科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第649号 ◆  ━
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                             >>>2017/10/4発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  今年のノーベル賞は、2日に生理学・医学賞、3日に物理学賞が発表され、
  本日(4日)に化学賞、6日に平和賞、9日に経済学賞が発表されます。ノ
  ーベル賞は、人類に大きく貢献した人や団体に賞が授与されます。
   さて、ミニ特別展「マジカル・ケミカル研究室 Selection」が
  2階「ものづくりの部屋」企画展示ゾーンで始まりました。
  
    参加者募集中!
    「化学ってすごい!2017秋〜化学の面白さを体感しよう〜」
  
    10月の土・日曜日、祝日はエレベータを運行します。
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2017/09/ev.php
  
   ☆10月の休館日は毎週水曜日です。
  
  * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
  本号の配信数 11,007人。
  
  
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  【1】科学技術館最新情報
      新着情報・・・ミニ特別展「マジカル・ケミカル研究室 Selection」
             理研DAY:研究者と話そう
             日本IBM TryScience実験教室
             今週のユニバース
             科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」
  
  【2】科学技術館ニュース
      お知らせ・・・化学ってすごい!2017秋〜化学の面白さを体感しよう〜
      他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
  【3】科学技術館おすすめ
      科学の本の紹介・・・「コアラ病院へようこそ」
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
  ■ ミニ特別展「マジカル・ケミカル研究室 Selection」 ■
  
   2016年夏休み特別展「マジカル・ケミカル研究室」の展示物からおす
  すめの展示物を選び、ミニ特別展を開催します。
   実験ゾーンでは、綿火薬やナイロンの合成など、実験ワークショップでも
  お見せするのが難しいレアな実験を映像でご紹介します。観察ゾーンでは、
  化学の原理が現れる不思議な実験装置や物質標本が観察できます。体験ゾー
  ンでは、分子の形を感じられる物質標本(方解石標本など)と分子模型(C
  G)で分子の世界を体験できます。
  
   開催期間:10月1日(日)〜11月30日(木)
   会  場:2階E室「ものづくりの部屋」企画展示ゾーン
   観覧料金:無料(ただし入館料は必要)
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2017/11/selection.php
  
  ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
   理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研究
  の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。み
  なさまのご来場をお待ちしています。
  
   日 時:10月15日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
   会 場:4階B室「シンラドーム」
   定 員:各回62名(当日先着順)
   研究者:村中厚哉さん(理化学研究所)
   テーマ:化学で実現!温度で色を変える
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/event/2017/10/1015day.php
  
  ■ 日本IBM TryScience実験教室 ■
  
   「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回日
  曜日に開催しています。2つ程度のプログラムを用意して開催します。
   何をするかは当日のお楽しみです。
  
   日 時:10月15日(日)13時〜16時
   会 場:4階E室「ワンダー・ガレージ」
       ※変更の可能性があります。当日館内でご確認ください
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
   土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームのス
  クリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、恒星
  の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
   「ゲストコーナー」では、「ソフトの力で世界一のワイドカメラを世界一
  便利に」としてお話しいただく予定です。
  
   日 時:10月7日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
   会 場:4階B室「シンラドーム」
   定 員:各回62名(当日先着順)
   案内役:矢治健太郎さん(国立天文台)
   ゲスト:小池美知太郎さん(国立天文台ハワイ観測所)
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://universe.chimons.org/jsf/
  
  ■ 科学技術館パソコン教室「キッズプログラミング倶楽部」 ■
  
   MITメディアラボが開発した、小学生にも使えるプログラミング環境
  「Scratch(スクラッチ)」を使用して楽しみながらプログラミングの基本
  が学べる、「キッズプログラミング倶楽部」を開催しています。
  
   日  時:11月5日(日)
        10時〜11時30分 体験クラス:はじめてのプログラミング
        12時30分〜14時 初級クラス:テニスゲーム
        14時30分〜16時 応用クラス:太陽系シミュレータ
   会  場:事務棟3階 科学技術館パソコン教室
   対  象:小学3年生〜中学3年生
        ※マウスやキーボードを使ったことがある方
   定  員:各クラス15名(先着順)
        (キッズプログラミング倶楽部Webにて申込受付状況の表示
         がありますが、処理作業の関係で満席の表示が数日遅れる場
         合もあります。その際はご了承願います)
   参 加 費:1,500円
   申込方法:メールにて
  
   申込方法や講座内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
   http://etoys.jp/kpc
  
  
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  【2】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
  ■ 化学ってすごい!2017秋〜化学の面白さを体感しよう〜 ■
  
   楽しい化学実験教室を開催いたします。絵の色を変えたり、消したり……。
  他にも、酸・アルカリによる色の変化を体感する実験など、全部で3つの実
  験を行います。
  
   日  時:10月29日(日)11時00分〜12時30分
   会  場:4階I室「実験スタジアムL」
   募集対象:小学校3〜6年生
   募集定員:30名
   参 加 費:500円(別途、入館料が必要)
   申込方法:往復はがきにて申込み<10月16日(月)必着>
  
   主  催:日立化成株式会社
   共  催:科学技術館、公益社団法人日本化学会
  
   申込方法など詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/20171029_hitachi.pdf
  
  ◆ 他館の紹介
  
  ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
  ☆10月からの大型映像館上映番組のお知らせ
  
  「スペースネクスト」(上映時間約38分)
   かつて宇宙旅行は空想上のものでした。しかし技術の進歩によって、徐々
  に現実となり始めています。スペースネクストでは宇宙開発の歴史から最新
  の宇宙開発の世界までを紹介します。
  
   期 間:12月28日(木)まで
   時 間:10時20分〜、12時40分〜、14時20分〜、16時〜
   会 場:大型映像館
   大型映像館入館料:大人620円、小・中学生260円
  
  ☆「飛行機工作教室」のお知らせ
  
   原理を学びながら、誰でも簡単に作れる模型飛行機を当館の航空機インス
  トラクター指導のもと製作します。
  
   日 時:10月14日(土)13時30分〜(製作時間 約1時間)
   受 付:13時〜(先着40名)
   会 場:記念館1階研修室
   教材費:400円
  
  ☆「室内飛行機工作講座」のお知らせ(事前申込制)
  
   室内飛行機(インドアプレーン)の製作からテストフライトまでを1日で
  行う工作講座を開催します。室内飛行機の第一人者が講師となる人気の講座
  です。
  
   日  時:11月25日(土)10時〜15時
   会  場:記念館1階研修室 テストフライト:所沢市役所ロビー
   対  象:中学生以上の方(中学生・高校生や大人の方)
   人  数:15名程度(申込順)
   費  用:700円
   申込締切:11月12日(日)
        申込方法など詳しくは、記念館Webをご覧ください。
        http://tam-web.jsf.or.jp/
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
   9月20日から26日までは動物愛護週間でした。動物の愛護と適正な飼
  養についての理解と関心を深めるために設けられていますが、動物のいのち
  を守ることは、自然の中の野生動物や、絶滅の危機にある動物にも大切なこ
  とだと思います。今月は「野生動物を救う」をテーマに本を紹介します。
  
  ■ 『コアラ病院へようこそ』〈野生動物を救おう!〉 ■
    スージー・エスターハス 文と写真/六耀社/2016年12月/
    1,600円+税
  
   オーストラリア南東海岸、ポート・マクォーリーに、病気やケガをしたコ
  アラを助け、治療してきた世界でただ一つの特別な病院「コアラ病院」があ
  ります。毎年200頭以上のコアラがやってくる「コアラ病院」では、40
  年以上にわたり、特別な訓練を受けたボランティアのチームが医師と共に世
  話をし、コアラを野生に戻すための取り組みを行っています。
   この本は野生動物写真家として世界中のいろいろな動物の写真を撮ってき
  た著者が、これまで誰も見たことのないコアラの「救出」から「回復」まで
  の様子を写真とともに紹介しています。
   オーストラリアでは2000万年前のコアラの化石が発見されています。
  人間が住みつくよりずっと大昔から、コアラは住んでいたのです。
   ポート・マクォーリーの町には多くのコアラが歩き回り、ユーカリの木の
  上で生活しています。コアラにとって、人と同じ生活空間で生きていくこと
  は、ペットの犬にかまれたり、車に撥ねられてケガをするなど、とても困難
  で危険なことです。
   コアラはカンガルーやオポッサムなどと同じ有袋類です。ジョーイと呼ば
  れているコアラの赤ちゃんは、生まれて6か月間は母親コアラの袋の中で過
  ごします。コアラは単独行動をするのでオスのコアラは、メスや赤ちゃんコ
  アラ・ジョーイとは暮らしません。ジョーイにとって母親コアラはたったひ
  とりの親なので、母親を失ったりすると、里親になる人が必要です。本書に
  は、孤児になったコアラが、人間の“里親のお母さん”に引き取られ、特別
  なケアを受ける様子が詳しく紹介されています。
   コアラ病院は教育研究病院として、オーストラリア中の科学研究プログラ
  ムとも提携してコアラの研究を支援しています。
   この本の印税の一部は、コアラ病院に寄贈されているそうです。
   どうすればコアラを助けられるか、どうしたら野生動物を助けられるか、
  「野生動物を救おう!」シリーズの『森のなかのオランウータン学園』(ス
  ージー・エスターハス 文と写真/六耀社/2017年3月)もおすすめし
  ます。
  
  執筆者:近藤君子 科学読物研究会
  
   この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
   http://www.kagakuyomimono.com/hon/8sekitsui/koalabyouin/koalabyouin.html
  
   科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
   「科学の本の紹介」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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  ■ 人がまだやっていないこと ■
  
   今年のノーベル生理学・医学賞は、体内時計のメカニズムを明らかにした、
  アメリカのジェフリー・ホール博士、マイケル・ロスバッシュ教授、マイケ
  ル・ヤング教授に授与されることになりました。また、ノーベル物理学賞は、
  重力波の初観測の成功に貢献した、アメリカのレイナー・ワイス名誉教授、
  バリー・バリッシュ名誉教授、キップ・ソーン名誉教授に授与されることに
  なりました。おめでとうございます。
   科学技術館の新展示室「くすりの部屋−クスリウム」では、製薬に関連し
  た日本人ノーベル賞受賞者の研究成果やメッセージを紹介しています。20
  16年ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅良典先生は、「科学の道を志すの
  であれば、人がまだやっていないこと、そして、自分が心底面白いと思える
  ことをやってほしいですね。」と子ども達に語りかけています。
  
   科学技術館「くすりの部屋−クスリウム」(出展協力 日本製薬工業協会)
   http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/3/3f/
  
                               (ONO)
  
  
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     お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケットについては、
     こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
  
     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/business/rental/
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
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