科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第832号 ◆ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2025/2/19発行 こんにちは。科学技術館です。 今年の2月19日から3月4日ころにかけては、二十四節気で「雨水(うす い)」と呼ばれます。冬から春への移行期で、厳しい寒さから気温も徐々にや わらぎ、雪が解け、雨水になる変化を表わしています。変化のある時期という のは、何かわくわくさせるものがありますね。当館のある北の丸公園でも、こ うした季節の変化をいろいろ体感できそうです。そして館内では、2月17日 に「量子技術」をテーマにした新展示室がついにオープンしました。楽しい体 験ができる展示物がいろいろありますので、ぜひお立ち寄りください。 開館情報を含む最新情報については、科学技術館の公式ホームページ ( https://www.jsf.or.jp/ )をご覧ください。 本号の配信数 10,813人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館最新情報 新着情報 ・量子技術の新展示室「フューチャー〈クオンタム ワールド〉」 オープン! ・数と図形を体感! 〜マスレチック・ランド展〜 ・科学技術映像祭 説明会・講演会 開催 −3月2日(日)14時〜 参加無料− ・「青少年のための科学の祭典2025全国大会」個人出展者募集のご案内 【2】科学技術館ニュース お知らせ ・科学技術映像祭をご存じですか −来春に学生部門の募集が始まります− ・科学技術館開館60周年 数量限定オリジナルクッキー販売中 ・科学ライブショー「ユニバース」上演会 ・科学技術館 前売券 販売中 ・「サイエンス友の会 科学技術館ファミリー」メンバー募集中 他館情報 ・所沢航空発祥記念館からのお知らせ 【3】科学技術館おすすめ 科学の本の紹介 ・『ミツツボアリをもとめて ーアボリジニ家族との旅ー』 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 最 新 情 報 ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 量子技術の新展示室「フューチャー〈クオンタム ワールド〉」オープン!■ 2025年2月17日(月)、5階C室に、量子技術が実現する未来をテーマ とした新展示室「フューチャー〈クオンタム ワールド〉」がオープンしました。 量子コンピューターは、今までのコンピューターが苦手としてきた「組合せ最適 化計算」を超高速で処理でき、社会の様々な場面で、これまで解決が困難だった 課題を解消する技術として大きな期待が寄せられています。新展示室では、こう した量子技術について、様々な体験展示を通じて楽しく学ぶことができます。 詳細は、こちらからご覧ください。 https://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/5th/c/ ※なお展示室のうち、「量子技術がつくる未来」ゾーンは、宝くじの社会貢献広報 事業として助成を受け、整備するものです。 ■ 数と図形を体感! 〜マスレチック・ランド展〜 ■ 冬のプチ企画展「数と図形を体感! 〜マスレチック・ランド展〜」を4階の 特設会場で好評開催中です。会場には、2016、2017年度に製作した巡 回展示物「マスレチック・ランド」から人気の展示物を厳選して展示していま す。「マスマティクス(数学)+アスレチック」ランドで、パズルのような、 アートのような、楽しい「数」と「図形」の世界を遊びつくしましょう! 開催期間:3月18日(火)まで 会 場:4階E室 特設会場 入場料:入館料のみでご覧いただけます。 主 催:公益財団法人 日本科学技術振興財団・科学技術館 詳細は、こちらからご覧ください。 https://www.jsf.or.jp/event/202502mathletic-land ■科学技術映像祭 説明会・講演会 開催 −3月2日(日)14時〜 参加無料−■ 科学技術映像祭は昭和35年(1960年)に第1回を開催して以来、 映像技術の変化等に対応して途切れることなく発展し、現在第66回開催 に向けて準備を進めております。第66回から新たな応募部門として「学 生部門」(大学生以下)を新設しました。この「学生部門」の周知のため に、若いクリエーターの卵に向けた説明会を3月2日(日)に開催いたし ます。参加無料です。 さらに本会では、著名な方々をお招きし映像制作に関して様々な視点で ご講演いただきます。映像制作にご興味の方も、講演をお聞きになりたい 方も貴重なこの機会にぜひご参加ください。 日時:2025年3月2日(日)午後2時〜 (16時過ぎ終了予定) 場所:デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス3F E12−13教室 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4−6 御茶ノ水ソラシティアカデミア 3F 講演内容 (敬称略) ・科学技術映像祭・学生部門の募集について 科学技術映像祭運営委員会委員長 永野博 日本科学技術振興財団理事 木本徹 ・動画制作において守るべきガイドライン 渋谷カケル法律事務所 弁護士 高木啓成 ・映像制作関係者から皆様へ 「チ。―地球の運動について―」製作委員会幹事・プロデューサー、 (株)スカパー・ピクチャーズ代表取締役 長内敦 ・人類の宇宙観の変遷 自然科学研究機構 国立天文台 天文情報センター長 渡部潤一 以下のURLから参加申し込みをお願いします。先着100名様です。参加 受付者のみ、申込いただいたアドレスに参加方法を返送いたします。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSewlZ24u8W6LpOSOIXrLey7268IuovAuIX9gTWYJMfyHrD9ng/viewform 詳細は、こちらからご覧ください。 https://www2.jsf.or.jp/main-activities/education/eizousai/ ■ 「青少年のための科学の祭典2025全国大会」個人出展者募集のご案内 ■ 2025年夏の全国大会個人出展者の募集のお知らせを掲載しました。 出展を希望される方は「青少年のための科学の祭典2025全国大会」個人 出展者募集についてのページをご覧ください。 出展1次調査票提出期限:3月7日(金)(必着) ※「青少年のための科学の祭典2025全国大会」 開催期間:7月26日(土)、27日(日)を予定 会 場:科学技術館 応募方法など詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.kagakunosaiten.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 ニ ュ ー ス ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ 科学技術映像祭をご存じですか −来春に学生部門の募集が始まります− ■ 科学技術映像祭は、次回第66回から近年の映像技術の革命的な進展、それ に伴う映像制作者の拡大に対応するとともに、優秀作品を多くの方々に鑑賞し ていただく機会を増やすため、公募時期の変更、応募部門の変更(特に学生部 門の新設)、応募料の導入などを予定しています。 学生部門は、今回初めて創設された部門で、応募は大学生以下が対象です。 学生部門は応募料は無料。一般部門と同様に、作品の長さで10分以内のもの、 それ以外と長さで2区分されます。奮ってご応募ください。 作品は、2024年1月から2025年3月までに制作されたものが対象で、 2025年4月からの募集開始を予定しています。 詳しくは、こちらの映像祭ウェブサイトをご覧ください。 http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/ http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/66/NoticeOfChangeOfEvent.htm ■ 科学技術館開館60周年 数量限定オリジナルクッキー販売中 ■ 科学技術館60周年を記念して、オリジナルクッキーを1階ミュージアム ショップにて数量限定販売中です! ご購入いただいた方には、オリジナル ポストカードをプレゼント!! また、缶の蓋に表示されたQRコードを読 み取ると、貴重な「60周年記念映像」が見られます。 残りわずかとなりましたので、ご購入をお考えの方はお早めにお買い求め ください。 詳細は、こちらからご覧ください。 https://www.jsf.or.jp/info/60th_cookie ■ 科学ライブショー「ユニバース」上演会 ■ 第2、第4土曜日の午後は、科学ライブショー「ユニバース」の日。4階 「シンラドーム」のスクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、 地球から太陽系、恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話や科学の お話をお伝えします。直近(1〜2月)の予定は以下の通りです。 開 催 日:2月22日(土)、3月8日(土)、3月22日(土) 上演時間:14:00〜、15:30〜(各回約40分) ※9:30からシンラドーム前で整理券を配布いたします。 会 場:4階B室「シンラドーム」 詳しくは、こちらをご覧ください。 https://universe.chimons.org/jsf/ ■ 科学技術館 前売券 販売中 ■ 科学技術館入館の前売券を販売しております。通常料金よりお安くなって おりますので、次回のご来館の際やプレゼント等にぜひご利用ください。 【ご購入・ご利用にあたっての注意】 ・有効期間:発行日(購入日)の翌日より3カ月間です。 ※発行日当日のご利用はできません。 ※休館日および年末年始はご利用できません。 ・料 金:大人 850円(通常料金950円) 中学生・高校生 540円(通常料金600円) 子供(4歳以上) 450円(通常料金500円) ・販売場所:科学技術館1階チケットカウンター ※販売は16:00まで 詳しくは、こちらをご覧ください。 https://www.jsf.or.jp/info/12992/ ■ 「サイエンス友の会 科学技術館ファミリー」メンバー募集中 ■ 科学技術館を何度でも楽しめる、新しいメンバー制度「サイエンス友の会 科学技術館ファミリー」のメンバーを募集しています。ご入会時から1年間 にわたって、科学技術館に何度でもご来館いただけ、メンバー対象のイベン ト(有料、抽選あり)にも優先的にご参加いただけます。メンバーになって、 いろいろな分野の科学や技術に出会ってみませんか? 詳細・ご入会についてはこちらをご覧ください。 https://www.jsf.or.jp/guide/#post-2662 ◆ 他館情報 ■ 所沢航空発祥記念館からのお知らせ ■ ☆ロボット展「Fighting Robots 現代アーティストたちによるサイドストーリー」 ポップカルチャーをテーマにした周遊型アートフェスティバル「Pop Over Musashino」をところざわサクラタウン内の角川武蔵野ミュージアムと、所沢航空 発祥記念館の2か所で開催します。 日本で初めて飛行場が出来た場所に建つ所沢航空発祥記念館では、空飛ぶ70 年代のロボットアニメをモチーフに、現代アーティスト5名が様々な手法で表現 します。 開催期間:2月7日(金)〜3月30日(日) 詳しくは、こちらをご覧ください。 https://tam-web.jsf.or.jp/17327/ ☆特別展「雄飛号飛行船 誕生110周年展」 【好評につき、会期延長が決まりました】 臨時軍用気球研究会は、ドイツから輸入した飛行船「パルセバル」を改造し 「雄飛号」を所沢飛行場の格納庫で製作しました。飛行船の前身となる気球の 歴史から、1915年に誕生した雄飛号飛行船について、当館所蔵資料から紹 介します。 開催期間:4月6日(日)まで 詳しくは、こちらをご覧ください。 https://tam-web.jsf.or.jp/yuhi110th/ ☆キッズ・チャレンジ倶楽部 科学や自然を通して「新しいこと・気になっていることにチャレンジした い!」と思っている皆さんを応援する活動です。参加をご希望の方はリンク 先よりお申し込みください。 ・体験ブース「ワイヤリングでキーホルダー作り」 開催日時:3月2日(日)13:00〜16:00(1回20分程度) 場 所:所沢航空発祥記念館 1階研修室 参加受付:当日先着30名程度(材料がなくなり次第受付終了) 開催スケジュールなど詳しくは、こちらをご覧ください。 https://tam-web.jsf.or.jp/kids/ ☆大型映像館の上映予定 1.春休み特別上映 上映作品:「しまじろうとおおきなき」(上映時間約33分) 上映期間:3月15日(土)〜31日(月)11:30〜、15:30〜 2.大型映像館上映会「たまには映画 観に行かない?」 上映作品:「ひつじのショーンUFOフィーバー!」(上映時間約86分) 上映日時:3月8日(土)14:20〜 巨大スクリーンでの大型映像をお楽しみください。 上映作品・上映時間など、詳細はこちらをご覧ください。 https://tam-web.jsf.or.jp/movie_theater/ 所沢航空発祥記念館の情報の詳細については、こちらをご覧ください。 https://tam-web.jsf.or.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 お す す め ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 琵琶湖畔にアトリエを構える今森光彦さんは里山を愛し、自然との調和を模 索し続けています。数多くの昆虫の生態を美しい写真絵本や切り絵で表現した 彼の著作に魅了された人は少なくないでしょう。 ■ 『ミツツボアリをもとめて ーアボリジニ家族との旅ー』 ■ 今森 光彦 著/偕成社/2024年9月/1,600円+税 今回の舞台は南オーストラリアの砂漠地帯。今森さんは、まだ見たことのな いミツツボアリを探す旅に出かけます。このアリは、数万年前からこの地で暮 らしてきたアボリジニの人たちにとって大好きなおやつ。アボリジニの家族と 知り合いになり、アリを探す旅に同行することになりました。岩だらけのゴロ ゴロとした地面にも、特有のバッタやトカゲがいて、花や木も生えています。 旅の途中で家族はイモムシ(コウモリガの幼虫)をおいしそうに食べ、巨大な シロアリの巣がニョキニョキ立っているところも通ります。 そしてついにミツツボアリが集まるというマルガの木を見つけ、その根もと にある小さな穴を掘ると、その中の小さな部屋にあめ色のビー玉がいくつもぶ ら下がっているのを見つけました。働きアリの一部がおなかに蜜をたくわえ、 一歩も動かずに仲間のアリに口うつしで蜜を与えるのです。砂漠というきびし い環境で生き抜く昆虫の知恵です。ワイン色にかがやくミツツボアリ数匹がぶ ら下がっている見開き2ページいっぱいに写し出された写真に息を呑みます。 まるでブドウのようなそのアリをおいしそうに舌にのせ、食べる子ども。 「アボリジニの人たちは、人間をほかの生き物と区別しない。すべてがおな じ仲間だといまでもそう信じている」という言葉は、私たちの生き方に疑問を 投げかけているように感じます。 執筆者:福田 晴代 科学読物研究会 科学読物研究会ホームページ https://kagakuyomimono.net/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■科学技術館SNS公式アカウントで最新情報や楽しいコンテンツをお届け しています。お気軽に閲覧、ご登録ください。 ・X(旧Twitter) https://twitter.com/JSF_SMT ・Instagram https://www.instagram.com/sciencemuseum.jp/ ・Facebook https://www.facebook.com/ScienceMuseum.jp/ ・YouTube https://www.youtube.com/channel/UC49I9-_5zsYNO4ue1lTI-OQ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 当館では、実験・工作ができる会場のほか、イベントホール等の貸し出し を行っています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。 https://www.jsf.or.jp/business/#post-3100 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> https://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホームページ からお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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