科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第598号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2016/9/28発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 科学技術館前のイチョウの下は、落ちた実がつぶれて匂っています。見上 げると実が鈴なりに生っているのが見えます。北の丸公園でも秋が感じら れる季節となりました。 土曜日から10月です。そろそろ衣替えですね。 10月の土・日曜日、祝日はエレベータを運行します。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2016/09/10.php ☆10月の休館日は毎週水曜日です。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 10,869人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館新着情報 新着情報・・・科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 今週のユニバース 【2】科学技術館ニュース お知らせ・・・日本IBM TryScience実験教室 理研DAY:研究者と話そう 「化学ってすごい!2016秋」化学実験教室 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館 【3】科学技術館ラボラトリー 科学・技術よもやま話・・・「台風を知る」 【4】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・・「ご当地電力はじめました!」 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 ■ MITメディアラボが開発した、小学生にも使えるプログラミング環境 「Scratch(スクラッチ)」を使用して楽しみながらプログラミングの基 本が学べる、「キッズプログラミング倶楽部」を開催しています。 日 時:10月30日(日) 初級クラス:図形シミュレータ 10時00分〜11時30分 中級クラス:横スクロール型ゲーム 12時30分〜14時00分 体験クラス:はじめてのプログラミング 14時30分〜16時00分 ※中級クラスは10月2日開催と同じ内容です。 会 場:事務棟3階 科学技術館パソコン教室 対 象:小学3年生〜中学3年生 ※マウスやキーボードを使ったことがある方 定 員:各クラス15名(先着順) (キッズプログラミング倶楽部WEBにて申込受付状況の表 示がありますが、処理作業の関係で満席の表示が数日遅れ る場合もあります。その際はご了承願います) 参 加 費:1,500円 申込方法:メールにて 申込方法や講座内容など、詳しくはこちらをご覧ください。 http://etoys.jp/kpc ■ 今週のユニバース ■ スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 「ゲストコーナー」では、「大気のうずまきを見てみよう」としてお話 しいただく予定です。 日 時:10月1日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名(当日先着順) 案内役:野本知理さん(千葉大学) ゲスト:柳瀬亘さん(東京大学大気海洋研究所) 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://universe.chimons.org/jsf/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■ 「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回 日曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して開催します。 何をするかは当日のお楽しみです。 日 時:10月9日(日)13時〜16時 会 場:4階D室「イベントホール」 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/event/2016/10/109.php ■ 理研DAY:研究者と話そう ■ 理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研 究の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。 みなさまのご来場をお待ちしています。 日 時:10月16日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名(当日先着順) 研究者:羽場宏光さん(理化学研究所) テーマ:新元素の化学からがんの診断・治療まで 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/event/2016/10/918day.php ■ 「化学ってすごい!2016秋」 −10月23日化学の日に化学の面白さを体感する実験教室を開催−■ 楽しい化学実験教室を開催いたします。空気の重さを実感する実験や、 酸とアルカリで溶液の色を変化させる実験など3つの実験を行います。 日 時:10月23日(日)10時30分〜12時30分 会 場:4階I室「実験スタジアムL」 募集対象:小学校3〜6年生 募集定員:30名 参 加 費:500円(別途、入館料が必要) 申込方法:往復はがきにて申込み(10月11日(火)必着) 主 催:日立化成株式会社 共 催:科学技術館、公益社団法人日本化学会 申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/image/2016/09/1023.pdf ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆10月の休館日のお知らせ 10月10日(月・祝)は休まず開館し、翌11日(火)は休館いたし ます。これ以外の週は月曜日に休館いたします。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#624 ☆大型映像館上映作品 「2050年宇宙エレベーターの旅」 まだ私たちにとっては遠い存在の宇宙。ところが、そう遠くない将来、 誰もが宇宙に行ける乗り物ができるかもしれません。実現しようと、いち 早く動き始めた日本の大手建設会社の技術者たち。2050年を目標に、 地球と宇宙を結ぶ「宇宙エレベーター」の建設計画を立てています。 本作品では、夢に挑む研究者たちにスポットを当て、夢の構想をCGで 描きます。 期 間:10月1日(土)〜12月28日(水) 時 間:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、16時〜 上映時間約40分(本作品はブルーレイでの上映になります) 会 場:大型映像館 入館料:大人620円、小・中学生260円 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#105 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 台風を知る ■ 今年は台風がテレビで取り上げられることが多い年となっています。 今年の台風第1号の発生は7月3日と1951年の統計開始以降で2番 目に遅く、台風の存在しない期間が198日間と過去最長タイとなりまし た。しかしそれ以降は立て続けに発生し、日本近海で迷走した10号、日 本列島に沿うように進んだ16号は甚大な被害をもたらしました。9月 27日6時現在で17号まで発生し、そのうちの6個が日本列島に上陸し ましたが、その上陸数もすでに2番目タイの多さなのです(最多は2004 年の10個)。 気象庁では台風に関する情報をいろいろと発表しています。現在台風の 進路予報は、台風の中心が予想時刻に70%の確率で入る範囲が予報円と して、暴風域が予想されるときは暴風警戒域も描かれています。そのため 予報円の外側に描かれる暴風警戒域の大きさは、予報円内の一番外側に台 風の中心が位置した場合に暴風が吹くと予想される範囲となります。 しかし1997年6月までは予報円に入る確率は60%でした。さらに テレビ放送が開始された1953年から1982年5月までの進路予報は 円ではなく扇形でした。ほかにも予報期間が長くなるなど、予報技術の向 上が窺(うかが)える変更がされています。 また2000年6月には、それまで使用していた台風の大きさ(風速 15メートル以上の風が吹く範囲の半径)の「中型」「小型」「ごく小さ い」という表現と、台風の強さ(最大風速)の「並みの強さ」「弱い」 「弱い熱帯低気圧」という表現を防災上の観点から使用しなくなりました。 このように気象庁は今までに台風の情報だけでもいろいろと発表の方法 や表現を変更し、防災情報に関して改善を図ってきました。 今年もまだ台風の接近・上陸は考えられますし、近年はより強力な台風 の発生が心配されています。より精度の高い予報やわかりやすい情報発信 は今後も求められていくでしょう。 執筆者:荻野亮一 科学技術館運営部 学芸員、気象予報士、防災士 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月のテーマは、自然エネルギーです。市民の手で自然エネルギーを利 用した電力を作っている地域が全国で増えています。そうした全国各地の 活動をレポートした本を紹介します。 ■ 『ご当地電力はじめました!』〈岩波ジュニア新書〉 ■ 高橋真樹 著/岩波書店/2015年1月/840円+税 日本ではエネルギーといえば電気という考えが強いのですが、一般家庭 でエネルギーとして使うのは暖房や給湯といった熱に関するものが3分の 2で残りが照明などです。ですから電気を使ってお湯を沸かすよりも太陽 熱を直接熱エネルギーとして使う太陽熱温水器を利用するほうがずっと効 率が良いし、高性能の断熱材をもっと利用すれば「家の燃費」は格段に良 くなります。また、発電所で燃料から電気をつくり送電線を通して家庭に 届くまでにエネルギーは約6割もロスしているといいます。 本書はエネルギー効率という観点から、電気に頼り過ぎる生活を見直す よう促しています。そのうえでエネルギーの自給自足という、分散型で効 率の良い発電システムを市民の手でつくり出している地域を紹介していま す。 「北海道グリーンファンド」の呼びかけに応じた一般の市民からの出資を もとにできた日本初の市民風車「はまかぜ」ちゃん、地域ぐるみで太陽光 発電を広めた「おひさまの町」長野県飯田市、福島県会津地方で発電事業 を進める会津電力、東京都多摩市で活動する多摩電力など各地でさまざま な工夫をこらして、市民主導の「ご当地電力」など、どれも地域に合った やり方ですすめられていることがわかります。 実は日本の自然エネルギー資源(太陽光、風力、地熱、バイオマスなど) は、自然エネルギー先進国のドイツや北欧の人たちがうらやましがるほど 多く(9倍も!)あるのです。「日本はやればできるのに、言いわけばか りしてなぜやらないの?」という言葉には考えさせられます。 社会への扉を開く読み物として中高生向けに書かれたジュニア新書は、 周囲の大人からもぜひ手わたしてもらいたい好著が多く、おすすめです。 執筆者:福田晴代 科学読物研究会 科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 雨、好きですか? ■ この前、ふと窓から外を見ると虹が2本同時にかかっていました。それ ぞれ「主虹」「副虹」と呼ぶようで、ちょっと珍しい現象のようです。こ れを見るとイイコトがあるとのこと。何が起こるかとワクワクしていたら …。後日、また虹を見られました! それも何本も! 最近は台風や秋雨 前線のおかげで雨が多いですが、「雨上がりに、また虹が見られるかも」 と思うと、少し雨も好きになれそうです。(虹の画像はこちら→ http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/598/598.html 少し見づらいですが…。) (執筆者:なば) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を 2014年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php 当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し 出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/business/rental/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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