科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第563号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2016/1/20発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 月曜日の大雪のあと火曜日の朝は道が凍り、歩くことや自転車、車の運転 も注意しながらとなりましたが、皆さまはいかがでしたでしょうか。 さて、科学技術館では今、サイエンス友の会2016年度(第53期)の 会員を募集中です。締め切りは2月15日、お申し込みをお待ちしています。 3月12日、13日開催の「カラーコピー機のひみつをさぐれ!」の参加 者を募集中です。締め切りは2月15日必着、お申し込みをお待ちしています。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 10,863人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館新着情報 新着情報・・・FORESTイベント 「科学屋台〜小ネタのごった煮〜」 「カラーコピー機のひみつをさぐれ!」 参加者募集中 今週のユニバース 【2】科学技術館ラボラトリー 科学・技術よもやま話・・・「もう一つの『スター・ウォーズ』」 【3】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・「チョコレートだいすき」 【4】科学技術館ニュース お知らせ・・・2016年度 サイエンス友の会会員募集中 「サイエンス友の会」オープンクラス 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館 ☆1月、2月は毎日開館します。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ FORESTイベント「科学屋台〜小ネタのごった煮〜」 ■ インストラクターが作った"小ネタのごった煮"には、君にもできる実験 のヒントがいっぱい!! 子どもも、大人も、FORESTの屋台で、科学小ネタのごった煮をご 賞味あれ! ☆ネタ(科学実験)の内容は、当日までのお楽しみ☆ 身近な物で、いろんな科学実験を体験しよう! 日 時:2月20日(土)、21日(日) 9時30分〜11時30分 13時30分〜15時30分 (所要時間は10分前後です) 会 場:5階G棟 スモンマ横イベント会場 対 象:子どもから大人まで 参加方法:当日、会場にて開催時間中に随時受付 参 加 費:無料(ただし、入館料は必要) 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/event/2016/02/22021forest.php ■ 「カラーコピー機のひみつをさぐれ!」参加者募集中 ■ 1日がかりの定員制のワークショップで、4人一組でカラー複写機の分 解を行います。 午前中は、カラー複写機や色の原理に関して、実験を交えながら学びま す。午後からはグループごとに、実際に複写機をドライバーなどの工具を 使って分解していきます。分解で発生した部品類、例えば電子基板やモー ター、ファンなどは、原則好きなものを持ち帰ることができます。 開 催 日:3月12日(土)小学生コース(小学校4〜6年生対象) 3月13日(日)中学生コース(中学校1〜3年生対象) 開催時間:各コース 9時30分〜16時 開催場所:科学技術館2階C室「イベントホール」 定 員:各32名 参 加 費:無料(参加者は入館料も無料) 応募方法:往復はがきにて(応募者多数の場合は抽選) 応募締切:2月15日(月)必着 主 催:公益財団法人新技術開発財団 共 催:公益財団法人日本科学技術振興財団 問合せ先:「キッズ・フロンティア・ワークショップ」事務局 (日本科学技術振興財団 人財育成・施設開発部内) 03−3212−8447(月〜金の9時30分〜17時) 応募方法など詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2016/01/31415.php ■ 今週のユニバース ■ 土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 「ゲストコーナー」では、「すばる望遠鏡で探る100億光年彼方の宇 宙のすがた」としてお話しいただく予定です。 またシカゴ大学ヤーキス天文台との、ライブ天体観測コーナーを予定し ています(シカゴの天候等の都合によりコーナーを変更することもあります)。 日 時:1月23日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名(当日先着順) 案内役:大朝由美子さん(埼玉大学) ゲスト:小山佑世さん(国立天文台ハワイ観測所) 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://universe.chimons.org/jsf/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ もう一つの「スター・ウォーズ」 ■ 昨年12月に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開されました。 もうご覧になった方も、多くおられるのではないでしょうか。私も、最初 のシリーズから、ずっとスクリーンで見てきましたので、今回の公開をと ても楽しみにしていました。今回は、UltraAVX−3D(※)とい う大型映像のシステムで見ることができました。映像とともに迫力ある音 響で劇場で映画を見る醍醐味を堪能することができました。 さて、今回はもう一つの「スター・ウォーズ」についてご紹介したいと 思います。「スター・ウォーズ/アイデンティティ」は2012年4月 19日にモントリオール・サイエンス・センターで公開された巡回展示で す。私は2012年10月にカナダのTELUSワールド・オブ・サイエ ンスで、この展示を見る機会がありました。オープニングセレモニーでは、 ダースベイダーやR2−D2が会場を歩き回り、来館者と和やかに写真を 撮るなど、エンタテイメント性たっぷりでした。 展示の主題は、スター・ウォーズの主人公2人(アナキンとルーク)の 人生をたどり、彼らが人生の重要なポイントでどのような選択をしてきた のかを振り返り、似た遺伝子を持ちながら、どうしてまったく異なる人生 を歩むことになったのか、その要因として幼少期から青年期にかけてどん な家族や社会からどんな影響を受けたのかを調査していき、人格がどのよ うに形成されていくのかを考えていくというものです。 展示を盛り上げるために、エピソード1〜6で使われたオリジナル衣装 やアートワーク、アナキンが乗ったポッドレーサーの模型などが展示され ていました。そしてもう一つの展示の目玉は、インタラクティブ性を重視 している点です。スマート・ブレスレットをつけて展示室を回り、各セク ションでステーションに立ち寄り、テーマに沿った質問に答えたり、他 の参加者とコミュニケーションをとって情報を共有したりしながら、スタ ー・ウォーズの登場人物を造り上げていきます。展示ではスター・ウォー ズの物語を通して、遺伝子や健康科学、心理学などを学ぶことができ、セ クションを進めていくうちに、自分自身も人生を振り返ることになり、今 の自分の「起源」「幼少期から青年期にかけて影響を受けたこと」「人生 の選択」を深く考え、「自分が何者であるか」を見つめなおすよい機会と なりました。 この2つの「スター・ウォーズ」から、もう一つ学んだことがあります。 それは映像展示の技術です。科学館にとっては、映像は情報を伝える重要 な手段となります。その使い方、見せ方、有効に使うための空間デザイン (音響や座席の配置を含めた)など、いいものをたくさん見て今後の映像 展示に活かしていきたいと考えています。もちろん、映像として流すコン テンツがいちばんだと思いますが……。 「スター・ウォーズ/アイデンティティ」は現在、オーストリアのウィ ーン応用美術館で、4月16日まで、そのあとはドイツ・ミュンヘンのク ライネ・オリンピアハレで5月14日〜10月17日まで開催される予定 です。夏休みなど、お出かけになるチャンスがある方は、いろいろな楽し み方ができるのでお勧めします。 執筆者:木村かおる 科学技術館運営部 ※UltraAVXは、カナダのエンタテイメント会社Cineplex Inc. が運営する映画館などで、大型スクリーンと4Kプロジェクタ、 Dolby Atmos surround 音響システム、座席配置を含めた劇場概念に よって設計されたシアター。 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月は、チョコレートの本を紹介します。来月にはバレンタインデーが ありますね。ひと足先にチョコレートについて知ることのできる本ばかり です。読み聞かせができたり、幼い子どもに人気のある本だったり、フェ アトレードについて紹介していたり、さまざまなチョコレートの本を楽し んでください。 ■ 『チョコレートだいすき』〈しぜんにタッチ!シリーズ〉 ■ 大西寿 監修/中山章子 料理指導/古島万理子ほか 写真/ おかもと香織 イラスト/ひさかたチャイルド/2009年1月/ 1000円+税 表紙にはみんなの大好きなチョコレートがいっぱい。おいしそうとおも わず手をのばしてしまいそう。この本は読み聞かせもできる写真絵本です。 チョコレートの秘密がいろいろ紹介されています。 最初のページは「これ、なーんだ!」と大きな南の国で育ったカカオの 実の写真です。このカカオの実からチョコレートができるのです。どのよ うにしてできるのでしょうか。 カカオの実の中にはねばねばに包まれた種がたくさん入っていて、この 種がチョコレートになるのです。カカオの産地によって品種が異なり、種 の味も違ってくるそうです。ねばねば取りにはバナナの葉を使います。ね ばねばが取れたら、太陽の光で乾かします。自然の力を利用してできたカ カオの種は船で日本にやってきて、チョコレートの材料となります。チョ コレート作りも写真で説明されています。少し難しそうですが、試してみ たくなります。まず、種をすり鉢に入れすりつぶします。簡単にはすりつ ぶせないようですが、「とろーり」となるまですりつぶします。おいしい あまいチョコレートにするには、いろいろ順番にまぜなくてはなりません。 よくまぜて、溶かしてかためるとおいしいチョコレートのできあがり!お 店で売られているチョコレートは同じ工程をたどって工場で作られていま す。 さあみなさんも作ってみませんか。この本が作り方を教えてくれます。 バレンタインデーは近いですよ。アイデアをいかして自分だけのチョコレ ートを作ってみましょう。 執筆者:樅木輝美 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://www.kagakuyomimono.com/hon/11gijutsu/chokoreetodaisuki/chokoreetodaisuki.html 科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ サイエンス友の会2016年度(第53期)会員募集中 ■ サイエンス友の会2016年度の会員を下記の通り募集いたします。 科学技術館サイエンス友の会は、小学校3年生から高校3年生を対象とし た、4月から1年間にわたって活動する会員制の組織です。 楽しく科学を学びたい! いろいろな自然体験をやってみたい! とい った子どもたちのための教室をたくさんそろえて、みなさんの参加をお待 ちしています。 入会をご希望される方は、サイエンス友の会のウェブページにある募集 要項をよくお読みいただいたうえ、入会お申込サイトにおすすみください。 なお、先着順ではありませんので、期間内にお手続きをお願いします。 募集期間:2月15日(月)18時まで 申込方法:ウェブのみでのお申込 ※応募者多数の場合には抽選になります。 ※現在会員の方も、新たに入会申込が必要です。 申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/science/info/admission/ ■ 「サイエンス友の会」オープンクラス ■ 「サイエンス友の会」の活動をご紹介するオープンクラスを開催します。 「サイエンス友の会」を初めて知った、興味を持っている、実験や工作を してみたい方など、オープンクラスでは年齢を問わずどなたでもご参加い ただけます。「サイエンス友の会」へのご質問など、スタッフがお応えい たしますので、ぜひこの機会にご見学ください。 開 催 日:2月13日(土) 開催時間:10時30分〜15時30分 会 場:4階I室「実験スタジアムL」 対 象:どなたでも(小さいお子様は保護者のお手伝いが必要です) 定 員:特になし ※席が埋まっている場合はお待ちいただくことがあります。 参 加 費:教材ごとに500円(別途、入館料が必要です) 参加方法:直接会場へお越しください。 受付時間:終了時間の30分前まで ※自由参加となります。 オープンクラスにつきましては、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/science/info/admission/ ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆「紙飛行機工作教室」のお知らせ 紙飛行機を製作し、体験を通して飛行機が飛ぶ原理を学べます。 今回は市販キット「スカイカブV」の製作です。できあがったら、航空 公園内の広場で飛ばしてみましょう。 日 時:1月23日(土)13時30分〜(製作時間 約1時間) 受 付:13時〜(先着40名) 会 場:記念館1階研修室 教材費:400円 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 北の丸公園も雪景色 ■ 今週月曜日(18日)の雪で、科学技術館がある北の丸公園も雪景色に なりました。 この朝、苦労して館にたどり着いた財団スタッフも多く、交通機関の話 題があちこちで飛び交っていました。館内は、いつもより静かな午前中と なり、雪の朝にもかかわらず来館いただいた小学生、家族連れで和やかな 雰囲気でした。 皆様のご来館に感謝いたします。 加納巌さんの「自然と友だち」は、2月3日発行の第565号に掲載し ます。 (執筆者:ONO) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を 2014年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php 当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し 出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/business/rental/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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