科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第594号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2016/8/31発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 今年の夏も子どもから大人まで多くの方々にご来館いただき、科学と技術 のいろいろなことを体験して、楽しみながら学んでいただけました。 ご来館ありがとうございました。 さて、9月22日に開催する「ボーイングSTEMプログラムinジャ パン」の参加応募の締切は9月5日(月)です。ご応募お待ちしています。 「子どもに教えたくなる!科学技術館」はこちらからご覧いただけます。 8月1日号 第5話「石炭。大むかしに恐竜とくらしていた?」 http://www.jsf.or.jp/exhibit/oshietakunaru05/ 第6話は9月15日(木)に発行予定です。お楽しみに! 土・日曜日(3日・4日)はエレベータを運行します。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2016/08/9.php 当館は9月6日(火)まで毎日開館します。 ☆9月の休館日は、7日(水)、14日(水)、21日(水)、28日 (水)です。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 10,873人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館新着情報 新着情報・・・科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 科学技術館パソコン教室NEWS(9/10月号)発行 今週のユニバース 【2】科学技術館ニュース お知らせ・・・ボーイングSTEMプログラム in ジャパン 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館 【3】科学技術館ラボラトリー 科学・技術よもやま話・・・「上手な“墨だし”方法とは」 【4】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・・「海のひかり」 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 ■ MITメディアラボが開発した、小学生にも使えるプログラミング環境 「Scratch(スクラッチ)」を使用して楽しみながらプログラミングの基 本が学べる、「キッズプログラミング倶楽部」を開催しています。 開催日時:9月18日(日) 体験クラス:はじめてのプログラミング 10時00分〜11時30分 初級クラス:もぐらたたきゲーム 12時30分〜14時00分 演習クラス:ロールプレイングゲーム 14時30分〜16時00分 会 場:事務棟3階 科学技術館パソコン教室 対 象:小学3年生〜中学3年生 ※マウスやキーボードを使ったことがある方 定 員:各クラス15名(先着順) (キッズプログラミング倶楽部WEBにて申込受付状況の表 示がありますが、処理作業の関係で満席の表示が数日遅れ る場合もあります。その際はご了承願います) 参 加 費:1,500円 申込方法:メールにて 申込方法や講座内容など、詳しくはこちらをご覧ください。 http://etoys.jp/kpc ■ 科学技術館パソコン教室NEWS(9/10月号)発行 ■ 今号では、パソコンとタブレットでデータを同期してうまく活用する方 法について紹介しています。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://kagakupc.jp/wp-content/uploads/2016/08/news132.pdf 科学技術館パソコン教室ホームページ http://kagakupc.jp/ ■ 今週のユニバース ■ スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 日 時:9月3日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名(当日先着順) 案内役:野本知理さん(千葉大学) 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://universe.chimons.org/jsf/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ ボーイングSTEMプログラム in ジャパン 〜シアトル航空博物館がやってくる〜 ■ ボーイング社の方のお話やビデオ、そして、飛行機やロケット、気球な どが空を飛ぶ原理を、シアトル航空博物館の実験ショーで見て学ぶことが できます。また、ロボットや宇宙服などのワークショップも体験できます。 日 時:9月22日(木・祝)13時30分〜16時 応募締切日:9月5日(月) 応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2016/07/stem2016.php ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆特別展「中島飛行機の傑作戦闘機たち」 日本の傑作機シリーズ第二弾! 今回は中島飛行機にスポットを当てま す。当館所蔵の九一式戦闘機(実機)・九七式戦闘機(実物大レプリカ) も中島飛行機のつくった飛行機でした。これらの2機を中心に「隼(はや ぶさ)」「鍾馗(しょうき)」「疾風(はやて)」の計5機にスポットを 当て、貴重な実物資料等々を展示しています。 まもなく終了いたします。まだご覧になっていない方はお急ぎ下さい。 開催期間:9月4日(日)まで 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.tamevent.com/ ☆大型映像館のご案内 「恐竜ミュージアム」(上映時間 約36分) とある海外の自然史博物館。この博物館には太古から現在まで存在してい たあらゆる種類の生物たちの標本や資料がたくさん。そんな夜の博物館に は秘密がいっぱい。あなたは甦る絶滅生物の目撃者になる!! 上映期間:9月30日(金)まで 開始時刻:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、 16時00分〜 会 場:大型映像館 大型映像館入館料:大人620円、小・中学生260円 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD#101 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 上手な“墨だし”方法とは ■ “墨だし”という言葉を皆さん聞いたことはありますでしょうか? 建 物を建てるときに、中に墨汁が入った≪墨つぼ≫というものを使って、建 物の躯体(床、柱、壁、梁といった骨組みになる部分を指します)に基準 となる線をつけます。 この“墨だし”は建物を建てるときに、最初に行う非常に重要な作業で す。基準となる線は「基準墨」と言われ、その線からの距離などで仕上げ となる位置などが決まってきます。 基準墨は平面上の縦・横の基準となるもの、高さ方向の基準となるもの (レベル墨ともいいます)の大きく2つがあります。 基準墨は非常に重要なため、曲がったり、斜めに線をつけると、完成形 がゆがんだり、いびつになったりと後々致命傷になります。 さて、基準墨はどのようにつけていくかを少し解説します。建物の設計 図などでは、柱や壁のある場所に横方向の縦線をX、縦方向の横線をYと して、通り芯というものが設定されます(図1参照:http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/594/594_1.pdf)。 例えばコンクリートの床面でまだ、柱や壁などができていないときに、 コンクリートの床面にどのような基準墨をつけるかというと、通り芯に平 行に1m(※)離れた床面に基準墨をつけます(図2参照:http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/594/594_2.pdf)。 なぜならば、通り芯の部分に基準墨をつけても、柱や壁ができてしまうと、 その線は柱や壁の中に消えてしまうからです。 また、高さ方向のレベル墨の場合は、床の仕上がり面から1m上に基準 線を水平方向につけます。床の仕上がり面と同じ高さの部分にレベル墨を つけると、床を仕上げてしまうとレベル墨が材料の表面と同じ高さになっ てしまい、使えなくなるからです。 ただ、床面につける基準墨も壁や柱面につける基準墨(レベル墨)も最 終的には仕上げ材によって隠れてしまいます。現にお住いの部屋の床や柱・ 壁などに基準墨はついていないと思います。 基準墨をつけるときに、最終的な仕上げを考え、仕上げ作業の最後の工 程近くまで基準墨が見えているようにするには、どの位置に“墨だし”を したら良いか、また仮に仕上げなどを行って消えてしまっても、また同じ 部分に基準墨を“墨だし”する回数をいかに減らすかということが重要に なってきます。 一旦仕上げ材に基準墨が隠れてしまい、新たに同じところに基準墨をつ け直すということは、仮に少しでもずれていたとすると最終的な仕上げ位 置が狂ってしまいます。そのようなリスクを負わないように基準墨を“墨 だし”する際は、色々な作業工程を頭に入れながら、できるだけ最後まで、 基準墨が見える(作業上活きている)ように、“墨だし”することが、重 要となります。 “墨だし”を専門に行う職種で、「墨出大工」と言われる職人さんがい ます。“墨だし”作業を行うときは、障害物があまり無いようなときに行 うことが多いのですが、実は頭の中で最終の完成形をイメージしながら、 仕事をしているのです。 ※建築の世界では単位はmm〔ミリメートル〕を使います。そのため【通 り芯から1m】は【通り芯から1,000mm】と表現します。 執筆者:砂子賢治 人財育成部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 毎日暑いですが、ふとしたときに秋の気配を感じるようになりました。 今月のテーマは、「夏」です。8月の最後は、美しい科学の絵本を紹介し ます。 ■ 『海のひかり』 ■ モリー・バング&ペニー・チザム 作/さくまゆみこ 訳/評論社/ 2014年2月/1,400円+税 太陽が私たち地球上のいきものにとって、どれほどなくてはならないも のなのかを実感する本です。「わたしは太陽。きん色にもえる星…」と太 陽が一人称で静かに深く語りかけてきます。 太陽のひかりのエネルギーを使って、陸地でも海の中でも「光合成」が 行われ、はき出された酸素が多くのいきものの命を支えています。 また、海のいきものの食物連鎖、命のくさりのはじまりは、植物プラン クトン。私たちの肉眼では見ることができないくらい小さないきものです。 でも、毎日私たちが吸う酸素の半分は、水の中をただようこの小さな植物 プランクトンが作り出したものなのです。 文章量は吟味され少なめで、大型サイズの2ページ見開きの絵は動きが あって大迫力。まるで読んでいる私たちも海の中にいるようです。美しく ダイナミックな絵から頭の中にダイレクトに海の中の営みのイメージが伝 わってきます。深海にふりそそぐマリンスノー、海流や水の大循環など、 海の中の命のつながりと太陽のひかりのエネルギーの関係が、難しい解説 抜きで、すっと感覚でわかります。最後のページを読んで本を閉じるとき には、ひかりとともに長い旅をしてきたような不思議な感動と満足感でい っぱいになりました。 この本には姉妹編として、太陽エネルギーについて書かれた『わたしの ひかり』と、陸での光合成について書かれた『いきている ひかり』の2 冊があります。 執筆者:市川雅子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://www.kagakuyomimono.com/hon/3chikyuu/uminohikari/uminohikari.html 科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 台風の名前 ■ 今年も台風が日本に上陸する季節になりました。ニュースでは台風○号 と表記される台風ですが、名前も付いているのはご存じでしょうか。この 名前はあらかじめ各国から用意された140個の名前を順番につけている とのことで、日本が提供した名前も存在しています。日本は星座の名前を 付けたそうですが、「コップ」や「コンパス」などのラインナップになっ ています。ご興味のある方は下記気象庁ホームページで確認してみて下さ い。 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html (執筆者:ogawa) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を 2014年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php 当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し 出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/business/rental/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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