科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第695号 ◆  ━
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                             >>>2018/9/12発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   今日(12日)は「宇宙の日」です。「宇宙の日」にふさわしい日を広く
  一般から募集してこの日が選定されました。応募者からの主な理由は、毛利
  衛宇宙飛行士が「ふわっと‘92」の宇宙実験にスペースシャトルで飛び立っ
  た日、国際宇宙年(1992年)を記念して92年の九十二からの語呂合わ
  せだそうです。
   さて、「ボーイングSTEMプログラム in ジャパン」の応募受付はい
  よいよ明日(13日)までです。日曜日(16日)に、「理研DAY:研究
  者と話そう」を開催します。テーマは「ナノカーボン〜炭素だけで出来てい
  るナノ物質〜」です。
   Webの連載「子どもに教えたくなる! 科学技術館」の第22話(新プロ
  グラム速報!)は土曜日(15日)に発行予定です。お楽しみに!
  
   ☆9月の休館日は、12日(水)、19日(水)、26日(水)です。
  
  * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
  本号の配信数 11,089人。
  
  
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  【1】科学技術館最新情報
      新着情報・・・今週の科学ライブショー「ユニバース」
  
  【2】科学技術館ニュース
      お知らせ・・・ボーイングSTEMプログラムinジャパン
                   〜シアトル航空博物館がやってくる〜
             理研DAY:研究者と話そう
             ちょこっと工作タイム「クロマトアートの花しおり」
             科学技術館 航空宇宙STEMワークショップ
                   〜飛べ!跳べ!翔べ!〜
      他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館
  
  【3】科学技術館ラボラトリー
      科学・技術よもやま話・・・「海外の企業博物館」
  
  【4】科学技術館おすすめ
      科学の本の紹介・・・「ふしぎな目〈脳と目の科学・1〉」
  
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  【1】    ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
  ■ 今週の科学ライブショー「ユニバース」 ■
  
   土曜午後の「ユニバース」では、4階シンラドームのスクリーンに全天周
  のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、恒星の世界、銀河の世
  界、そして宇宙全体のお話や科学のお話をお伝えします。
  
   日 時:9月15日(土)14時〜、15時30分〜(各回40分)
   会 場:4階B室「シンラドーム」
   定 員:各回62名(当日先着順)
   ゲスト:林正彦さん(国立天文台)
   テーマ:「宇宙原理について」
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   https://universe.chimons.org/jsf/
  
  
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  【2】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
  ■ ボーイングSTEMプログラム in ジャパン
                  〜シアトル航空博物館がやってくる〜 ■
  
   シアトル航空博物館スタッフによる飛行機やロケットが空を飛ぶ原理を紹
  介するサイエンスショーや、ロボット製作・操作、マシュマロを人に見立て
  た宇宙服製作等のワークショップを開催します。
  
   日  時:9月29日(土)13時30分〜16時
   会  場:科学技術館サイエンスホールほか
   参加対象:小学校1年生〜中学校3年生:サイエンスショーのみ参加
        小学校4年生〜中学校3年生:サイエンスショーとワークショップへの参加
   応募方法:電子メールにて
   応募締切日:9月13日(木)
   主  催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
        The Boeing Company
  
   応募方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2018/09/stem2018.php
  
  ■ 理研DAY:研究者と話そう ■
  
   理化学研究所の研究者と話せる「理研DAY:研究者と話そう」で、研究
  の話はもとより、趣味や好きな本、映画など色々な話をしてみませんか。
  
   日 時:9月16日(日)14時〜、15時30分〜(各回30分)
   研究者:加藤雄一郎さん(理化学研究所)
   テーマ:ナノカーボン 〜炭素だけで出来ているナノ物質〜
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/event/2018/09/0916day.php
  
  ■ ちょこっと工作タイム「クロマトアートの花しおり」 ■
  
   ろ紙に水性染料ペンで花模様を描き、クロマトグラフィーの手法でインク
  を拡げ、その様子を観察します。
  
   日 時:9月22日(土)
   会 場:5階FOREST「スモンマ」横
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2018/09/0908forest.php
  
  ■ 科学技術館 航空宇宙STEMワークショップ 〜飛べ!跳べ!翔べ!〜 ■
  
   ペンシルロケット作りやランドサット衛星の写真を使った地球儀作りを通
  して、作ることの楽しさ、難しさ、面白さ、知識や技術を横断的に学ぶこと
  の楽しさを体感してもらえるワークショップと飛行の原理を学べるサイエン
  スショーを開催します。
  
   日  時:9月30日(日)
         ワークショップ  10時〜15時
         サイエンスショー 10時30〜15時15分
   会  場:4階D室イベントホール、E室ワンダー・ガレージ
   参加対象:ワークショップは小学校3年生から高校生まで。
        サイエンスショーはどなたでもご覧いただけます。
   主  催:公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
   協  力:一般財団法人日本宇宙フォーラム
   本フェスティバルは、The Boeing Companyの支援を受け
   て開催します。
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   http://www.jsf.or.jp/info/2018/09/stemws2018.php
  
  
  ◆ 他館の紹介
  
  ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
  ☆紙ヒコーキ工作教室
  
   ゴムで飛ばす紙ヒコーキの製作をします。非常に良く飛ぶ飛行機です。
  楽しく作って、芝生で飛ばしてみましょう。
  
   日 時:9月16日(日)13時30分〜(製作時間約50分程度)
   場 所:記念館 1階研修室
  
   詳しくは、こちらをご覧ください。
   https://tam-web.jsf.or.jp/?p=5240
  
  ☆「第59回科学技術映像祭入選作品」上映会のご案内
  
   第59回科学技術映像祭において入選した作品の中から2作品を上映しま
  す。迫力の大画面で入選作品をお楽しみください。
  
   開 催 日:9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)および
        22日(土)、23(日)、24日(月・祝)
   上映時間:11時20分〜(上映作品は日により異なります)
   会  場:記念館 大型映像館
  
   上映作品など詳しくは、こちらご覧ください。
   https://tam-web.jsf.or.jp/?p=5133
  
  ☆大型映像館のご案内
  
  「サムライパイロット、世界へ 室屋義秀・極限の闘い」(上映時間 約48分)
   上映期間:9月30日(日)まで
   会  場:記念館 大型映像館
  
   上映時刻など詳しくは、こちらをご覧ください。
   https://tam-web.jsf.or.jp/?page_id=91
  
  ☆室内飛行機工作講座(事前申込制)
  
   室内飛行機(インドアプレーン)の製作からテストフライトまでを1日で
  行う工作講座を、室内飛行機の第一人者が講師となり開催します。
  
   日  時:9月30日(日)10時〜15時30分
   会  場:記念館1階研修室 テストフライト:所沢市役所ロビー
   対  象:中学生以上の方(中学生・高校生や大人の方)
   申込締切:9月17日(月・祝)
  
   申込方法など詳しくは、こちらを覧ください。
   https://tam-web.jsf.or.jp/?p=4989
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
  ■ 海外の企業博物館 ■
  
   今年の初めに「全国科学博物館協議会」が主催する「海外科学系博物館視
  察研修」に参加しました。今回はドイツとオーストリアの2カ国を訪れ、世
  界最大級の科学博物館「ドイツ博物館」など、4つの博物館を公式訪問しま
  した。各館では博物館活動の実情や、象徴的な展示物の背景などの貴重な話
  を聞くことができました。また、日本全国から参加した博物館関係者の方々
  と共に視察することで、様々な意見や視点にふれる事ができ、大変充実した
  研修となりました。
   この研修では公式訪問の他に、自由に目的地を設定できる自主研修日が2
  日間設けられており、5つの博物館を訪れる事ができました。その中の一つ
  が、ドイツのバイエルン州ミュンヘンにある企業博物館、「BMW博物館」
  です。ミュンヘンの中心部から地下鉄で20分ほどの場所にある、オリンピ
  ック公園の外れには、エンジンのシリンダーをイメージしたユニークな建物、
  世界的に有名な自動車メーカー「BMW」の本社ビルがあります。このビル
  の隣に巨大なショールーム「BMWワールド」と「BMW博物館」が所在し
  ています。博物館には5,000平方メートルの展示エリアの中に7つの展
  示室があります。ここではクラシックカーからレーシングカー、バイクや航
  空機のエンジン、コンセプトカーまで、約120の展示資料を通してBMW
  の歴史や現在、未来を見ることができます。
   内部は複雑な空間となっており、真四角な展示室は見当たらず、通路は至
  る所でジグザグに折れ曲がっています。中央には大きな吹き抜けがあり、橋
  のように通路が渡っています。さらに通路は緩やかな下りのスロープになっ
  ており、3層目の入口から進むといつのまにか最下層に到達しているという、
  立体的な迷路のようなのですが、順路を進めば各展示エリアを無駄なくスム
  ーズに見学できるように計画されています。近未来的で洗練されたデザイン
  で、明暗や形状の変化に富んだ館内を巡ることで非日常感や高揚感が感じら
  れ、建物と展示デザインと展示資料である自動車やバイクが一体となり、ブ
  ランドイメージを博物館全体で体現している、という印象を受けました。B
  MWについては「高級車」という漠然としたイメージしかない筆者でしたが、
  とても見応えのある博物館視察となりました。
   ところで、科学技術館にもクルマやバイクをテーマとした展示室「ワクエ
  コ・モーターランド」があります。この展示室の出展団体「一般社団法人日
  本自動車工業会」を構成する日本の自動車メーカーの多くは、本社や関係施
  設の近くなどに独自の展示施設を設けています。それぞれのメーカーの歴史
  を表す実車も数多く見ることができ、子供の頃に身近に走っていた自動車や
  バイクを懐かしむ年齢になった筆者にとっては、興味深いものばかりです。
  これらの施設は日本全国の様々な地域に所在しています。今回の視察で触発
  された筆者は、各地を巡って多くの施設を見学したいと考えています。
  
   執筆者:田中勝 科学技術館運営部
  
   「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【4】    ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
   9月は、「目で見るふしぎ」をテーマに、視覚や目の錯覚についての本を
  紹介しています。2週目は、見え方のフシギについての本です。
  
  ■ 『ふしぎな目』〈脳と目の科学・1〉 ■
    クライブ・ギフォード 著/石黒千秋 訳/ゆまに書房/
    2016年2月/2,500円+税
  
   私たちは、普段なにげなく見ただけで「これはアサガオのたね」とか、
  「庭で隣のうちのネコが昼寝してる」などと、物を識別したり、周りの状況
  を認識したりしています。これって実はすごいことです。この本では、目・
  水晶体のしくみ、視神経、脳について、大きなイラストで解説があり、私た
  ちの目と脳がどんなふうに素晴らしい働きをしているのかがとてもよくわか
  ります。
   でも、時には、脳は両方の目から入ってきた情報を統合する時に間違えて
  しまうこともあります。その時、私たちは、見ているものが本当のものとは
  違っているように見えてしまいます。例えば、同じ大きさなのに違って見え
  たり、同じ色なのに違う色に見えたり、ないものがあるように見えたり、止
  まっている絵なのにずっと動いているように見えたり。それを、目の錯覚
  (錯視)といいます。3D、トリックアート、隠し絵など、目の錯覚を使っ
  た絵や写真を見ている時、脳はどうして、どんなふうに間違ってしまってい
  るのでしょう?
   この本では、様々なテーマでいろいろな錯覚を体験し、そのしくみを知る
  ことができます。びっくりするようなトリックアートの種明かしを知っても、
  どうしてそんなふうに見えてしまうのかがわかっても、自分の目で確かめて
  みると、やっぱりどれも不思議です。トリック写真の撮り方や、不可能図形
  の描き方などもあり、実際にチャレンジしてみたくなります。
   巻末には用語の解説もあり、豊富なテーマで、驚きの錯視がたくさん紹介
  されているので、たっぷりと視覚のふしぎを楽しめます。
  
   執筆者:古屋ちえり 科学読物研究会
  
   科学読物研究会ホームページ http://www.kagakuyomimono.com/
  
   「科学の本の紹介」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   竹橋駅から科学技術館へ歩くと、ちょうど竹橋の上あたりで無数の小さな
  虫が飛び交っているのがわかります。1匹つかまえて調べてみたところ、
  「ジュンサイハムシ」か、それに近いハムシという甲虫の仲間のようです。
  お堀の水草を食べて、ちょうど今頃に羽化して飛び回っているのだと思いま
  す。
   ハチのような毒はありませんので、もしぶつかってきても安心して、そっ
  と払いのけてださいね。
  
   「ジュンサイハムシ」の写真
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/695/695.html
                               (まりこ)
  
  
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     お得な割引回数券―科学技術館リピーターズチケットについては、
     こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
  
  
     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/business/rental/
  
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     最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
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