科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第595号 ◆  ━
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                              >>>2016/9/7発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   9月2日は「宝くじの日」でした。「9と2」の語呂合わせから、この日
   が記念日となったそうです。毎年この日に宝くじのハズレ券を対象とした
   「宝くじの日お楽しみ抽せん」が行われています。
    さて、日曜日(11日)に「日本IBM TryScience 実験
   教室」を開催します。
  
    「子どもに教えたくなる!科学技術館」はこちらからご覧いただけます。
      8月1日号 第5話「石炭。大むかしに恐竜とくらしていた?」
      http://www.jsf.or.jp/exhibit/oshietakunaru05/
      第6話は来週木曜日(15日)に発行予定です。お楽しみに!
  
    9月の土・日曜日、祝日はエレベータを運行します。
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/08/9.php
  
    ☆9月の休館日は、14日(水)、21日(水)、28日(水)です。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,875人。
  
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
   【1】科学技術館新着情報
       新着情報・・・日本IBM TryScience 実験教室
              理研DAY:研究者と話そう
              科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ニュース
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
   【3】科学技術館ラボラトリー
       科学・技術よもやま話・・・「通勤中にふと思ったこと」
  
   【4】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・「エネルギーってなんだろう」
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 日本IBM TryScience 実験教室 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回
   日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して開催します。
   何をするかは当日のお楽しみです。
  
    日 時:9月11日(日)13時〜16時
        10月9日(日)13時〜16時
    会 場:4階D室「イベントホール」
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2016/09/911.php
    http://www.jsf.or.jp/event/2016/10/109.php
  
   ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
    理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研
   究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
   みなさまのご来場をお待ちしています。
  
    日 時:9月18日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    研究者:三好 洋美さん(理化学研究所)
    テーマ:細胞が歩く(!?)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/event/2016/09/918day.php
  
   ■ 科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 ■
  
    MITメディアラボが開発した、小学生にも使えるプログラミング環境
   「Scratch(スクラッチ)」を使用して楽しみながらプログラミングの基
   本が学べる、「キッズプログラミング倶楽部」を開催しています。
  
    開催日時:9月25日(日)
         初級クラスA:テニスゲーム      10時00分〜11時30分
         初級クラスB:ドライビングゲーム   12時30分〜14時00分
         体験クラス:はじめてのプログラミング 14時30分〜16時00分
  
         10月2日(日)
         体験クラス:はじめてのプログラミング 10時00分〜11時30分
         初級クラス:カーレースゲーム     12時30分〜14時00分
         中級クラス:横スクロール型ゲーム   14時30分〜16時00分
  
    会  場:事務棟3階 科学技術館パソコン教室
    対  象:小学3年生〜中学3年生
         ※マウスやキーボードを使ったことがある方
    定  員:各クラス15名(先着順)
         (キッズプログラミング倶楽部WEBにて申込受付状況の表
          示がありますが、処理作業の関係で満席の表示が数日遅れ
          る場合もあります。その際はご了承願います)
    参 加 費:1,500円
    申込方法:メールにて
  
    申込方法や講座内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://etoys.jp/kpc
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    またシカゴ大学ヤーキス天文台との、ライブ天体観測コーナーを予定し
   ています(シカゴの天候等の都合によりコーナーを変更することもありま
   す)。
  
    日 時:9月10日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:伊藤哲也さん(国立天文台)
    ゲスト:早野裕さん(国立天文台先端技術センター准教授)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://universe.chimons.org/jsf/
  
  
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    【2】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「第57回科学技術映像祭入選作品」上映会のご案内
  
    優れた科学技術に関する映像を選奨し、科学技術の普及と向上を図るこ
   とを目的とする科学技術映像祭の第57回入選作品を特別に上映します。
    巨大なスクリーンでの迫力の映像をお楽しみ下さい。
  
    日  程:9月17日(土)〜25日(日)
         ※19日(月・祝)は開館いたします。
         ※20日(火)は休館いたします。
    上映時間:11時20分〜
         ※上映作品は毎日異なります。
    会  場:記念館大型映像館
    料  金:無料
    定  員:200名(先着順)
  
    上映作品など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD#101
  
    科学技術映像祭については、こちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/index.html
  
   ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のご案内
  
    記念館オリジナルのキット「スカイハートU」の製作をします。
    インストラクターさんが一つ一つ部品を手作りしてくれたこのキットは
   面白い形をしていて、上に向かって飛んでいきます。
    楽しくつくって、記念館前の芝生で飛ばしてみましょう。
  
    日 時:9月10日(土)13時30分〜(製作時間 約1時間)
    受 付:13時〜(先着40名)
    会 場:記念館1階研修室
    教材費:300円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 通勤中にふと思ったこと ■
  
    毎朝、地下鉄を使って私は出勤しています。銀座線から東西線に乗りか
   えての出勤の間は、色々なことに思いを馳せる事があります。たとえば、
   電車のドアの開閉ってどんな仕掛けなのだろう?などと、毎日ちょっとし
   たことに思いを馳せます。
    さて、ある日いつものように思いを巡らせていると、その日はいつもよ
   りも大切なことに気づきました。レールと車輪がきしむ音を聞いているう
   ちに、そういえば、科学技術館の鉄の展示室の小冊子には、レールや車輪
   がつくられる様子が書いてあるな。そういえば、東京って地下鉄が張り巡
   らされていて、よくこんなに地下に穴掘ったな…。たしか建設の展示室に、
   シールドマシンの体験ゲームがあったな。また、よくこんなに重たい車両
   をモーターの力で運んでいるなと考えると、そういえば、モーターの展示
   があって、しかも電気の展示室の実験ではモーターの話もしているなと思
   い出しました。それから、電気の流れている電線はどんな素材なんだろう?
   パンタグラフが時々スパークするのは何でだろう? おやおや? これっ
   てあの展示を見れば解決するかな???などと考えているうちに、ふと気
   がついたのです。「あれ? 科学技術館の展示で、生活を支える技術の事
   を結構学べていたのだ」ということに。そして、「科学技術館の展示や実
   験演示は、生活を支える基本の仕組みや技術をしっかり紹介している」と
   いうことに。
    いつもの仕事場の展示物たちは、基礎の原理・現象を紹介している小さ
   な展示ではありますが、しかし、その基礎の原理・現象が、大きな社会を
   支える技術に使われているのだと認識すると、目の前の小さな現象が、偉
   大な現象に見えてきます。
    科学技術館の展示は、遊びながら学ぼうという展示が多く、遊んで楽し
   いという印象が残ってしまうこともありますが、よく見てみると、私たち
   の生活を支える技術を紹介している展示がたくさんあります。また、その
   展示たちは過去の人の知恵や学びの集積で、この世界で活かされている現
   象を伝えているのだなと思うと、改めてどれもじっくり見たい展示に思え
   てきます。
    ということで、皆さん、ぜひ、遊び・学びに来てください。一緒に、展
   示を見て今の世界を支える様々な技術に思いを馳せてみましょう。
  
    執筆者:北川美千代 科学技術館運営部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは、自然エネルギーです。毎日の生活を電気なしには過ご
   せない現代の私たちにとって、とても大切なエネルギー問題について考え
   てみましょう。
  
   ■ 『エネルギーってなんだろう』 ■
     キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー 作/ポール・マイゼル 絵
     やまじけんじ 訳/福音館書店/2010年10月/1,300円+税
  
    エネルギーという言葉はよく聞くけれど、その正体を知っていますか。
   体を動かしたり、考えたり、何をするにもエネルギーが必要ですが、いっ
   たいエネルギーってなんでしょうか。目には見えないエネルギーというも
   のを説明するのはちょっとむずかしいですが、この本では、小さな子ども
   にわかるようにできるだけ身近な話でエネルギーを説明しています。「バ
   ットをふってボールを打つとき、エネルギーは腕からバットへうつり、バ
   ットがボールに当たると、エネルギーはバットからボールにうつり、ボー
   ルが飛び出します」というふうに。「エネルギーはものをあたためたり、
   かがやかせたり、音を出したりできます。」というのはそれぞれ、熱エネ
   ルギー、光エネルギー、振動エネルギーのことです。このようにエネルギ
   ーにはいろいろな種類があります。
    燃える時にエネルギーを出すものを燃料といい、車が走る時の燃料がガ
   ソリンです。わたしたちの体をうごかすときにエネルギーのもとになるも
   のはたべものです。たべものはそれ自身ではうごいたり、光を出したりも
   しないけれど、からだの中でエネルギーになるのです。エネルギーはいろ
   いろな形に変化するのですね。
    太陽からのエネルギーが植物を育て、その植物を動物が食べて、私たち
   はその植物や動物を食べているのだから、私たちの体をつくったり動かし
   たりする、おおもとは太陽のエネルギーということになります。また、ガ
   ソリンは石油から取り出しますが、石油や石炭などは化石燃料といって、
   大昔の植物や動物が死んだものから長い時間をかけてできたもので、その
   植物や動物も太陽のエネルギーをつかって育ったり、動いたりしたのです。
    わたしたちは毎日の生活でたくさんのエネルギーを必要としており、エ
   ネルギーがなければ何もできません。けれどもエネルギーのおおもとの太
   陽は、とてもたくさんのエネルギーをあたえてくれ、太陽があるかぎりエ
   ネルギーはなくなることはありません。
    著者のキンバリー・ブルベイカー・ブラッドリーさんは、化学の研究者
   でしたが、児童書の執筆で子ども向け優秀科学作品賞を受賞しました。訳
   者の山地憲治さんはエネルギー学者で、専門は地球温暖化問題やエネルギ
   ー問題に関するモデル分析の研究者です。
  
    執筆者:福田晴代 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://www.kagakuyomimono.com/hon/2suugaku/energy/energy.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 平日午後の展示室 ■
  
    9月に入り平日午後の展示室は、小学校入学前のお子さんとお母さん、
   海外からの方や大人の来館者で、夏休み期間と比べてゆったりとした雰囲
   気となっています。実験演示は、子どもとお母さんや大人の方お一人の参
   加で、じっくりと楽しまれている場面も見かけます。フランスから短期イ
   ンターンシップで訪れている学生は、海外からの来館者への説明を担当し
   ていて、ともに笑顔があふれるなど、すてきな時間が流れています。
  
                           (執筆者:ONO)
  
  
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     当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を
     2014年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/business/rental/
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
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