学技術館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―
   を2014年12月からはじめました。
    2回目、3回目の入館料がお得になるだけでなく、4回目の入館料が無料
   になるチケットです。
  
     ※個人のお客様が対象です。
     ※ぐるっとパス、各種招待券などでの入館は除きます。
     ※他の割引との併用はできません。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
   ■ 高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
       「スプリング・サイエンスキャンプ2015」参加者募集中 ■
  
    「スプリング・サイエンスキャンプ2015」は先進的な研究テーマに
   取り組んでいる日本各地の大学、民間企業等で、春休み期間中に開催され
   る高校生のための科学技術体験合宿プログラムです。第一線で活躍する研
   究者、技術者から、本格的な実験・実習を直接受けることができるまたと
   ないチャンスです。
    高校生のみなさん、興味のあるプログラムにふるってご応募ください!
   学校関係者のみなさま、お近くに高校生がいらっしゃる方は、貴重な体験
   をできる機会となりますので、ぜひご紹介をお願いいたします。
  
    開催期間:2015年3月23日(月)〜3月29日(日)の期間中、2泊3日
    会  場:大学、民間企業等(12機関)
    定  員:会場ごとに8〜20名(合計168名)
         ※前年度平均応募倍率約2.8倍
    参 加 費:2,000円(支払いは参加決定後です)
         ・プログラム期間中の宿舎や食事は主催者が用意します。参
          加費は食事代の一部に充当します。
         ・現地集合、現地解散です。
          (自宅と会場間の往復交通費は自己負担となります)
    応募締切:2015年1月20日(火)17時
    応募方法:・Webからの応募のみ
          ※今回のサイエンスキャンプから郵送による申込みは受け
           付けていません。
         ・下記募集ホームページ上より、パソコンから応募登録して
          ください。
         ・応募登録するためにはEメールアドレスが必要になります。
  
    詳しくはホームページでご確認ください。
     ・サイエンスキャンプ募集ホームページ
      http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/
     ・スマートフォン専用サイエンスキャンプ募集ホームページ
      http://www.jst.go.jp/cpse/sciencecamp/camp/sp/
  
   ■ 「第56回科学技術映像祭」参加作品募集中 ■
  
    第56回科学技術映像祭の参加作品の募集を開始しました。
  
    募集締切:2015年1月26日(月)必着
    参加方法:科学技術映像祭公式ホームページより申込
    入選発表:2015年3月下旬予定
    表 彰 式:2015年4月17日(金)当館サイエンスホールにて予定
    主  催:(公財)日本科学技術振興財団、(公社)映像文化製作者連盟、
         (公財)つくば科学万博記念財団
  
    参加申込方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「新春特別上映会」のお知らせ
  
    新春を迎え、来年1月に新作を中心とした大型映像作品の特別上映会を
   開催します。
  
    上映日時と作品:いずれも11時20分〜
        2015年1月2日(金)「ガラパゴス」
               3日(土)「皇帝ペンギン」
               4日(日)「ウォーキングwithダイナソー」
              10日(土)「ガラパゴス」
              11日(日)「皇帝ペンギン」
              12日(月・祝)「ウォーキングwithダイナソー」
    会  場:大型映像館
    定  員:200名(先着順)
    参加方法:開催時間の10分前より入場開始
    費  用:無料
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#80
  
   ☆1月からの大型映像館上映作品
  
    1月から上映するのは「よみがえる飛行機たち―幻の名機を復元して―」
   (上映時間約40分)。1903年にアメリカのライト兄弟が、本格的な
   有人飛行を行ってから、数々の飛行機が生み出され大空を飛んできました。
   日本の空を羽ばたいた名機たちの姿をCGで再現し、その雄姿と共に当時
   の技術や時代、背景、そして開発技術を紐解いてゆきます。
  
    上映期間:2015年1月2日(金)〜3月31日(火)
    開始時刻:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、16時〜
    会  場:大型映像館
    大型映像館入館料:大人620円、小・中学生260円
        ※なお、3月14日(土)〜31日(火)の期間は春休み大型
         映像フェスティバル作品を上映する予定です。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#79
  
   ☆年末年始の営業のお知らせ
  
    記念館の年末年始の営業は以下の通りとさせていただきます。
  
    年  末:2014年12月28日(日)まで通常営業
    休館期間:2014年12月29日(月)〜2015年1月1日(木)
    年  始:2015年1月2日(金)9時30分から通常営業
  
    こちらをご覧ください
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#479
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆初代南極観測船“宗谷”の整備工事状況について
  
    12月1日(月)から見学を終日休止させていただております初代南極
   観測船“宗谷”の整備工事は、予定どおり進んでおり来年の1月4日(日)
   より見学を再開する予定ですので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り
   ください。なお、年末年始の休館日は次のとおりです。
  
    休館日:2014年12月27日(土)〜2015年1月3日(土)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/announce/?p=282
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 節目 ■
  
    皆様、いつも科学技術館メールマガジンをお読みいただき誠にありがと
   うございます。今年は本号がラストになります。今年は科学技術館メール
   マガジンが2004年11月3日に発行してから10年、そして今年10
   月8日には通巻500号を迎えるという節目の年でした。バックナンバー
   を見なおしてみると、最初のころはお知らせが主な、非常にシンプルな構
   成・内容だったと感じますが、試行錯誤しながら、徐々に充実してきた、
   成長したんだなと感じるところです。
    私が本メルマガで担当者よりを最初に書いたのは2007年(158号)
   でした。内容を見ると、我が家の3歳児(当時)をネタに七五三の由来に
   触れながら「科学技術館メールマガジンはまだ三歳。社会の一員として認
   められるようになるまでにはまだまだ時間がかかりますが、これからもス
   タッフ一同がんばっていきたいと思いますので、今後ともご愛読のほどよ
   ろしくお願いします。」との文を書いています。そこから数えても7年の
   歳月が流れました。息子をネタに、保育園や小学校での日々の出来事を軸
   として、たとえば言語の発達や身体の発達度合いと水泳や空手などのスポ
   ーツへの取り組み、あるいは学童での運動会のガチンコ対決等々、その時
   々の心身の発達状況、発達課題を綴ってきました。読者の皆さんから見る
   と単なる子育て日記に思われたかと思いますが、私自身はこの担当者より
   に文章をまとめることで、ジャン・ピアジェの発生的認識論やロバート・
   J・ハヴィガーストの発達課題を、座学ではなく、実際に肌で感じて、ま
   とめる良い機会となりました。多少なりとも皆様のご参考になっていれば
   幸いです。
    さてメルマガも我が家の小4も、もう10歳であるのと同時にまだ10
   歳であるのも事実です。成人までの中間地点を通過したにすぎません。こ
   れからもいろいろな課題があると思いますが、一つずつクリアしながら成
   長し、一人前になってほしいと願うところです。
    さて、私事ですが、人事異動があり本メールマガジンの担当から抜ける
   ことになりました。7年間、私のつたない文章をお読みいただき本当にあ
   りがとうございました。とはいっても、今後も科学技術館メールマガジン
   は続いて行きます。私は抜けますが、他のスタッフは、今まで以上に内容
   を充実させようと張り切っておりますので、読者の皆様には、これからも
   本メルマガを暖かく見守り、時に叱咤激励し、末永くご愛読いただければ
   と思います。
    これからも皆様のご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
  
    なおメルマガ第500号でもご案内しましたが、本メルマガで連載して
   いる「科学・技術よもやま話」を冊子化すべく準備を進めています。今ま
   でのメルマガの成果、二分の一成人式記念ということで、年明けの3月に
   発行予定です。ぜひ楽しみにしてください。
    また、我が家の小4の二分の一成人式の出し物は、正拳による杉板の試
   し割に決定しました。今から張り切って練習しております。事の顛末はま
   たの機会に・・・。
  
                        (経営企画室 田代英俊)
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-5374
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
   ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は
    こちらのURLからお願いします。
    http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/
  
   科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp
  
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