科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第616号 ◆  ━
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                              >>>2017/2/8発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   1月、2月の平日は、学校団体の来館者が多い月です。朝から午後2時ご
  ろまでは、子どもたちで館内はにぎやかとなります。見て・触って・体験し
  て、どんな新たな発見をしてくれるかな?
   日曜日(12日)に「日本IBM TryScience実験教室」を開
  催します。
  
    第16回「国土交通Day」図画コンクール・フォトコンテスト
    入賞作品展示会(2月12日まで)
    「カラーコピー機のひみつをさぐれ!」参加者募集中!(2月13日必着)
    「科学技術館サイエンス友の会」2017年度会員募集中!(2月15日まで)
  
   2月の土・日曜日、祝日はエレベータを運行します。
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2017/01/ev2.php
  
  ☆2月は毎日開館します。
  
  * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
  本号の配信数 10,889人。
  
  
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  【1】科学技術館新着情報
      新着情報・・・なぜなに? かがく実験教室
                 「カイロをつくってみよう!」参加者募集
             日本IBM TryScience実験教室
             今週のユニバース
             科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」
  
  【2】科学技術館ニュース
      お知らせ・・・サイエンス友の会2017年度(第54期)会員募集
             「カラーコピー機のひみつをさぐれ!」参加者募集
             ビックリサイエンスショー「地中熱の秘密」
             第16回「国土交通Day」
              図画コンクール・フォトコンテスト入賞作品展示会
      他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
  【3】科学技術館ラボラトリー
      科学・技術よもやま話・・・「自然エネルギー『地中熱』」
  
  【4】科学技術館おすすめ
      科学の本の紹介・・・「ごむのじっけん」
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
  ■ なぜなに? かがく実験教室「カイロをつくってみよう!」参加者募集 ■
  
   寒い日におなじみのカイロ。鉄粉と活性炭と食塩水を使って、自作のカ
  イロをつくってみよう!暖かくなるかなぁ〜。
  
   日  時:3月25日(土)
        13時30分〜、15時〜(各回45分)
        ※2回とも実験内容は同じです。
   会  場:4階I室「実験スタジアム」実験スタジアムL
   講  師:宮内卓也先生(東京学芸大学附属世田谷中学校)
   対  象:小学校1年〜4年生(保護者同伴)
   定  員:各回40名
   参 加 費:無料(参加者および付添保護者1名は入館料無料)
   応募方法:「なぜなに? かがく実験教室」のウェブサイトよりお申込み
        ください。(応募者多数の場合は抽選)
        「なぜなに? かがく実験教室」のウェブサイト
        http://www.kagaku21.net/why/
   応募締切:2月24日(金)
   主  催:「夢・化学-21」委員会
   問 合 先:「夢・化学-21」委員会事務局
        (一般社団法人日本化学工業協会 広報部内)
        電話 03−3297−2555
        (10:00〜12:00、13:00〜16:00)
  
  ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
   「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回日
  曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して開催します。
   何をするかは当日のお楽しみです。
  
   日 時:2月12日(日)13時〜16時
   会 場:4階D室「イベントホール」
       ※変更の可能性があります。当日館内でご確認ください
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/event/2017/02/212.php
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
  恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
   「ゲストコーナー」では、「埼玉大学“SaCRA望遠鏡”が見た宇宙
  〜私は縁の下の力持ち〜」としてお話しいただく予定です。
   またシカゴ大学ヤーキス天文台との、ライブ天体観測コーナーを予定して
  います(シカゴの天候等の都合によりコーナーを変更することもあります)。
  
   日 時:2月11日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
   会 場:4階B室「シンラドーム」
   定 員:各回62名(当日先着順)
   案内役:大朝由美子さん(埼玉大学)
   ゲスト:柴田吉輝さん(埼玉大学大学院教育学研究科)
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://universe.chimons.org/jsf/
  
  ■ 科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 ■
  
   MITメディアラボが開発した、小学生にも使えるプログラミング環境
  「Scratch(スクラッチ)」を使用して楽しみながらプログラミングの基本
  が学べる、「キッズプログラミング倶楽部」を開催しています。
  
   日  時:2月26日(日)
        初級クラス:イライラ棒ゲーム     10時00分〜11時30分
        中級クラス:月着陸船ゲーム      12時30分〜14時00分
        体験クラス:はじめてのプログラミング 14時30分〜16時00分
  
        3月5日(日)
        体験クラス:はじめてのプログラミング 10時00分〜11時30分
        初級クラス:カーレースゲーム     12時30分〜14時00分
        中級クラス:デジタル機械時計     14時30分〜16時00分
  
   会  場:事務棟3階 科学技術館パソコン教室
   対  象:小学3年生〜中学3年生
        ※マウスやキーボードを使ったことがある方
   定  員:各クラス15名(先着順)
        (キッズプログラミング倶楽部Webにて申込受付状況の表示
         がありますが、処理作業の関係で満席の表示が数日遅れる場
         合もあります。その際はご了承願います)
   参 加 費:1,500円
   申込方法:メールにて
  
   申込方法や講座内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
   http://etoys.jp/kpc
  
  
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  【2】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
  ■ サイエンス友の会2017年度(第54期)会員募集 ■
  
   サイエンス友の会2017年度の会員を下記の通り募集いたします。
   科学技術館サイエンス友の会は、小学校3年生から高校3年生を対象とし
  た、4月から1年間にわたって活動する会員制の組織です。
   楽しく科学を学びたい!いろいろな自然体験をやってみたい!といった子
  どもたちのための教室をたくさんそろえて、皆さんの参加をお待ちしていま
  す。
   入会をご希望される方は、サイエンス友の会のウェブページにある募集要
  項をよくお読みいただいたうえ、入会お申込サイトにおすすみください。な
  お、先着順ではありませんので、期間内にお手続きをお願いします。
  
   募集締切:2月15日(水)18時まで
   申込方法:ウェブのみでのお申込
        ※応募者多数の場合には抽選になります。
        ※現在会員の方も、新たに入会申込が必要です。
  
   申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/science/info/admission/
  
  ■ 「カラーコピー機のひみつをさぐれ!」参加者募集 ■
  
   1日がかりの定員制のワークショップで、4人一組でカラー複写機の分解
  を行います。
   午前中は、カラー複写機や色の原理に関して、実験を交えながら学びます。
  午後からはグループごとに、実際に複写機をドライバーなどの工具を使って
  分解していきます。分解で発生した部品類、例えば電子基板やモーター、フ
  ァンなどは、原則好きなものを持ち帰ることができます。
  
   開 催 日:3月11日(土)小学生コース(小学校4年〜6年生対象)
        3月12日(日)中学生コース(中学校1年〜3年生対象)
   時  間:各コース 9時30分〜16時
   会  場:科学技術館
   参 加 費:無料(参加者は入館料も無料)
   応募方法:往復はがきにて(応募者多数の場合は抽選)
   定  員:各32名
   応募締切:2月13日(月)必着
   主  催:公益財団法人新技術開発財団
   共  催:公益財団法人日本科学技術振興財団
   問合せ先:「キッズ・フロンティア・ワークショップ」事務局
        (公益財団法人日本科学技術振興財団 人財育成部内)
        電話03−3212−8447(平日9時30分〜17時)
  
   応募方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2017/01/post_878.php
  
  ■ ビックリサイエンスショー「地中熱の秘密」 ■
  
   わくわくする実験を見せてくれるチャーリー西村先生をお呼びし、実験や
  体験を通じて、地球温暖化の仕組みや地中の熱の活用方法・原理についてわ
  かりやすく解説するサイエンスショーを行います。エアコン風船実験、巨大
  エアドーム実験、熱の移動を体感する実験他、親子で楽しく参加できる内容
  となっております。
  
   日  時:3月4日(土)、5日(日)
        11時〜、13時30分〜、15時30分〜 (各回40分)
   会  場:4階I室「実験スタジアム」スタジアムL
   講  師:チャーリー西村先生
   対  象:どなたでもご参加いただけます(講座内容は小学生以上を対象)
   定  員:各回100名
   参 加 費:無料(ただし、入館料は必要)
   参加方法:各回開始20分前から受付、当日先着順
   主  催:東京都環境局
   問合せ先:本イベントは、東京都がアジア航測株式会社に委託の上、実施します。
        アジア航測株式会社(担当:篠原、宮原)
        電話044−967−6250(平日9時〜12時、13時〜17時)
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2017/01/345.php
  
  ■ 第16回「国土交通Day」
           図画コンクール・フォトコンテスト入賞作品展示会 ■
  
   国土交通省主催「国土と交通に関する図画コンクール」および一般社団法
  人建設広報協会主催「豊かで住みよい国づくりフォトコンテスト」の入賞作
  品を展示します。
  
   開催期間:2月12日(日)まで
   時  間:10時〜16時30分
   会  場:2階G棟サイエンスギャラリー
   費  用:無料(ただし、入館料は必要)
   展示内容:(1)平成28年度「国土と交通に関する図画コンクール」
           国土交通大臣賞等入賞作品84点
        (2)第21回「豊かで住みよい国づくりフォトコンテスト」
           国土交通大臣賞等入賞作品40点
   問合せ先:一般社団法人建設広報協会 03−3264−5501
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/event/2017/02/2421216day.php
  
  ◆ 他館の紹介
  
  ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
  ☆公開講座「旅鞄(トランク)いっぱいのパリ」(事前申込制)
  
   飛行機での空の旅の楽しさ、フランスの魅力が存分に詰まった講座を開催
  します。
   旅好き、文房具好きのアナウンサーとして知られる堤信子さん。
   当記念館で開催中の特別展「日本−仏蘭西(フランス)・百年飛行の旅」
  にちなみ、フランスの旅の魅力や思い出、さらにはパリを往復する飛行機内
  での楽しみやエピソードについてトークショー形式でご紹介いただきます。
  
   開催日時:3月12日(日)13時〜14時30分
   開催場所:記念館 大型映像館
   講  師:堤 信子さん
   参加対象:高校生以上(お子さん連れOK)
   定  員:200名
   参 加 費:無料
   参加方法:事前申込制、詳しくはこちらをご覧ください。
   http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD#223
   申込締切:3月5日(日)必着
  
  ☆2017年度キッズ・チャレンジ倶楽部(第9期生)の募集のお知らせ
  
   所沢航空発祥記念館のキッズ・チャレンジ倶楽部は、1年間を通し、「科
  学・自然・工作・文化」など様々な体験の中で子ども達自身が「学ぶ事の楽
  しさ」を考える、子どもたちが主役の会員制組織です。
  
  【キッズ・チャレンジ倶楽部 第9期生募集】
   募集締切:2月12日(日)まで
   対  象:小学校3〜6年生(2017年4月1日現在)
   定  員:約130名(応募者多数の場合は抽選)
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/tinyd2/
  
  ☆特別展「日本−仏蘭西・百年飛行の旅」
  
   1910年、日本最初のパイロットの一人である徳川好敏が飛行機の操縦
  技術を学びに行ったのがフランス。また、所沢飛行場で最初に飛んだ事で有
  名なアンリ・ファルマン機もフランス製でした。それから100年余、当時
  では考えられないほどに航空機は進化を遂げ、今では海外旅行も身近な存在
  になりました。今回はフランスをテーマに取り上げ、過去の歴史を紐解きな
  がら皆さんをフランスへの旅にいざないます。
  
   開期:4月9日(日)まで
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.tamevent.com/
  
  ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のお知らせ
  
   原理を学びながら、誰でも簡単に作れるゴム動力飛行機「つばめ」を記念
  館の航空機インストラクター指導のもと製作します。できあがったら、記念
  館前の広場で飛ばしてみましょう。
  
   開催日:2月18日(土)
   時 間:13時30分〜(製作時間 約1時間)
   受 付:13時〜(先着40名)
   会 場:記念館1階研修室
   教材費:400円
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1
  
  ☆「室内飛行機工作講座」のお知らせ(事前申込制)
  
   室内飛行機(インドアプレーン)の製作からテストフライトまでを1日で
  行う工作講座を開催します。室内飛行機は、超軽量の模型飛行機で、滞空時
  間が非常に長く、室内を静かに飛行する姿はとても優雅です。
   この室内飛行機の第一人者が講師となり、製作・調整・テストフライトま
  でを1日で行います。
  
   開 催 日:3月12日(日)
   時  間:10時〜14時(製作)
        14時から1時間程度(所沢市役所内でテストフライト)
   会  場:記念館1階研修室
   対  象:中学生以上の方(中学生・高校生や大人の方)
   募集人数:15名程度
   教 材 費:700円
   申込方法:お電話で受付しています。
   電  話:04−2996−2225
        ※3月12日の室内飛行機工作の予約とお伝えください。
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1
  
  ☆2月「遊びにおいで!ワークショップ」のお知らせ
  
   記念館には、飛行の原理をメインテーマに、科学の楽しさを実験や工作を
  通して学べるスペース「ワークショップ」があります。
   大人から子どもまでご家族皆さまで楽しむことができます。
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum2/viewcat.php?cid=1#638
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
  ■ 自然エネルギー「地中熱」 ■
  
   地中熱のイベントが3月4日(土)、5日(日)に当館「実験スタジアム」
  スタジアムLにて開催されます。地中熱とは、私たちの足元の地表から地下
  約200mの深さまでの地中にある熱のことをいいます。地表から10m以
  上の深さの地中の温度は、ほぼ安定していて、その地域の平均気温かそれよ
  りも少し高いほどであることが多いそうです。例えば、東京や大阪では深さ
  10mほどの地中の温度は17度ほどだそうです。
   この熱エネルギーを地中から取り出し、冷房や給湯などに利用する施設が
  増えていて、いろいろな場所で利用されています。例えば、東京駅近くの丸
  の内側にあるJPタワーでは吹き抜けのアトリウムなどで冷暖房に利用、東
  京国際空港の国際線旅客ターミナルビルでも冷暖房に利用、東京スカイツリ
  ー地区では熱供給を行っているそうです。この他、庁舎、病院、保育園、住
  宅や農業利用、融雪利用、工場、鉄道施設などで利用されています。
   例えば、地中熱の利用方法の1つである地中熱ヒートポンプシステム(※1)
  では、ヒートポンプの熱源として空気熱の代わりに地中熱を利用しています。
  夏は外の空気より低い温度の地中に熱を放出して、冬は外の空気より暖かい
  地中からの熱を取り出すことで、冷暖房を効率的に行うことができます。
   この地中熱の利用によって期待されることは、冷暖房の排熱を大気中に放
  出しないため都市のヒートアイランド現象の緩和や省エネルギーによる二酸
  化炭素の排出削減などがあるそうです。一方、これからの課題は、導入する
  コストを下げることや地下に関する情報を整備することが必要であるそうで
  す。
   地中熱のイベントでは、地球温暖化の仕組みや地中熱の活用方法・原理に
  ついてサイエンスショーでわかりやすく紹介されます。エアコン風船実験、
  巨大エアドーム実験など、親子で楽しく参加できるイベントです。皆様のご
  来館をお待ちしています。
  
  ※1:ヒートポンプとは電気などを利用して低温熱を高温熱に変換する装置
     のことです。「液体が蒸発(気化)するときは、周囲の熱を奪って温
     度を下げる」「気体は圧縮すると温度が上がり、膨張すると温度が下
     がる」という性質を応用したのがヒートポンプです。
  
   執筆者:大野力 経営企画・総務室
  
   「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
   今月は、科学あそびの本を紹介しています。寒い時期です、家の中でいろ
  いろな科学を楽しんでみましょう。今週は、輪ゴムを使った実験の本です。
  
  ■ 『ごむのじっけん』〈特製版かがくのとも〉 ■
    加古里子 作/福音館書店/1984年
  
   この本の構成は、ゴムの主な4種類の性質について、実験から解説という
  流れになっています。実験好きの小学校2年生の娘と読みながら実験してみ
  ました。
   「じっけん1」は、ごむのくせ1「のびたり、ちぢんだりする」。マッチ
  箱を使ったゴムの実験です。小さなマッチ箱に輪ゴムと小さな紙をひっかけ
  て、紙を飛ばす装置をつくります。紙は古いハガキでトライ! ぴゅーっと
  うまく飛んでいきました。
   「じっけん2」は、ごむのくせ2「あたりをやわらかくしたり、おとをち
  いさくする」。輪ゴムを巻き付けた割りばしと、巻き付けていない割りばし
  で、机をたたくとどうなるかという実験です。5本ほどの輪ゴムをぐるぐる
  巻きつけて机をたたくと、音が小さくなり、跳ね返ってくる感じになりまし
  た。
   「じっけん3」は、ごむのくせ3「みずをとおさない」。輪ゴムをまいた
  割りばしに墨を付けると、どうなるかという実験です。娘は、藍染で模様を
  つくるために輪ゴムで布を巻いた経験があるので、絵本を見ただけで「ゴム
  をまいたところに色はつかないのは、あたりまえだね」といって、実験はや
  りませんでしたが、「冬にお布団で使っている湯たんぽもゴムでできた袋だ
  ね。水を通さないね」と確認しました。
   「じっけん4」は、ごむのくせ4「でんきをとおさない」。電気から感電
  が頭にうかび、ちょっとドキドキしながらの実験でした。本の通りに懐中電
  灯を分解して針金でつなぐやり方はうまくいかず、懐中電灯の中の乾電池と
  金属の間にゴムをはさむと電気がつかなくなるという方法にして実験を成功
  させました。
   この本は、子どもと一緒に体験しながら学べる楽しい絵本です。いろいろ
  なものを扱うときに、素材は何かな?どうしてこうなるのかな?という問い
  かけが生まれるでしょう。図書館でさがしてみてください。
  
   執筆者:秋田明子 科学読物研究会
  
   この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
   http://www.kagakuyomimono.com/hon/1nyuumon/gomunojikken/gomunojikken.html
  
   科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
   「科学の本の紹介」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 白衣を着て研究者になった気分 ■
  
   3階「くすりの部屋」のワークショップコーナー「チャレンジ新薬ゼミナ
  ール」では、「くすりのかたち」のワークショップを開催しています。参加
  者は白衣を着て実験するため、研究者になった気分です。この実験の様子は、
  財団広報誌「JSF Today」最新号の8ページで紹介しています。
  
   最新号は、下記の財団ホームページ内でご覧いただけます。
   http://www2.jsf.or.jp/00_info/public.html
  
                           (執筆者:ONO)
  
  
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     お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケットについては、
     こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
  
     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/business/rental/
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
     皆様のご来館をお待ちしております。
  
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   科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



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