科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第567号 ◆  ━
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                             >>>2016/2/17発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
    当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
    チョコレート、クッキー、ケーキのことが気になる季節が過ぎました。
   皆様は親しい方に、日頃の気持ちを伝えることができましたか。いつもあ
   りがとう、大好き、いつもおつかれさまなど……。
    さて、日曜日(21日)には「理研DAY:研究者と話そう」を開催し
   ます。テーマは、「『くすり』という自然の恵み」です。また、土曜日
   (20日)・日曜日(21日)には、FORESTイベント「科学屋台〜
   小ネタのごった煮〜」を開催します。
   「青少年のための科学の祭典2016全国大会」個人出展者を募集中です。
  
    「子どもに教えたくなる!科学技術館」第1話はこちらからご覧いただ
   けます。 http://www.jsf.or.jp/exhibit/oshietakunaru01/
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,856人。
  
  
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   【1】科学技術館新着情報
         新着情報・・・春休み特別展
                「海!! 未来をひらく!海からの贈り物」開催
                今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「手元を見てみると……?
                    〜英語と日本語の“表現”(2)〜」
       自然と友だち・・・「野鳥とのふれあい」
  
   【3】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・「その道のプロに聞く 生きものの持ちかた」
  
   【4】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・理研DAY:研究者と話そう
              FORESTイベント
                    「科学屋台〜小ネタのごった煮〜」
              「青少年のための科学の祭典2016全国大会」
                         個人出展者募集のご案内
              2月28日(日)
                 東京マラソン2016開催に伴う交通規制
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
      ☆2月は毎日開館します。
      ☆3月の休館日は2日(水)、9日(水)、16日(水)です。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 春休み特別展「海!! 未来をひらく!海からの贈り物」開催 ■
  
    2014年夏休み特別展「海!! 出航!ふしぎな世界へ」に続き、海洋生
   物をテーマとした本展を開催します。サメ、ヒラムシ、フナムシ、フジツ
   ボ、クラゲ――何の変哲もない海洋生物たちが今、脚光を浴びようとして
   います。海洋生物のもつさまざまな特性が最先端の科学や産業技術に活か
   されようとしているのです。これらの海洋生物にどのような科学技術が秘
   められているのでしょうか。映像や生体・標本・ロボットなどさまざまな
   角度からその秘密に迫ります。
  
    会期:3月19日(土)〜4月7日(木) 20日間
    会場:4階D室イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/02/2016umi.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「新発見はどうやってするの?」としてお話
   しいただく予定です。
  
    日 時:2月20日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:大朝由美子さん(埼玉大学)
    ゲスト:武仲能子さん
        (国立研究開発法人 産業技術総合研究所 主任研究員)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://universe.chimons.org/jsf/
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 手元を見てみると……? 〜英語と日本語の“表現”(2)〜 ■
  
    科学技術館メールマガジン第566号(2016年2月10日発行)の
   当欄「日本語って…長い? 〜英語と日本語の“表現”(1)〜」の続き
   です。http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/566/566.pdf も引き続きご参照
   ください。
    言葉の遣り取りの際に、多く使われるのはどんな文字で、あまり使われ
   ないのはどんな文字かという調査があります。頻度分析と言い、暗号解読
   法の一つとしても知られますが、英語の一般的な文章の場合には、E・T・
   A・Oあたりの字が頻出し、Z・Q・J・Xといった字は出てきにくいと
   いう傾向があります(※1)。欧文(英語)モールス符号では、もっとも
   使われやすいE「・」やT「−」に最短の符号である1点を割り当てて、
   他方、使われにくい字は最長の4点としています。よく出現する文字ほど
   短く簡単な符号で表現し、あまり出てこない文字は長く複雑にするという
   工夫で、比較的簡単に運用できるようにしているのです。
    一方日本語はと言うと、やはり母音であるア・イ・ウ・エ・オが頻繁に
   使われます。しかし、和文モールス符号の割り当てはいったいどうなって
   いるでしょうか。ア「−−・−−」エ「−・−−−」オ「・−・・・」は
   最長の5点で表現されている上に、わかりやすいとは言えない構成の符号
   です。実は、和文モールス符号は、英語と異なり字の出現頻度がほとんど
   考慮されていない上に、一部の記号を含む欧文の符号に対してほぼイロハ
   順に符号を割り当てており、ひじょうに効率の悪いつくりになっています
   (※2)。最短の符号であるへ「・」やム「−」はそこまで使わない文字
   ですね。以前にも紹介したように、モールス通信は一部を除いて使われる
   ことはなくなっていますが、それでも一度つくってしまった符号の体系を
   変更するというのは極めて困難です。
    よく使われる文字を使いやすいようにし、あまり使われない文字はそこ
   まで便利でなくても良い…というのは、モールス符号に限定される話では
   ありません。よく言われることですが、コンピュータのキーボードがその
   典型でしょう。パソコンなどで多くの方がお使いのキーボードには、その
   数字の下の行の刻印は左から順に「QWERTY」となっています。この
   キー配置も、和文モールス符号よりは検討されているにしても、現時点で
   ラテン文字を打ち込むことに関して最適のものとは言いがたいです(※3)。
   しかし、19世紀後半に完成したこのキー配列は、不便なところもあると
   わかってはいても、数々の歴史的な経緯などもあり未だに現用です。
    日本語キーボードも同様です。今日ではほとんどの方がPC上でローマ
   字入力で日本語を打ち込んでいるかと思いますが、かな入力のキー配列も
   同じ問題がありました。改めてキーボードの刻印を見てみると、ア行タ行
   ヤ行あたりはある程度似た場所に配置されていますが、全体的な規則性の
   ようなものを感じ取ることは困難です。昭和時代の初期にキーの数が増え、
   詰め込まれていた「ぬ」「ふ」などを上の行に動かした結果、バラバラな
   配列となってしまいました。この“JISかな配列”に対し、使用頻度に
   基づいて考案された“新JIS配列”が1986年に通商産業省によって
   標準化されたのですが、普及には至らず、「使用実態がない」として13
   年後の1999年にはJIS規格上から廃止されました。
    コンピュータ類への日本語入力の方法は、ローマ字や各種のかな入力の
   他にも、ポケットベルの2タッチ入力や携帯電話などのトグル入力、最近
   ではスマートフォンなどのフリック入力などもあります(※4)。技術の
   世界では、不便な体系が長年に渡り残ってしまうこともある一方で、次々
   新しい方法も生み出されています。仕組みがコロコロ変わってしまっては
   困りますが、新方式を便利に取り入れて楽しんで使っていきたいですね。
  
   (※1)一例として http://www7.plala.or.jp/dvorakjp/hinshutu.htm
   (※2)和文モールス符号は1871年に制定されており、アイウエオ順
       ではなくイロハ順で考えられたこと自体は当時としては当然では
       あります。ただ、その字を使う使わないにまったくと言っていい
       ほど関係なく、当時の国際モールス符号の前身に「イ」からほぼ
       順番に割り当てたのは(濁点「・・」については使用頻度を考慮
       した感がありますが)、今にして思えば完全な失策でした。
   (※3)文字の出現頻度を踏まえて、同じラテン文字を使う地域でも中欧・
       東欧では1文字だけ入れ替えた「QWERTZ配列」、フランス
       周辺ではより入れ替えの多い「AZERTY配列」キーボードが
       それぞれ用いられています。
   (※4)和文モールス入力もあります(笑)
       http://www.google.co.jp/ime/-.-.html
  
    執筆者:松浦匡 科学技術館運営部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 野鳥とのふれあい ■
  
    暖冬から、一転して厳しい寒波の襲来、雪も降りましたので、ようやく
   小鳥たちが庭にやってきました。種類、数ともに少ないですが、小鳥たち
   が姿を見せたのでホッとしています。そんな小鳥たちの様子をお届けいた
   します。
  
    「野鳥とのふれあい」の写真と文はこちらからご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/tatsuno_19/
  
    執筆者:加納巌
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、最近、出会った面白い本を紹介してます。3冊目は、ちょっと
   変わった生きものの本です。
  
   ■ 『その道のプロに聞く 生きものの持ちかた』 ■
     松橋利光著/大和書房/2015年8月/1,500円+税
  
    生きもの好きにはたまらない1冊です。でも、好きじゃなくても大丈夫。
   「え〜〜。いやだあ」と言いながらも、子どもたちとひとしきり楽しみま
   した。子どもの本とか大人の本とかいうよりは、そのものズバリ!ハウツ
   ーの本です。生きものをどうやって持つか、生きもの好きには重大な問題
   を専門家が写真とともに教えてくれます。それは、生きものの安全と持つ
   人の安全、両方を大事にする方法です。
    ほとんどが見開きで一種載っていて、その種類は40種以上。チョウ、
   トンボ、ハムスターなど「普通のもの」からサソリ、ゴキブリ、ヘビなど
   「普通じゃない」ものまであって、「普通の」生きものの本とは一味違い
   ます。
    我が家は生きもの好きで、いろいろな生きものを飼ってきました。もっ
   と早く読みたかったと思います。例えば「ハリネズミ」……トゲトゲの無
   い鼻のあたりを撫でていました。でも、この本を読んで、手袋すれば良か
   ったんだと納得。例えばカブトムシの幼虫……横を持つと気孔をふさいで
   しまう……考えたら当たり前のことなのに、今まで気づきませんでした。
   もちろん、野外で出会った知らない生きものを持ってはいけない、と注意
   も書かれています。
    あとがきには、生きものを「見守る」だけの教育は「無関心」や「無知」
   を生み出すのでないか、と著者の意見が書かれています。
    ぜひ一回手にとってみて欲しい、そう思う本です。
  
    執筆者:菅原由美子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/5seibutsu/sonomichinoporo/sonomichinoporo.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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    【4】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   皆さまのご来場をお待ちしています。
  
    テーマ:「くすり」という自然の恵み
    研究者:植木雅志さん(理化学研究所)
    日 時:2月21日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2016/02/221day.php
  
   ■ FORESTイベント「科学屋台〜小ネタのごった煮〜」 ■
  
    インストラクターが作った"小ネタのごった煮"には、君にもできる実験
   のヒントがいっぱい!!
    子どもも、大人も、FORESTの屋台で、科学小ネタのごった煮をご
   賞味あれ!
   ☆ネタ(科学実験)の内容は、当日までのお楽しみ☆
   身近な物で、いろんな科学実験を体験しよう!
  
    日  時:2月20日(土)、21日(日)
         9時30分〜11時30分
         13時30分〜15時30分
         (所要時間は10分前後です)
    会  場:5階G棟 スモンマ横イベント会場
    対  象:子どもから大人まで
    参加方法:当日、会場にて開催時間中に随時受付
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2016/02/22021forest.php
  
   ■ 「青少年のための科学の祭典2016全国大会」
                       個人出展者募集のご案内 ■
  
    2016年夏の全国大会個人出展者の募集のお知らせを掲載しました。
   出展を希望される方は「青少年のための科学の祭典2016全国大会」
   個人出展者募集についてのページをご覧ください。
  
    出展1次調査票提出期限:3月22日(火)(必着)
  
    ※「青少年のための科学の祭典2016全国大会」
      開催期間:7月30日(土)、31日(日)を予定
      開催時間:9時30分〜16時30分
      会  場:科学技術館
  
    応募方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/
  
   ■ 2月28日(日) 東京マラソン2016開催に伴う交通規制 ■
  
    2月28日(日)に東京マラソン2016が開催され、科学技術館周辺
   においても交通規制が実施されます。これに伴い、ご来館のお客様への影
   響が考えられます。
  
    規制予定日時:2016年2月28日(日)
           午前8時45分頃〜午前11時30分頃
    周辺規制道路:専大前方面(雉子橋通り)→竹橋交差点
           →祝田橋方面(内堀通り)
           靖国通りの一部 他
  
    地下鉄をご利用の場合
      九段下駅:特に影響はありません。
      竹橋駅:中野・九段下寄り改札を出て、左側の1a出口をご利用く
          ださい。
          出口を上がり、信号を横断するか、内堀通り沿いに坂を上
          がった先にある歩道橋をご利用ください。(通常ご案内し
          ております改札を出て右側の1b出口はマラソンコースに
          重なります)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/02/222_1.php
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆特別展「時代を翔(かけ)る日本の傑作機たち」
  
    日本が生み出した傑作機の数々を記念館所蔵の初公開を含む貴重な資料
   やパネル、実物資料等により紹介します。
  
    開催期間:4月17日(日)まで
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD
  
    ☆企画展
  
    「日本初の人力飛行機『リネット』〜初飛行から50周年を迎えて〜」
   2月27日に初飛行から50周年を迎える日本初の人力飛行機リネット初
   飛行時の秘蔵映像のほか、その時のパイロットであり、記念館ボランティ
   アの岡宮宗孝氏のギャラリートークを交えた企画展を開催します。
  
    開催期間:4月17日(日)まで
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD
  
   ☆「ゴム動力紙飛行機工作教室」のお知らせ
  
    ゴム動力飛行機を製作し、体験を通して飛行機が飛ぶ原理を学べます。
   今回はオリジナルキット「スカイハートU」の製作です。できあがったら、
   航空公園内の広場で飛ばしてみましょう。
  
    日 時:2月27日(土)13時30分〜(製作時間 約1時間)
    受 付:13時〜(先着40名)
    会 場:記念館1階研修室
    教材費:300円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 重力波の観測に成功 ■
  
    2016年2月12日(日本時間)、アメリカのLIGOが世界に先駆
   けて重力波の観測に成功したことが発表されました。こうした大型の重力
   波望遠鏡は、アメリカに2台、ヨーロッパに1台あり、日本でも現在建設
   中のKAGRAが4台目になる予定です。これにより今まで以上にブラッ
   クホール等を観測できるようになります。また、これらの国の望遠鏡が連
   携すれば、三角測量の原理で正確に天体の位置が特定できるようになりま
   す。
    科学技術館には、ふつう人に見えていないものを、見えるようにする展
   示物があります。こうした技術を応用して新しい科学技術の分野が開拓さ
   れていくのです。さあ、どの展示物が参考になるでしょうか。科学技術館
   の探査をしてみてください。
  
                         (執筆者:Diver)
  
  
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     当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を
     2014年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/business/rental/
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
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