科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第560号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2015/12/22発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 明日水曜日(23日)が祝日のため、本日の発行となります。また、今年 最後の発行となります。この1年、ご愛読いただきまして、ありがとうご ざいました。新年は1月6日(水)から発行となります。皆様にとって来 年が良い年でありますように。よいお年をお迎えください。 シンラドーム特別番組「冬の星座とクリスマスの星」は、水曜日(23日)、 木曜日(24日)に開催します。「科学技術館サイエンス友の会の教室体 験」は、金曜日(25日)に開催します。 「障がい者スポーツを支える機器展」の第3弾「義肢のデザイン」展は金 曜日(25日)まで開催中です。 「第57回科学技術映像祭」では参加作品を募集中です。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 10,873人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館新着情報 新着情報・・・科学技術館サイエンス友の会の教室を 体験してみませんか 今週のユニバース 【2】科学技術館ラボラトリー 科学・技術よもやま話・・・ 「“図面”から「立体」をイメージする」 自然と友だち・・・「11・12月頃の皇居の内濠周辺に 見られた草木の花や実の中から」 【3】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・・絵本の中の「マメにまつわる本」 【4】科学技術館ニュース お知らせ・・・「障がい者スポーツを支える機器展」 第3弾「義肢のデザイン」 シンラドーム特別番組 「冬の星座とクリスマスの星」 「第57回科学技術映像祭」参加作品募集 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館 ☆年内は12月27日(日)まで毎日開館いたします。 ☆年始は2016年1月4日(月)から開館します。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 科学技術館サイエンス友の会の教室を体験してみませんか ■ 科学技術館サイエンス友の会2016年度の会員を、2016年1月 15日(金)〜2月15日(月)の期間に募集いたします。サイエンス友 の会では、入会をご検討されている皆さまを対象に、実際の教室を体験し ていただく機会を設けました。なお、1月と2月にはサイエンス友の会の 活動を紹介する「オープンクラス」を実施いたします。あわせてご利用く ださい。 教室名:紫外線を利用してお正月タイルをつくろう 日 時:12月25日(金) 【A】10:00〜11:30(お渡し 〜12:00) 【P】13:00〜14:30(お渡し 〜15:00) 会 場:4階D室 工作室 対 象:小学2年生〜高校2年生 なお、小学2年生の方は、保護者の方と一緒にご参加ください。 定 員:各回先着10名 各回の開始30分前より、4階工作室にて受付いたします。 参加費:800円(別途、入館料が必要です) 教室体験につきましては、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/science/image/20151225UVtile.pdf サイエンス友の会2016年度会員募集につきましては、 こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/science/nyuukai-annai_2016.pdf ■ 今週のユニバース ■ 土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 「ゲストコーナー」では、「宇宙×音楽 〜チェリスト伊藤悠貴の世界 オーロラ・コラボレーション〜」としてお話しいただく予定です。 またシカゴ大学ヤーキス天文台との、ライブ天体観測コーナーを予定し ています(シカゴの天候等の都合によりコーナーを変更することもありま す)。 日 時:12月26日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名(当日先着順) 案内役:亀谷和久さん(東京理科大学) ゲスト:伊藤悠貴さん(チェリスト) 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://universe.chimons.org/jsf/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ “図面”から「立体」をイメージする ■ 自らの手で「ものを造る」場合に、なにがしかの図面を見たことがある と思います。図面には、平面図、立面図、断面図、展開図……といくつも の種類が存在します。図面は大体が紙に2次元として描かれています。 ものを造る場合、多くがそれらの図面を頭の中で組み合わせ、立体を造 ることになるかと思います。ではなぜ図面が用いられるのか? それは正 確にものを造るための共通の情報ツールであるからだと私は思います。 ある大きさの直方体を造るというお題が与えられたとします。この場合、 縦・横・高さの寸法は? 材質は? 板のようなもので外側だけ組み立て て形にするのか? 粘土のようなもので形にするのか? 木材を削りだし て形にするのか? といった確認しなければならない事項がいくつかあり ます。この確認事項についての情報を得るために図面を活用します。 ではどんな図面を用いるかといえば、縦・横の寸法は平面図、高さの寸 法は立面図、直方体の内部の形状を確認するためには断面図等を使います。 材質については立面図や断面図などに記載されていることもあります。 さて、簡単な直方体を造るということだけでも、最低3枚の図面を使う という話をしましたが、できれば図面は少ない枚数で必要な情報を全て確 認するほうが、労力が少なくなります。 平面図、立面図、断面図などを1枚の紙に全て描いてしまえば良いとい うのが一つの方法ですが、例えば平面図に高さ方向の情報を記載すること で必要な図面の種類を簡略化することもできます。 先ほどのお題を例にとって簡単に言えば、1枚の紙に、平面で縦20 cm、横30cmの長方形の図を描き、高さは「15cm」と記載すれば、 立面図は無くても全体の形状は縦20cm×横30cm×高さ15cmの 直方体をイメージできると思います。さらに、素材は「鉄」、長方形の図 の4辺方向に、住宅の平面図のように壁があるような描き方をすれば、板 のようなものを組み合わせ(鉄の塊を削り出すのではない)て、直方体を 造ることがわかります。こうして長方形の図に必要な情報を加えていけば、 先に述べた立面図や断面図などが不要になる場合があります。 一方で、ものを造るのに、前述の例題の直方体のように簡単な形状のも のばかりではありません。立体の一部が丸みを帯びている、突起のような ものがいくつかある、直方体や立方体の組み合わせで凹凸が複数ある…… と複雑な形状のものもたくさんあります。 このような場合は、平面図、立面図、断面図の他に見取図、展開図とい った図面を加えないとイメージできない場合があります。頭の中で出来上 がる立体をイメージするために必要な図面がケース・バイ・ケースで異な ります。 ここまで読んでお気づきの方がいるかと思いますが、図面を見て出来上 がるものの立体をイメージすることは、実は小学校の算数の平面図・立体 図の授業ですでにその基礎を学んでいるのです。 子どもの学習統計で、色々な図から出来上がる立体をイメージする訓練 をし続けると、「空間認識力」が格段に向上するということを耳にしたこ とがあります。 例えば車のデザインを考える人や、店舗のデザインなどを考える空間デ ザイナーは、もしかしたら小さいころから図面から出来上がる立体をイメ ージすることに長けていたのかもしれませんね。 皆さんも是非、図面から立体をイメージする(考える)ことをたくさん 経験してみてはいかがでしょうか? 慣れてくれば、図面から複雑な形状 の立体もイメージしやすくなるかもしれません。 執筆者:砂子賢治 人財育成・施設開発部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ◆ 自然と友だち ■ 「11・12月頃の皇居の内濠周辺に見られた 草木の花や実の中から」 ■ 6月頃から咲いていたハナゾノツクバネウツギの花がまだ咲き続けてい る中で、ユリの木の黄葉が目立つ晩秋となりました。 内濠の縁には、カンツバキやサザンカの花に混じって、シャリンバイの 黒い実やアツバキミガヨランの白い花も人目を引いております。 街路樹に植えられているエンジュやエノキなどの木の実も落葉と共に目 立ってきましたし、気をつけて見ると常緑のクスノキやイヌツゲの葉かげ に黒い実も見られます。(季節外れのリュウキュウツツジの白い花もちら ほら目立っています) 内堀周辺をお散歩がてら、この季節の草木の姿をお楽しみ下さい。 「11・12月頃の皇居の内濠周辺に見られた 草木の花や実の中から」の 写真と記事は、こちらからご覧ください。 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/sss68 執筆者:永井昭三 サイエンス友の会 講師 「自然と友だち」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中! 郵送をご希望の方は、こちらから http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月のテーマは、絵本の中の「マメにまつわる本」です。 12月、いよいよ今年も終わります。今月は、マメの本をご紹介します。 来年2016年は国際マメ年です。「持続可能な未来のために栄養ある種 子を」というスローガンのもと、国連で制定されました。4週目は、子ど もから大人まで楽しめるすばらしい絵の図鑑です。 ■ 『あつめた・そだてたぼくのマメ図鑑』〈ちしきのぽけっと21〉 ■ 盛口満 絵・文/岩崎書店/2015年11月/1,500円+税 ゲッチョ先生こと盛口満さんの新刊はマメの本です。表紙には実物大モ ダマが大きく描かれ、「A4変形サイズにしたのはモダマのため?」と思 わされる圧倒的な存在感を示しています。そのまわりには知っているマメ、 見たこともないマメが白地のベースに美しくちりばめられています。 表紙をめくると扉左ページには食用のマメ、右ページには野生や観賞用 のマメが宝石箱のごとく勢ぞろいで、ゲッチョ先生ワールドに一気に引き 込まれていきます。 本文最初に登場するのは「インゲンマメの豆」。19種類のインゲンマ メの豆が、6倍の大きさで描かれ、それぞれの個性を主張しています。次 のページはダイズ、その次はアズキと続きますが、ダイズやアズキの先祖 も紹介され、植物の歴史を知ることができます。そのあとは、<いつ食べ る?><のばすともやし?><八百屋さんのさや><これもマメ><これ はマメ?><地下のひみつ>……。全32ページ、取り上げるテーマが全 く異なり、どのページの絵も文も面白く、読みとばすことができません。 ゲッチョ先生の好奇心の広さを感じさせてくれます。これらのマメをあつ めて、そだてたのかと思うと、この本が出来上がるまでのバックグラウン ドにまで思いを馳せたくなります。 調理法がわからず店先で手をのばせなかった豆も、「今年はぜひ食べて みたい」そして「いつか私も西表島でモダマをひろってみたい」と夢がふ くらむ一冊です。 もっと知りたい人には、盛口満著「西表島の巨大なマメと不思議な歌」 (どうぶつ社/2004年)、こんな絵を描いてみたいという人には、 「植物の描き方:自然観察の技法III」(東京大学出版会/2015年 5月)もオススメです。 執筆者:竹内純子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://www.kagakuyomimono.com/hon/6shokubutsu/atsumetasodateta/atsumetasodateta.html 科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ 「障がい者スポーツを支える機器展」第3弾「義肢のデザイン」 ■ 私たちの身のまわりのものの多くはデザイナーが関わり、色やかたちの 美しさ、使いやすさなどを考えて作られていますが、これまで義足はあま り他の製品のようにデザインされてはきませんでした。人の足そっくりに 似せることを目指してきたからです。しかし障がい者スポーツ用の義足に は「板バネ」と呼ばれる、人間の足とは見た目が違うカーボン製のバネが ついており、義足のデザインに関する考え方も変わりつつあります。 東京大学山中研究室では、義足義手デザインの研究を進めてきました。 ここでは、さまざまな用途の義肢を展示します。 展示期間:12月25日(金)まで 展示場所:2階E室「ものづくりの部屋」 義肢展示協力:株式会社今仙技術研究所、株式会社日南 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2015/11/post_860.php ■ シンラドーム特別番組「冬の星座とクリスマスの星」 ■ プラネタリウムのライブ投影を特別番組としてお送りします。 まもなくクリスマスがやってきます。街中で見かけるクリスマスツリー には、てっぺんに星が飾られていますね。この星は、いったいどんな星な のでしょうか? クリスマスの頃に見られる星空と、クリスマスの星につ いてご紹介します。また、12月7日に金星に到達した日本の金星探査機 「あかつき」の「今」もご紹介します。お楽しみに! 日 時:12月23日(水・祝)、24日(木) 10時30分〜、13時30分〜、15時〜(各回30分) テーマ:冬の星座とクリスマスの星 会 場:4階B室「シンラドーム」 参加費:無料(ただし、入館料は必要) 定 員:各回62名 受 付:当日、開館時間より4階建設館前にて参加者本人に整理券配布 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/event/2015/12/122324.php ■ 「第57回科学技術映像祭」参加作品募集中 ■ 募集締切:2016年1月25日(月)必着 参加方法:科学技術映像祭公式ホームページより申込 入選発表:2016年3月下旬予定 表 彰 式:2016年4月22日(金)当館サイエンスホールにて予定 主 催:(公財)日本科学技術振興財団 (公社)映像文化製作者連盟 (公財)つくば科学万博記念財団 参加申込方法など、詳しくはこちらをご覧ください。 http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/ ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆特別展「時代を翔(かけ)る日本の傑作機たち」 日本が生み出した傑作機の数々を記念館所蔵の初公開を含む貴重な資料 やパネル、実物資料等により紹介します。 開催期間:2016年4月17日(日)まで 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD ☆「冬の大型映像フェスティバル」開催のお知らせ 冬の大型映像フェスティバルとして「みずものがたり」を期間限定で上 映します。ぜひご覧ください。 期 間:12月27日(日)まで 会 場:大型映像館 上映時間と作品: 10時20分〜 「コズミックフロント マッハの壁を超えろ! 宇宙の扉を開いたX計画 ディレクターズカット版」 12時40分〜 「みずものがたり」 14時20分〜 「コズミックフロント マッハの壁を超えろ! 宇宙の扉を開いたX計画 ディレクターズカット版」 16時〜 「みずものがたり」 大型映像館入館料:大人620円、小・中学生260円 詳細はこちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD ☆2016年1月からの大型映像館上映作品のお知らせ 1月から上映するのは「ウォーキングwithダイナソー」(上映時間約 41分)。世界最高峰のネイチャードキュメンタリー制作集団BBCアー スが、綿密なリサーチや最新の研究結果を元に、今なお多くの謎に包まれ た7000万年前の恐竜ワールドを臨場感あふれる映像で再現! 舞台は 白亜紀後期のアラスカ、冬の到来と共に草食恐竜パキリノサウルスの群れ は、温暖な土地へと大移動を始める。肉食恐竜の襲撃、自然災害、厳しい 大自然の中を生き抜く恐竜たち。最先端科学でよみがえる太古の地球へよ うこそ! 上映期間:2016年1月2日(土)〜3月31日(木) 開始時刻:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、16時〜 会 場:大型映像館 大型映像館入館料:大人620円、小・中学生260円 ※なお、1月20日(水)〜2月28日(日)は設備更新のた め、大型映像館は休館します。 3月12日(土)から3月31日(木)の期間は春休み大型 映像フェスティバル作品を上映する予定です。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD ☆「ゴム動力紙飛行機工作教室」のお知らせ ゴム動力飛行機を製作し、体験を通して飛行機が飛ぶ原理を学べます。 今回はオリジナルキット「スカイハートU」の製作です。できあがったら、 航空公園内の広場で飛ばしてみましょう。 日 時:12月26日(土)13時30分〜(製作時間 約1時間) 受 付:13時〜(先着40名) 会 場:記念館1階研修室 教材費:300円 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1 ☆年末年始の開館日のお知らせ 所沢航空発祥記念館の年末年始の開館日は以下の通りとなります。 年 末:2015年12月27日(日)まで通常開館 休館期間:2015年12月28日(月)〜2016年1月1日(金) 年 始:2016年1月2日(土)9時30分から通常開館 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#479 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 北限のみかん狩り〜福来みかん〜 ■ 寒さが本格化してみかんが美味しい時節になってきましたが、皆さんみ かんは食べてますか? 最近の傾向としてみかんの消費量は年々減少して いるようです。 ところで皆さん、みかんの産地の北限ってどこだと思いますか? 厳密 にココだと言い切るのは難しいですが、一般的には茨城県のつくば山周辺 と言われています。(栃木県那須烏山市でもみかんの栽培をしています) 私も毎年この時期になるとつくば山へみかん狩りに出掛けます。つくば 山周辺にみかん農園はたくさんありますが、その中でもお気に入りの場所 は、つくば山西側の山麓に位置する酒寄地区にある、「はぶつみかん園」 です。酒寄地区には9軒のみかん園がありますが、はぶつみかん園はこの 地区の中で最も標高が高いところに位置しており、眺望も素晴らしく、ま た、栽培方法も低農薬、有機肥料を使うなどこだわりのあるみかん園です。 入園料(大人300円、子供200円)を払って、持帰りみかん(別途 有料)用のカゴとハサミを受け取ったらみかん狩りの始まりです。木によ って味が全く違うのでお気に入りのみかんの木を見つけるのも楽しいです。 一番多く栽培されている温州みかんも味が濃く甘くておいしいですが、こ こに来たら絶対食べておきたいのが、「福来(ふくれ)みかん」です。耐 寒性が高く、この地域では大昔から自生し栽培されてきた在来種のみかん です。身なりは、直径2〜3センチ程度でとても小さく、果肉(食べる部 分)が少ないのですが、その割に種が非常に多い&デカいです。また、酸 味が強く香りが高いのが特徴です(この酸味が支持されず需要が減少⇒栽 培減少となった一因のようです)。この香りを活かした福来みかんの陳皮 を入れた七味唐辛子も非常に人気がありおすすめです。 園内には、この福来みかんの木も何本かあり、好きなだけ食べることが できますので是非この味覚を体験してみてください。みかん狩りは、毎年 10月中旬〜12月下旬の期間で楽しむことができます。こんな、「福来 みかん」ですが、何と言っても名前が縁起良いですよね。食べたら幸せが やってくる気がしませんか? ということで、旬のみかんを食べて皆さん元気で平穏な年末年始をお迎 えください。 今年一年ご愛読ありがとうございました。2016年新春第1号は1月 6日発行です。 ・酒寄地区(茨城県桜川市真壁町)みかん狩り: http://www.kankou-sakuragawa.jp/data/doc/1412209557_doc_7_0.pdf ・みかん狩りの様子:※1 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/560/560.pdf (執筆者:経営企画・総務室 宮野克浩) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を 昨年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php 当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し 出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/business/rental/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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