科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第536号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2015/7/1発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 いよいよ7月が始まりました。梅雨明けはまだのようですが、暑い夏がす ぐ近くまで迫ってきているかと思うと、何だか夏休みが待ち遠しいですね。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 10,874人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館最新情報 新着情報・・・「ものづくりの部屋」ワークショップスケジュール 日本IBM TryScience実験教室 青少年のための科学の祭典2015全国大会 今週のユニバース 【2】科学技術館ラボラトリー 科学・技術よもやま話・・・「午前8時59分60秒」 【3】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・・「発酵について学べる本」 【4】科学技術館ニュース お知らせ・・・夏休みイベントのお知らせ 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館 ☆7月の休館日は1日(水)、8日(水)、15日(水)です。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 「ものづくりの部屋」ワークショップスケジュール ■ 2階E室「ものづくりの部屋」の7月2日(木)からのワークショップ スケジュールを掲載しました。 ワークショップは有料で、当日予約制となります。また、ご希望の方が 多数の場合は満員となり、受け付けできない場合がございます。ご了承く ださい。 スケジュールなど、詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/2/2e/monozukuriblog/ ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■ 「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回 日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して実施します。 何をするかは当日のお楽しみ。今月は第1日曜日です。 日時:7月12日(日)13時〜16時 会場:4階D室 イベントホール ■ 青少年のための科学の祭典2015全国大会 ■ 今年も「青少年のための科学の祭典」の全国大会を開催します。実験・ 工作や不思議なショーをいろいろ体感できます。ぜひ、いらしてください。 今回は、読売新聞社主催の第58回日本学生科学賞中央最終審査会に出 場した学校の内、6校(中学4校、高校2校)の優秀な研究内容を本大会 に出展・発表していただけることになりました。素晴らしい研究内容だけ でなく、研究のまとめ方やプレゼンの仕方なども参考にしてみませんか。 開催日時:7月25日(土)〜7月26日(日) 9時30分〜16時30分 会 場:当館1階催事場 参 加 費:無料 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.kagakunosaiten.jp/ ■ 今週のユニバース ■ 土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 「ゲストコーナー」では、「てらきんとやじけんの月と太陽のステキな 話」としてお話しいただく予定です。 日 時:7月4日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名(当日先着順) 案内役:矢治健太郎さん(国立天文台) ゲスト:寺薗淳也さん(会津大学) 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-5279 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 午前8時59分60秒 ■ 今日、7月1日の午前9時前に「うるう秒」と呼ばれる特別な1秒が追 加されました(※1)。うるう秒については当メールマガジンの第215 号(2009年1月7日発行)の科学・技術よもやま話「正しい時刻は山 の上からやってくる」や第216号(2009年1月14日発行)の担当 者より「最新技術って?」で触れていますが、今までに25回(25秒) も行われています(※2)。 1956年に、地球が太陽の周りを1周する時間をもとに、1太陽年 (※3)の3155万6926.974分の1を1秒と決めました(暦表 秒)が、地球の公転周期は他の惑星や月の影響を受け、一定ではないこと がわかっており、また観測の精度が低いこともあり、1967年には、セ シウム原子が出すマイクロ波の振動する周期を基準に秒が定められました。 セシウム原子の振動数が基準に変わったことで、地球の自転(1日の長 さ)、公転(1年の長さ)とはまったく無関係になってしまいました。し かし、地球の自転や公転は、他の天体の動きなどのさまざまな影響を受け て、常に変動しています。そこで、規則正しい原子時計と地球の自転に基 づく時刻の差が±0.9秒以内になるように、原子時計の時刻に1秒だけ 調整を行うようになりました。その時刻を協定世界時(UTC)と呼び、 現在、この時刻が世界の標準時として一般に使われています。この1秒の 調整が「うるう秒」なのです。 ※1)「うるう秒」挿入のお知らせ http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin03_03000140.html http://jjy.nict.go.jp/news/leap-info2015.html ※2)過去の「うるう秒」調整実施日 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_kokusai/leap-info2015/past.html ※3)太陽が春分(点)から春分(点)まで移動する時間。 およそ365.2422日。 執筆者:高原章仁 経営企画・総務室 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月は、発酵(はっこう)食品に関する本を紹介します。最初に、発酵 についていろいろな知識がわかりやすく学べる本を紹介します。筆者の最 近の楽しみは、きゅうりをぬか床から出すことです。みなさんの食卓には どんな発酵食品が並んでいるでしょうか。 ■ 『はっこう博士大かつやく』 ■ 末松茂孝著/さ・え・ら書房/1988年6月/1,262円+税 今回は、発酵のプロフェッショナルである「はっこう博士」の本をご紹 介します。 はっこう博士は頭頂部に毛が1本、後頭部は白髪の、めがねをかけた笑 顔が素敵で優しそうな博士です。難しい話もはっこう博士なら、子どもた ちにもわかりやすいように説明してくれます。 まず初めに、ぶどうのしぼり汁を使っていきなり実験が始まります。私 が小学生だったら、この部分を読んだだけでわくわくしたことでしょう。 ぶどうは水で洗わないところがミソなのでしょうか、そのしぼり汁を30 ℃くらいの場所で数日保管すると、ぶどうのしぼり汁がブツブツと泡立っ てきます。これが「はっこう」で、酵母の力でぶどう汁のなかにある糖分 がアルコールと炭酸ガスに分解された状態になったのです。 納豆では「納豆菌」、ぶどうのしぼり汁では「酵母」と、その他にもい ろいろな自然の力で発酵という作業が行われ、私たちの食事を彩っていま す。 その他、この本では「くさる」と「はっこう」のちがい、米・牛乳・ダ イズを発酵させる、つけものと微生物、魚と微生物など発酵のしくみや多 様性などを、かみ砕いた表現とほのぼのしたイラストで紹介しています。 大人も子どもも楽しく読み進めることができます。 執筆者:澤本早苗 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://www.kagakuyomimono.com/hon/11gijutsu/hakkouhakase/hakkouhakase.html 科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ 2015年夏休みイベントのお知らせ ■ 科学技術館の2015年夏休みイベントは、半世紀に一度の大冒険! 恒例の「青少年のための科学の祭典」を始め、「科学捜査展 #season2 ―科学捜査展 再び―」「くらしの技術⇔50年『大・展望展』」と ワクワクするような大きなイベントのほか、館内では多くのイベントを 実施いたします。 科学技術館のホームページや当メルマガでご案内いたします。 こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2015/06/725830.php ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆「室内飛行機工作教室」のお知らせ 中学生以上の方を対象に、室内飛行機の製作から調整・テストフライト まで行います。事前申込みが必要です。 開 催 日:7月4日(土) 開催時間:10時〜13時30分(製作) 13時30分〜15時30分(テストフライト) 会 場:記念館1階研修室 募集人数:15名(事前申込制) 参加方法:電話にて(04−2996−2225) 費 用:500円 ※昼食は各自で用意してください。 ※完成した飛行機を運ぶため、縦30cm、横30cm、 高さ10cm程度の箱をご持参ください。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#195 ☆夏の特別展「星に導かれて〜天文航法の歴史〜」 古代から1960年代にかけての船・飛行機の航行において、星の高さ を測定して自分の位置を知る目的で行われていた「天文航法」を紹介し、 星と人間・飛行機の関係を明らかにします。 開催期間:7月18日(土)〜8月30日(日) 費 用:展示館入館料(大人510円、小・中学生100円) 展示構成:・自分はどこにいるの?星の高さから自分の位置がわかるの? ・星の高さを測ってみよう ・六分儀をのぞいてみよう ・星を見て自分の位置を知る方法の歴史を知ろう 主な展示資料: ・天測に使用した六分儀等の道具類 ・戦時中に使用した計算尺、航法計算盤、 「航空天測」(参考書) ・戦後、旅客機の航法士が機上で使用した道具類 ・戦時中に、勤労動員の女学生が「高度方位暦」を作成し たこと、海軍航空隊の偵察員がそれを用いて天文航法を 行っていたことのパネル紹介。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.tamevent.com/ http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/536/536.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ スポーツを生涯の友に ■ このタイトルは、私が高校に入学し図書室で最初に読んだ本です。 当初、高校でもクラブ活動に入る予定はありませんでしたが、この本と 出合い高校生活でスポーツは大事だと思い、運動部へ入部することに決め ました。 中学校の時も運動部へ入部しようと思いましたが、当時は生徒数が多か ったため、希望者が多い場合はしごきで人数調整をするという噂を聞きま したので断念しました。 この本と出合わなければ、青春時代にスポーツのすばらしさを味わうこ とがなかったかもしれません。 その後、社会人になってもスポーツを続けていましたが、子育てのため 時間をとることが難しくなって中断してしまい、現在も中断中です。 もともと運動神経がいいほうではありませんでしたが、長年続けていた ことで標準以上のレベルを維持していましたが、長期間中断してしまった ことで維持していたレベルを失ってしまったことは残念です。 近いうちに、初心にかえり基礎練習から始めたいと思います。 私のようにならないように、現在スポーツをしている方、これからスポ ーツを始めようとしている方は、可能な限り続けてスポーツのすばらしさ を味わってほしいと思います。 (マサ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を 昨年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php 当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し 出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/business/rental/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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