科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第601号 ◆  ━
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                             >>>2016/10/19発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   月曜日(17日)から「薬と健康の週間」が始まっています。医薬品を正
   しく使用することの大切さや薬剤師の方々が果たす役割の大切さを知る週
   間です。お薬は使用期間、用法、用量、保管方法などを守り、使用上の注
   意を理解して使用しましょう。
  
    11月19日(土)、20日(日)に開催の「第2回教員のための理科
   実験スキルアップ講座」参加者募集中!
  
    10月の土・日曜日はエレベータを運行します。
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/09/10.php
  
   ☆10月の休館日は毎週水曜日です。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 10,870人。
  
  
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   【1】科学技術館新着情報
       新着情報・・・「ワクエコ・カーモデラー教室」参加者募集
              科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館ニュース
       お知らせ・・・なぜなに?かがく実験教室「バランスをとろう!」
              第2回教員のための理科実験スキルアップ講座
       イベント情報・・・サイエンスアゴラ2016
                JST20周年記念フォーラム
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
   【3】科学技術館ラボラトリー
      自然と友だち・・・
             「自然の生きものの、いろいろな“一瞬”を捉える」
  
   【4】科学技術館おすすめ
       科学の本の紹介・・・
                「くらべた・しらべたひみつのゴキブリ図鑑」
  
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 「ワクエコ・カーモデラー教室」参加者募集 ■
  
    市販されている自動車のデザインを作るプロのカーモデラーと一緒に、
   クレイモデル造形に挑戦する教室です。
    今回は、用意された見本に従ってクレイを削りカーモデルを造る「おて
   がるコース」と、参加者の皆さんに事前にイメージや設計図を準備しても
   らって自分のデザインしたクルマを造っていく「じっくりコース」の2コ
   ースを行います。ぜひご参加ください。
  
    日  時:11月23日(祝・月)
         1「おてがるコース」10時〜12時
         2「じっくりコース」13時30分〜16時
    会  場:2階C室イベントホール
    対  象:小学生・中学生
         (ただし、小学校1〜3年生は保護者の同伴が必要)
    定  員:各コース12名(申込多数の場合は抽選)
    参 加 費:無料(当選のみ入館料は無料。
            当選者以外の方は入館料が必要)
    申込締切:11月9日(水)必着
    主  催:日本カーモデラー協会、日本自動車工業会
  
    申込方法や内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2016/10/1123119.php
  
   ■ 科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 ■
  
    MITメディアラボが開発した、小学生にも使えるプログラミング環境
   「Scratch(スクラッチ)」を使用して楽しみながらプログラミングの基
   本が学べる、「キッズプログラミング倶楽部」を開催しています。
  
    日  時:11月20日(日)
         体験クラス:はじめてのプログラミング 10時00分〜11時30分
         初級クラス:もぐらたたきゲーム    12時30分〜14時00分
         演習クラス:ボードゲーム(三目並べ) 14時30分〜16時00分
    会  場:事務棟3階 科学技術館パソコン教室
    対  象:小学3年生〜中学3年生
         ※マウスやキーボードを使ったことがある方
    定  員:各クラス15名(先着順)
         (キッズプログラミング倶楽部WEBにて申込受付状況の表
          示がありますが、処理作業の関係で満席の表示が数日遅れ
          る場合もあります。その際はご了承願います)
    参 加 費:1,500円
    申込方法:メールにて
  
    申込方法や講座内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://etoys.jp/kpc
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    またシカゴ大学ヤーキス天文台との、ライブ天体観測コーナーを予定し
   ています(シカゴの天候等の都合によりコーナーを変更することもありま
   す)。
  
    日 時:10月22日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
    会 場:4階B室「シンラドーム」
    定 員:各回62名(当日先着順)
    案内役:大朝由美子さん(埼玉大学)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://universe.chimons.org/jsf/
  
  
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    【2】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
   ■ なぜなに?かがく実験教室「バランスをとろう!」 ■
  
    よく公園にある「シーソー」って知っていますか? このシーソーには
   いろいろな秘密があるのです。今回は超精密な「てんびんばかり」を作り
   ながら、重さとバランスについて考えてみましょう。
  
    日  時:11月19日(土)
         13時30分〜、15時〜(各回45分)
         ※2回とも実験内容は同じです。
    会  場:4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
    テ ー マ:バランスをとろう!
    講  師:樋口健太郎先生(東京都北区立稲付中学校)
    対  象:小学校1年生〜4年生(保護者同伴)
    定  員:各回40名
    参 加 費:無料(参加者および付添保護者1名は入館料無料)
    応募方法:「なぜなに?かがく実験教室」のウェブサイトよりお申込
         みください。(応募者多数の場合は抽選)
         「なぜなに?かがく実験教室」のウェブサイト
         http://www.kagaku21.net/why/
    応募締切:10月21日(金)まで
    主  催:「夢・化学−21」委員会
    問 合 先:「夢・化学−21」委員会事務局
         (一般社団法人日本化学工業協会 広報部内)
         電話 03−3297−2555
         (10:00−12:00、13:00−16:00)
  
   ■ 第2回教員のための理科実験スキルアップ講座 ■
  
    理科を教える教員の理科指導力の向上を目指した講座です。本講座では、
   「青少年のための科学の祭典」全国大会の実行委員の先生方が講師役を務
   めます。授業や社会教育活動でも役立つ実践的な理科実験の講習会ですの
   で、奮ってご参加ください。
  
    開催日時:地学分野 11月19日(土)10時30分〜12時15分
         物理分野 11月19日(土)13時30分〜15時15分
         生物分野 11月20日(日)10時30分〜12時15分
         化学分野 11月20日(日)13時30分〜15時15分
    会  場:6階実験工房
    対  象:・小学校や中学校で理科を担当している教師の方で、理科実
          験の指導力アップを目指している方や、実験結果を理論的
          に正しく理解したい方
         ・科学教室の講師を目指している方で、実験指導の極意を勉
          強したい方
         ・教員を目指している学生の方 など
    募集人数:各分野20名程度(申込順)
    参 加 費:1分野1,000円(消耗品代、保険代など)
         ※同一日の2つの分野に参加する場合、2分野で1,500円とします。
    申込方法:電子メールまたはFAX
    申込締切:11月14日(月)必着
    主  催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         (公財)日本科学技術振興財団
    問合せ先:(公財)日本科学技術振興財団 科学の祭典事務局
         電話:03−3212−8447
         ※本事業は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の
          科学教育の普及・啓発助成を受けております。
  
    申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/index.php
  
  ◆イベント情報
  
   ■ サイエンスアゴラ2016 ■
  
    サイエンスアゴラは、市民参加の化学討論やトップ科学者との対話、子
   供向けの科学実験など、科学と社会の関係を深める日本最大級の科学フォ
   ーラムです。
    11月3日(木・祝)の開幕セッションでは、南場智子氏(DeNA創業者、
   取締役会長)、ラッシュ・ホルト氏(米国科学振興協会(AAAS) CEO)の基
   調講演のほか、震災経験を持つ高校生と科学者が「震災復興5年」をテー
   マに語り合う特別パネル討論を開催。
    また、同日午前には、世界の科学技術関係者が集まるサイエンスアゴラ
   で、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)について議論する「いま世
   界が直面するSDGs等の課題解決にイノベーションは何ができるか?」と
   題したセッションを行い、アジア・欧・米・アフリカ等の登壇者、また参
   加者が様々な観点や取り組みを持ち寄り、国際的な議論につなげます。
    期間中は、200以上の多様なプログラムで皆様をお待ちしています。
  
    会 期:11月3日(木・祝)〜6日(日)
    時 間:10時〜17時(最終日は一部を除き16時まで)
    会 場:東京・お台場地域(日本科学未来館ほか)
    費 用:入場無料(一部、実費徴収あり)
    主 催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
    問合先:JST科学コミュニケーションセンター
    電 話:03−5214−7493
  
    プログラムなど、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/
    http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/session/fb_652/ (開幕セッション)
    http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/ab_143/ (SDGsセッション)
    事前登録サイト
    https://form.jst.go.jp/enquetes/scienceagora2016(事前登録サイト)
  
   ■ JST20周年記念フォーラム ■
  
    2016年10月に設立20年を迎えたJSTが、国内外の気鋭のリー
   ダーを招いて“未来共創イノベーションを目指して〜とてもよい世界の作
   り方〜”と題したフォーラムを開催します。
    梶田隆章氏(東京大学特別栄誉教授・宇宙線研究所長・教授/2015
   年ノーベル物理学賞受賞者)、浅川智恵子氏(日本IBM株式会社 東京
   基礎研究所 IBMフェロー)の基調講演のほか、山根一眞氏(ノンフィ
   クション作家)をモデレーターに、北川拓也氏(楽天株式会社 執行役員)
   やヌウォン・チョラクープ氏(タイ国立金属・材料技術センター(MTE
   C)再生可能エネルギー研究所 所長)を始めとした若手科学研究者によ
   るパネルディスカッションを通じて、これからの 20年の未来社会におけ
   る社会と科学技術のあるべき関係を考えます。
  
    日 時:11月4日(金)13時〜16時半
    会 場:東京国際フォーラム B7ホール
    費 用:入場無料
    主 催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
    問合先:20周年記念フォーラム運営事務局
    電 話:03−6277−0117
  
    プログラムなど、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.jst.go.jp/20th/forum.html
    事前登録サイト
    https://form.jst.go.jp/enquetes/jst20thforum
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆「YS−11型機」「格納庫」一般公開のお知らせ
  
    通常、内部を公開していない西武新宿線 航空公園駅前に保存展示されて
   いるYS−11型機と、記念館隣にある格納庫を特別公開します。
  
    日 時:10月29日(土)、30日(日)10時〜15時
    会 場:YS−11型機……西武新宿線 航空公園駅前
        格納庫……記念館隣
    費 用:無料
  
    ※雨天の場合、YS−11型機の公開は中止となります。
  
    詳細は、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD#220
  
   ☆室内飛行機工作講座(事前申込制)
  
    室内飛行機(インドアプレーン)の製作からテストフライトまでを1日
   で行う工作講座を開催します。室内飛行機は、超軽量の模型飛行機で、滞
   空時間が非常に長く、室内を静かに飛行する姿はとても優雅です。
    この室内飛行機の第一人者が講師となり、製作・調整・テストフライト
   までを1日で行います。
  
    開 催 日:11月26日(土)
    時  間:10時〜14時(製作)
         14時から1時間程度(所沢市役所内でテストフライト)
    会  場:記念館1階研修室
    対  象:中学生以上の方(中・高生や大人の方)
    募集人数:15名程度
    教 材 費:700円
    申込方法:11月12日(土)までお電話で受付いたします。
    電  話:04−2996−2225
         ※11月26日の室内飛行機工作の予約とお伝えください。
         ※定員となりました際はキャンセル待ちとなります。
          お早めにお申込み下さい。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1#231
  
   ☆大型映像館上映作品
  
    「2050年宇宙エレベーターの旅」
    まだ私たちにとっては遠い存在の宇宙。ところが、そう遠くない将来、
   誰もが宇宙に行ける乗り物ができるかもしれません。実現しようと、いち
   早く動き始めた日本の大手建設会社の技術者たち。2050年を目標に、
   地球と宇宙を結ぶ「宇宙エレベーター」の建設計画を立てています。
    本作品では、夢に挑む研究者たちにスポットを当て、夢の構想をCGで
   描きます。
  
    期 間:12月28日(水)まで
    時 間:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、16時〜
        上映時間約40分(本作品はブルーレイでの上映になります)
    会 場:大型映像館
    入館料:大人620円、小・中学生260円
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#105
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 自然の生きものの、いろいろな“一瞬”を捉える ■
  
    自然の生きものの、一瞬を捉えるリアルな写真から、その動きを観察し
   ながら、生態のいろいろな面を捉えて、動画的(物語)写真にするのも楽
   しいと考え撮影をしております。じっと観察していると、思わぬ場面や姿
   が見られて、生きものへのいっそうの愛着、親しみを覚えます。
  
    「自然の生きものの、いろいろな“一瞬”を捉える」の写真と文はこち
   らからご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/tatsuno_27/
  
    執筆者:加納巌
  
     「自然と友だち」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
    郵送をご希望の方は、こちらから
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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    【4】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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   ◆ 科学の本の紹介
  
    印刷技術の進化とともに、写真や絵の美しい科学本がたくさん出版され
   ています。本はデザインやレイアウトによって見た目の印象はもちろん、
   内容の理解のしやすさも変わってきます。奥付に書かれたデザイナーの名
   前を意識すると、別の楽しみが生まれます。先週から、デザイナー鈴木康
   彦さんが手がけた本を紹介しています。今回は、ゴキブリの登場です。
  
   ■ 『くらべた・しらべたひみつのゴキブリ図鑑』 ■
     盛口満 絵・文/岩崎書店/2016年8月/1,600円+税
  
    ゴキブリ親衛隊のゲッチョ先生こと盛口満さんがゴキブリ本を出しまし
   た。たくさんの絵とともに紹介されるゴキブリは、嫌われ者というイメー
   ジとは無縁です。
    まず表紙から違います。さわやかな水色の地に「これってゴキブリ?」
   と聞きたくなるゴキブリが勢ぞろい。横文字もあしらわれ、なんともおし
   ゃれです。扉には「ゴキブリの顔はどれ?」というクイズが。このクイズ
   は是非挑戦してください。あとから理由がわかります。そしていよいよゴ
   キブリページへ。クローズアップされたゴキブリは、昆虫そのもの。「ゴ
   キブリって何?」「ゴキブリの歴史」「ゴキブリ解体新書」……。ゴキブ
   リの体のつくりや顔をまじまじと見ることは少ないでしょうが、ゲッチョ
   先生がくらべてしらべたゴキブリたちは個性さまざまです。「意外な親戚」
   「有用ゴキブリ」「ダンゴムシモドキ」など知られざるゴキブリのひみつ
   を知ると、目の前にゴキブリが突然現れても、少しだけおおらかな気持ち
   になれるかもしれません。
    見返し、本文のベースの色、文字の書体や色使いなどにも注目してくだ
   さい。ゲッチョ先生の解説部分は明朝体、図鑑部分はゴシック体が使われ
   ています。ゴシック体の級数(文字の大きさ)や色にも工夫があり、一定
   のルールのもと、たくさんの情報をすっきりとわかりやすく読ませてくれ
   ます。他にもデザインにびっくりすることが。是非手にとってほしい美し
   いゴキブリ本です。
  
    執筆者:竹内純子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
   http://www.kagakuyomimono.com/hon/7musekitsui/gokiburizukan/gokiburizukan.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 秋はダイビングのベストシーズン! ■
  
    以前に、秋はダイビングのベストシーズンであることをお伝えしました
   が、今回は、よりダイビング(海)を楽しむため知っておいてほしいこと
   を書いてみます。
    どこの海でも、必ず潮の満ち引きは起こります。潮の干満によって、流
   れが発生することもあります。それを知って潜るのと知らずに潜るのとで
   は、魚との遭遇率だけでなく、安全面でも大きな差が出てきます。
  
   1.潮汐(ちょうせき)はなぜ起こる
    潮汐は、地球と月、太陽の重力の関係で起こります。潮汐とは、海面が
   約12時間あるいは24時間の周期で動くことを言います。
   2.潮の干満について
    ある地点での潮の干満は、通常一日に干潮と満潮が2回ずつあります。
   また、干潮から次の干潮、あるいは満潮から次の満潮までの時間は、約
   12時間25分と言われています。そのため、ある地点での満潮と干潮の
   時間は、一日毎に約50分ずつ遅れていきます。そのため、干潮あるいは
   満潮が一日に1回しかない日も出てきます。
   3.潮の大きさについて
    旧暦の1日(新月)や15日(満月)の頃には、潮の干満の差が激しい
   「大潮」となります。8日(上弦)や23日(下弦)の頃は、あまり潮が
   動かない「小潮」と呼ばれます。その間も呼び名がありますが、今回はは
   ぶきます。
   4.潮の流れについて
    干潮の前後と満潮の前後、わずかな時間は潮止まりと呼ばれ、この時間
   は潮はあまり動かないと言われています。この時間を過ぎると潮は徐々に
   流れ始めます。
    したがってダイビングをする際は、この潮止まりの時間を頭に入れてお
   く必要があるのです。また潮の流れる早さは、大潮の時ほど早くなります。
   5.潮汐と魚について
    一般的に、大潮の時ほど魚が多いと言われます。また魚やサンゴの産卵
   は、大潮の時に行われることが多いと言われています。
  
    潮汐はとっても奥の深いものですが、少しずつ知識として知っていくこ
   とにより、ダイビングの幅が深まっていくものと思います。
    ダイビングに限らず、海での遊びの際には知っておくと、より海を楽し
   むことができるので、是非、知っておいてくださいね。
  
                         (執筆者:Diver)
  
  
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     当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を
     2014年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/business/rental/
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
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  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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