科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第589号 ◆  ━
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                             >>>2016/7/27発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
    当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   関東地方はなかなか梅雨が明けませんが、北の丸公園ではセミが元気に鳴
   いていて、夏を感じられます。
    今週の土・日曜日(30日、31日)は「青少年のための科学の祭典
   2016全国大会」を開催します。実験・工作など、いろいろ体験できま
   す。また、野依館長の特別講演を30日(土)11時から行います。この
   機会にぜひご参加ください。
  
    「子どもに教えたくなる!科学技術館」はこちらからご覧いただけます。
      第4話「ビルのまわりの風」(6月15日号)
      http://www.jsf.or.jp/exhibit/oshietakunaru04/
      第5話は8月1日(月)に発行予定です。お楽しみに!
  
    8月31日(水)まで毎日エレベータを運行します。
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/07/8.php
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,873人。
  
  
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   【1】科学技術館新着情報
       新着情報・・・野依良治館長スペシャルイベント
              夏休み石炭実験教室
              パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」
              今週のユニバース
              「万華鏡200年展」開催
              教員のための理科実験スキルアップ講座
              財団季刊誌「JSF Today」最新号のお知らせ
  
   【2】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・青少年のための科学の祭典2016全国大会
              夏休み特別展「マジカル・ケミカル研究室」開催
              新展示「あらあら?!RNA」
                    (理化学研究所出展)オープン
              プラネタリウム特別投影
               「夏の星座&どうやって観ようかな?火星・土星・流れ星」
              サイエンス友の会2016年度半年会員募集
              夢・化学-21「夏休み子ども化学実験ショー2016」のお知らせ
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
   【3】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「地球儀の中のニッポン」
       自然と友だち・・・「梅雨の晴れ間に」
  
   【4】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「クラゲすいぞくかん」
  
    ☆当館は9月6日(火)まで毎日開館します。
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 野依良治館長スペシャルイベント ■
  
    2001年ノーベル化学賞受賞者であり、科学技術館館長の野依良治博
   士のスペシャルイベント(特別講演、スペシャルワークショップ)を開催
   します。参加方法をご案内いたします。
  
    ●青少年のための科学の祭典2016全国大会
     オープニング挨拶
        日 時:7月30日(土)9時20分〜
        会 場:1階ロビー(青少年のための科学の祭典入口前)
  
     特別講演「憧れと感動、そして志」
        日 時:7月30日(土)11時〜11時30分
        会 場:8号館特設ステージ(1階)
        定 員:40名
        対 象:どなたでもご参加いただけます
        参加費:無料
        参加方法:先着順、自由席となります
  
     詳しくは、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2016/06/730312016.php
  
    ●夏休み特別展「マジカル・ケミカル研究室」
     野依館長によるスペシャルワークショップ
        日  時:8月22日(月)11時〜11時30分
        会  場:2階C室イベントホール
        対  象:親子12組
        参加方法:当日、開館9時30分から10時まで受付を行い、
             希望者多数の場合は抽選となります
  
     詳しくは、今後こちらでご案内します。
     http://www.jsf.or.jp/info/2016/07/868282016.php
  
   ■ 夏休み石炭実験教室 ■
  
    クリーン・コール・デー2016記念行事の一環として、石炭をテーマ
   とした実験教室を今年の夏休みも共催します。
  
    開催期間:8月10日(水)、11日(木・祝)
    開催時間:石炭を取りだそう   11時〜、14時〜(各回20分)
         石炭で電気をつくろう 13時〜、15時〜(各回20分)
    会  場:4階D室イベントホール
    定  員:各回30名
    対  象:小学校3年生以上
    参 加 費:無料(ただし、入館料は必要)
    参加方法:開館時間9時30分から会場前で整理券を配布します
  
    主  催:クリーン・コール・デー実行委員会
    共  催:科学技術館
    問合せ先:一般財団法人 石炭エネルギーセンター
         電話 03−6402−6106 担当:本多
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2016/08/81011_1.php
  
   ■ 科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 ■
  
    「科学技術館パソコン教室」ではMITメディアラボが開発した、小学
   生にも使えるプログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」を使用して
   楽しみながらプログラミングの基本が学べる、「キッズプログラミング倶
   楽部」を開催しています。ゲームやアニメーションの制作を通して、楽し
   みながら創造力や論理的思考力、問題解決力を高めることができるコンピ
   ュータのプログラミングにチャレンジしてみませんか?
  
    開催日時:8月28日(日)
         体験クラスA:はじめてのプログラミング 10時00分〜11時30分
         初級クラス:図形シミュレータ      12時30分〜14時00分
         体験クラスB:はじめてのプログラミング 14時30分〜16時00分
    会  場:事務棟3階 科学技術館パソコン教室
    対  象:小学3年生〜中学3年生
         ※マウスやキーボードを使ったことがある方
    定  員:各クラス15名(先着順)
         (キッズプログラミング倶楽部WEBにて申込受付状況の表
          示がありますが、処理作業の関係で満席の表示が数日遅れ
          る場合もあります。その際はご了承願います)
    参 加 費:1,500円
    申込方法:メールにて
  
    申込方法や講座内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://etoys.jp/kpc
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    「ゲストコーナー」では、「ベトナム北部の伝統的キリスト教会堂の建
   築空間」としてお話しいただく予定です。
  
    日 時:7月30日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:野本知理さん(千葉大学)
    ゲスト:山田幸正さん(首都大学東京大学院 都市環境科学研究科建築学域)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://universe.chimons.org/jsf/
  
   ■ 「万華鏡200年展」開催 ■
  
    万華鏡誕生200年を記念して日本万華鏡博物館が収蔵する万華鏡を展
   示します。1820年代の万華鏡草創期のブリュースター・スコープなど
   19世紀の万華鏡14点をはじめ、20世紀の世界の万華鏡を34点、
   21世紀の実際に手にとって見ることができる万華鏡32点を展示し、万
   華鏡の歴史も学べる展覧会です。
    期間中に、万華鏡工作教室も開催します。
  
    開催期間:8月21日(日)12時〜8月28日(日)15時
    会  場:3階F室ワンダー・ガレージ
    観覧料金:無料(ただし、入館料は必要)
    共  催:日本万華鏡博物館
    後  援:川口市、川口市教育委員会、日本万華鏡倶楽部
  
   <万華鏡工作教室>
    講 師:日本万華鏡博物館 大熊進一さん
    開催日:8月21日(日)、27日(土)、28日(日)
    時 間:13:00〜 (約60分)
    会 場:3階F室ワンダー・ガレージ
    内容と参加費・定員:次の通りです
    (1)8月21日 秋の星空を見る万華鏡 2500円 定員20名
    (2)8月27日 直角2等辺スコープ ドライ 3000円 定員10名
    (3)8月27日 直角2等辺スコープ オイル 3500円 定員10名
    (4)8月28日 サークルミラー  2000円  定員15名
    (5)8月28日 Wミラースコープ 7000円  定員 8名
    (上記料金の他に別途、入館料が必要)
    参加方法:往復はがきにてお申込み下さい
    締切日 :8月5日(金)必着
  
    参加方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2016/08/post_45.php
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/07/post_872.php
  
   ■ 2016年度第1回教員のための理科実験スキルアップ講座 ■
  
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   科学の祭典全国大会の実行委員の先生方が講師役を務めます。授業や社会
   教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですので、奮ってご参加く
   ださい。
  
    開催日時:生物分野 8月20日(土)10時30分〜12時15分
         地学分野 8月20日(土)13時30分〜15時15分
         物理分野 8月21日(日)10時30分〜12時15分
         化学分野 8月21日(日)13時30分〜15時15分
    会  場:6階実験工房
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導力アップを目指している方や、実験結果を理論的
          に正しく理解したい方
         ・科学教室の講師を目指している方で、実験指導の極意を勉
          強したい方
         ・教員を目指している学生の方など
    募集人数:各分野20名程度(申込順)
    参 加 費:1分野1,000円(消耗品代、保険代など)
         ※同一日の2つの分野に参加する場合、2分野で1,500円
          とします。
    申込方法:電子メールまたはFAX
    申込締切:8月15日(月)必着
    主  催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         (公財)日本科学技術振興財団
    問合せ先:(公財)日本科学技術振興財団 科学の祭典事務局
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
   ■ 財団季刊誌「JSF Today」最新号のお知らせ ■
  
    科学技術館を運営している日本科学技術振興財団の季刊誌「JSF 
   Today」は、科学技術館の展示・イベントの話題をはじめ、財団のい
   ろいろな活動を紹介しています。1年に4回発行しています。最新の夏号
   の特集は、「科学技術館『FOREST』20周年記念特集」です。「遊
   び」「創造」「発見」の森“FOREST(フォレスト)”の展示を紹介
   しています。
  
    「JSF Today」(電子版)最新号は、下記の財団ホームページ
   内でご覧いただけます。
    http://www2.jsf.or.jp/00_info/public.html
  
  
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    【2】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ 青少年のための科学の祭典2016全国大会 ■
  
    今年で第25回となる「青少年のための科学の祭典」の全国大会を開催
   します。実験・工作や不思議なショーをいろいろ体感できます。
    野依良治館長が初日9時20分からのオープニングでご挨拶を行い、
   11時より特別講演を行います。ぜひ、皆さまいらしてください。
    今回は、読売新聞社主催の第59回日本学生科学賞中央最終審査会に出
   場した学校のうち、7校(中学4校、高校3校)の優秀な研究内容を本大
   会に出展・発表していただけることになりました。素晴らしい研究内容だ
   けでなく、研究のまとめ方やプレゼンの仕方なども参考にしてみませんか。
  
    開催日時:7月30日(土)、7月31日(日) 2日間
         9時30分〜16時30分
    会  場:当館1階催事場、11号館前(屋外)
    参 加 費:無料
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/06/730312016.php
  
   ■ 夏休み特別展「マジカル・ケミカル研究室」開催 ■
  
    よく見ると魔法みたいな不思議いっぱいの「化学マジック」を中心に、
   いろいろな化学実験を紹介します。
    また、8月22日(月)には、野依良治館長によるスペシャルワークシ
   ョップを開催します。
  
    開  期:8月6日(土)〜8月28日(日)
    会  場:2階C室イベントホール
    観覧料金:無料(ただし、入館料は必要)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/07/868282016.php
  
   ■ 新展示「あらあら?!RNA」(理化学研究所出展)オープン ■
  
    RNAは当初はジャンク(ゴミ)と考えられていたのに実は大変大きな
   役割と可能性を秘めていることがわかりました。その驚きや意外性、そし
   てRNAの多様性について知ることができる新展示「あらあら?!RNA」
   が科学技術館5階「リアル」展示室に登場しました。
  
    RNA新大陸とはなにか、そしてその発見に大きく貢献した理化学研究
   所が中心となって開発したRISA(リサ:RIKEN Integrated Sequence
   Analyzer)という当時世界最高速システムであった解析システムとこれを
   用いた研究の成果を紹介しています。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/07/rna.php
  
   ■ プラネタリウム特別投影
       「夏の星座&どうやって観ようかな?火星・土星・流れ星」 ■
  
    プラネタリウムのライブ投影を特別番組としてお送りします。
    今年の夏は、火星や土星や流れ星など、夜空を見上げるだけでわくわく
   するイベントがたくさんあります。火星?土星?天の川?なんのお話にな
   るかは、皆さんと相談して決めます。また、今年は、ペルセウス座流星群
   が、よい条件で観察できます。流れ星の見方を覚えて、夜空でたくさんの
   流れ星を観てみましょう。
  
    日 時:8月7日(日)、8日(月)
        10時30分〜、13時30分〜、15時〜(各回30分)
    テーマ:夏の星座&どうやって観ようかな?火星・土星・流れ星
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    参加費:無料(ただし、入館料は必要)
    定 員:各回62名
    受 付:当日、開館時間9時30分から4階「建設館」前にて参加者本
        人に整理券を配布します
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2016/08/878_2.php
  
   ■ 科学技術館サイエンス友の会2016年度半年会員募集 ■
  
    科学技術館サイエンス友の会では、2016年度(第53期)の半年会
   員(会員期間は2016年10月1日から2017年3月31日まで)を
   募集します。
  
    申込期間:8月17日(水)から8月26日(金)まで
    申込方法:お問合せフォームからのお申込みとなります
         ※応募者多数の場合には抽選になります
  
    また、8月19日(金)、20日(土)には、サイエンス友の会への
   ご入会を検討されている方にオープンクラスを開催いたします。
  
    半年会員のお申込み方法およびオープンクラスの開催については、
    こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/science/info/admission/
  
   ■ 夢・化学-21「夏休み子ども化学実験ショー2016」のお知らせ ■
  
    学校ではなかなか体験できない化学の実験や、クイズやショーで楽しく
   化学が学べるステージイベントなどが一堂に会する、主に小学生を対象と
   した参加体験型イベントです。
  
    開催日時:8月6日(土)、7日(日)9時30分〜16時50分
         ※実験予約開始は8時45分
    会  場:当館1階展示・イベントホール、6階第1会議室
    内  容:実験体験コーナー(18種類)
         善ちゃんの笑ってタメになる化学実験ショー
         なぜナニ化学クイズショー
    参 加 費:無料(なお、科学技術館の常設展は入館料が必要)
    参加方法:当日予約と自由参加の2種類
         ※予約は1階展示・イベントホール8号館「予約コーナー」
          にて、当日8時45分より先着順にて受け付けます。
         ※実験の予約は小中学生ご本人に限らせていただきます。
    主  催:「夢・化学-21」委員会
    問 合 先:「夢・化学-21」委員会事務局(日本化学工業協会内)
         電話 03−3297−2555
  
    プログラム内容やスケジュールなど、詳細はこちらをご覧ください。
    http://www.kagaku21.net/summershow/
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆特別展「中島飛行機の傑作戦闘機たち」
  
    日本の傑作機シリーズ第二弾! 今回は中島飛行機にスポットを当てま
   す。当館所蔵の九一式戦闘機(実機)・九七式戦闘機(実物大レプリカ)
   も中島飛行機のつくった飛行機でした。これらの2機を中心に「隼(はや
   ぶさ)」「鍾馗(しょうき)」「疾風(はやて)」の計5機にスポットを
   当て、貴重な実物資料等々を展示します。
  
    開期:9月4日(日)まで
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.tamevent.com/
  
   ☆大型映像館のご案内
  
    「恐竜ミュージアム」(上映時間 約36分)
   とある海外の自然史博物館。この博物館には太古から現在まで存在してい
   たあらゆる種類の生物たちの標本や資料がたくさん。そんな夜の博物館に
   は秘密がいっぱい。あなたは甦る絶滅生物の目撃者になる!!
  
    上映期間:9月30日(金)まで(夏休み大型映像フェスティバル期間中を除く)
    開始時刻:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、
         16時00分〜
  
   【夏休み大型映像フェスティバル@】
  
    「かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」(上映時間 約28分)
   地球では、はるかかなたから降ってきた「宇宙の石」が大ブーム!大もう
   けしようとたくらみ、海の底で宇宙の石をさがしはじめたゾロリたちであ
   ったが、ひょんなことから、な・な・な・なんと宇宙まで行っちゃった!!
  
    上映期間:8月1日(月)〜8月14日(日)
    開始時刻:10時20分〜  「恐竜ミュージアム」
         12時40分〜  「かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」
         14時20分〜  「恐竜ミュージアム」
         16時00分〜  「かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」
  
   【夏休み大型映像フェスティバルA】
  
    「しまじろうとおつきさまのひみつ」(上映時間 約25分)
   天体観察に集まったしまじろうたち。ところがガオガオさんが発明した望
   遠鏡が大暴走! 望遠鏡を探しに行った先で迷子の月の妖精ルナに出会い
   ます。はたして、しまじろうたちは無事にルナを月へ送り届けることがで
   きるのでしょうか?
  
    上映期間:8月15日(月)〜8月28日(日)
    開始時刻:10時20分〜  「恐竜ミュージアム」
         12時40分〜  「しまじろうとおつきさまのひみつ」
         14時20分〜  「恐竜ミュージアム」
         14時00分〜  「しまじろうとおつきさまのひみつ」
  
    会  場:大型映像館
    大型映像館入館料:大人620円、小・中学生260円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD#101
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 地球儀の中のニッポン ■
  
    最近、人のつながりとは、本当にありがたいものだと感じています。一
   昨年、大学天文連盟発足50周年の記念行事のお手伝いを行った際、それ
   がきかっけで、この夏に面白い展示会の案内をいただきました。「フラン
   ス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」というものです。前期では、
   フェルメールの「天文学者」に描かれた天球儀が出展されていたとのこと。
   残念ながらお誘いをいただいたのが前期の展示が終了した後で、フェルメ
   ールの描いた天球儀の本物を観ることはできませんでした。
    地球儀や天球儀は、木製や金属製、また表面に紙が貼ってあるものなど、
   長期に空気にふれさせたり、光をあてて展示することが難しい文化財資料
   です。そこで、これらのコレクションを持つフランス国立図書館では、
   11〜19世紀の代表的な地球儀や天球儀の55点を選出して、3Dデジ
   タル化を行いました。この3Dデジタル技術を提供したのが日本の印刷会
   社でした。デジタル化することで、退色して見えなかったものが見えるよ
   うになったり、細かな文字を解読することができるようになり、当時のヨ
   ーロッパ文化や人々の考え方を知ることができるようになりました。
    地球儀が多く作られ始めたのは、16世紀の大航海時代です。それまで
   は、宗教的な考えを基に、世界はアジア・アフリカ・ヨーロッパの3つに
   分かれていると考えられており、またほとんど地理情報がなかったため地
   球儀をつくる意味がありませんでした。15世紀の後半になって、マルコ
   ・ポーロの記録や、ポルトガルのアフリカ探検の結果からより詳しい地球
   儀がつくられましたが、当時はまだ装飾品としての意味合いが強かったよ
   うです。しかしながら、この時代の地球儀にはすでに「日本」が登場して
   います。その後、コロンブスの航海のすえ、1506年に製作された「み
   どりの地球儀」には、アメリカ大陸が登場します。それでも、アメリカ大
   陸とアジアが一体化していたり、日本はユカタン半島といっしょに描かれ
   ていたりします。日本は形も位置も不明で、長細い島として、どんな時代
   も今よりずっと南寄りにありました。1615年に製作されたオランダの
   地球儀には、ようやく日本はいくつかの島として描かれますが、まだ北海
   道はありませんでした。その後、日本は鎖国時代に入り、ヨーロッパの人
   々は日本に上陸することが難しくなりました。そんな中で、18世紀後半
   にはフランス人のラ・ペルーズ伯が、北海道(当時の蝦夷)周辺と千島列
   島を調査し、その記録を本国に送りました。そして、19世紀のグローバ
   ル化によって、詳細な地図が手に入るようになり、地球儀の上で江戸や長
   崎の地名を見ることができるようになります。
    地球儀の製作は、権威の象徴・伝説や伝承を伝える装飾品から、航海に
   よって得られた知識・地理学や海図などの学術的なもの、そして19世紀
   には教育目的で利用されてきました。その中で「日本」は、もっとも遠い
   国であり、長い間未知の世界として描かれてきました。地球儀まるごとデ
   ジタル化によって、ヨーロッパの人々がどのように地球を知るようになっ
   たのか、日本を認識することができるようになったのかがわかります。日
   本の技術が、このような楽しい研究の一端を担っていることは、とてもう
   れしいですね。このような技術がもっと科学館の展示に活かされていくと
   いいな!と思いました。
  
    ※「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」はDNPミュー
     ジアムラボ(五反田)で、9月4日まで開催されています。
  
    執筆者:木村かおる 科学技術館運営部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 梅雨の晴れ間に ■
  
    本格的な夏山シーズンを前に、梅雨の晴れ間を狙って、上高地、高ボッ
   チ高原、白馬五竜、中央アルプス駒ヶ岳へ山の花を撮りに行ってきました。
   その時の写真と、身近な昆虫との出会いの妙をお届けいたします。
  
    「梅雨の晴れ間に」の写真と文はこちらからご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/tatsuno_24
  
    執筆者:加納巌
  
     「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    学校の理科の授業で生物を学びますが、「無脊椎動物」とはなんと幅広
   いくくりなのでしょう。その中でも、昆虫以外の本は少ないのです。今月
   は、ここのところ脚光を浴びているクラゲを含め、無脊椎動物の本を紹介
   します。
  
   ■ 『クラゲすいぞくかん』 ■
     村上龍男 写真/なかのひろみ 文/ほるぷ出版/
     2015年6月/1.300円+税
  
    「不死のクラゲがいる」ということを知ったのは、木宮条太郎著『水族
   館ガール』(実業之日本社)でした。その名は「紅クラゲ」。死にそうに
   なると突然「ポリプ」という、クラゲになる前の状態に戻って、再び赤ち
   ゃんクラゲになるというのです。何度でも若返るその生き物の姿は、不老
   という重々しいイメージとは程遠く、名前の通り紅色の美しい、体長約8
   ミリの小さなかわいらしいクラゲでした。半透明のドーム型の笠の下に灯
   る紅色の、そのクラゲたちの群れは、妖精たちが笑いさざめきながら踊っ
   ているようです。
    クラゲとは、おおざっぱにくくると「海にうかんでいる、ゼリーみたい
   ないきもの」のことです。「クラゲ骨なし」の昔話の通り、骨がなく、脳
   みそもなく、心臓もありません。でも、ちゃんと光やにおいを感じ、食べ
   て、うんちもします。その形態たるや千差万別。七色の触手を持つハナガ
   サクラゲ、タピオカデザートのようなミズクラゲ、光りながら宇宙を漂う
   宇宙船のようなクシクラゲ、自分より大きな餌を飲み込んで大きくふくら
   むウリクラゲ。まだまだクラゲたちは次々と登場します。
    これらの写真を撮ったのは、世界初のクラゲ水族館である、山形県「加
   茂水族館」の元館長。クラゲに対する愛情がたっぷり感じられる写真と構
   成はクラゲファンを増やすでしょう。
    クラゲのひみつQ&Aで簡単にクラゲを説明し、巻末にはちゃんと索引
   があります。見返しにはクラゲの折り紙の図解があって、お楽しみ。いろ
   いろな色で、大きさで、折り紙クラゲを折ってみましょう。
  
    執筆者 高桑弥須子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/7musekitsui/kuragesuizokukan/kuragesuizokukan.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 国際生物学オリンピックで金・銀、おめでとう ■
  
    ベトナムで行われた第27回国際生物学オリンピック大会で日本代表4
   名の高校生全員がメダル(金1名、銀3名)を獲得(http://www.jbo-info.jp)
   しました。おめでとうございます。7月17日から24日までハノイで行
   われた大会には68か国・地域から263名が参加し、実験試験と理論試
   験に挑戦しました。日本代表の4名の評点の計で国別の順位を比べると日
   本は5位とのことです。全国の関係者の皆様、おめでとうございます。
  
                          (執筆者:ONO)
  
  
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     当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を
     2014年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/business/rental/
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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