科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第800号 ◆  ━
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                             >>>2022/6/15発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは、おかげさまで、今号で記念すべき第800号を迎え
  ました。編集スタッフ一同、これからも皆様にたくさんの館の最新情報や楽
  しく役に立つ読み物を提供してまいりたいと考えております。科学技術館・
  副館長からも皆様にご挨拶をさせていただきます。
  
  *当メルマガは、毎月第3水曜日に発行しております。
  
  本号の配信数 11,067人。
  
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  読者の皆様へ 〜第800号に寄せて   科学技術館・副館長 湯浅 孝
  
   2004年11月に始まった「科学技術館メールマガジン」が、今回でつ
  いに800号の配信となりました。この間、登録者数も増え続け、現在約
  11,000人の皆様にご購読いただいております。記念すべき号の配信に
  あたり、毎月ご購読いただいております科学技術館のファンの皆様に御礼を
  申し上げます。長く続いたコロナ禍もやっとトンネルの出口が見え始めたと
  ころであり、まさに「コロナからの復活」にむけて科学技術館ではさまざま
  な楽しいイベントを企画して準備しているところです。本メルマガにてお知
  らせしていきますので、ぜひチェックしてみてください。今後も科学技術館
  およびメルマガをどうぞよろしくお願いいたします。
  
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
  【1】科学技術館最新情報
      新着情報・・・科学技術館 開館のお知らせ
             イベント「学ぼう! 気象⇔防災〜北の丸気象講座〜」開催
  
  【2】科学技術館ニュース
      お知らせ・・・「クルマのリサイクル作品コンクール」
                          入賞作品ポスター展示
             「サイエンス友の会 科学技術館ファミリー」
                             メンバー募集中
      他館情報・・・所沢航空発祥記念館からのお知らせ
  
  【3】科学技術館ラボラトリー
      自然と友だち・・・「珍しい野山の草花と生きものたちの生態」
  
  【4】科学技術館おすすめ
      科学の本の紹介・・・『珪藻美術館 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界』
                〈たくさんのふしぎ傑作集〉
  
  
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  【1】     ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★
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  ◆ 新着情報
  
  ■ 科学技術館 開館のお知らせ ■
  
   科学技術館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を徹底しながら開館し
  ております。ご見学には事前のネット予約が必要です。館ホームページにて
  「ご来館に際してのお願い」、「ご見学時の注意事項」をご確認のうえ、ご
  予約をお願いいたします。現在、6月〜8月のご予約を受け付けております。
  
  予約受付中:〜8月30日(火)
  ※休館日 6月〜8月は以下の水曜日
       6月22日・29日、7月6日・13日・20日、8月31日
  開館時間 :10:00〜16:50(最終入館16:00)
  
  詳しくは、こちらをご覧ください。
  https://www.jsf.or.jp/info/information/1888/
  
  
  ■ イベント「学ぼう! 気象⇔防災 〜北の丸気象講座〜」開催 ■
  
   科学技術館では「気象を知り、災害に備える」をテーマとして、気象の基
  本原理を学ぶとともに、これらから予測される災害や最新の防災関連技術を
  パネルや展示で紹介するイベント「学ぼう! 気象⇔防災」を開催します。
   第1弾となる「北の丸気象講座」は、私たちの生活に密着している気象が
  テーマです。科学技術館のある「北の丸公園」には東京都心の気象観測を行
  っている「北の丸公園露場」があり、当館屋上にも観測装置が設置されてい
  ます。これらの観測装置から得られたデータを活用して、日々の天気予報や
  防災に役立てられていることを紹介します。そしてこれらのデータから予測
  される自然災害について知るとともに、防災にどのように役立てるのかにつ
  いて学びましょう。
   「備えあれば憂いなし」。気象と防災について双方から学ぶことで日々の
  防災を考え、万が一の時に対応できる力をつけましょう。
  
   開催期間:6月18日(土)〜26日(日)
   会  場:5階 H棟(イベントスペース)
   主  催:科学技術館
   協  力:東京管区気象台、地球ウォッチャーズ気象友の会
  
  詳しくは、こちらをご覧ください。
  https://www.jsf.or.jp/event/202206/bousai.php/
  
  ※このイベントは、公益財団法人JKAによる競輪の補助を受けています。
  
  
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  【2】    ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★
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  ◆ お知らせ
  
  ■ 「クルマのリサイクル作品コンクール」入賞作品ポスター展示 ■
  
   科学技術館では、公益財団法人自動車リサイクル促進センターが主催する
  「クルマのリサイクル作品コンクール」にて、全国の小学生からの応募作品
  から選ばれた入賞作品のポスターを4階サイエンスギャラリーにて展示して
  います。
   「クルマのほとんどがリサイクル」「リサイクルしやすいクルマづくりが
  進められている」など、クルマのリサイクルは知られていない「ちょっとい
  いところがたくさん!」。「自動車リサイクル」について学べ、みんなに知
  ってもらいたいことがつまった作品をご覧ください。
  
   開催期間:6月30日(木)まで
   会   場:4階サイエンスギャラリー
   主  催:公益財団法人自動車リサイクル促進センター(JARC)
  
  詳細は、こちらをご覧ください。
  https://www.jsf.or.jp/event/2022060230/
  
  
  ■ 科学ライブショー「ユニバース」上演会 ■
  
   毎週土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドーム
  のスクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
  恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話や科学のお話をお伝えしま
  す。6月の予定は以下の通りです。
  
   6月25日 案内役:矢治健太郎さん(自然科学研究機構核融合科学研究所)
  
   上演時間:毎週土曜日 14時〜、15時30分〜(各回約40分)
        ※10時〜 整理券配布
   会  場:4階B室「シンラドーム」
  
  詳しくは、こちらをご覧ください。
  https://universe.chimons.org/jsf/
  
  
  ■ 「サイエンス友の会 科学技術館ファミリー」メンバー募集中 ■
  
   科学技術館を何度でも楽しめる、新しいメンバー制度「サイエンス友の会
  科学技術館ファミリー」のメンバーを募集しています。ご入会時から1年間
  にわたって、科学技術館に何度でもご来館いただけ、メンバー対象のイベン
  ト(有料、抽選あり)にも優先的にご参加いただけます。メンバーになって、
  いろいろな分野の科学や技術に出会ってみませんか?
  
  詳細・ご入会についてはこちらをご覧ください。
  https://www.jsf.or.jp/guide/#post-2662
  
  
  ◆ 他館情報
  
  ■ 所沢航空発祥記念館からのお知らせ ■
  
   所沢航空発祥記念館は、引き続き新型コロナウイルスの感染対策として、
  埼玉県の提唱する「彩の国『新しい生活様式』安心宣言」に従った対応を徹
  底して開館しております。館内のお客様が300名を超えた場合、入場制限
  を実施することがあります。入館にあたっては、所沢航空発祥記念館ホーム
  ページ ( https://tam-web.jsf.or.jp/ )をご確認のうえ、おでかけくだ
  さい。
  
  ☆ひこうき工作教室
  
  新型コロナウイルス感染対策のため、休止しておりました“ひこうき工作教
  室”が再開いたします。
  ・カブIII
   内 容:軽いバルサの胴体にゴムをひっかけ、離して飛ばす紙飛行機をつ
       くります。より遠くまで、より長い時間飛ぶように調整すること
       に夢中になれます。
   日 時:6月18日(土)13:30〜(約1時間30分)
   参加費:400円
  
  参加方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
  https://tam-web.jsf.or.jp/kousaku202206
  
  ☆大型映像館の上映作品
  
  ・「アマゾン・アドベンチャー」を上映
  上映期間:6月30日(木)まで
  
  ・「大恐竜時代」を上映
  上映期間:6月30日(木)まで
  
  各上映時間など、詳しくはこちらをご覧ください。
  https://tam-web.jsf.or.jp/movie_theater/#schedule
  
  
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  【3】    ★ 科 学 技 術 館 ラ ボ ラ ト リ ー ★
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  ◆ 自然と友だち
  
  ■ 珍しい野山の草花と生きものたちの生態 ■
  
   各地で梅雨入りのニュースが伝えられています。今月は、野山を歩いて目
  にした珍しい草花・小動物や、家にいて身近で触れ合う花や昆虫などの変わ
  った生態の写真をお届けいたします。
   
  「珍しい野山の草花と生きものたちの生態」の写真と文はこちらからご覧ください。
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/tatsuno_93
  
   執筆者:加納巌
  
   「自然と友だち」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html
  
  
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  【4】     ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
   今月紹介するのは、小さなプランクトン「珪藻」が主役の「美術館」の写
  真絵本です。珪藻はガラス質の殻を持つ藻の仲間。珪藻をご存じない方も、
  珪藻土のバスマットやコースターなどはご覧になったことがあるのでは? 
  さて、いったいどんな美術館でしょう。
  
  ■ 『珪藻美術館 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界』〈たくさんのふしぎ傑作集〉 ■
     奥 修 文・写真/福音館書店/2020年9月/1,300円+税
  
   表紙、それに続く数ページにわたって散りばめられた、虹色のガラス細工。
  形もさまざまで、不思議な美しさ。これらは0.1ミリにも満たない珪藻の
  殻を並べた顕微鏡写真です。作品を作った著者の奥修さんは、珪藻の研究者
  で、このように珪藻を並べた作品(珪藻アート)を作る人は世界に数人しか
  いないそうです。
   前半は、珪藻についてと作品の制作過程が説明されています。
   珪藻は繁殖力が強く、葉緑体を持ち地球上の酸素の4分の1くらいを作っ
  たとも言われていて、また他の生きもののエサにもなっている重要な藻なの
  だそうです。ガラス質の殻は、微細な凹凸と孔(あな)があり、まるで芸術
  作品のような形と模様で、多くの人が魅了されてきました。
   制作過程にも驚かされます。なにせ相手はミクロの世界。ちょっとしたホ
  コリや汚れも大敵で、ほとんどの作業は顕微鏡を見ながら。細心の注意と、
  並々ならぬ努力と工夫・技術が、そこにはありました。中には、珪藻を並べ
  る時に自分の体の「あるもの」を利用するなど、意外なことも。詳細は本を
  読んで確かめてみてください。
   後半の「珪藻アートの世界」では、作品の数々が並んでいて圧倒されます。
  珪藻を並べて作ったクリスマスツリーや、同じ作品に光の当て方を変えただ
  けで色が変わる様子など、興味が尽きません。
   「珪藻美術館」、それは自然が作った珪藻の精緻で芸術的な造形と、驚異
  的な著者の努力がおりなす、ミクロの美術館です。
  
   執筆者:木甲斐由紀 科学読物研究会
  
   科学読物研究会ホームページ https://kagakuyomimono.net/
  
   「科学の本の紹介」のバックナンバー
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  
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     当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し
     出しを行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
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