科学技術館メールマガジン バックナンバー |
---|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第642号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2017/8/16発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 8月も後半に入りましたが、子ども達の宿題は順調に進んでいますか。今 週もイベントがありますので、雨が降る日が多いですが、お気をつけていら してください。 さて、土曜日(19日)に、サイエンス友の会「みんなで実験・工作!教 室」を開催、日曜日(20日)に「理研DAY:研究者と話そう」を開催し ます。来週の月・火曜日(21日・22日)に「夏休み自転車教室in科学 技術館」、水・木曜日(23日・24日)に「地層処分わくわくポイントラ リー」が開催されます。 ●夏休み特別展「マスレチック・ランド 〜さわれる!あそべる!算数・数学展〜」開催中!8月27日(日)まで ●「『だいち』がつくった富士山」7月20日オープン ●「シンラドーム」7月27日リニューアルオープン ●「鉄の丸公園1丁目」展示室 夏休みイベント「特別工作教室」開催中! 8月18日(金)まで ●環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」作品展 開催中! 8月20日(日)まで ●科学技術館サイエンス友の会2017年度半年会員 明日(17日)から申込受付! 「パークレストラン」(地階)のメニューは、8月20日(日)までの期間、 「ランチバイキング」のみとなります。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/guide/floor/restaurant/ 夏休み期間中(8月31日まで)はエレベータを運行します。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2017/07/ev.php ☆当館は9月5日(火)まで毎日開館します。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 10,996人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館最新情報 新着情報・・・サイエンス友の会「みんなで実験・工作!教室」 理研DAY:研究者と話そう 夏休み自転車教室in科学技術館 地層処分わくわくポイントラリー JSF−ARLISS2017ツアー 公開プレゼンテーション 今週のユニバース なぜなに? かがく実験教室 「ひえひえスライムとぽかぽかスライム」参加者募集 【2】科学技術館ニュース お知らせ・・・夏休み特別展「マスレチック・ランド 〜さわれる!あそべる!算数・数学展〜」 「『だいち』がつくった富士山」7月20日オープン 「シンラドーム」7月27日リニューアルオープン 「鉄の丸公園1丁目」展示室 夏休みイベント 環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」作品展 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館 【3】科学技術館ラボラトリー 自然と友だち・・・「身近な昆虫たちの物語」 【4】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介・・・「はじめて見たよ!セミのなぞ」 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ サイエンス友の会「みんなで実験・工作!教室」 ■ 科学技術館サイエンス友の会半年会員の募集開始に合わせ、サイエンス友 の会「みんなで実験・工作!教室」を開催します。サイエンス友の会の会員 以外の方も、ご参加いただけます。お友達を誘ってぜひご参加ください。 日 時:8月19日(土)10時〜12時、13時15分〜15時30分 会 場:4階E室 ワンダー・ガレージ 受 付:随時受付 午前の部10時〜11時30分、午後の部13時15分〜15時 内 容:サイエンス友の会工作体験(おおよそ20〜30分程) 「アンモナイトのレプリカつくり」 「色が変わる!?かき氷湿度計」 参加費:各500円 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2017/08/post_886.php 科学技術館サイエンス友の会2017年度半年会員の お申込み方法については、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/science/info/admission/ ■ 理研DAY:研究者と話そう ■ 理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研究 の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。み なさまのご来場をお待ちしています。 日 時:8月20日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名(当日先着順) 研究者:若菜茂晴さん(理化学研究所) テーマ:マウスクリニック 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/event/2017/08/820day.php ■ 夏休み自転車教室in科学技術館 ■ 「走っている自転車は、なぜ倒れないの?」「自転車はどんな素材で出来 ているの?」といった身近な自転車への疑問を実験や体験を通じて学ぶこと ができる教室が開催されます。講師は自転車文化センターの学芸員です。 日 時:8月21日(月)・22日(火) 12時45分〜13時25分「自転車は何故倒れないのか?」 14時30分〜15時10分「自転車の素材を調べてみよう」 会 場:4階I室「実験スタジアムL」 参 加 費:無料(ただし、入館料は必要) 参加方法:各回とも、開始20分前に開場します。会場へ直接お越しください。 主 催:一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/event/2017/08/82122in.php ■ 地層処分わくわくポイントラリー ■ 3階「アトミックステーション ジオ・ラボ」展示室と、4階の特設会場 をラリー形式でまわり、いろいろな実験に参加して、地層処分と関係の深い、 地層や岩石、粘土を使った実験など "地下のふしぎ" を楽しみながら学んで いただけるイベントです。 <体験プログラム> 【実験】地盤の固さと揺れの違いについて学ぶ実験(10分) 【実験】粘土(ベントナイト)を使った不思議な実験(15分) 【実験】地層の調査方法について学ぶ音の実験(10分) 【実験】酸とアルカリ実験で色々な地下水を調べよう(10分) 【実験】地層や岩石のでき方などについて学ぶ実験ショー(30分) 実験プログラムに参加するためには、ポイントラリーの冊子、チラシ(ク ーポン付)が必要となりますので、4階特設会場の受付でお受け取りくださ い。 日 時:8月23日(水)・24日(木)10時〜16時30分 受 付:4階E室ワンダー・ガレージ 特設会場 参加費:無料(ただし、入館料は必要) 主 催:原子力発電環境整備機構〈NUMO〉 共 催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館 一般社団法人日本原子力学会関東・甲越支部 詳しくは、NUMOのWebサイトをご覧ください。 http://www.numo.or.jp/topics/201717081014.html ■ JSF−ARLISS2017ツアー 公開プレゼンテーション ■ 科学技術館では2015年から約3年間、米国ボーイング社からの助成を 受け、中学生・高校生を対象に「科学技術館CanSatプロジェクト」を すすめています。 CanSatとは空き缶サイズの超小型模擬人工衛星のことで、モデルロ ケットなどを使い打ち上げ、パラシュートで落下してくる間に温湿度などデ ータの計測ミッションや、地上に到達後ローバーで自走させ目的地にいかに 正確に早く辿り着くかといったミッションを遂行するものです。 CanSatへの取り組みでは、物理・数学・工学・プログラミングなど あらゆる分野を学び、総合的な課題解決力を育み実践的な経験を積むことが できます。このプロジェクトでは約2年半にわたり、CanSatに関する 講座を行っており、最終目的は今年9月にアメリカで開催されるCanSat の国際大会「ARLISS」に出場することです。 今回の公開プレゼンテーションでは、ARLISS出場が決まった4名の 高校生が、自分たちの目指すミッションや開発した機体の特徴などについて プレゼンを行います。ぜひご来場ください。 日 時:8月27日(日)11時〜11時30分 会 場:2階E室「ものづくりの部屋」 対 象:どなたでもご参加いただけます 定 員:24名(先着順) 参加方法:開始10分前から会場で受付 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2017/08/cansat_1.php ■ 今週のユニバース ■ 土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームのス クリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、恒星 の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 日 時:8月19日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分) 会 場:4階B室「シンラドーム」 定 員:各回62名(当日先着順) 案内役:野本知理さん(千葉大学) 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://universe.chimons.org/jsf/ ■ なぜなに? かがく実験教室 「ひえひえスライムとぽかぽかスライム」参加者募集 ■ スライムを作ったことはありますか? 見たことやさわったことがある人 は多いかと思います。今回は、洗濯のりとほう砂から、冷たくなるスライム と温かくなるスライムを作ります。ものが溶ける現象を観察しながら、スラ イム作りを楽しみましょう! 日 時:9月30日(土) 13時30分〜、15時〜(各回45分) 会 場:4階I室「実験スタジアムL」 講 師:兼龍盛先生(江戸川学園取手中学校・高等学校) 対 象:小学校1年生〜4年生(保護者同伴) 定 員:各回40名 参 加 費:無料(参加者および付添保護者1名は入館料無料) 応募方法:「なぜなに? かがく実験教室」のウェブサイトよりお申込み ください。(応募者多数の場合は抽選) 「なぜなに? かがく実験教室」のウェブサイト http://www.kagaku21.net/why/ 応募締切:8月30日(水) 主 催:「夢・化学-21」委員会 問 合 先:「夢・化学-21」委員会事務局 (一般社団法人日本化学工業協会 広報部内) 電話 03−3297−2555 (10時〜12時、13時〜16時) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ 夏休み特別展「マスレチック・ランド 〜さわれる!あそべる!算数・数学展〜」 ■ 「数のしくみや大きさを感じる」「数に親しむ」「立体感覚が身につく」 「数を五感で感じる」など4つのテーマで、数や図形について楽しんでいた だける特別展です。ゲームのような展示やアートのような展示もあります。 開催期間:8月27日(日)まで 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/event/2017/08/080508272017.php ■ 「『だいち』がつくった富士山」 (一般財団法人リモート・センシング技術センター出展)7月20日オープン ■ 7月20日(木)に、科学技術館3階ロビーに一般財団法人リモート・セ ンシング技術センター出展「『だいち』がつくった富士山」がオープンしま した。観測衛星により取得したデータを用いて作成した画像を、富士山の模 型に映すプロジェクション・マッピングです。ぜひご体験ください。 ■ 「シンラドーム」7月27日リニューアルオープン ■ 全天周映像ドームシアター「シンラドーム」(4階B室)が映像音響シス テムやスクリーンを一新してリニューアオープンしました。オープンに合わ せ、新たな上映番組「Journey to the Centre of the Milky Way」(天の川 銀河の中心への旅)を開館日の日曜日から金曜日の14時15分より上映し ています(イベント開催日を省く)。 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2017/07/_new0727.php ■ 「鉄の丸公園1丁目」展示室 夏休みイベント ■ 身の回りの生活で使われている鉄についてもっと知ってもらえるように、 夏休みイベントとして、休日に行っている工作教室を平日にも行う「特別 工作教室」を開催しています。 開 催 日:8月18日(金)まで 時 間:10時30分〜、13時30分〜(各回約60分) 会 場:4階C室「鉄の丸公園1丁目」 定 員:各回5名(定員に達し次第受付終了) 参加方法:開館時間より「鉄の丸公園1丁目」展示室入口にて参加者本人 が先着順で予約受付 ※なお、本特別工作教室の開催日は、通常平日に行っています 実験教室はお休みとなります。 共 催:一般社団法人日本鉄鋼連盟 公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館 工作内容等、詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2017/08/post_885.php ■ 環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」作品展 ■ いつまでも残したいあなたのまちの「○」の風景と、すぐにでも改善した い「×」の風景の写真を2枚組み合わせ作品にするフォト・コンテストの第 11回(2015年実施)入賞作品39点を展示しています。 この作品展では多くの皆さんが環境について考える「きっかけ」となるよ う、ご家族皆さまでご覧ください。 開催期間:8月20日(日)まで 会 場:4階G棟サイエンスギャラリー 費 用:無料(ただし、入館料は必要) 主 催:昭和シェル石油株式会社 問合せ先:昭和シェル石油株式会社広報部 電話03−5531−5793 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2017/08/showashell.php また、第13回 昭和シェル石油 環境フォト・コンテストの応募を受け付 けています。応募資格は、日本国内在住の小学校から高等学校・高等専門学 校に在学中の方で、募集期間は10月2日(月)までです。 応募方法など詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.showa-shell.co.jp/photo/ ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆夏の特別展「飛行機研究所から100年『航空技術のDNAの継承と進化』 〜クルマに生きる航空機の技術〜」 航空機開発で培った技術がどのようにして車の安全性・走行性などの技術 につながっているのかを、エンジンや実写・実機等の実物資料やパネルなど を通して紹介し、モノづくり日本において育まれてきた技術、受け継がれる スピリッツを紐解きます。 開催期間:9月3日(日)まで 会 場:記念館 展示室内(特別展会場) ☆特別展イベント「ぶつからないクルマの仕組みを体感してみよう! 〜先進運転支援システム『アイサイト』同乗体験〜」のご案内 最新の安全技術の一例として、テレビCMなどでもお馴染みの体験を記念 館で実際に体験できることになりました。ぜひ最新の技術に触れてみましょう。 開催日:8月19日(土)、26日(土) 時 間:10時〜12時、13時〜14時30分、15時〜16時 場 所:記念館横駐車場 費 用:無料(ただし、記念館の入館料は必要) ※詳細は記念館ウエブをご確認ください。 ※体験された方には、素敵なプレゼントをご用意しております!! ☆特別展イベント「T−1B練習機」搭乗体験(当日受付制)のご案内 格納庫より1年ぶりに館内に展示し、今回特別に搭乗体験ができます。 開催日:9月2日(土) 時 間:10時〜12時30分(12時までに並んだ方まで) 13時30分〜15時30分(15時までに並んだ方まで) 場 所:記念館展示室内 費 用:無料(ただし、記念館の入館料は必要) ☆大型映像館のご案内 夏休み大型映像フェスティバルを開催中です! ○「恐竜大研究」(上映時間 約38分) かつて生命史上最大の繁栄を遂げた地上の王者、恐竜。その生態は多くの謎 に包まれています。様々なCGや発掘現場で撮影された貴重な映像を使い、 恐竜の誕生から滅亡までをご案内いたします。 ○名探偵コナン「星影の魔術師(マジシャン)」(上映時間 約25分) JAXAがこれまでの宇宙探査の成果を発表する一大展示会を開くことにな った。その目玉はすべて宝石でできた太陽系儀「輝きの天球」。JAXAへ やってきた少年探偵団とコナン。最新の宇宙探査の成果を聞いていると、非 常ベルが鳴った! 果たして怪盗キッドを捕まえることはできるのだろうか!? 9月18日(月・祝)までの上映時刻 10時20分〜 「星影の魔術師(マジシャン)」 12時40分〜 「恐竜大研究」 14時20分〜 「星影の魔術師(マジシャン)」 16時00分〜 「恐竜大研究」 会 場:大型映像館 大型映像館入館料:大人620円、小・中学生260円 ☆名探偵コナン謎解きチャレンジ「隠された秘宝を見つけだせ!」のご案内 館内にある謎を解いて、クイズラリーに挑戦しよう。 日時:8月31日(木)まで 対象:同日中に大型映像館、展示館の両方を見学された方(お子様対象) ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のお知らせ 今回は記念館オリジナルのキット「スカイハートU」の製作をします。 上に飛ぶ飛行機です。楽しく作って、芝生で飛ばしてみましょう。 日 時:8月19日(土)13時30分〜(製作時間 約1時間) 会 場:記念館1階研修室 受 付:13時〜(先着40名) 教材費:300円 ☆「室内飛行機工作講座」のお知らせ(事前申込制) 室内飛行機(インドアプレーン)の製作からテストフライトまでを1日で 行う工作講座を開催します。室内飛行機は、超軽量の模型飛行機で、滞空 時間が非常に長く、室内を静かに飛行する姿はとても優雅です。 日時:9月3日(日)10時〜14時(製作) 14時から1時間程度(所沢市役所内でテストフライト) 会場:記念館1階研修室 対象:中学生以上の方(中学生・高校生や大人の方) 費用:700円 申込締切:8月20日(日) (申込方法など詳しくは、記念館Webサイトをご覧ください。) 詳しくは記念館Webをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 自然と友だち ■ 身近な昆虫たちの物語 ■ 信州の山には、もう秋の気配が感じられるようになりました。今月は、身 近な昆虫たちを変わった角度で見て、写真に撮って物語風にまとめてみまし た。好奇心と忍耐をもっていろいろな挑戦をしてみた写真をお届けします。 「身近な昆虫たちの物語」の写真と文はこちらからご覧ください。 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/tatsuno_37 執筆者:加納巌 「自然と友だち」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」好評発売中! 郵送をご希望の方は、こちらから http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 8月のテーマは「生物多様性」です。わたしたちひとりひとりが身近なと ころから考えてみるきっかけになる本を紹介します。日本の夏といえば、う るさいほどに響きわたるセミしぐれ。でも、土壌汚染や環境破壊などが原因 で、もしも夏にまったくセミの声がしなくなったら…と想像してみるとぞっ としてしまいました。 ■ 『はじめて見たよ!セミのなぞ』 ■ 新開孝 写真・文/少年写真新聞社/2017年6月/1,600円+税 日本には35種類のセミが生息しているそうです。この本では最初に日本 地図にどこで何のセミの写真を撮ったか、その鳴き声や特徴などが書かれて います。それから、宮崎県の自宅周辺のセミからはじまり、霧島山(きりし まやま)のハルゼミ、公園で見かけるアブラゼミ、福岡市の都会のクマゼミ、 日本一小さなイワサキクサゼミなどたくさんのセミの写真と解説があります。 特にアブラゼミに関しては、詳しく書いてあり、オシッコ、はね、体の仕 組、結婚、産卵、タマゴとふ化、幼虫の成長、セミへの羽化まで、いままで 見たこともないような「セミのなぞ」が写真を観察し、本文を読んで、どん どんわかっていきます。白くてほそながい小さなセミのタマゴから小さな幼 虫がうまれて、しばらく歩くと自分で足をはなして地面に落ちていく様子の 連続写真を見ると、小さな命が本当にけなげで、アリやクモなどにつかまら ないで、どうか無事に地面にもぐりこんでほしいといのりました。 そのほかにも、自宅での羽化の観察の仕方、産卵あとの見つけ方、セミの 天敵や病気、幼虫の飼育法、ぬけがら図鑑なども参考になります。 著者の新開孝さんは後書きで、セミのなぞをさぐるには「本や図鑑に書か れていることも大事」だけれど「もっと大事なことは〈セミが生きている自 然環境を、自分の五感を使って感じとること〉です。セミ以外のさまざまな 生きものが発しているメッセージにも、広く心を向けたいものです」と書い ています。暑い夏ですが、水筒を持ち、しっかり帽子をかぶったら、外に出 かけて歩いてみませんか。近所の公園でもかまいません。夏は、さまざまな 命の輝きがあふれている季節。きっとあなただけの発見や驚きが待っていま す。 執筆者:市川雅子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://www.kagakuyomimono.com/hon/7musekitsui/hajimetemitayo/hajimetemitayo.html 科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 海を楽しむ!〜潮の満ち引き〜 ■ 海の季節ですね。海の季節といっても私はほとんど海水浴をしたことがあ りません。子どもの頃から磯でスノーケリングをして、海の生物を捕まえて 遊んでいました。さて、皆さんは潮の満ち引きをご存知だと思います。海の 高さは一定ではありません。1日2回、ゆるやかに高くなったり低くなった り、規則的に変わっています。これが潮の満ち引きで、おもに月の引力によ っておきます。海遊びには、この潮の満ち引きがとても大きな意味がありま す。それは海に棲む生き物の生活にとって潮の満ち引きが大きく影響するか らです。海の生き物は、おおむね生活する深さが決まっています。これによ り潮が引いて海の高さが低い時は、岩の底に隠れていて、見つけにくいです。 しかし、逆に海の高さが高い時は、岩の上に出てきていることもあり、スノ ーケリングで容易に発見する事ができる場合もあります。潮の満ち引きを事 前に調べて行くと、今までとは違った海を体験できるかもしれませんよ。た だし、潮の満ち引きは潮の流れにも大きく影響しますので、十分注意して遊 んでくださいね。 (DIVER) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケットについては、 こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php 当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し 出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/business/rental/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
操作メニューへ |
メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。 科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ |
Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED |