科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第520号 ◆  ━
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                              >>>2015/3/4発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」――現在、春の火災予防
   運動の期間中です。空気が乾燥し、静電気に悩まされるこの時期、火の元
   にも十分注意しましょう。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,893人。
  
  
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   【1】科学技術館最新情報
       新着情報・・・春休み特別展「ニッポンの産業技術50年
                       しくみとくふうと、まなぶ展」
              ワクエコ・カーモデラー教室
              日本IBM TryScience実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              「ものづくりの部屋」スタッフブログ
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「歴史の長さを感じる
                       科学技術館の実験『超低温』」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「チョウ、まゆ、イモムシ」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・「鉄の丸公園1丁目」展示室 製鉄所見学会
              「青少年のための科学の祭典2015全国大会」
                         個人出展者募集のご案内
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
    ☆3月の休館日は4日(水)、11日(水)、18日(水)です。
    ☆現在、2階および5階トイレの改修工事中です。ご不便をおかけいた
     しますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 科学技術館開館50周年記念 2015年春休み特別展
      「ニッポンの産業技術50年 しくみとくふうと、まなぶ展」 ■
  
    より豊かな暮らしを求めて、人はたくさんの「しくみ」と「くふう」を
   見つけ出し、それを磨きながら、いつも新しいモノをつくってきました。
   科学や技術にはその「しくみ」や「くふう」がいっぱい詰まっています。
    春の特別展では、家電やクルマにスポットをあてて、科学や技術がモノ
   を生み出す「しくみ」や「くふう」をお見せいたします。どんな「しくみ」
   や「くふう」が隠れているのか見つけてみましょう。
  
    期  間:3月20日(金)〜4月7日(火)
    会  場:2階C室 イベントホール
    料  金:無料(ただし、入館料は必要です)
    主  催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
    協  力:NTT技術史料館、シャープ株式会社、東京理科大学近代科
         学資料館、東芝未来科学館、東レ株式会社、東レ・カーボン
         マジック株式会社、富士重工業株式会社(五十音順)
    後  援:読売新聞社
       ※)この事業は競輪の補助で実施しています。
  
    詳細につきましては、特設サイトや当メールマガジンなどでお知らせい
    たします。みなさまのご来館をお待ちしております。
    https://industry50.jsf.or.jp/
  
   ■ 「ワクエコ・カーモデラー教室」のお知らせ ■
  
    市販されている自動車のデザインをつくるプロのカーモデラーと一緒に、
   クレイモデル造形に挑戦し、モデル造形を体験学習できる教室です。
    今回も、「おてがるコース」と「じっくりコース」の2コースに分けて
   開催します。参加希望の方は、往復はがきにてお申し込みください。
  
    開催日:3月27日(金)
    コース:
     【おてがるコース】10時〜12時
       用意された見本に従って粘土(クレイ)を削り、カーモデルをつ
      くります。低学年の方にお勧め。
     【じっくりコース】13時30分〜16時
       事前にイメージや設計図を準備してもらい、ゼロからクルマをつ
      くります。クレイモデル工作の流れを体験したい方にお勧め。
    会 場:4階D室「工作室」
    対 象:小学生・中学生
        (ただし、小学校1〜3年生は保護者の同伴が必要)
    定 員:各コース12名(申込多数の場合は抽選)
    参加費:無料(同伴者の方は入館料が必要です)
    申 込:往復ハガキ
    締 切:3月13日(金)必着
    主 催:日本カーモデラー協会、日本自動車工業会
  
    応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2015/03/327313.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。
   何をするかは当日のお楽しみ。
  
    日 時:3月15日(日)13時〜16時
    会 場:4階D室 イベントホール
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   みなさまのご来場をお待ちしています。
  
    日 時:3月15日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:下薗哲さん(理化学研究所)
    テーマ:体の中のビタミンA地図を作る
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.riken.jp/pr/visiting/riken_day/
  
   ■ 「ものづくりの部屋」スタッフブログ開始のお知らせ ■
  
    「ものづくりの部屋」スタッフブログをはじめました。ワークショップ
   のスケジュールなどは、ものづくりの部屋スタッフブログをご覧ください。
  
    「ものづくりの部屋」スタッフブログは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/2/2e/monozukuriblog/
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    ゲストコーナーでは「がんの転移のひみつ」としてお話いただきます。
  
    日 時:3月7日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:野本知理さん(千葉大学)
    ゲスト:石田忠さん(東京工業大学)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-5279
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 歴史の長さを感じる科学技術館の実験「超低温」 ■
  
    科学技術館では大陽日酸株式会社から液体窒素をご提供いただき、他の
   科学館よりもひと足早く1970年代には−196℃の液体窒素(液化窒
   素)を使用した実験「超低温」をスタートさせています。
    冷たい世界の実験と聞いて「バナナで釘が打てますか?」という、極寒
   の地でも凍らないことを売りにした某オイルのコマーシャルがテレビで放
   送されていたのを思い出された方も多いことでしょう。
    最近、子どもの頃に科学技術館で「超低温」の実験を見たことがあると
   いう久々のリピーター女性と話をする機会がありました。「昔は100名
   くらいの子どもがホールのようなところに集まり、液体窒素に浸けたバラ
   を粉々にする実験やバナナで釘を打つ実験を遠くから見ましたよ」と私の
   知らない時代の超低温実験の様子を教えてくださいました。
    「こんなに近くで実験が見られるようになったんですね!」やや大きい
   半円形のテーブルをはさんだだけの近距離で見られる現在の超低温の実験
   スタイルに、実験中も終始驚かれているようでした。
    また、他の日に来館された男性からは、超低温の実験終了後、「割れた
   ボールの破片をいただけませんか?」というお願いをされました。普段は
   回収してしまうボールの破片がどうしても欲しいという理由をよく聞いて
   みると、男性が小学生のときに実験に参加して、そのときもらったボール
   の破片を子どもの頃に宝物として大切に持っていたとのことでした(その
   頃はテニスの軟式ボールだったそうです)。今回は未就学児の父親という
   立場として改めて実験に参加し、我が子に実験に参加した記念としてボー
   ルの破片を渡したいとのことでした。父親の強い思いをくんで特別にお渡
   したところ親子ともどもたいへん喜んでくださいました。
    1964年に科学技術館が開館してから50年が経ち、あの頃の子ども
   たちや親が今や父親、母親、祖父、祖母となり、その子どもや孫たちとと
   もにリピーターとして来館する時代となってきました。
    超低温の実験で使用する液体窒素という素材を利用して子どもたちと接
   することは昔と変わっていませんが、進歩する科学や技術によって生活に
   役立つ液体窒素の活用方法が少しずつ変化してきています。最近では体組
   織の保存を目的とした医療の現場での活用や、食品の製造過程の製法「フ
   リーズドライ」という名前が子どもたちにもわかるくらい定着してきてい
   ます。
    時代は確実に進んでいます。その証拠に実験中、「これは何でしょう?」
   と参加した子どもたちに見せるケースと蓋(ふた)。「スライムの入れも
   の?」、「金魚のえさ入れ?」、「小銭入れ?」……。
    今の小学校低学年以下の子どもにはカメラのフイルムケースが何かわか
   らない様子。「お父さん、お母さん、デジタルカメラの普及が進み、つい
   にフイルムケースがわからない世代がやってきました」と話すと、保護者
   からは苦笑の声が漏れ聞こえてきます。
    参加者、スタッフ、実験助手、そして実験担当の先生として、段階を追っ
   て関わってきた実験「超低温」。私もある意味リピーター(!?)なのか
   もしれません。
    超低温の世界、液体窒素という素材を通して、これからも進化し続ける
   実験ショーをお見せできればと思っています。
  
    大陽日酸株式会社
    https://www.tn-sanso.co.jp/jp/index.html
  
    科学技術館、5階展示室「ワークス」
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/5/5i/
  
     執筆者:小林みか 科学技術館運営部 実験・展示物開発グループ
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    あさっては二十四節季の1つ「啓蟄(けいちつ)」。春の訪れとともに、
   ふだんあまり親しくはない生きものたちにも目をとめる機会が増えるかも
   しれません。今月は「チョウ、まゆ、イモムシ」に関する本をご紹介しま
   す。
  
   ■ 『イモムシハンドブック』 ■
     安田守 著/高橋真弓・中島秀雄 監修/文一総合出版
     2010年4月/1,400円+税
  
    日が長くなり暖かくなると、いろいろな生きものたちが動き始めます。
   あるものは冬眠から目覚め、あるものは卵からかえり、それらは、春の賑
   (にぎ)わいを感じるよすがのひとつになるのではないでしょうか。中に
   は、さまざまな姿のイモムシたちもいることでしょう。ただ、彼らはあま
   り一般には好まれないかもしれません。野菜や植栽の害虫として、あるい
   は我が身を守るための刺毛(しもう)の毒に遭遇したヒトから好まれない
   のは無理もないことです。
    そんなイモムシですが、日本産で約6,000種もいて、色、形のバリ
   エーションには目を見張るものがあります。道端や公園で出会った時に、
   名前や暮らし方がわかると、付き合い方や、いくらか愛着もわくのではな
   いでしょうか?
    卵やサナギ、成虫の姿と合わせて、食草・食樹の記述からイモムシたち
   の生き残りへの知恵も感じてみてはいかがでしょう。あわせて『イモムシ
   ハンドブック2』『昆虫の食草・食樹ハンドブック』もどうぞ。
  
    執筆者:二階堂恵理 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/7musekitsui/imomusi/imomusi.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 「鉄の丸公園1丁目」展示室 製鉄所見学会開催のお知らせ ■
  
    今春、JFEスチール東日本製鉄所の千葉地区、京浜地区で工場見学を
   開催いたします。つきましては、参加者の募集をいたしますので、参加申
   し込み資料をご覧いただき、各地区の見学受付まで電話でお申し込みくだ
   さい。
  
    【千葉地区】
      開催日:3月14日(土)、15日(日)、
          21日(土)〜24日(火)、27日(金)〜29日(日)
      時 間:各日とも、10時〜、13時15分〜(各2時間)
      対 象:原則小学生以上(ただし、小学生は保護者同伴)
      定 員:各回平日40名、休日120名
      費 用:無料
    【京浜地区】
      開催日:3月23日(月)〜27日(金)
      時 間:各日とも、10時〜、13時30分〜(各2時間30分)
      対 象:川崎市内および隣接地域に居住する小学生以上
          (ただし、小学生は保護者同伴)
      定 員:各回30名
      費 用:無料
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2015/02/20150218.php
  
   ■ 「青少年のための科学の祭典2015全国大会」
                       個人出展者募集のご案内 ■
  
    平成27年度の全国大会個人出展者の募集のお知らせを掲載しました。
   出展を希望される方は「青少年のための科学の祭典2015全国大会」
   個人出展者募集についてのページをご覧ください。
  
    出展1次調査票提出期限:3月23日(月)(必着)
  
    ※「青少年のための科学の祭典2015全国大会」
      開催期間:7月25日(土)、26日(日)を予定
      開催時間:9時30分〜16時30分
      会  場:科学技術館
  
    応募方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のお知らせ
  
    ゴム動力飛行機を製作し、体験を通して飛行機が飛ぶ原理を学べます。
   今回はオリジナルキット「つばめ」の製作です。できあがったら、航空公
   園内の広場で飛ばしてみましょう。
  
    日 時:3月14日(土)13時〜(製作時間 約1時間)
    受 付:12時30分〜(先着40名)
    会 場:記念館1階研修室
    教材費:400円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#190
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆「海と船のおはなし会
           〜 絵本の読み聞かせ & ミニ・ギャラリートーク 〜」
  
    海や船が出てくる、楽しい絵本の読み聞かせイベントを開催します。波
   や風の音も聞こえてくるよ! 春休みの一日、ぜひお友達やご家族と一緒
   緒にご参加ください。
    ミニ・ギャラリートークでは「海のしごとについて」をお話します。
  
    日 時:3月22日(日)午後2時30分〜(30分程度)
    会 場:船の科学館 別館展示場
    対 象:小学生(低〜高学年)
    参加費:無料(予約の必要はありません)
    読む本:「チムとルーシーとかいぞく」
        エドワード・アーディゾーニ作 なかがわちひろ訳
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=1077
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 窓霜(まどしも) ■
  
    最低気温が氷点下まで下がった先月、出勤途中で珍しものを見つけまし
   た。クルマのボンネットやフロントガラスに何か白いもので模様が描かれ
   ているのです。雪が降って積もったわけでもないのに、何だろうと思って
   クルマに近寄ってみると何やら結晶のような文様です。後で調べてみたら、
   窓霜と呼ばれるもので、針状、板状、羽毛状、樹枝状、コップ状(杯状)
   などさまざまな形の模様ができるそうです。中でもシダの葉に似ているも
   のは、霜羊歯(しもしだ)と呼ばれているそうです。冬、寒くなる場所で
   はそうそう珍しくはないとは思いますが、都区内ではめったに見ることが
   できない自然現象だと思うと見つけられたのはラッキーだったのでしょう。
    ところで先週、群馬県嬬恋の空で、めったに見られない多くの「虹色現
   象」が見られたとニュースになっていました。「環天頂アーク」をはじめ
   として「ラテラルアーク」、鍋底のような形の「タンジェントアーク」と
   その鍋のフタをするような「パリーアーク」が同時に出現したそうです。
   このようなことは、空を見ていた時に出現しなければわからない現象です。
   しかし、出現した時に空を見ていてもその現象に気づくかどうかは別のよ
   うな気がします。
    身の回りにある自然や生活必需品などの品々、身近には感じられない宇
   宙でも夜空の星々を眺めてみたり、細菌やウイルスなど目に見えない小さ
   な世界の話を聞いたりした時にどんなせかいなんだろうと想像してみたり
   して、ちょっとしたことでも関心を持ち、気づくことができると普段の生
   活にささやかな喜びが増えていくのではないでしょうか。
  
    窓霜の写真はこちら
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/520/520.pdf
  
    ※雪も霜も同じように水蒸気によってできるものであり、「雪の結晶
     と霜の結晶との差は、単に雪の方は空中で核から発達したもので、
     霜の方は地物から発達したもの」と、中谷宇吉郎博士は著書『雪』
     の中でその違いを述べています。
  
                        (経営企画室 高原章仁)
  
  
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     当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を
     昨年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
     当館では、実験・工作ができる会場の貸し出しを行っています。
     ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4i/#entry-5374
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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