科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第605号 ◆  ━
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                             >>>2016/11/16発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   北の丸公園の木々は、黄色、赤色、茶色などに紅葉している木もあります。
  科学技術館前のイチョウは緑から黄へかわりつつありますが、お隣の日本武
  道館の前の「大イチョウ」は緑色に見えます。この季節は、紅葉をもとめて
  公園を散策する楽しみがありますね。
   金曜日(18日)から「第47回市村アイデア賞作品展」がはじまります。
  12月22日オープンの新常設展示室の名称が「くすりの部屋―クスリウム」
  に決まりました。
  
   11月の土・日曜日、祝日はエレベータを運行します。
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2016/10/ev11.php
  
  ☆11月は毎日開館します。
  
  来週水曜日(23日)は祝日のため、来週のメルマガはお休みします。
  
  * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
  本号の配信数 10,880人。
  
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
  【1】科学技術館新着情報
      新着情報・・・科学ライブショー「ユニバース」ノーベル化学賞 特別番組
             「第47回市村アイデア賞作品展」
             今週のユニバース
  
  【2】科学技術館ニュース
      お知らせ・・・「くすりの部屋―クスリウム」12月22日オープン
      他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
  【3】科学技術館ラボラトリー
        科学・技術よもやま話・・・「GPSと位置情報ゲーム」
        自然と友だち・・・「身の回りには“何かがある”」
  
  【4】科学技術館おすすめ
      科学の本の紹介・・・「どうくつをたんけんする」
  
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
  ■ 科学ライブショー「ユニバース」ノーベル化学賞 特別番組 ■
  
   2016年のノーベル化学賞は「分子マシンの設計と合成」を受賞理由と
  して、ジャンピエール・ソバージュ、J・フレイザー・ストッダート、ベル
  ナルト・L・フェリンガの3氏が受賞されることとなりました。
   このたび科学ライブショー「ユニバース」では、この受賞に関連し、関連
  する研究分野の研究者をお招きし、この業績の意義について講演いただく特
  別番組を開催いたします。
   受賞テーマに近い専門の研究者の方が、受賞業績の解説だけでなく、最新
  の研究との関わりまで、その分野の一線の研究者だからこそ話せる科学の臨
  場感とともにわかりやすく解説してくれる貴重な機会です。是非、ご参加く
  ださい。
  
   日 時:11月26日(土)15時30分〜16時30分
   会 場:4階B室「シンラドーム」
   定 員:62名
       (定員を超える場合にはご入場をお断りする場合があります)
   参加費:無料(ただし、入館料は必要)
  
   講 師:河合英敏 先生
       (東京理科大学理学部第一部化学科)
   講演タイトル:分子マシン SFの世界から現実へ!
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/event/2016/11/post_54.php
  
  ■ 「第47回市村アイデア賞作品展」 ■
  
   小学生・中学生のアイデアの芽生えを奨励する「市村アイデア賞」の個人
  賞上位の作品を展示します。今年度の応募総数28,984件より選ばれた文
  部科学大臣賞、科学技術館館長賞などの入選作品をご覧いただくことができ
  ます。
  
   展示期間:11月18日(金)から12月4日(日)まで
   展示場所:2階サイエンスギャラリー
   主  催:(公財)新技術開発財団
   後  援:(公財)日本科学技術振興財団
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2016/11/1118124.php
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
   土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームのス
  クリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、恒星
  の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
   「ゲストコーナー」では、「自動運転の眼 〜自動車とETロボコンを題
  材として〜」をテーマにお話しいただく予定です。
   またシカゴ大学ヤーキス天文台との、ライブ天体観測コーナーを予定して
  います(シカゴの天候等の都合によりコーナーを変更することもあります)。
  
   日 時:11月19日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
   会 場:4階B室「シンラドーム」
   定 員:各回62名(当日先着順)
   案内役:矢治健太郎さん(国立天文台)
   ゲスト:新吉高さん(日立製作所)
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://universe.chimons.org/jsf/
  
  
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    【2】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
  ■ 一般財団法人日本宝くじ協会助成事業
     新常設展示室「くすりの部屋―クスリウム」12月22日オープン ■
  
   新常設展示室の名称が「くすりの部屋―クスリウム」に決定しました。く
  すりの研究開発をイメージした展示室で、私たちに身近なくすりについての
  様々な知識を紹介します。お楽しみに!
  
   オープン日:2016年12月22日(木)
   場  所 :科学技術館3階
   出展協力 :日本製薬工業協会
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2016/10/kusuri.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
  ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
  ☆ワークショップに遊びにおいでよ!
  
   展示館1階のワークショップでは、「飛ぶ」をメインテーマにした工作や
  実験を楽しみながら学ぶ事ができます。
   小さなお子様から大人の方まで、どなたでも参加いただけます。
  
  【ワークショップ(11月プログラム)】
   期 間:11月土・日・祝日
   時 間:1:10時30分〜 2:11時30分〜 3:13時30〜
       4:14時30分〜 5:15時30分〜
   定 員:各回約18名
   場 所:展示館1階ワークショップ
   対 象:子供から大人まで
   参加費:無料(展示館入館料が必要です)
   内 容:1:飛ばしてあそぼう・・・飛ぶおもちゃを作って、飛ばして遊ぼう!
       2:折り紙飛行機・・・簡単なのに良く飛ぶ!
       3:空気の実験・・・空気って何だろう?実験で色々調べてみよう!
       4:おさんぽ凧・・・折り紙を使ってふわふわ風を受ける凧を作ろう!
       5:風船ロケット・・・細長い風船がロケットに?!
       ※上記時間と番号は一致しています。
   参加方法:各回開始時間前までに会場へお越し下さい。
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#634
  
  ☆大型映像館上映作品
  
   「2050年宇宙エレベーターの旅」
   まだ私たちにとっては遠い存在の宇宙。ところが、そう遠くない将来、誰
  もが宇宙に行ける乗り物ができるかもしれません。実現しようと、いち早く
  動き始めた日本の大手建設会社の技術者たち。2050年を目標に、地球と
  宇宙を結ぶ「宇宙エレベーター」の建設計画を立てています。
   本作品では、夢に挑む研究者たちにスポットを当て、夢の構想をCGで描
  きます。
  
   期 間:12月28日(水)まで
   時 間:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、16時〜
       上映時間約40分(本作品はブルーレイでの上映になります)
   会 場:大型映像館
   入館料:大人620円、小・中学生260円
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1#105
  
  
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    【3】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
  ■ GPSと位置情報ゲーム ■
  
   相変わらずポケモンGOが人気ですね。読者の皆様の中でもスマートフォ
  ンに入れて遊んでいるという方もいらっしゃるかと思います。ポケモンGO
  はGoogleの社内ベンチャーであるナイアンティックと株式会社ポケモンが共
  同開発を行っている位置情報ゲームであり、現実世界を歩いて移動し、現実
  世界を写したマップ上に出現するポケモンを捕獲し、育成、進化させていく
  という内容となっています。
   ポケストップと呼ばれるゲーム内アイテムの取得スポットは現実世界の名
  所旧跡・有名なモニュメント等が割り当てられ、そのスポットを巡っていく
  ことで、自然と観光となることから、自治体などからの注目度も高いゲーム
  です。最近ではExplore Miyagi( https://www.pokestop.miyagi.jp )といっ
  た東日本大震災の復興支援企画で活用されたりしています。
   この、現実世界とゲームの世界を結びつける役割を担っているのが、スマ
  ートフォンには標準的に搭載されているGPS(グローバル・ポジショニン
  グ・システム)です。GPSはアメリカによって打ち上げられた約30個の
  GPS衛星のうち、上空にある数個の衛星からの信号をGPS受信機で受け
  取り、受信者が自身の現在位置を知るシステムであり、元来は軍事用でした
  が、1983年に起きた大韓航空機撃墜事件の発生後、民間機の安全な航行
  のために非軍事的な用途(民生的用途)でも使えるよう開放されたという経
  緯があります。もちろん現在でも航空、船舶などの分野で活用されています
  が、個人利用において最も活用が進んでいるものとしてはカーナビゲーショ
  ンシステムが身近ではないかと思います。衛星からのGPS信号受信機の小
  型化が進んだため標準的にスマホに導入されており、これをゲームに応用し
  たものが位置情報ゲームというわけです。現実世界とゲームの世界をつなぎ、
  ゲームの世界観を広げることで多くの人々を魅了する位置情報ゲームですが、
  これからVR/AR(仮想現実/拡張現実)などの技術と連動し、より現実
  世界を楽しく彩る方向に進んでいくと思います。現実世界のルールを守り、
  これから広がっていく新しい世界を楽しみましょう。
  
   執筆者:小林成稔 情報システム部
  
   「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
  ■ 身の回りには“何かがある” ■
  
   特ダネ、スクープは、“期待と好奇心の産物”だと、ある記者の方が言っ
  ておられましたが、私も常に身の回りには“何かがある”といった好奇心と
  注意の目を向けています。今回は、日課にしている庭の見回りで見つけた
  「カタツムリの交尾」の一部始終をお届けいたします。
  
   「身の回りには“何かがある”」の写真と文はこちらからご覧ください。
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/tatsuno_28
  
   執筆者:加納巌
  
    「自然と友だち」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
   ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中!
   郵送をご希望の方は、こちらから
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
   今月のテーマは「あな」です。今週は自然がつくった地球の穴、鍾乳洞です。
  
   ■ 『どうくつをたんけんする』 ■
     堀内誠一 さく/福音館書店/1990年2月/1,300円+税
  
   夏休みに洞窟探検に誘われた男の子が主人公のおはなし仕立ての本です。
  男の子はどうくつ研究所の先生と一緒にヘルメットをかぶり、懐中電灯を持
  ってでかけます。洞窟の中はヒンヤリ、頭をぶつけないよう注意しながら浅
  い川をたどっていくと石筍(せきじゅん)、石柱、カーテンやシャンデリア
  のような大きな鍾乳石を見ます。まるで宮殿の大広間のようです。段々畑の
  ようなリムストーンプールもありました。どうしてこんなものができたのか、
  見開きの絵で説明してあります。長い長い年月をかけて雨水が石灰岩を溶か
  して、いろいろな条件で様々な形になることがわかってきます。カルスト台
  地の石灰岩はそもそもどうやってできたかも先生は説明してくれます。そし
  て、石器時代、人間は洞窟をすみかにしていたことや、洞窟にすむ生きもの
  についても書かれています。洞窟は地球や人間の歴史、水や岩石の性質など
  いろいろ教えてくれるところなんですね。
   世界の石灰岩地帯と洞窟、日本の石灰岩地帯と主な鍾乳洞の地図もありま
  す。図書館で探してみてください。
  
   執筆者:渡部美帆 科学読物研究会
  
   この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
   http://www.kagakuyomimono.com/hon/3chikyuu/doukutuwotankensuru/doukutuwotankensuru.html
  
   科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
   「科学の本の紹介」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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  ■ 家族の日 ■
  
   11月20日の日曜日は、「家族の日」です。
   平成19年度に内閣府が子どもと子育て、生命、家族・地域コミュニティ
  の大切さの理解促進を目的として、毎年11月の第3日曜日を「家族の日」
  と制定したのが始まりです。
   この日にちなんだ様々なイベント等も実施されています。
   東京では、「家族の日」という映画が19日(土)から上映されます。
   この日をきっかけにして、家族に限らず人に地域社会に、いつも以上に思
  い寄せる日にしたいと思っています。
  
                         (執筆者:モモタロウ)
  
  
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     当館では、お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケット―を
     2014年12月からはじめました。詳しくは、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/business/rental/
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
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